JPH065747Y2 - コードレス加熱蒸散器 - Google Patents

コードレス加熱蒸散器

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JPH065747Y2
JPH065747Y2 JP1988027698U JP2769888U JPH065747Y2 JP H065747 Y2 JPH065747 Y2 JP H065747Y2 JP 1988027698 U JP1988027698 U JP 1988027698U JP 2769888 U JP2769888 U JP 2769888U JP H065747 Y2 JPH065747 Y2 JP H065747Y2
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JP
Japan
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plug
main body
bottle
suspended
heater
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988027698U
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English (en)
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JPH01130674U (ja
Inventor
和良 竹中
隆啓 長谷川
孝信 柏原
碩志 木村
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Earth Chemical Co Ltd
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はコードレス加熱蒸散器に関する。
〔従来技術〕
従来コードレス加熱蒸散器として、該蒸散器の放熱板上
に加熱蒸散性物質保持マットを載置して使用するマット
方式のコードレス加熱蒸散器は知られていた。
〔この考案が解決すべき問題点〕
コードレス加熱蒸散器を従来のマット方式ではなく、薬
液ボトルを収納する型式のものに適用しようとすると、
蒸散器本体内にはヒーターを支持する柱があり、又薬液
ボトルを懸吊しているなどのため、プラグを備えてもプ
ラグを90度回動させる余地がないので、薬液ボトルを用
うる型式のコードレス加熱蒸散器ではコンセントとテー
ブルタップに兼用できるような構成で実用化することは
困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では前記の不具合を除去するために、蒸散器本
体の上部にある一面から支持体によりリング状ヒーター
を懸吊し、この支持体の下部の中央にねじ式嵌合部を設
け、吸液芯を有する薬液ボトルの口部の外周のねじ部を
ねじ式嵌合部にねじこんで支持体から懸吊させることに
より蒸散器本体内にヒーターと薬液ボトルの周囲に充分
な空間を形成し、この空間を利用してプラグが、90度回
動して雄端子が水平方向と垂直方向を向きうるように取
りつけられていることを特徴とするコードレス加熱蒸散
器を得たものである。
〔作用〕
この考案のコードレス加熱蒸散器は前記の如き構成であ
って、蒸散器本体内にヒーター及び薬液ボトルの周囲に
充分な空間を形成し、プラグを回動可能に設けることが
できコンセントにもテーブルタップにも用いられるコー
ドレス加熱蒸散器を実用しうることができた。
この考案において、本体の大きさ、形状については別段
制限を受けないが、該本体の一部に窓を設けたり、透明
性をもたせて残量を確認できるようにしてもよい。上記
窓は多くてもよく、この場合本体を軽量に出来、コンセ
ントに安定に取付けられる。この考案において、ヒータ
ーの種類、形態、設け方は、本体及び/又は吸液芯付液
体ボトルの種類、形態により異なるので、少なくとも本
体内部に固定可能であるかぎり任意である。ヒーターの
種類としては、正特性サーミスター等が例示できる。又
形態としては、リング状、板状、扁平な円柱状のものが
例示できる。
この考案において、吸液芯の形態(棒状、L字状、筒
状)、大きさ(長さ、太さ)は本体、液体ボトルとの関
係で、適宜決定できる。又材質は、無機、有機の繊維若
しくは粉体を芯状に成形したものなどを用い得る。
液体ボトルは、上記吸液芯が予め若しくは使用に際し該
ボトルの口部より内部へ嵌挿されたものが用いられる
が、該ボトルは液体が見える程度の透明性を少なくとも
一部に有するものが、液体の残量が確認できるので好ま
しい。
この考案において、薬液ボトルに入れられる液体として
は、殺虫剤、殺菌剤、忌壁剤、殺ダニ剤、植物生長調整
剤、殺ソ剤、化粧品、医薬品、香料、消臭剤、除草剤、
殺カビ剤、衣類用防虫剤、防黴剤等の少なくとも一種を
そのまま若しくは溶剤(水、アルコール、ケロシン等)
に溶解させた溶液形態にしたものを例示できる。なお上
記液体には共力剤、酸化防止剤等の各種添加剤を加えう
る。
〔実施例〕
第1図(A)はこの考案の第1実施例の側断面図、第1
図(B)は背面図、第1図(C)はプラグの拡大平面図
を夫々示す。
1は蒸散器本体で、本体1の内部でリング状ヒーター2
が、本体1の上部の面1fに取りつけられた支持体6に
よって、本体1の上部の面1fから懸吊されている。
