JPH0657168U - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents

魚釣用スピニングリ−ル

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JPH0657168U
JPH0657168U JP003393U JP339393U JPH0657168U JP H0657168 U JPH0657168 U JP H0657168U JP 003393 U JP003393 U JP 003393U JP 339393 U JP339393 U JP 339393U JP H0657168 U JPH0657168 U JP H0657168U
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JP
Japan
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slider
sliding contact
housing
spool
rotary shaft
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Withdrawn
Application number
JP003393U
Other languages
English (en)
Inventor
雅之 川城
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Filing date
Publication date
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0114Reciprocating mechanisms

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の係合部で摺動子の回転方向のガタを抑
えるように摺動自在に案内してガタを確実に抑えると共
に、耐久性と強度を向上すること。 【構成】 筐体1内のスプ−ル軸17の後端部には摺動子
5がビス18で固着されて筐体1内のスプ−ル軸17と平行
に回転軸6が支承されている。回転軸6には摺動子5の
透孔5aが嵌合されて摺動子5に設けた凹部5b内に係合子
24が挿入されてトラバ−スカム溝6bに係合されている。
摺動子5の一側面には抜け止め板25がビス26で取り付け
られている。筐体1内の摺動子5との対向面には平面の
第1係合部1bとL字形の突出部1cが形成され、突出部1c
の内側に第2係合部1dが形成されている。摺動子5には
第1係合部1bと摺接する第1摺接面5cと、L字形の突出
部1c内に挿入される凸部5dに形成されて第2係合部1dと
摺接する第2摺接面5eとが形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スプ−ルを前後往復動する摺動子に発生する回転方向のガタを改 善した魚釣用スピニングリ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ハンドルの回転運動を前後往復動機構により前後運動に変換された摺動子 に、先端にスプ−ルを有するスプ−ル軸が取り付けられてなる魚釣用スピニング リ−ルは、例えば実開昭56−141080号公報で知られている。 前記前後往復動機構では、スプ−ル軸に摺動子が取り付けられると共に、摺動 子内の係合子が回転軸のトラバ−スカム溝に係合されているので、釣糸を巻取操 作する場合やスプ−ル逆回転により釣糸を繰り出す場合等、スプ−ル、スプ−ル 軸を介して摺動子に回転方向の力が作用してガタが発生し、トラバ−スカム溝と 係合子の係合量が安定せず、摩耗し易く耐久性が低下したり、係合子の先端が変 形し易くなったりする等前後往復動機構に支障を来す欠点がある。
【0003】 この欠点を改善するために摺動子の下端部を筐体底面に形成した案内レ−ルか らなるガイド部に摺動自在に嵌合して摺動子のガタを抑えるようにしたものが例 えば実公昭61−6766号公報で知られている。 しかしながら、以下の問題点があり、摺動子の案内構造としては充分とは言え ない。 (a)構成上、ガイド部が、スプ−ル軸より離れているので、巻取操作時又は 、釣糸繰り出し時のドラグ制動によるスプ−ル回転時に、スプ−ルを介してスプ −ル軸に回転方向の力が加わることにより、摺動子の発生するガタが大きくなる 欠点がある。 (b)摺動子の筐体に対するガイド面積が少なく、そして、回転方向に対する ガイド面が一側であることより、摺動子の回転方向のガタを極力小さく、かつ充 分な強度、耐久性をもって規制できない欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、スプ−ルを介してスプ−ル軸に回転方向の力が加 わることにより、摺動子の発生するガタが大きく、トラバ−スカム溝と係合子の 係合量が安定せず、摩耗し易く耐久性が低下したり、係合子の先端が変形し易く なことである。