JPH0657158B2 - 複合酵素系を使用するn‐アシルアミノ酸エステルのエナンチオ選択性加水分解 - Google Patents
複合酵素系を使用するn‐アシルアミノ酸エステルのエナンチオ選択性加水分解Info
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- JPH0657158B2 JPH0657158B2 JP60248675A JP24867585A JPH0657158B2 JP H0657158 B2 JPH0657158 B2 JP H0657158B2 JP 60248675 A JP60248675 A JP 60248675A JP 24867585 A JP24867585 A JP 24867585A JP H0657158 B2 JPH0657158 B2 JP H0657158B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P13/00—Preparation of nitrogen-containing organic compounds
- C12P13/04—Alpha- or beta- amino acids
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P41/00—Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture
- C12P41/006—Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture by reactions involving C-N bonds, e.g. nitriles, amides, hydantoins, carbamates, lactames, transamination reactions, or keto group formation from racemic mixtures
- C12P41/007—Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture by reactions involving C-N bonds, e.g. nitriles, amides, hydantoins, carbamates, lactames, transamination reactions, or keto group formation from racemic mixtures by reactions involving acyl derivatives of racemic amines
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は光学活性(LまたはD−異性体のいずれかを過
剰に含む)またはラセミ混合物であることができるL,
D−N−アシルアミノ酸エステルの鏡像体混合物から鏡
像体のD−アミノ酸を実質的に含まないL−アミノ酸を
含む混合物を製造する方法に関する。
剰に含む)またはラセミ混合物であることができるL,
D−N−アシルアミノ酸エステルの鏡像体混合物から鏡
像体のD−アミノ酸を実質的に含まないL−アミノ酸を
含む混合物を製造する方法に関する。
多くの天然産α−アミノ酸は、合成生成物がL−および
D−異性体の混合物であることを除いて合成的に複製す
ることができる。若干の合成法はN−アシル−α−アミ
ノ酸エステル(すなわちα−アミノ酸エステル)を中間
体生成物として与える。1例はシュミット(schmidt)反
応であり、著書「アミノ酸の合成および利用(Synthetic
Production and Utilization of Amino Acids)」、カ
ネコ、イズミ、シバタおよびイトー、ジョン・ワイリー
・アンド・サンズ、ニューヨーク(1974)14頁に記載さ
れ、引用される。その反応において、アミノ酸はアセト
酢酸アルキルから相当するヒドロアゾ酸を経て得られ
る。N−アミル−アミノ酸エステルが作られ、次いでα
