JPS5916144Y2 - 粉体分級装置 - Google Patents

粉体分級装置

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Publication number
JPS5916144Y2
JPS5916144Y2 JP5185280U JP5185280U JPS5916144Y2 JP S5916144 Y2 JPS5916144 Y2 JP S5916144Y2 JP 5185280 U JP5185280 U JP 5185280U JP 5185280 U JP5185280 U JP 5185280U JP S5916144 Y2 JPS5916144 Y2 JP S5916144Y2
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JP
Japan
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air
sieve screen
powder
frame
classification
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Expired
Application number
JP5185280U
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English (en)
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JPS56154888U (ja
Inventor
一 竹内
清 「たか」木
千秋 永島
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 開示技術は粉体塗料等の粉体を振動篩にて分級する際の
篩網の目詰防止をエアクリーニングによって行う技術に
属する。
而して、この考案はベットに固定されたベースに対し起
振装置により放散形振動等を行うフレームが弾機を介し
て上設され、その篩網により粉体塗料等を分離分級し粗
粉分を上方排出口から、細粉分を下方排出口から排出す
る様にし、該篩網に対してはクリーニングブラシで目詰
りを防止する様にした粉体分級装置に関するものであり
、特に、該篩網に対して下位で側延裡に沿うエアチャン
バが該篩網に対向して多数のノズルを有しているエアブ
ラシをフレーム外にて回転装置に連係させて強制回転さ
せる様にした粉体分級装置に係るものである。
周知の様に粉体塗料等の粉体は各方面に於て極めて広く
用いられているが、はとんどの場合所定粒度以下の粉粒
分のものを用いるため、原料粉体に対して分級して採取
する様にしている。
而して、該分級には篩分けによる分離分級方式が最も広
く用いられており、それも、はとんどの場合振動篩を用
いるタイプのものが多い。
さりながら、該種振動篩タイプは分離分級方式は分級自
体にとっては最も有効であるにもかかわらず、不可避的
に目詰りを生ずる難点がある。
従って、これに対処する目詰り防止策が講ぜられるが、
在来の対策は篩網の下面、或は、上面からの目詰り除去
を行い、それも分級と同時併行的になされる様にされて
いる。
而して、下面側からボール等の叩打振動を与える手段は
通過粉体を篩に対して圧着させる様な作用があり、粉体
塗料の様な造粒し易い粉体では造粒して実質分級効果が
なく、塗した場合、塗膜に所謂ブツや肌不良が形成され
る欠点があった。
又、上面からブラシ、ボール等を用いて刷掃する態様で
は、分級種類によって、例えば、Φ200メツシュ以上
の様な網目の目開きが小さい場合、篩網が目詰りを生じ
易く、又、網目が損傷し易い不利点があった。
この考案の目的は上記従来技術に基づく振動篩タイプの
分級装置の目詰り防止の問題点に鑑み、篩網に対し下方
から逆洗エア噴出させるエアブラシを最適速度に強制回
転させる様にして目詰り防止を企り常に分離分級機能が
維持出来る優れた粉体分級装置を提供せんとするもので
ある。
上記目的に沿うこの考案の構成は起振装置を作動させて
フレームを介し篩網を所定に振動させ供給粉体をして分
離分級させ粗粉分は上方排出口がら、細粉分は下方排出
することが出来る様にし、その間、該篩網の下部に於て
エアブラシを最適速度で回転し、該エアブラシに送給さ
れるエアをその上方ノズルから篩網に噴出させて逆洗し
、常に篩網の目詰りが生じない様にし分離分級が確実に
行われる様にしたことを要旨とするものである。
次にこの考案の1実施例を図面に基づいて説明すれば以
下の通りである。
1はこの考案の要旨を威す粉体分級装置であり、粉体塗
料分級に用いられ、図示しないベットにはベース2が固
設されている。
而して、該ベース2に対しそフランジ部に等間隔に設置
されたダンパスプリング3,3・・・・・・を介しフレ
ーム4が振動可能に上膜されている。
該フレーム4の円筒型の下枠5の下面は上方突出型の円
錐形状シュート面6が形成され、その端縁には細粉取出
用の排出ロアが外延付設されると共にその下面にブラケ
ット8,8・・・・・・を介して可変速モータ9がアン
バランスウェイト10を有して起振装置を戊して設けら
れている。
又、該下枠5の上部にはフランジに対する締付バンド等
を介して同じく円筒型の上枠11が設けられ、□所定メ
ツシュの篩網12が張設され該篩網12の上部には粗粉
排出用の排出口13が外延している。
更に、該上枠11の上部には同じくフランジに対する締
付バンドを介して蓋体14を粉体供給口15を有して設
けられている。
而して、該蓋体14に設けた支持ベアリング16を介し
て鉛直に挿通したエア通路としてのダンパづプ17が回
転可能に挿通されその下部は篩網12に設けたシール1
8を挿通して下延し直径方向に側延したエアチャンバ1
9に連通ずるバー状エアブラシ20に一体連結されてい
ると共に上部はエア通路を有するフレキシブルゴム21
を介してエアパイプ22に接続されており、該エアパイ
プ22はプーリ23を固設されており、更にその上端は
機枠に固設したシーベルジヨイント24に接続されてい
る。
又、該機枠に設けた回転装置としての可変速モータ25
のプーリ26と前記エアパイプ22のプーリ23との間
にベルト27を張設して回動力を伝達する様にされてい
る。
尚、28はシーベルジヨイント24に接続するエアホー
スであり、図示しないエア圧送源に接続されている。
又、前記エアブラシ20には篩網12に対向して多数の
ノズル29.29・・・・・・が設けられている。
上記構成に於て、モータ9を駆動させ、アンバランスウ