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、複数の係合部で摺動子の回転方向のガタを抑 えるように摺動自在に案内してガタを確実に抑えると共に、耐久性と強度を向上 した魚釣用スピニングリ−ルを提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案は、筐体にスプ−ル軸と平行にトラバ−スカム溝を設けた回転軸を支承 し、該回転軸をハンドルにより回転する駆動歯車に連動させると共に、前記トラ バ−スカム溝に係合する係合子を設けた摺動子を前記回転軸に摺動自在とし、該 摺動子を前記スプ−ル軸の後端部に取り付けて該スプ−ル軸の先端部に装着した スプ−ルを前後往復動する如く成した魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記筐 体内の前記摺動子との対向面を該摺動子を前後方向に摺動案内する複数の係合部 に形成して前記回転軸の回転方向の前記摺動子のガタを抑制したことを要旨とす るものである。
【0006】
【作用】
ハンドル10が回転されると、駆動歯車3が回転されてピニオン4aを介して回転 軸筒4が回転され、ロ−タ−14が回転される。 更に連動歯車19と小歯車23を介して回転軸6が連動回転されて摺動子5とスプ −ル軸17が前後に往復動される。 ロ−タ−14と先端部にスプ−ル16を有するスプ−ル軸17に負荷が加わっている 状態で釣糸が巻取り操作される時、又はスプ−ル逆回転により釣糸を繰り出す時 に、スプ−ル軸17に回転方向の力が加わることにより、摺動子5に回転方向の力 が加わるが、筐体1内の摺動子5との対向面には第1係合部1bと第2係合部1dが 形成され、摺動子5に第1摺接面5cと第2摺接面5eとが形成されて夫々摺接され て寸法上の遊びがないので、筐体1内と摺動子5との間にガタが発生せず、摺動 子5はスム−ズに前後に摺動される。
【0007】
【実施例】
以下、図示の実施例によって本考案を説明すると、図1、図2は第1実施例で 、図1は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面側面図、図2は魚釣用スピニングリ −ルの要部拡大断面背面図である。
【0008】 魚釣用スピニングリ−ルは、筐体1と蓋体2に駆動歯車3の回動軸3aが図示し ない軸受で軸支され、回動軸3aの中心多角形孔にハンドル10が固定されたハンド ル軸11が左右交換自在に挿入嵌合されている。 筐体1の前部には軸受12で回転軸筒4が回転自在に軸受されると共に前側に突 出されている。 軸受12より前側の回転軸筒4の外周にスペ−サリング13が嵌合されてその前側 にロ−タ−14が嵌合されてナット15で固定されている。 前記回転軸筒4の中心孔には先端部にスプ−ル16が装着されたスプ−ル軸17が 前後往復動可能に摺動自在に挿入され、スプ−ル軸17の後側は軸受部1aで軸承さ れ、回転軸筒4は前記軸受12とスプ−ル軸17で回転自在に軸承されている。 スプ−ル軸17の後端部には摺動子5がビス18で固着されている。 筐体1内のスプ−ル軸17と平行に回転軸6が支承されている。
【0009】 回転軸筒4の基端に一体的に形成されたピニオン4aに駆動歯車3が噛合されて ロ−タ−14はハンドル10の回転に連動して回転されるように支持されている。 筐体1内の回転軸筒4のピニオン4aより前側に連動歯車19が回転軸筒4に回り 止め嵌合されている。 回転軸6は軸受部1aと筐体1の後側にビス20で取り付けられた保持部7の軸受 孔7aに嵌められた2つ割軸受メタル29で軸承され、鍔部6aとEリング21で抜け止 めされている。 保持部7の後側面には螺子部7bが形成されてカバ−22が螺合されている。 回転軸6の外周にトラバ−スカム溝6bが刻設されている。 回転軸6の先端には小歯車23が回り止め嵌合されて小歯車23は連動歯車19に噛 合されている。 回転軸6には摺動子5の透孔5aが嵌合されて摺動子5に設けた凹部5b内に係合 子24が挿入されてトラバ−スカム溝6bに係合されている。 摺動子5の一側面には抜け止め板25がビス26で取り付けられている。
【0010】 筐体1内の摺動子5との対向面には平面の第1係合部1bとL字形の突出部1cが 形成され、突出部1cの内側に第2係合部1dが形成されている。 摺動子5には第1係合部1bと摺接する第1摺接面5cと、L字形の突出部1c内に 挿入される凸部5dに形成されて第2係合部1dと摺接する第2摺接面5eとが形成さ れている。
【0011】 筐体1内に摺動子5が組み立てられる時は、蓋体2と駆動歯車3と保持部7が 取り付けられる前の筐体1内に摺動子5が後側から挿入され、回転軸6の一端が 取り付けられた保持部7が筐体1に取り付けられる。