−アミノ酸に化学的に加水分解される。また1983年
11月16日に提出された米国特許出願第552,561号で
はN−アシル−α−アミノ酸エステルは適当なエナミド
のヒドロカルボキシル化により製造される。
D−異性体の混合物であることを除いて合成的に複製す
ることができる。若干の合成法はN−アシル−α−アミ
ノ酸エステル(すなわちα−アミノ酸エステル)を中間
体生成物として与える。1例はシュミット(schmidt)反
応であり、著書「アミノ酸の合成および利用(Synthetic
Production and Utilization of Amino Acids)」、カ
ネコ、イズミ、シバタおよびイトー、ジョン・ワイリー
・アンド・サンズ、ニューヨーク(1974)14頁に記載さ
れ、引用される。その反応において、アミノ酸はアセト
酢酸アルキルから相当するヒドロアゾ酸を経て得られ
る。N−アミル−アミノ酸エステルが作られ、次いでα
−アミノ酸に化学的に加水分解される。また1983年
11月16日に提出された米国特許出願第552,561号で
はN−アシル−α−アミノ酸エステルは適当なエナミド
のヒドロカルボキシル化により製造される。
本発明の目的は鏡像体D−α−アミノ酸を含まないL−
α−アミノ酸を製造する方法を提供することである。
α−アミノ酸を製造する方法を提供することである。
本発明の他の目的は炭素原子がキラルである天然産α−
アミノ酸の式を有するα−アミノ酸のα−N−アシルア
ミノ酸エステルのL−およびD−異性体の混合物のL−
異性体のみを選択的に酵素的に加水分解する方法を提供
することである。
アミノ酸の式を有するα−アミノ酸のα−N−アシルア
ミノ酸エステルのL−およびD−異性体の混合物のL−
異性体のみを選択的に酵素的に加水分解する方法を提供
することである。
本発明の他の目的並びに観点、特徴および利点は特定実
施例および特許請求の範囲を含め明細書の検討から明ら
かになろう。
施例および特許請求の範囲を含め明細書の検討から明ら
かになろう。
本発明によれば、アルファ炭素原子がキラルである天然
産α−アミノ酸の式を有するα−アミノ酸のL−異性体
を含む比較的容易に分離できる混合物で、D−異性体を
実質的に含まない前記L−異性体を含む混合物を製造す
る方法が提供され、その方法は前記α−アミノ酸のα−
アミド酸ヒドロカルビルエステル誘導体のL−およびD
−混合物を前記L−異性体のみの、前記アミド基および
前記L−エステルのエステル化カルボキシ基それぞれの
加水分解を促進するアシラーゼ触媒およびエステラーゼ
触媒の存在下に酵素的に加水分解し、前記加水分解を果
たし、前記L−α−アミノ酸異性体を前記L−α−アミ
ノ酸の鏡像体を実質的に含まない前記D−α−アミノ酸
エステル誘導体との混合物で回収することを含み、前記
ヒドロカルビルはC1〜C6アルキル基またはベンジル
基であり、前記アミド基のカルボキシル基に結合した基
はC1〜C6アルキル基、ベンジル、H、フエニル、ベ
ンジルオキシ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル
またはトリフエニルメチル基である。
産α−アミノ酸の式を有するα−アミノ酸のL−異性体
を含む比較的容易に分離できる混合物で、D−異性体を
実質的に含まない前記L−異性体を含む混合物を製造す
る方法が提供され、その方法は前記α−アミノ酸のα−
アミド酸ヒドロカルビルエステル誘導体のL−およびD
−混合物を前記L−異性体のみの、前記アミド基および
前記L−エステルのエステル化カルボキシ基それぞれの
加水分解を促進するアシラーゼ触媒およびエステラーゼ
触媒の存在下に酵素的に加水分解し、前記加水分解を果
たし、前記L−α−アミノ酸異性体を前記L−α−アミ
ノ酸の鏡像体を実質的に含まない前記D−α−アミノ酸
エステル誘導体との混合物で回収することを含み、前記
ヒドロカルビルはC1〜C6アルキル基またはベンジル
基であり、前記アミド基のカルボキシル基に結合した基
はC1〜C6アルキル基、ベンジル、H、フエニル、ベ
ンジルオキシ、トリフルオロメチル、トリクロロメチル
