JPH0741173B2 - 振動解砕機 - Google Patents
振動解砕機Info
- Publication number
- JPH0741173B2 JPH0741173B2 JP30253291A JP30253291A JPH0741173B2 JP H0741173 B2 JPH0741173 B2 JP H0741173B2 JP 30253291 A JP30253291 A JP 30253291A JP 30253291 A JP30253291 A JP 30253291A JP H0741173 B2 JPH0741173 B2 JP H0741173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- vibration
- motor
- wire mesh
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品,化粧品,鉱産物,
原料等の各種の粉体,粒体を振動と摺擦により解砕し分
級することのできる振動解砕機に関するものである。
原料等の各種の粉体,粒体を振動と摺擦により解砕し分
級することのできる振動解砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から硬い粉粒体を解砕するために開
発された解砕機はミル型のものを含め多種類にのぼる。
発された解砕機はミル型のものを含め多種類にのぼる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、ゆで
玉子の黄身,フレーク状の魚肉等のやわらかい物、或い
は水分を含んだ物、さらにはワカメ,昆布等の繊維状物
が互いにからみ合っている物等は、従来の解砕機に通し
ても容易には分離せず、場合によってはからみ合い状態
が一層ひどくなったり、いわゆるダンゴ状に再びかたま
りができてしまうこともある。
玉子の黄身,フレーク状の魚肉等のやわらかい物、或い
は水分を含んだ物、さらにはワカメ,昆布等の繊維状物
が互いにからみ合っている物等は、従来の解砕機に通し
ても容易には分離せず、場合によってはからみ合い状態
が一層ひどくなったり、いわゆるダンゴ状に再びかたま
りができてしまうこともある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の振動解砕機は上
記課題を解決しようとするもので、基台上に複数個のバ
ネによって揺動自在なるように有底円筒状の振動器体を
支持し、該振動器体に振動モータを固着し、該振動器体
内にふるい網を張設し、さらに前記基台上に剛性なる支
柱を設けて該支柱に回転軸が前記振動器体の中心線上に
垂下する減速機付モータを支持し、該回転軸に前記ふる
い網の上面と適宜間隙を置いて相対する金網回転羽根を
設けてなることを特徴とする。
記課題を解決しようとするもので、基台上に複数個のバ
ネによって揺動自在なるように有底円筒状の振動器体を
支持し、該振動器体に振動モータを固着し、該振動器体
内にふるい網を張設し、さらに前記基台上に剛性なる支
柱を設けて該支柱に回転軸が前記振動器体の中心線上に
垂下する減速機付モータを支持し、該回転軸に前記ふる
い網の上面と適宜間隙を置いて相対する金網回転羽根を
設けてなることを特徴とする。
【0005】
【作用】振動器体が振動モータによって上下左右および
回転振動し、そのふるい網上に置かれた被解砕物は回転
する金網回転羽根との隙間に入って多方向にもみ込まれ
解砕が進む。
回転振動し、そのふるい網上に置かれた被解砕物は回転
する金網回転羽根との隙間に入って多方向にもみ込まれ
解砕が進む。
【0006】
【実施例】次に図と共に本発明の振動解砕機の一実施例
を説明する。図において、1は基台で、該基台1上には
適宜間隔を置いて複数個のコイル状のバネ2,2…が立
設され該バネ2,2…上に有底円筒状の振動器体3が揺
動自在なるように支持されている。4は該振動器体3の
下部中心に取付環5により垂直に固設された振動モータ
で、該振動モータ4の上下両方向に突設された回転軸に
重錘6,7を着脱自在に取着している。
を説明する。図において、1は基台で、該基台1上には
適宜間隔を置いて複数個のコイル状のバネ2,2…が立
設され該バネ2,2…上に有底円筒状の振動器体3が揺
動自在なるように支持されている。4は該振動器体3の
下部中心に取付環5により垂直に固設された振動モータ
で、該振動モータ4の上下両方向に突設された回転軸に
重錘6,7を着脱自在に取着している。
【0007】8は振動器体3の内壁面に締付環9によっ
て周縁部を挟着することにより水平に張設されたふるい
網である。また、10は振動器体3の底板面上より外部
に突設された排出樋である。
て周縁部を挟着することにより水平に張設されたふるい
網である。また、10は振動器体3の底板面上より外部
に突設された排出樋である。
【0008】一方、11は基台1上の周縁部に樹立した
丸パイプよりなる剛性なる支柱で、該支柱11は上方を
振動器体3の中心方向に湾曲させ該支柱11の先端に減
速機付モータ12を支持する。該減速機付モータ12は
モータ部12aと減速機部12bとよりなり該減速機部
12bの回転軸12cを振動器体3の中心線上に垂下さ
せ、該回転軸12cの下端にカプラ13を介して金網回
転羽根14を前記ふるい網8の上面と適宜間隙を置いて
相対するように固着する。
丸パイプよりなる剛性なる支柱で、該支柱11は上方を
振動器体3の中心方向に湾曲させ該支柱11の先端に減
速機付モータ12を支持する。該減速機付モータ12は
モータ部12aと減速機部12bとよりなり該減速機部
12bの回転軸12cを振動器体3の中心線上に垂下さ
せ、該回転軸12cの下端にカプラ13を介して金網回
転羽根14を前記ふるい網8の上面と適宜間隙を置いて
相対するように固着する。
【0009】金網回転羽根14は一対の羽根部材16,
16よりなり、該各羽根部材16,16は長方形枠16
aの内側に多数本の細い丸棒材15,15…を格子状と
なるように溶接で止着してなる。そして、矢印の回転方
向の前方がせり上るように該長方形枠16aがへ字状に
折曲されている。
16よりなり、該各羽根部材16,16は長方形枠16
aの内側に多数本の細い丸棒材15,15…を格子状と