【0012】 前記魚釣用スピニングリ−ルの動作は、ハンドル10が回転されると、駆動歯車 3が回転されてピニオン4aを介して回転軸筒4が回転され、ロ−タ−14が回転さ れる。 更に連動歯車19と小歯車23を介して回転軸6が連動回転されて摺動子5とスプ −ル軸17が前後に往復動される。 ロ−タ−14と先端部にスプ−ル16を有するスプ−ル軸17に負荷が加わっている 状態で釣糸が巻取り操作される時、又はスプ−ル逆回転により釣糸を繰り出す時 に、スプ−ル軸17に回転方向の力が加わることにより、摺動子5に回転方向の力 が加わるが、筐体1内の摺動子5との対向面には第1係合部1bと第2係合部1dが 形成され、摺動子5に第1摺接面5cと第2摺接面5eとが形成されて夫々摺接され て寸法上の遊びがないので、筐体1内と摺動子5との間にガタが発生せず、摺動 子5はスム−ズに前後に摺動される。
【0013】 前記のように魚釣用スピニングリ−ルが構成されると、筐体1内の摺動子5と の対向面の第1係合部1bと第2係合部1dが摺動子5の第1摺接面5cと第2摺接面 5eに夫々摺接されて寸法上の遊びがないので、筐体1内と摺動子5との間のガタ が確実に抑えられてガタが発生せず、摺動子5はガタなしに摺動自在に案内され るから、トラバ−スカム溝6bと係合子24の係合量が安定する等して、耐久性と強 度を向上させることが出来る。
【0014】 図3は第2実施例で、図3は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面図で ある。
【0015】 第2実施例では、第1実施例と同様に筐体1内の摺動子5との対向面には平面 の第1係合部1bとL字形の突出部1cが形成され、突出部1cの内側に第2係合部1d が形成されると共に、筐体1内の底面に第3係合部1eが形成されている。 摺動子5には第1係合部1bと摺接する第1摺接面5cと、L字形の突出部1c内に 挿入される凸部5dに形成されて第2係合部1dと摺接する第2摺接面5eとが形成さ れると共に、第3係合部1eと摺接する第3摺接面5fが形成されている。 他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0016】 第2実施例では、ハンドル10が回転されると、駆動歯車3が回転されてピニオ ン4aを介して回転軸筒4が回転され、ロ−タ−14が回転される。 更に連動歯車19と小歯車23を介して回転軸6が連動回転されて摺動子5とスプ −ル軸17が前後に往復動される。 ロ−タ−14と先端部にスプ−ル16を有するスプ−ル軸17に負荷が加わっている 状態で釣糸が巻取り操作される時、又はスプ−ル逆回転により釣糸を繰り出す時 に、スプ−ル軸17に回転方向の力が加わることにより、摺動子5に回転方向の力 が加わるが、筐体1内の摺動子5との対向面には第1係合部1bと第2係合部1dと 第3係合部1eとが形成され、摺動子5に第1摺接面5cと第2摺接面5eと第3摺接 面5fとが形成されて夫々摺接されて寸法上の遊びがないので、筐体1内と摺動子 5との間にガタが発生せず、摺動子5はスム−ズに前後に摺動される。
【0017】 図4、図5は第3実施例で、図4は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側 面図、図5は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面図である。
【0018】 第3実施例では、第1実施例と同様に筐体1内の摺動子5との対向面には平面 の第1係合部1bとL字形の突出部1cが形成され、突出部1cの内側に第2係合部1d が形成されると共に、筐体1内の底面側に係合板8がビス27で取り付けられてい る。 係合板8の内側の第4係合部8aは摺動子5の一側面の抜け止め板25からなる第 4摺接面5gに当接されている。 摺動子5には第1係合部1bと摺接する第1摺接面5cと、L字形の突出部1c内に 挿入される凸部5dに形成されて第2係合部1dと摺接する第2摺接面5eと、抜け止 め板25からなる第4摺接面5gとが形成されている。 他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0019】 第3実施例では、ハンドル10が回転されると、駆動歯車3が回転されてピニオ ン4aを介して回転軸筒4が回転され、ロ−タ−14が回転される。 更に連動歯車19と小歯車23を介して回転軸6が連動回転されて摺動子5とスプ −ル軸17が前後に往復動される。 ロ−タ−14と先端部にスプ−ル16を有するスプ−ル軸17に負荷が加わっている 状態で釣糸が巻取り操作される時、又はスプ−ル逆回転により釣糸を繰り出す時 に、スプ−ル軸17に回転方向の力が加わることにより、摺動子5に回転方向の力 が加わるが、筐体1内の摺動子5との対向面には第1係合部1bと第2係合部1dと 第4係合部8aとが形成され、摺動子5に第1摺接面5cと第2摺接面5eと抜け止め 板25からなる第4摺接面5gとが形成されて夫々摺接されて寸法上の遊びがないの で、筐体1内と摺動子5との間にガタが発生せず、摺動子5はスム−ズに前後に 摺動される。