またはトリフエニルメチル基である。
前記方法においてα−アミノ酸のヒドロカルビルエステ
ルは式: (式中、Xはα−アミノ酸エステルが誘導される天然産
α−アミノ酸の残基であり、Xに結合した炭素はキラル
であり、R′は前記ヒドロカルビル基であり、Rはもち
ろん前記アミド基のカルボニル基に結合した前記の基で
ある) を有する。もちろん、Xはまた実施例5および10のよ
うに誘導体がまた保護された第2の酸基またはアミン基
を有するときに置換されている。例えば、所与例ではX
はキラル炭素に結合していないアミン基を含むことがで
き、またアミン基はそのようなアミン基のHの1つまた
は両方を置換する−COR基を有することができ;同様
に追加のカルボン酸基のH原子はR′基により置換され
ることができる。たゞしRおよびR′は前記のとおりで
ある。
ルは式: (式中、Xはα−アミノ酸エステルが誘導される天然産
α−アミノ酸の残基であり、Xに結合した炭素はキラル
であり、R′は前記ヒドロカルビル基であり、Rはもち
ろん前記アミド基のカルボニル基に結合した前記の基で
ある) を有する。もちろん、Xはまた実施例5および10のよ
うに誘導体がまた保護された第2の酸基またはアミン基
を有するときに置換されている。例えば、所与例ではX
はキラル炭素に結合していないアミン基を含むことがで
き、またアミン基はそのようなアミン基のHの1つまた
は両方を置換する−COR基を有することができ;同様
に追加のカルボン酸基のH原子はR′基により置換され
ることができる。たゞしRおよびR′は前記のとおりで
ある。
D−異性体を含まないL−アミノ酸を製造するこの方法
には若干の利点が存在する。第1に、アシラーゼがアミ
ド基の加水分解を触媒するためにアミド基にアルファの
カルボキシル基を必要とするので、これはエステル基よ
りも非常に速い速度におけるその加水分解を自動的に妨
げ従ってD−およびL−異性体の化学的加水分解を生ず
る高い塩基性条件が妨げられる。一方エステラーゼによ
り促進される加水分解の速度がアシラーゼより非常に高
ければ、溶液は酸性になる傾向があるが、しかしpHが化
学的加水分解を触媒するのに十分低くなるはるかに前
に、pHがアシラーゼにより触媒されたアミド基の経続す
る加水分解により自動的に上がるまでpHが低すぎてエス
テラーゼが加水分解を触媒しない。もちろん理想的に
は、所与の場合にアシラーゼおよびエステラーゼの相対
量をアミド基およびエステル基の加水分解の速さが実質
的に等しいように調整することが好ましい。しかし、そ
のような場合でも、前記自動「緩衝」は小さな不均衡が
時間中非選択的化学加水解を促進する酸または塩基条件
の生ずるのを防止する。
には若干の利点が存在する。第1に、アシラーゼがアミ
ド基の加水分解を触媒するためにアミド基にアルファの
カルボキシル基を必要とするので、これはエステル基よ
りも非常に速い速度におけるその加水分解を自動的に妨
げ従ってD−およびL−異性体の化学的加水分解を生ず
る高い塩基性条件が妨げられる。一方エステラーゼによ
り促進される加水分解の速度がアシラーゼより非常に高
ければ、溶液は酸性になる傾向があるが、しかしpHが化
学的加水分解を触媒するのに十分低くなるはるかに前
に、pHがアシラーゼにより触媒されたアミド基の経続す
る加水分解により自動的に上がるまでpHが低すぎてエス
テラーゼが加水分解を触媒しない。もちろん理想的に
は、所与の場合にアシラーゼおよびエステラーゼの相対
量をアミド基およびエステル基の加水分解の速さが実質
的に等しいように調整することが好ましい。しかし、そ
のような場合でも、前記自動「緩衝」は小さな不均衡が
時間中非選択的化学加水解を促進する酸または塩基条件
の生ずるのを防止する。
前記の結果、緩衝剤を本発明の方法に使用できるけれど
も、それを使用する必要がなく、本発明の好ましい実施
において加水分解は緩衝剤の存在なく行なわれる。これ
はそれがこの方法の生成物から緩衝剤を分離する工程を
排除するので明らかに有利であろう。
も、それを使用する必要がなく、本発明の好ましい実施
