JPH0657345B2 - 振動篩機 - Google Patents

振動篩機

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JPH0657345B2
JPH0657345B2 JP3336030A JP33603091A JPH0657345B2 JP H0657345 B2 JPH0657345 B2 JP H0657345B2 JP 3336030 A JP3336030 A JP 3336030A JP 33603091 A JP33603091 A JP 33603091A JP H0657345 B2 JPH0657345 B2 JP H0657345B2
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JP
Japan
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vibrator
sieving net
hollow shaft
vibrating
motor
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JP3336030A
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JPH05146757A (ja
Inventor
文雄 佐藤
Original Assignee
晃栄産業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品,化粧品,鉱産物,
原料等の各種の粉体,粒体を振動および解砕羽根の回転
により解砕し分級する振動篩機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基台上に複数個のバネによって揺動自在
なるように有底円筒状の振動器体を支持し、該振動器体
に振動モータを固着し、該振動器体内にふるい網を張設
してなる振動篩機は、従来から食品,薬品,各種工業原
料等の粉体乃至粒体を解砕し分級するのに使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし湿気のある粉体
や静電気を帯びた粉体等を分級する場合、上記ふるい網
は目詰まりを起こし易いために使用が困難になることが
あった。また、このような粉体は振動器体を振動させるだけでは
解砕されず、むしろ塊が形成されてしまうこともあり分
級が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の振動篩機は上記
課題を解決しようとするもので、基台上に複数個のバネ
によって揺動自在なるように有底円筒状の振動器体を支
持し、該振動器体に振動モータを固着し、該振動器体内
にふるい網を張設し、該ふるい網の下側に振動によって
該ふるい網の下面に衝突する振動ボールを収容し、さら
に前記基台上に剛性なる支柱を設けて該支柱上に減速機
付モータを垂直に支持し、該減速機付モータの回転軸に
前記振動器体の中心線上に垂下する中空軸を連結し、該
中空軸の下端より水平に旋回パイプを延設し、該旋回パ
イプに金網を張った解砕羽根を固設し、該解砕羽根を前
記ふるい網の上面と適宜間隙を置いて対向させると共に
該解砕羽根の回転方向前方を上向に傾斜させ、さらに該
中空軸に設けたロータリージョイントを介して該旋回パ
イプを給気装置に連結し、該旋回パイプの下側面に形成
されたノズル孔から間歇的に圧縮空気を噴出させること
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】解砕羽根の回転によりふるい網上の粉粒体が該
ふるい網と解砕羽根の金網とで摺り合わされ解砕される
と共に、ノズル孔より間歇的に噴出する空気の衝撃によ
りふるい網に付着した粉粒体を効果的に払い落とすこと
ができ目詰まりが防止される。
【0006】
【実施例】次に図と共に本発明の振動篩機の一実施例を
説明する。 図において、1は基台で、該基台1上には適宜間隔を置
いて複数個のコイル状のバネ2,2…が立設され該バネ
2,2…上に有底円筒状の振動器体3が揺動自在なるよ
うに支持されている。4は該振動器体3の下部中心に取
付枠5により垂直に固設された振動モータで、該振動モ
ータ4の上下両方向に突設された回転軸に重錘6,7を
着脱自在に取着している。
【0007】8は振動器体3の内壁面に締付環9によっ
て周縁部を挟着することにより水平に張設されたふるい
網である。また、10は振動器体3の底板面上より外部
に突設された排出樋である。ふるい網8の下側には振動
ボール11,11…が収容し得る少しの間隔12を置い
て該振動ボール11,11…を支持し得る非常に荒い網
目の網板13が張設されている。24は締付環9および
網板13を支持しているボルト、25は振動器体3上に
被せた蓋体、26はその材料投入口である。
【0008】一方、14は基台1上の周縁部よりアーチ
状に樹立した丸パイプよりなる剛性なる支柱で、該支柱
14に減速機付モータ15を垂直に支持する。そして該
減速機付モータ15の回転軸16に継手17を介して中
空軸18を連結し、該中空軸18を振動器体3の中心線
上に垂下させ、さらに該中空軸18の下端にカプラ19
を介して中空軸20を連結し、該中空軸20の下端にT
形エルボ21を介して旋回パイプ22,22を水平に延
設する。41,41は方形フレーム内に金網40を張設
してなる解砕羽根で、該解砕羽根41,41を旋回パイ
プ22,22に固着し、ふるい網8の上面と適宜間隔を
置いて対向させると共に該解砕羽根41,41の回転方
向前方を夫々上向に傾斜させる。なお旋回パイプ22,
22のふるい網8と相対する下側面にスリット状のノズ
ル孔23を形成する。
【0009】27は中空軸18の周囲に設けたロータリ
ージョイントで、該ロータリージョイント27は図4に
示したように減速機付モータ15のケーシングより垂下
された筒状部28中に固設され、その内周部に中空軸1
8を囲む環状の通気室29が形成されていると共に、該
通気室29に開口する通気口30,30が中空軸18に