そして支持体6の下面6aの中央にねじ式嵌合部6bが
設けられ、吸液芯3aを有する薬液ボトル3の口部3b
の外周面に設けられたネジ部3cが上記のねじ式嵌合部
6bにねじこまれ、薬液ボトル3もヒーター2とともに
本体1の上部の面1fから支持体6によって懸吊されて
いる。
又吸液芯3aはリング状ヒーター2のリングの略中心に
挿入されている。
このような構成により本体1内にヒーター2と薬液ボト
ル3の周囲に充分な空間1eを形成し、それを利用して
本体1の上方部分から下方部分にかけて90度回動しうる
ようにプラグ5を本体1に設ける。
第1図に示す実施例では、本体1の上方部分から下方部
分にかけてスリット状ガイド4が設けられており、プラ
グ5はそのスリット状ガイド4に沿って、図示の如きプ
ラグ5の雄端子5cが水平方向を向いている位置から90
度回動して雄端子が垂直に下方を向く位置まで移動する
ことができる。
スリット状ガイド4はその両端に凹状ストッパー4aを
有している。
プラグ5は第1図(C)に示すように凸状ストッパー付
きのガイド片5a、抜け止5b、及び雄端子5cを有し
ている。
図から判るように、本体1は側面にある嵌合部1bのと
ころで上下に分離されて上方部分1dと下方部分1aに
分離される。
まず上方部分1dと下方部分1aとを分離しておいて薬
液ボトル3を前記の如く支持体6にねじこんで吸液芯3
aをリング状ヒーター2の中心にあるようにし、プラグ
5をスリット状ガイド4にさしこんでおいて下方部分1
aを上方部分1dに嵌合させる。
そしてプラグ5はガイド片5aによりガイドされながら
スリット状ガイド4内を雄端子が水平方向から垂直方向
まで摺動する。
なおガイド片5aに替えて、プラグ5自体に溝をプラグ
側面すなわちスリット状ガイド4との接触面に設けても
よい。又プラグ5の雄端子5c自体をスリット状ガイド
に沿うように一部を変形させてもよい。そのようにする
ことでガイド片5a、抜け止め5bが不要となり、構造
が簡単となる。
又2bはリング状ヒーターの引き出し端子、2cはこの
端子2bとプラグ5とを接続する接続線である。
使用に際し本体1をコンセントに差しこむ場合はプラグ
5をスリット状ガイド4にとって上方にあげ、雄端子5
cを水平にし、凹状ストッパー4aと凸状ストッパー51
aとを結合させてプラグ5を水平に保ち、コンセントに
差しこむ。
又テーブルタップに差しこむ場合は同様にプラグ5を下
方に移動させ雄端子5c垂直に向けテーブルタップに差
しこむ。
このようにプラグをコンセントやテーブルタップに差し
こむことでリング状ヒーター2が発熱し液が本体上面の
蒸散口1cから蒸散する。
第2図は他の実施例を示すもので、本体1の上方の面1
fから同様に支持体6によりリング状ヒーター2を薬液
ボトル3が懸吊され周囲に空間1eが形成され、プラグ
5が90度回動されるように取りつけられていて、雄端子
5cが水平方向及び垂直方向を向きうるようになってい
る。
なお第2図の例では本体1はその下面1hがヒンジ1g
で取り付けられ解放されるようになっている。
〔効果〕 この考案のコードレス加熱蒸散器は前記のような構成で
あってきわめて簡単な構造で薬液ボトル収納型であっ
て、コンセント、テーブルタップの両方に兼用できると
いう優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)はこの考案の第1実施例の側断面図、第1
図(B)は同じく背面図、第1図(C)はプラグを示す
図、第2図は他の実施例の側断面図である。 符号の説明 1……本体、1a……下部、1b……嵌合部 1c……蒸散口、1d……上部、1e……空間 1f……上面、2……リング状ヒーター 2b……引き出し端子、2c……接続線 3……薬液ボトル、3a……吸液芯、3b……口部 3c……ネジ部、4……スリット状ガイド 5……プラグ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コードレス加熱蒸散器において、 蒸散器本体1の上部にある面1fに取りつけた支持体6
    によりリング状ヒーター2を面1fから懸吊し、 この支持体6の下部6aの中央にねじ式嵌合部6bを設
    け、 吸液芯3aを有する薬液ボトル3を、その口部3bの外
    周のねじ部3cを上記のねじ式嵌合部6bにねじこむこ
    とによって支持体6から懸吊させ、 リング状ヒーター2と、薬液ボトル3の両方を共通の支
    持体6から懸吊させることにより、蒸散器本体1内にヒ
    ーター2と薬液ボトルの周囲に充分な空間1eを形成
    し、 この空間1eを利用してプラグ5が、90度回動して雄
    端子5cが水平方向と垂直方向の両方向をとりうるよう
    に取りつけられていることを特徴とするコードレス加熱
    蒸散器。
JP1988027698U 1988-03-02 1988-03-02 コードレス加熱蒸散器 Expired - Lifetime JPH065747Y2 (ja)

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JPH01130674U JPH01130674U (ja) 1989-09-05
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ID=31250415

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