ェイト10によりフレーム4をして所定の放散形振動を
行う様にし、供給口15より粉体塗料原料を、例えば、
ロータリーフィーダ等により供給する。
又、可変速モータ25を設定回転速度で回転させ、プー
リ26,23、ベルト27を介しエアパイプ22を回転
させ、フレキシブルゴム21を介して振動を吸収し、エ
アパイプ17を介しエアブラシ20を回転させ、エアホ
ース28を介しシーベルボルト24を通りエアホース2
2.17を介しエアブラシ20のエアチャンバ19にエ
アを送給しノズル29゜29・・・・・・から篩網12
に対しエアを噴出させる様にする。
この様な準備状態で前記の様にフレーム4が放散形振動
作動をすると、供給された粉体は篩網12は前記の様に
放散形振動により最適分離分級を行われ、粗粉分は上部
排出口13から排出され、通過した細粉はシュート面6
から排出ロアから排出される。
その間、篩網12の下部でエアブラシ20が回転しノズ
ル29.29・・・・・・から逆洗エアを噴出し網目を
周回洗浄する様にし目詰り防止する。
当該プロセスでフレーム4と一体のエアブラシ20に付
与される振動はエアパイプ17に伝達されるが、フレキ
シブルゴム21に吸収され、シーベルジヨイント24、
モータ25に振動は伝達されない。
而して、粉体供給量、振動数の変化に応じてモータ25
を変速して最適回転速度でエアブラシ20を作動させる
様にする。
従って、粉体分級装置1は常に稼動中目詰りすることな
く設定通りの分離分級機能を維持し、分級することが出
来る。
上記実施例に則す実験例によれば、エア圧0゜5〜0.
8kg/cm2で°# 200メツシユの篩網でのデー
タは第2図に示す通りであり、エアブラシの回転数10
Orpm程度までは時間当りの通過篩量は篩能力として
極めて優れていることが判った。
尚、この考案の実施態様は上記実施例に限るものでない
ことは勿論であり、例えば、ノズルはホールに代えてス
リット状にすることも出来、エアパイプは側方から駆動
する様にすることも出来、エアブラシは直径方向ばかり
でなく、半径方向だけにすることも出来る等種々の態様
が可能であり、又、粉体も粉体塗料に限るものでないこ
とも勿論である。
上記の様にこの考案によれば、ベースに弾機を介して上
段したフレームが上下排出口をはさんで篩網を有する振
動篩型分級装置に於て、篩網の下部に設けたエアブラシ
が延設するエアチャンバが該篩網に向けてノズルを有す
ると共にエア通路を介し回転装置に連係する様にしたこ
とにより、基本的に篩網の下側から逆洗エアを旋回させ
ながら噴きつける様に出来、従って、分離分級中に常に
周期的に網目を逆洗出来、変ることなく分離分級機能を
維持することが出来る優れた効果が奏される。
そのため、粉体塗料等の粉体等に於ては造粒等の現象が
生ぜず、塗装面にブツ等の肌不良等が生ぜず、滑らかな
塗膜が形成され得るメリットがある。
又、エアブラシはフレーム外の回転装置により回動され
るため、篩網の振動とは別に振動付与機構を有すること
になり、最適クリーニング回転を与えることが出来る効
果もある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示すものであり、第1図は
全体縦断説明図、第2図は実験データ説明図で゛ある。 2・・・・・・ベース、3・・・・・・弾機、4・・・
・・・フレーム、9゜10・・・・・・起振装置、12
・・・・・・篩網、7,13・・・・・・排出口、20
・・・・・・クリーニングブラシ(エアブラシ)、1・
・・・・・分級装置、17・・・・・・エア通路、19
・・・・・・エアチャンバ29・・・・・・エアノズル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに対し弾機を介し上設されたフレームが起振装置
    を装備すると共に篩網の上下部に排出口を有し該篩網に
    対するクリーニングブラシを有している粉体分級装置に
    おいて、上記フレームに支持されたエア通路が上記篩網
    下部にて側延するエアブラシを有すると共にフレーム外
    部にて回転装置に連係され、而して該エアブラシは上記
    エア通路に連通して側延するエアチャンバを有し、該エ
    アチャンバは多数のエアノズルを該篩網に対設している
    ことを特徴とする粉体分級装置。
JP5185280U 1980-04-18 1980-04-18 粉体分級装置 Expired JPS5916144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5185280U JPS5916144Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 粉体分級装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5185280U JPS5916144Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 粉体分級装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56154888U JPS56154888U (ja) 1981-11-19
JPS5916144Y2 true JPS5916144Y2 (ja) 1984-05-12

Family

ID=29646735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5185280U Expired JPS5916144Y2 (ja) 1980-04-18 1980-04-18 粉体分級装置

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JP (1) JPS5916144Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201600112477A1 (it) * 2016-11-08 2018-05-08 Volonte Luigi Carlo Maria Contenitore per la setacciatura di polvere di vernice

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56154888U (ja) 1981-11-19

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