なるように溶接で止着してなる。そして、矢印の回転方
向の前方がせり上るように該長方形枠16aがへ字状に
折曲されている。
【0010】このように構成した振動解砕機では、振動
器体3のふるい網8上に被解砕物を装入し、振動モータ
4を回転させることによって該振動器体3を振動させる
と共に、減速機付モータ12の駆動により金網回転羽根
14を例えば1〜2rpmに低速回転させる。
器体3のふるい網8上に被解砕物を装入し、振動モータ
4を回転させることによって該振動器体3を振動させる
と共に、減速機付モータ12の駆動により金網回転羽根
14を例えば1〜2rpmに低速回転させる。
【0011】そうするとバネ2上の被解砕物は振動しな
がら金網回転羽根14の下に入り、該金網回転羽根14
の丸棒材15,15…と摺擦し固りが解砕され細かくな
ってふるい網8の網目より落下し逐次排出樋10より外
部に排出される。
がら金網回転羽根14の下に入り、該金網回転羽根14
の丸棒材15,15…と摺擦し固りが解砕され細かくな
ってふるい網8の網目より落下し逐次排出樋10より外
部に排出される。
【0012】重錘6,7の相対的取付角度を被解砕物の
性状に合わせて適宜変更し設定することにより減速機付
モータ12は上下左右運動、或いはこれに回転運動を含
んだ三次元の複雑な振動をするので、金網回転羽根14
の下に挟まれた被解砕物は金網回転羽根14の丸棒材1
5,15…と多方向が衝突し同時に摺擦することによつ
て固りを解することができる。このため特に従来の解砕
機ではダンゴ状に再造粒し易いもの、或いは解れ難いも
の等でも容易に解砕できる利点がある。
性状に合わせて適宜変更し設定することにより減速機付
モータ12は上下左右運動、或いはこれに回転運動を含
んだ三次元の複雑な振動をするので、金網回転羽根14
の下に挟まれた被解砕物は金網回転羽根14の丸棒材1
5,15…と多方向が衝突し同時に摺擦することによつ
て固りを解することができる。このため特に従来の解砕
機ではダンゴ状に再造粒し易いもの、或いは解れ難いも
の等でも容易に解砕できる利点がある。
【0013】
【発明の効果】このように本発明の振動解砕機は、振動
ふるい機と金網回転羽根との共働作用によって種々の物
を支障なく解砕してふるい分けすることができる有益な
効果がある。
ふるい機と金網回転羽根との共働作用によって種々の物
を支障なく解砕してふるい分けすることができる有益な
効果がある。
【図1】本発明の振動解砕機の一実施例を示した縦断面
図。
図。
【図2】図1のAーA線断面矢視図。
【図3】金網回転羽根の斜視図。
1 基台 2 バネ 3 振動器体 4 振動モータ 6,7 重錘 8 ふるい網 11 支柱 12 減速機付モータ 12c 回転軸 14 金網回転羽根
Claims (1)
- 【請求項1】 基台上に複数個のバネによって揺動自在
なるように有底円筒状の振動器体を支持し、該振動器体
に振動モータを固着し、該振動器体内にふるい網を張設
し、さらに前記基台上に剛性なる支柱を設けて該支柱に
回転軸が前記振動器体の中心線上に垂下する減速機付モ
ータを支持し、該回転軸に前記ふるい網の上面と適宜間
隙を置いて相対する金網回転羽根を設けてなることを特
徴とした振動解砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30253291A JPH0741173B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 振動解砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30253291A JPH0741173B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 振動解砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05104017A JPH05104017A (ja) | 1993-04-27 |
JPH0741173B2 true JPH0741173B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=17910102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30253291A Expired - Lifetime JPH0741173B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 振動解砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741173B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6089411B2 (ja) * | 2012-02-17 | 2017-03-08 | 株式会社リコー | 粉体移送装置用篩装置、粉体移送ユニット、画像形成装置、及び粉体移送方法 |
DE102012108529A1 (de) * | 2012-09-12 | 2014-03-13 | Artech Systems Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Ultraschallsieben |
CN108580264B (zh) * | 2018-05-17 | 2019-12-31 | 淄博康贝医疗器械有限公司 | 一种具有联动扰动功能的偏心振动式工业用物料处理设备 |
CN115213096B (zh) * | 2022-09-21 | 2023-01-31 | 苏州威世达测控系统有限公司 | 食品自动筛选设备 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP30253291A patent/JPH0741173B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05104017A (ja) | 1993-04-27 |
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