JP2568765Y2 - 溝切加工装置用カッタードレッサー - Google Patents

溝切加工装置用カッタードレッサー

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JP2568765Y2
JP2568765Y2 JP59093U JP59093U JP2568765Y2 JP 2568765 Y2 JP2568765 Y2 JP 2568765Y2 JP 59093 U JP59093 U JP 59093U JP 59093 U JP59093 U JP 59093U JP 2568765 Y2 JP2568765 Y2 JP 2568765Y2
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秀月 ▲しぇ▼
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秀月 ▲しぇ▼
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、溝切加工装置用カッタ
ードレッサー、特に円筒状の電気抵抗素子などの外周面
にらせん状の溝を切り、その抵抗値を調整する溝切加工
装置のカッターブレードを研磨するためのカッタードレ
ッサーに関する。
【0002】
【従来の技術】円筒状の電気抵抗素子などの外周面に溝
を切りその抵抗値を調整する装置は公知である。それら
の溝切加工装置では、ダイヤモンドなどの超硬砥粒を含
むカッターブレードが用いられているが、これらは加工
中激しく磨耗するので、しばしば、取り外しドレッシン
グをする必要があるが、この作業は高度の熟練を要し、
煩雑である上、長時間機械の運転が停止するので、溝切
加工装置の効率が低下するという問題があった。従っ
て、カッターブレードが磨耗したときは、これを機械に
装着したままで、簡単にドレッシングができるようにな
れば、極めて好都合である。
【0003】かかる観点から、本考案者は、先に実願平
4−76351号において、カッターブレードを取り外
すことなく簡単にドレッシングし得る装置を開示した。
即ち、当該装置は、こゝに添付の図5及び図6に示すよ
うに、一対の互いに平行な第一アーム(131)及び第
二アーム(132)により、互いに平行に両端を支持さ
れる一対のガイドバー(15,16)に、隙間調整ブロ
ック(5)を挟んでその左右に第一連動ブロック(3
1)及び第二連動ブロック(32)を設け、ドレッシン
グ用のダイヤモンド砥石車(412,422)が回転自
在に取り付けられる砥石車駆動部(413,423)を
有する取付ブロック(41,42)を、互いに相対向す
るよう、上記第一連動ブロック(31)及び第二連動ブ
ロック(32)に設けた円柱状の支持部に回動可能に且
つ所望の回動位置で固定可能なよう取り付けると共に、
第一連動ブロック(31)と第二連動ブロック(32)
の間隔を隙間調整ネジ(51)により調節可能に、また
両ブロックの位置を位置調整ネジ(14)により調節し
得るように構成した溝切加工装置用カッタードレッサー
であり、公知の溝切加工装置の上方に設置して、溝切加
工装置のカッターブレード(811)(図6参照)を取
り外すことなくドレッシングし得るものであった。
【0004】然しながら、この装置においては、カッタ
ーブレードの刃面を両側から研磨するものであったた
め、カッターブレードの刃先に亀裂が生じ易く、溝切加
工された製品の加工精度及び品質を低下させるという問
題があり、また、装置の部品数が多く、組立てが面倒で
製造コストが高くつくという問題点もあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の問題点
を解決するためなされたものであり、その主たる目的
は、溝切加工装置のカッターブレードを装置に装着した
まゝで簡単にドレッシングでき、カッターブレードの刃
先に亀裂を生じることがなく、装置の部品数が少なく、
組立ても容易で製造コストも安く済む溝切加工装置用カ
ッタードレッサーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、基台と、
基台に取り付けられた互いに平行な一対のガイドバー
と、ガイドバーが挿通されるガイド孔を有し、ガイドバ
ーに沿って移動自在に支持される連動ブロックと、連動
ブロックを基台に向かって引き寄せる方向に弾性力を作
用させる引張バネと、基台に明けたネジ孔に挿通され、
先端が連動ブロックに当接し、これをネジ込むことによ
り連動ブロックが引張バネに抗して基台から離隔せしめ
られ、反対方向にネジを緩めることにより連動ブロック
が引張バネに引かれて基台に近接せしめられるよう作用
する位置調整ネジと、上記連動ブロックに対し、そのガ
イド孔とは直交する軸を中心に回動可能かつ所望の角度
位置で固定可能なよう取り付けられる砥石車取付ブロッ
クと、砥石車取付ブロックに回転自在に取り付けられる
ダイヤモンド砥石車と、砥石車取付ブロックに取り付け
られ、ダイヤモンド砥石車を回転せしめるモータ及び所
要の回転伝達機構と、から構成されたことを特徴とする
溝切加工装置用カッタードレッサーによって達成でき
る。
【0007】
【作用】以下、図面により本考案を詳細に説明する。図
1は本考案に係る溝切加工装置用カッタードレッサーの
一実施例の全体構成を示す斜視図、図2はその立体分解
図、図3は連動ブロックの位置の調整方法を示す断面
図、図4はドレッシング用工具の傾角の調整方法を示す
説明図である。
【0008】これらの図に示されたカッタードレッサー
装置は、図示されていないが、本願出願人が実願平4−
75537号等で開示した溝切加工装置の回転カッター
の上方に設置され、そのカッターブレードが磨耗したら
必要に応じてその研磨を行うものである。
【0009】図1及び図2に示すように、本考案に係る
カッタードレッサーは、基台(5)と、固定ネジ(図2
中の531,531,532,532)により基台
(5)のアーム部(52)の切欠き(51)内に伸長す
るよう取り付けられた互いに平行な一対のガイドバー
(54,55)と、上記一対のガイドバー(54,5
5)がそれぞれ挿通されるガイド孔(81,82)を有
し、ガイドバー(15、16)に沿って移動自在に支持
