JPH0657536U - 自動工具交換装置 - Google Patents

自動工具交換装置

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JPH0657536U
JPH0657536U JP435193U JP435193U JPH0657536U JP H0657536 U JPH0657536 U JP H0657536U JP 435193 U JP435193 U JP 435193U JP 435193 U JP435193 U JP 435193U JP H0657536 U JPH0657536 U JP H0657536U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
gripper
arm
lock
base portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP435193U
Other languages
English (en)
Inventor
善孝 飯村
正裕 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
YKK Corp
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
YKK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD., YKK Corp filed Critical YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Publication of JPH0657536U publication Critical patent/JPH0657536U/ja
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、工具を保持したグリッパのロ
ックを確実に行うようにする。 【構成】 工具10を保持する揺動可能なグリッパ1
2,13と、グリッパ12,13が取り付けられたアー
ム14と、アーム14が固定されたアーム軸16と、ア
ーム軸16を回動及び軸方向に移動可能に保持したベー
ス部18とを有する。工具10を収容した工具マガジン
20と工作機械22との間でベース部18を移動可能に
設ける。突出位置でグリッパ12,13を工具保持状態
でロックするとともに付勢部材28により常時退避位置
に付勢されたロック片26を設ける。アーム14がベー
ス部18側に位置した際に所定の固定当接部に当接させ
て、グリッパ12,13のロック位置にロック片26を
突出させるロック部材30を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、工作機械に取り付けられる工具を、工具マガジンと工作機械の主 軸との間で自動的に交換する自動工具交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来工作機械の主軸に取り付けられる工具の交換を自動的に行う自動工具交換 装置は、ベース部と、このベース部に取り付けられ回動及び昇降動作が可能なア ーム軸と、このアーム軸に取り付けられたアームと、このアームに取り付けられ 工具を保持するグリッパとを有している。そして、ベース部が、工具が多数収納 された工具マガジンと工作機械との間を、所定のガイド上で移動可能に設けられ ている。工具の交換は、一方のグリッパに取り付ける工具を保持させ、工作機械 側に移動して、取り外す工具を他方のグリッパに保持させ、アーム軸を下降させ ることにより、工具の取り外しを行う。そして、アーム軸を回動し上昇させて新 しい工具の取り付けを行うものである。
【0003】 このアーム及びグリッパは、実開昭58−154035号公報に開示されてい るように、グリッパに保持した工具が容易に外れないように、グリッパの基端部 をコイルバネ等の付勢部材で閉じる方向に付勢した構造になっている。さらに、 工具を保持してアーム軸が回動する際には、工具に遠心力が作用するので、グリ ッパが開かないようにロックする必要がある。そのため、グリッパを工具を保持 した位置に固定するために、コイルバネで常時ロック位置に付勢された押し付け 部材が設けられている。この押し付け部材には、グリッパが工具を保持する際等 にロックが解除されグリッパが開くことができるように、押し付け部材をロック 位置から移動させるためのロッドが設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、グリッパのロックは、コイルバネで付勢された押し付 け部材により常時成されているので、グリッパを開いて工具を保持する度に上記 ロッドを押してロックを解除しなければならず、ロックの解除装置が必要になり 構造が複雑になるという問題がある。
【0005】 また、グリッパのロックが必要なのは、グリッパに何らかの外力がかかる時で あり、それは、工具を保持したグリッパが回動する時である。ところが、上記従 来の技術の場合、グリッパのロックをバネで付勢された押し付け部材で行ってい るので、このバネがへたったり押し付け部材が何らかの理由でロック解除位置に 引っかかり、グリッパをロックしていない場合等があり、グリッパの回動時に確 実にグリッパがロックされているという保証がないものである。