において加水分解は緩衝剤の存在なく行なわれる。これ
はそれがこの方法の生成物から緩衝剤を分離する工程を
排除するので明らかに有利であろう。
もちろん本発明の主要利点はこの方法がD−アミノ酸の
ないL−アミノ酸を含む混合物を生ずることである。N
−アシル−α−アミノ酸エステルの一部もまた生成物混
合物中にあるけれども、2つの置換基の存在が溶解度、
結晶化特性および固体吸着剤に対する吸収を分離が容易
なほど異ならしめるのでこの誘導体は結晶化、溶媒抽
出、クロマトグラフなどの公知の方法により容易に分離
できる。
ないL−アミノ酸を含む混合物を生ずることである。N
−アシル−α−アミノ酸エステルの一部もまた生成物混
合物中にあるけれども、2つの置換基の存在が溶解度、
結晶化特性および固体吸着剤に対する吸収を分離が容易
なほど異ならしめるのでこの誘導体は結晶化、溶媒抽
出、クロマトグラフなどの公知の方法により容易に分離
できる。
本方法の他の利点はN−アシル−α−アミノ酸エステル
を、アミノ酸から分離した後公知方法によりラセミ化し
プロセスに再循環することができ、従って究極的に出発
物質誘導体の実質的にすべてがL−α−アミノ酸に転化
されることである。
を、アミノ酸から分離した後公知方法によりラセミ化し
プロセスに再循環することができ、従って究極的に出発
物質誘導体の実質的にすべてがL−α−アミノ酸に転化
されることである。
本発明の方法の実施において、エステラーゼは任意適当
なエステラーゼであることができる。エステラーゼはカ
ルボキシルエステラーゼ、α−キモトリプシンまたはエ
ステラーゼ活性を有する任意の他のプロテアーゼである
ことができる。アシラーゼは種々の系統のアミノアシラ
ーゼ、カルボキシルペプチダーゼまたは他のアシラーゼ
であることができる。出発物質L−およびD−α−アミ
ド酸エステルは通常適当な水性溶媒、水あるいは(1)0
〜50体積%、通常0〜40体積%の低級アルコール、
殊にメタノールまたはエタノール(あるいは両者)、あ
るいは(2)0〜40体積%、通常0〜30体積%のアセ
トンまたは0〜40体積%、通常0〜30体積%のアセ
トニトリルを含む極性有機溶媒を含有する水、中に溶解
される。好ましくは前記系のすべての下限は少くとも1
0体積%の有機溶媒が水溶液中に存在することである。
また明らかに極性溶媒の任意の混合物を水性系に使用で
きる。
なエステラーゼであることができる。エステラーゼはカ
ルボキシルエステラーゼ、α−キモトリプシンまたはエ
ステラーゼ活性を有する任意の他のプロテアーゼである
ことができる。アシラーゼは種々の系統のアミノアシラ
ーゼ、カルボキシルペプチダーゼまたは他のアシラーゼ
であることができる。出発物質L−およびD−α−アミ
ド酸エステルは通常適当な水性溶媒、水あるいは(1)0
〜50体積%、通常0〜40体積%の低級アルコール、
殊にメタノールまたはエタノール(あるいは両者)、あ
るいは(2)0〜40体積%、通常0〜30体積%のアセ
トンまたは0〜40体積%、通常0〜30体積%のアセ
トニトリルを含む極性有機溶媒を含有する水、中に溶解
される。好ましくは前記系のすべての下限は少くとも1
0体積%の有機溶媒が水溶液中に存在することである。
また明らかに極性溶媒の任意の混合物を水性系に使用で
きる。
D−およびL−N−アシルアミノ酸エステルの出発物質
混合物は通常溶媒中0.05〜0.5Mの濃度であるけ
れども、より高い、またはより低い濃度を使用すること
ができる。
混合物は通常溶媒中0.05〜0.5Mの濃度であるけ
れども、より高い、またはより低い濃度を使用すること
ができる。
バッチ反応としてプロセスを運転するとき酵素はそれぞ
れ通常反応混合物1当り100〜500単位の濃度で
反応混合物中に存在するが、しかしより高いおよびより
低い量を用いることができる。それらは通常技術的によ
く知られた方法により担体上に固定化されるが、しか
し、用いるアシラーゼと反応するエステラーゼが使用さ
れるときこれを防ぐためアシラーゼまたはエステラーゼ
を担体上に固定化させることを除いて必要ではない。ま
た両酵素を担体、各酵素に対して同じ担体または異なる