開設されている。31,31は該通気室29の気密を保
つために設けたOリングである。32は通気室29に連
通する給気口で、該給気口32には給気ホース33が接
続されている。
【0010】34はアキュムレータ35とダイヤフラム
弁36とパイロット弁(ソレノイド弁)37とコンプレ
ッサ38とよりなる給気装置で、アキュムレータ35と
前記給気口32とはダイヤフラム弁36,給気ホース3
3を介して接続されている。アキュムレータ35にはコ
ンプレッサ38より圧送された空気が蓄積される。
【0011】39は制御盤で、該制御盤39は前記振動
モータ4,減速機付モータ15をコントロールすると共
に、パイロット弁37を作動させることによりダイヤフ
ラム弁36を間歇的に開閉作動させダイヤフラム弁36
に蓄積された5〜7kg/cm2 の圧力の圧縮空気を給
気ホース33,ロータリージョイント27,中空軸1
8,中空軸20を介して旋回パイプ22,22に圧送し
ノズル孔23より噴出させる。
【0012】このように構成した振動篩機では、振動器
体3のふるい網8上に被分級用の粉粒体を装入し、振動
モータ4を回転させることによって該振動器体3を振動
させると共に、減速機付モータ15の駆動により旋回パ
イプ22,22を例えば1〜2rpmにて低速回転させ
る。
【0013】このため該粉粒体は解砕羽根41,41の
金網40とふるい網8に挟まれ、該解砕羽根41,41
は振動しないのに対しふるい網8は振動するので該粉粒
体の固りは解砕され細かくなってふるい網8の網目より
落下し逐次排出樋10より外部に排出される。
【0014】なお重錘6,7の相対的取付角度を粉粒体
の性状に合わせて適宜変更し設定することにより振動器
体3は上下左右運動、或いはこれに回転運動を含んだ三
次元の複雑な振動をするので、ふるい網8上の粉粒体
まんべんなく解砕羽根41,41に挟着されふるい網8
摺擦することによって固りを解しつつ分級できる。
【0015】そしてダイヤフラム弁36を例えば2〜3
秒の間隔を置いて瞬間的に開かしめることにより旋回パ
イプ22,22のノズル孔23よりふるい網8に向けて
圧縮空気を噴出させその衝撃でふるい網8に付着した粉
粒体が払い落とされるようにする。このようにアキュム
レータ35に蓄積された圧縮空気をダイヤフラム弁36
の瞬間的開作動によりふるい網8に高速で吹当てること
により衝撃を与え目詰まりを解消させる。
【0016】ここで、旋回パイプ22,22のノズル孔
23はふるい網8と適宜間隔を置いて相対しているの
で、瞬間的噴出により圧縮空気が当る部分がふるい網8
の全体にわたり、ふるい網8全体の目詰りを防止でき
る。なお、ノズル孔23より圧縮空気を噴出させるタイ
ミングは制御盤39により適宜設定される。
【0017】また振動器体3の振動に伴ないふるい網8
の下側で振動ボール11,11…が振動し、ふるい網8
の下面に衝突させることによる衝撃と前記圧縮空気噴出
の相乗効果によりふるい網8に付着した粉粒体をより完
全に払い落とすことができる。 また、解砕羽根41,41はその回転方向前方が上向に
傾斜しているので、その回転に伴いふるい網8上の粉粒
体が該解砕羽根41,41の下に確実に挟まれ解砕が促
進される。
【0018】
【発明の効果】このように本発明の振動篩機は、回転方
向前方を上向に傾斜させた金網張の解砕羽根をふるい網
の上面と適宜間隙を置いて対向させ回転させることによ
り、該ふるい網上の粉粒体を該金網とふるい網との摺擦
により確実に解砕することができ、しかもふるい網に付
着した粉粒体は、ノズル孔からの圧縮空気の間歇的な噴
出による衝撃と、下面に振動ボールが衝突することによ
る衝撃との相乗効果により、湿気を有した粉体等であっ
ても確実に払い落とすことができ目詰まりを防止できる
のでメンテナンスが容易になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動篩機の一実施例を示した縦断面
図。
【図2】図1の水平断面図。
【図3】ふるい網張設部の拡大縦断面図。
【図4】ロータリージョイントの拡大縦断面図。
【図5】図2の斜視図。
【符号の説明】
1 基台 2 バネ 3 振動器体 4 振動モータ 6,7 重錘 8 ふるい網11 振動ボール 12 間隙 13 網板 14 支柱 15 減速機付モータ 16 回転軸 18,20 中空軸 22,22 旋回パイプ 23 ノズル孔 27 ロータリージョイント 33 給気ホース 34 給気装置 35 アキュムレータ 36 ダイヤフラム弁 39 制御盤41 解砕羽根

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に複数個のバネによって揺動自在
    なるように有底円筒状の振動器体を支持し、該振動器体
    に振動モータを固着し、該振動器体内にふるい網を張設
    し、該ふるい網の下側に振動によって該ふるい網の下面
    に衝突する振動ボールを収容し、さらに前記基台上に剛
    性なる支柱を設けて該支柱上に減速機付モータを垂直に
    支持し、該減速機付モータの回転軸に前記振動器体の中
    心線上に垂下する中空軸を連結し、該中空軸の下端より
    水平に旋回パイプを延設し、該旋回パイプに金網を張っ
    た解砕羽根を固設し、該解砕羽根を前記ふるい網の上面
    と適宜間隙を置いて対向させると共に該解砕羽根の回転
    方向前方を上向に傾斜させ、さらに該中空軸に設けたロ
    ータリージョイントを介して該旋回パイプを給気装置に
    連結し、該旋回パイプの下側面に形成されたノズル孔か
    ら間歇的に圧縮空気を噴出させることを特徴とした振動
    篩機。
JP3336030A 1991-11-26 1991-11-26 振動篩機 Expired - Lifetime JPH0657345B2 (ja)

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JPH05146757A JPH05146757A (ja) 1993-06-15
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