【0020】 図6、図7は第4実施例で、図6は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側 面図、図7は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面図である。
【0021】 第4実施例では、筐体1内の摺動子5との対向面には平面の第1係合部1bが形 成されると共に、突出部1fが形成されて突出部1fに係合板9がビス28で取り付け られている。 筐体1内の底面側に係合板8がビス27で取り付けられている。 係合板8の内側の第4係合部8aは摺動子5の一側面の抜け止め板25からなる第 4摺接面5gに当接されている。 係合板9の内側の第5係合部9aは摺動子5の一側面の抜け止め板25からなる第 5摺接面5hに当接されている。 摺動子5には第1係合部1bと摺接する第1摺接面5cと、抜け止め板25からなる 第4摺接面5gと抜け止め板25からなる第5摺接面5hとが形成されている。 他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0022】 第4実施例では、ハンドル10が回転されると、駆動歯車3が回転されてピニオ ン4aを介して回転軸筒4が回転され、ロ−タ−14が回転される。 更に連動歯車19と小歯車23を介して回転軸6が連動回転されて摺動子5とスプ −ル軸17が前後に往復動される。 ロ−タ−14と先端部にスプ−ル16を有するスプ−ル軸17に負荷が加わっている 状態で釣糸が巻取り操作される時、又はスプ−ル逆回転により釣糸を繰り出す時 に、スプ−ル軸17に回転方向の力が加わることにより、摺動子5に回転方向の力 が加わるが、筐体1内の摺動子5との対向面には第1係合部1bと係合板8の内側 の第4係合部8aと係合板9の内側の第5係合部9aとが形成され、摺動子5に第1 摺接面5cと抜け止め板25からなる第4摺接面5gと抜け止め板25からなる第5摺接 面5hとが形成されて夫々摺接されて寸法上の遊びがないので、筐体1内と摺動子 5との間にガタが発生せず、摺動子5はスム−ズに前後に摺動される。
【0023】 図8、図9は第5実施例で、図8は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側 面図、図9は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面図である。
【0024】 第5実施例では、筐体1内の摺動子5との対向面には平面の第1係合部1bと筐 体1内の底面に第3係合部1eが形成されると共に、長いL字形の突出部1gが形成 されて突出部1gの内側に第6係合部1hが形成されている。 蓋体2には筐体1内の摺動子5方向に突出部2aが形成され、突出部2aの内側に 第7係合部2bが形成されている。 摺動子5には第1係合部1bと摺接する第1摺接面5cと、第3係合部1eと摺接す る第3摺接面5fとが形成されると共に、第6係合部1hと摺接する摺動子5の一側 面の抜け止め板25からなる第5摺接面5hと、第7係合部2bと摺接する摺動子5の 一側面の抜け止め板25からなる第4摺接面5gとが形成されている。 他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0025】 第5実施例では、ハンドル10が回転されると、駆動歯車3が回転されてピニオ ン4aを介して回転軸筒4が回転され、ロ−タ−14が回転される。 更に連動歯車19と小歯車23を介して回転軸6が連動回転されて摺動子5とスプ −ル軸17が前後に往復動される。 ロ−タ−14と先端部にスプ−ル16を有するスプ−ル軸17に負荷が加わっている 状態で釣糸が巻取り操作される時、又はスプ−ル逆回転により釣糸を繰り出す時 に、スプ−ル軸17に回転方向の力が加わることにより、摺動子5に回転方向の力 が加わるが、筐体1内の摺動子5との対向面には第1係合部1bと第3係合部1eと 第6係合部1hと第7係合部2bとが形成され、摺動子5に第1摺接面5cと第3摺接 面5fと抜け止め板25からなる第4摺接面5gと抜け止め板25からなる第5摺接面5h とが形成されて夫々摺接されて寸法上の遊びがないので、筐体1内と摺動子5と の間にガタが発生せず、摺動子5はスム−ズに前後に摺動される。
【0026】 図10、図11は第6実施例で、図10は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側 面図、図11は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面図である。