担体、上に固定化することが通常有利である。これは液
体反応生成物が簡単な濾過、沈降、遠心分離などにより
容易に酵素から除去される利点を有する。バッチ反応の
場合に担持酵素は洗浄して再び使用することができる。
固定化酵素を含む充てん床にα−アミド酸エステル溶液
を連続的に通すことにより加水分解を行なうときには触
媒床の洗浄が必要でもない。
れ通常反応混合物1当り100〜500単位の濃度で
反応混合物中に存在するが、しかしより高いおよびより
低い量を用いることができる。それらは通常技術的によ
く知られた方法により担体上に固定化されるが、しか
し、用いるアシラーゼと反応するエステラーゼが使用さ
れるときこれを防ぐためアシラーゼまたはエステラーゼ
を担体上に固定化させることを除いて必要ではない。ま
た両酵素を担体、各酵素に対して同じ担体または異なる
担体、上に固定化することが通常有利である。これは液
体反応生成物が簡単な濾過、沈降、遠心分離などにより
容易に酵素から除去される利点を有する。バッチ反応の
場合に担持酵素は洗浄して再び使用することができる。
固定化酵素を含む充てん床にα−アミド酸エステル溶液
を連続的に通すことにより加水分解を行なうときには触
媒床の洗浄が必要でもない。
反応をバッチ反応として行なうとき、反応時間は通常3
〜50または100時間であるが、しかし、より長いま
たはより短かい反応時間を用いることができ、反応時間
も、また反応条件の他の項目も決して発明の本質ではな
い。充てん塔中で連続的に運転するとき、適当な接触時
間は10分〜4時間であるが、しかしまたより短かいま
たはより長い接触時間を用いることができる。
〜50または100時間であるが、しかし、より長いま
たはより短かい反応時間を用いることができ、反応時間
も、また反応条件の他の項目も決して発明の本質ではな
い。充てん塔中で連続的に運転するとき、適当な接触時
間は10分〜4時間であるが、しかしまたより短かいま
たはより長い接触時間を用いることができる。
実施例1 この実施例に用いたアシラーゼ酵素の担体はOH基の酵素
により結合したジエチルアミノエチル基で置換された架
橋デキストランであった。それはシグマ・ケミカル社(S
igma Chemical Co.)、セント・ルーイス、ミゾリー州、
からDEAEセファデックス(Sephadex)樹脂、グレード
A25の名称でビーズ形態で入手した。この樹脂5gを
水50ml中に懸濁した。かくはんしながら0.1N−Na
OH250mlを懸濁液に加えかくはんを3時間続けた。懸
濁液を濾過し、濾過ケークを脱イオン水で十分に洗浄し
た。次いで濾過ケークを0.1Mリン酸カリウム緩衝液
(pH7.0)250ml中に懸濁して3時間かくはんし、
一夜放置した。
により結合したジエチルアミノエチル基で置換された架
橋デキストランであった。それはシグマ・ケミカル社(S
igma Chemical Co.)、セント・ルーイス、ミゾリー州、
からDEAEセファデックス(Sephadex)樹脂、グレード
A25の名称でビーズ形態で入手した。この樹脂5gを
水50ml中に懸濁した。かくはんしながら0.1N−Na
OH250mlを懸濁液に加えかくはんを3時間続けた。懸
濁液を濾過し、濾過ケークを脱イオン水で十分に洗浄し
た。次いで濾過ケークを0.1Mリン酸カリウム緩衝液
(pH7.0)250ml中に懸濁して3時間かくはんし、
一夜放置した。
約40%のアシラーゼタンパク質を含むシグマ・ケミカ
ル社(Sigma Chemical Co.)、セント・ルーシイ、ミゾリ
ー州、からのアスペルギルス(Aspergillus)種からのア
ミノアシラーゼ(E.C.3.5.1.14)200mg
を蒸留水83mlに溶解して濾過した。前記処理したデキ
ストラン樹脂の懸濁液を濾過し、濾過ケークをアミノア
シラーゼを含む濾液中に分散した。混合物を室温で3時
間かくはんし、濾過した。濾過ケークを脱イオン水25
0mlに分散し、1時間かくはんして濾過した。濾過ケー
クを0.2M酢酸ナトリウム250ml中に分散し、懸濁
液を1時間かくはんして濾過し、濾過ケークを脱イオン