【0006】 この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたものであり、簡単な構 造で、工具を保持したグリッパのロックを確実に行うことができる自動工具交換 装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、工具を保持する揺動可能なグリッパと、このグリッパが取り付け られたアームと、このアームが固定されたアーム軸と、このアーム軸を回動及び 軸方向に移動可能に保持するとともに工具を収容した工具マガジンと工作機械と の間で移動可能に設けられたベース部とを有し、突出位置で上記グリッパを工具 保持状態でロックするとともに付勢部材により常時退避位置に付勢されたロック 片を設け、上記アームがベース部側に位置した際に、このベース部等の固定当接 部に当接して上記グリッパをロックする位置に上記ロック片を突出させるロック 部材を設けた自動工具交換装置である。
【0008】
【作用】
この考案の自動工具交換装置は、アームがベース部側に移動した際には必ずグ リッパがロックされ、この状態でグリッパが開いてしまうことが全くないように したものである。
【0009】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面に基づいて説明する。この実施例の自動工 具交換装置は、所定の加工を行う工具10を挟んで間に保持する一対の挟持片1 1から成る揺動可能なグリッパ12、及びこれと同様の構成のグリッパ13とを 有している。さらに、このグリッパ12,13は、アーム14の両端部に設けら れ、このアーム14を先端部に固定したアーム軸16と、このアーム軸16を、 回動及び軸方向に昇降可能に保持したベース部18とが設けられている。ベース 部18には、アーム軸16を回動させる図示しない回動装置が設けられ、工具1 0が多数収納された工具マガジン20と、工具10が取り付けられた工作機械2 2との間で、このベース部18を所定のガイド24に沿って移動させる図示しな い移動装置がベース部18に設けられている。
【0010】 アーム14の両端部には、各々突出位置でグリッパ12,13の各挟持片11 を、工具保持状態でロックするとともに付勢部材であるコイルバネ28により常 時退避位置に付勢された二対のロック片26が設けられている。このロック片2 6は、円柱状に形成されベース部18に向かって突出したロック部材30と一体 に且つ同軸に設けられている。このロック部材30は、アーム14がベース部1 8側に降下した際に、固定当接部であるベース部18の上面18aに当接してコ イルバネ28に抗して突出位置から押し込まれ、ロック片26を各々挟持片11 のロック位置に突出させる。また、各グリッパ12,13の基端部には、挟持片 11の互いに対面した内側の端部に切欠き部46が形成され、ロック片26が、 突出位置でこの切欠き部46に係合可能に形成されている。
【0011】 グリッパ12,13の各挟持片11は、挟持片11に各々形成された透孔32 及びアーム14に形成された透孔33に挿通された支軸34を中心に回動可能に 設けられている。そして、グリッパ12,13には、各挟持片11の基端部間に 、圧縮状態で介装されたコイルバネ36が設けられている。また、挟持片11の 工具挟持部11aの根元部の間には、キー38が介装され、ボルト40により、 キー38がアーム14に固定されている。グリッパ12,13は、各々挟持片1 1の工具挟持部11aを除いてカバー42により覆われ、このカバー42は、各 々その透孔44に支軸34が挿通されて、グリッパ12,13及びアーム14に 固定されている。キー38は、グリッパ12,13が工具10を保持した際に、 工具10のキー溝48に挿通され、工具10の位置決めを行い、所定の位置で工 作機械22の主軸22aに工具10が装着されるようにするものである。
【0012】 この実施例の自動工具交換装置の動作は、先ず、次の加工に使用する工具10 を工具マガジン20から取り出すために、ベース部18をガイド24に沿って工 具マガジン20側に移動させ、所望の工具10の保持部10aの高さに一方のグ リッパ12を位置させる。そして、ベース部18を工具10側に移動させグリッ パ12の工具挟持部11aを、工具10の保持部10aに沿って押し込み挟持さ せる。この時、図4に示すように、ロック片26は、コイルバネ28によりアー ム14内に退避しており、挟持片11が工具10を挟持する際の揺動動作の妨げ にはならない。
【0013】 この後、グリッパ12により次に用いる工具10を保持し、グリッパ12とと もにアーム軸16を下降させ工具マガジン20から工具10を引き抜く。そして 、ベース部18を工作機械22側に移動させ、アーム14を上昇させ主軸22a に取り付けられた工具10の保持部10aの高さにグリッパ13を一致させる。 この後、工作機械22の主軸22aがグリッパ13に向かって移動し、主軸22 aに取り付けられた工具10の保持部10aにグリッパ13が押し込まれる。そ して、グリッパ13により工具10を保持した状態で、アーム軸16を降下させ る。これにより、主軸22aに取り付けられた工具10がグリッパ13により取 り外される。
【0014】 アーム14がベース部18に当接する位置まで降下すると、図5に示すように 、ロック部材30がコイルバネ28に抗してベース部18の上面18aによって 相対的に押し込まれ、グリッパ12,13の基端部に位置したロック片26が、 挟持片11の切欠き部46の内側に突出する。これによって、グリッパ12,1 3は、各々工具10を保持した状態で、各挟持片11が互いに開く方向にはロッ ク片26により動くことができない状態となる。この状態で、アーム軸16が1 80度回動し、グリッパ12を工作機械22側に位置させる。この回動時には、 ロック部材30は、ベース部18の上面18aに摺接して回動し、この回動中は 、ロック片26が常時ロック位置に突出している。