【0027】 第6実施例は第1実施例の変形例で第6実施例では、第1実施例の保持部7を 用いず、筐体1の後側の軸受孔1iに2つ割軸受メタル29が嵌められて回転軸6は 軸受部1aと軸受メタル29で軸承され、鍔部6aとEリング21で抜け止めされている 。 筐体1の後側面には螺子部1jが形成されてカバ−22が螺合されている。 更に筐体1の底面は肉厚が薄く形成されている。 この底面の肉厚を薄く形成することにより、筐体1の底面と摺動子5の下面の 隙間を、筐体1の突出部1cの内側に形成された第2係合部1dと摺動子5の凸部5d に形成された第2摺接面5eとの噛み合い深さより大きく構成している。 他の構成・動作は前記第1実施例と略同一である。
【0028】 筐体1内に摺動子5が組み立てられる時は、蓋体2と駆動歯車3が取り付けら れる前の筐体1内に摺動子5が蓋体2側から挿入されて上方に持ち上げられ、ス プ−ル軸17と回転軸6が摺動子5の透孔に挿入される。
【0029】
【考案の効果】
本考案は前述のように構成されたから、筐体内の摺動子との対向面の複数の係 合部が摺動子の複数の摺接面に夫々摺接されて寸法上の遊びがないので、筐体内 と摺動子との間のガタが確実に抑えられてガタが発生せず、摺動子はガタなしに 摺動自在に案内されるから、トラバ−スカム溝と係合子の係合量が安定する等し て、耐久性と強度を向上させることが出来る等実用上優れた効果を奏する魚釣用 スピニングリ−ルを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
【図2】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面
図である。
【図3】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面背面図である。
【図4】第3実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面側面図である。
【図5】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面
図である。
【図6】第4実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面側面図である。
【図7】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面
図である。
【図8】第5実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面側面図である。
【図9】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面
図である。
【図10】第6実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面側面図である。
【図11】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面背面
図である。
【符号の説明】
1 筐体 1b、1d、1e、1h、2b、8a、9a 係合部 3 駆動歯車 5 摺動子 6 回転軸 6b トラバ−スカム溝 10 ハンドル 16 スプ−ル 17 スプ−ル軸 24 係合子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体にスプ−ル軸と平行にトラバ−スカ
    ム溝を設けた回転軸を支承し、該回転軸をハンドルによ
    り回転する駆動歯車に連動させると共に、前記トラバ−
    スカム溝に係合する係合子を設けた摺動子を前記回転軸
    に摺動自在とし、該摺動子を前記スプ−ル軸の後端部に
    取り付けて該スプ−ル軸の先端部に装着したスプ−ルを
    前後往復動する如く成した魚釣用スピニングリ−ルにお
    いて、前記筐体内の前記摺動子との対向面を該摺動子を
    前後方向に摺動案内する複数の係合部に形成して前記回
    転軸の回転方向の前記摺動子のガタを抑制したことを特
    徴とする魚釣用スピニングリ−ル。
JP003393U 1993-01-13 1993-01-13 魚釣用スピニングリ−ル Withdrawn JPH0657168U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP003393U JPH0657168U (ja) 1993-01-13 1993-01-13 魚釣用スピニングリ−ル
US08/175,517 US5427324A (en) 1993-01-13 1993-12-30 Spinning reel for fishing

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JP003393U JPH0657168U (ja) 1993-01-13 1993-01-13 魚釣用スピニングリ−ル

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