される連動ブロック(8)と、両端(図2中の831及
び832)が、基台(5)の底面に取り付けられたネジ
(59)と連動ブロック(8)の底面に取り付けられた
ネジ(59)とにそれぞれ係止され、連動ブロック
(8)を基台(5)に向かって引き寄せる方向に弾性力
を作用させる引張バネ(83)と、基台(5)に明けた
ネジ孔(56)に挿通され、その先端が上記連動ブロッ
ク(8)の基台との対向面(84)に形成した凹部(8
41)に当接せしめられる位置調整ネジ(7)であっ
て、これをネジ込むことにより連動ブロック(8)が引
張バネ(83)に抗して基台(5)から離隔せしめら
れ、反対方向にネジを緩めることにより連動ブロック
(8)が引張バネ(83)に引かれて基台(5)に接近
せしめられるよう作用する位置調整ネジ(7)と、上記
連動ブロック(8)のガイド孔(81,82)と直交す
る向きに明けられた軸穴(89)に挿通される支軸(9
7)を有し、この支軸(97)を中心に回動可能なよう
に、かつセットスクリュー(91)により所望の角度位
置で固定可能なよう連動ブロック(8)に取り付けられ
る砥石車取付ブロック(9)と、砥石車取付ブロック
(9)に回転自在に取り付けられるダイヤモンド砥石車
(93)と、砥石車取付ブロック(9)に取り付けら
れ、ダイヤモンド砥石車(93)を回転せしめるモータ
(96)と、モータ(96)の回転軸に取り付けたプー
リ(98)及びダイヤモンド砥石車(93)の回転軸
(92)に取り付けたプーリ(94)間に掛け渡される
ベルト(95)等から成る回転伝達機構と、から構成さ
れるものである。
【0010】その機能は、不使用時には、図3に示すよ
うに、位置調整ネジ(7)をねじ込むことにより連動ブ
ロック(8)が引張バネ(83)に抗して基台(5)か
ら離隔せしめ、ダイヤモンド砥石車(93)を溝切加工
装置のカッターブレードから離しておき、使用時には、
位置調整ネジ(7)を反対方向に廻すことにより連動ブ
ロック(8)が引張バネ(83)に引かれて基台(5)
に接近せしめられるものであるから、ダイヤモンド砥石
車(93)が溝切加工装置のカッターブレードに引張バ
ネ(83)の作用で適切な圧力で当接せしめられ、その
状態でモータ(96)を回転駆動することによって、カ
ッターブレードがドレッシングされる。
【0011】カッターブレードに対するダイヤモンド砥
石車(93)の角度の調整は、セットスクリュー(9
1)を緩めて、図4に示す如く取付ブロック9をその支
軸(97)を中心に回動させ、適正な角度位置でセット
スクリュー(91)を締めることにより、調節固定され
る。
【0012】
【考案の効果】本考案は叙上の如く構成されるので、本
考案によるときは、溝切加工装置のカッターブレードを
装置に装着したまゝで簡単にドレッシングでき、カッタ
ーブレードの刃先に亀裂を生じることがなく、装置の部
品数が少なく、組立ても容易で製造コストも安く済む溝
切加工装置用カッタードレッサーが提供されるものであ
る。
【0013】なお、本考案の構成は叙上の実施例に限定
されるものでなく、上記の説明から当業者が容易に推考
し得る全ての変更例を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る溝切加工装置用カッタードレッサ
ーの一実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図2】その立体分解図である。
【図3】連動ブロックの位置の調整方法を示す断面図で
ある。
【図4】ドレッシング用工具の傾角の調整方法を示す説
明図である。
【図5】本考案者が実願平4−76351号において開
示したカッタードレッサーの全体構成を示す斜視図であ
る。
【図6】図5に示した実願平4−76351号のカッタ
ードレッサーを溝切加工装置の上部に設置した状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
5 基台 54,55 ガイドバー 56 ネジ孔 7 位置調整ネジ 8 連動ブロック 81,82 ガイド孔 83 引張バネ 9 取付ブロック 91 セットスクリュー 93 ダイヤモンド砥石車 96 モータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(5)と、 基台(5)に取り付けられた互いに平行な一対のガイド
    バー(54,55)と、 ガイドバー(54,55)が挿通されるガイド孔(8
    1,82)を有し、ガイドバー(15、16)に沿って
    移動自在に支持される連動ブロック(8)と、 連動ブロック(8)を基台(5)に向かって引き寄せる
    方向に弾性力を作用させる引張バネ(83)と、 基台(5)に明けたネジ孔(56)に挿通され、先端が
    連動ブロック(8)に当接し、これをネジ込むことによ
    り連動ブロック(8)が引張バネ(83)に抗して基台
    (5)から離隔せしめられ、反対方向にネジを緩めるこ
    とにより連動ブロック(8)が引張バネ(83)に引か
    れて基台(5)に近接せしめられるよう作用する位置調
    整ネジ(7)と、 上記連動ブロック(8)に対し、そのガイド孔(81,
    82)とは直交する軸を中心に回動可能かつ所望の角度
    位置で固定可能なよう取り付けられる砥石車取付ブロッ
    ク(9)と、 砥石車取付ブロック(9)に回転自在に取り付けられる
    ダイヤモンド砥石車(93)と、 砥石車取付ブロック(9)に取り付けられ、ダイヤモン
    ド砥石車(93)を回転せしめるモータ(96)及び所
    要の回転伝達機構(92,94,98)と、 から構成されたことを特徴とする溝切加工装置用カッタ
    ードレッサー。
JP59093U 1993-01-13 1993-01-13 溝切加工装置用カッタードレッサー Expired - Lifetime JP2568765Y2 (ja)

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JPH0657553U JPH0657553U (ja) 1994-08-09
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