【0015】 この後、アーム軸16を上昇させ、新しい工具10を工作機械22の主軸22 aに装着し、主軸22aをグリッパ12から引き離す方向に移動させることによ りグリッパ12が工具10から外れ、工具10の交換が完了し、次の加工が可能 となる。
【0016】 この実施例の自動工具交換装置によれば、グリッパ12,13が工具10を保 持して回動する際には、必然的にロック片26が突出し、グリッパ12,13の 各挟持片11が開くことができない状態となるので、回動時に工具10に遠心力 等が作用しても、工具10がグリッパ12,13から外れることがあり得ず、安 全か且つ確実な工具交換が可能となるものである。
【0017】 なお、この考案のロック部材とロック片は、一体のものでなくとも、ロック部 材とロック片を別々に設け、ロック部材がアームの移動によって、アーム回転時 に所定の固定当接部に当接し、連動機構を介してロック片をロック位置に突出さ せるものでも良いものである。また、グリッパは、挟持片の一方が揺動可能で、 他方は固定されたものでも良い。
【0018】
【考案の効果】
この考案の自動工具交換装置は、工具交換に際して、工具を保持したグリッパ が回動する時には、その回動の前段の動作によって必ずロック片がグリッパをロ ックするようにしたので、回動時に工具がグリッパから外れることが全くなく、 安全に工具交換を行うことができるものである。特に、工具がグリッパから外れ ることがあり得ないので、アームの回動速度を高くすることができ、工具交換時 間を短縮し、総合的に加工時間の短縮化を図ることができるものである。また構 造が簡単であり、信頼性も高く安価に提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の自動工具交換装置の分解
斜視図である。
【図2】この実施例の自動工具交換装置の正面図であ
る。
【図3】この実施例の自動工具交換装置の平面図であ
る。
【図4】この実施例の自動工具交換装置のグリッパのロ
ック機構を示す部分破断斜視図である。
【図5】この実施例の自動工具交換装置のグリッパのロ
ック状態を示す部分破断斜視図である。
【符号の説明】
10 工具 12,13 グリッパ 14 アーム 16 アーム軸 18 ベース部 20 工具マガジン 22 工作機械 26 ロック片 28,36 コイルバネ 30 ロック部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具(10)を保持する揺動可能なグリ
    ッパ(12,13)と、このグリッパ(12,13)が
    取り付けられたアーム(14)と、このアーム(14)
    が固定されたアーム軸(16)と、このアーム軸(1
    6)を回動及び軸方向に移動可能に保持したベース部
    (18)とを有し、工具(10)を収容した工具マガジ
    ン(20)と工作機械(22)との間で上記ベース部
    (18)を移動可能に設けた自動工具交換装置におい
    て、突出位置で上記グリッパ(12,13)を工具保持
    状態に維持するロック片(26)を設け、このロック片
    (26)を付勢部材(28)により常時退避位置に付勢
    し、上記アーム(14)が上記ベース部(18)側に位
    置した際に所定の固定当接部に当接して上記グリッパ
    (12,13)をロックする位置に上記ロック片(2
    6)を突出させるロック部材(30)を設けたことを特
    徴とする自動工具交換装置。
  2. 【請求項2】 上記ロック部材(30)は上記ロック片
    (26)と一体に設けられ、上記アーム(14)の回動
    時に、このロック部材(30)が上記ベース部(18)
    の一部に当接し押し込まれることにより上記ロック片
    (26)が突出し、上記グリッパ(12,13)がロッ
    クされることを特徴とする請求項1記載の自動工具交換
    装置。
JP435193U 1993-01-20 1993-01-20 自動工具交換装置 Pending JPH0657536U (ja)

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JP435193U JPH0657536U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 自動工具交換装置

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JP435193U JPH0657536U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 自動工具交換装置

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JPH0657536U true JPH0657536U (ja) 1994-08-09

Family

ID=11582004

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JP435193U Pending JPH0657536U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 自動工具交換装置

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