水で数回洗浄した。水約15ml中に懸濁した約5gの固
定化アシラーゼ(50単位)、10mM CoCl2 1ml、
およびカルボキシメチルセルロース(CMC)約100
mg上に固定化したα−キモトリプシン50単位を室温で
かくはんしながらメタノール33体積%/水67%の溶
液20ml中のN−アセチル−D,L−フエニルアラニン
メチルエステル1.32gの溶液に加えた。
ル社(Sigma Chemical Co.)、セント・ルーシイ、ミゾリ
ー州、からのアスペルギルス(Aspergillus)種からのア
ミノアシラーゼ(E.C.3.5.1.14)200mg
を蒸留水83mlに溶解して濾過した。前記処理したデキ
ストラン樹脂の懸濁液を濾過し、濾過ケークをアミノア
シラーゼを含む濾液中に分散した。混合物を室温で3時
間かくはんし、濾過した。濾過ケークを脱イオン水25
0mlに分散し、1時間かくはんして濾過した。濾過ケー
クを0.2M酢酸ナトリウム250ml中に分散し、懸濁
液を1時間かくはんして濾過し、濾過ケークを脱イオン
水で数回洗浄した。水約15ml中に懸濁した約5gの固
定化アシラーゼ(50単位)、10mM CoCl2 1ml、
およびカルボキシメチルセルロース(CMC)約100
mg上に固定化したα−キモトリプシン50単位を室温で
かくはんしながらメタノール33体積%/水67%の溶
液20ml中のN−アセチル−D,L−フエニルアラニン
メチルエステル1.32gの溶液に加えた。
CMC上に固定化したα−キモトリプシンエステラーゼ
は前記シグマ・ケミカル社(Sigma Chemical Co.)から入
手した。
は前記シグマ・ケミカル社(Sigma Chemical Co.)から入
手した。
前記反応混合物のpHは7.5であり、pH調整は必要でな
かった。室温における加水分解反応36時間後、反応混
合物を濾過して懸濁液から固体固定化酵素を除き、濾過
ケークをメタノール33%、水67%の溶液20mlで2
回洗浄し、洗液および初めの濾液を合わせて約15mlに
濃縮し、4℃に冷却し、その温度で一夜保持した。結晶
沈殿が生じ、濾過した。この結晶は170℃等温で操作
したキラルガスクロマトグラフカラム〔アルテク・アソ
シエーテス社(Alltech Associates Inc.)、デールフィ
ルド、イリノイ州、からのキラルシル(Chiralsil)−Val
III〕を用いてN−アセチル−D−フエニルアラニンメ
チルエステルと同定された。その結晶は99%以上の純
度(光学純度)であった。濾液をエチルエーテル10ml
で3回洗浄し、エーテル層を水−メタノール層から分離
し、蒸発させるとN−アセチルフエニルアラニンメチル
エステルの結晶(薄層クロマトグラフィーおよび旋光測
定を用いて25%L、75%D)が得られた。D−フエ
ニルアラニンは生成物のこの部分中に検出されなかっ
た。
かった。室温における加水分解反応36時間後、反応混
合物を濾過して懸濁液から固体固定化酵素を除き、濾過
ケークをメタノール33%、水67%の溶液20mlで2
回洗浄し、洗液および初めの濾液を合わせて約15mlに
濃縮し、4℃に冷却し、その温度で一夜保持した。結晶
沈殿が生じ、濾過した。この結晶は170℃等温で操作
したキラルガスクロマトグラフカラム〔アルテク・アソ
シエーテス社(Alltech Associates Inc.)、デールフィ
ルド、イリノイ州、からのキラルシル(Chiralsil)−Val
III〕を用いてN−アセチル−D−フエニルアラニンメ
チルエステルと同定された。その結晶は99%以上の純
度(光学純度)であった。濾液をエチルエーテル10ml
で3回洗浄し、エーテル層を水−メタノール層から分離
し、蒸発させるとN−アセチルフエニルアラニンメチル
エステルの結晶(薄層クロマトグラフィーおよび旋光測
定を用いて25%L、75%D)が得られた。D−フエ
ニルアラニンは生成物のこの部分中に検出されなかっ
た。
水層を蒸発して殆んど乾固させると生成物430mg、約
87%収率、が得られた。薄層クロマトグラフィーおよ
び光学純度測定によりこの沈殿の97%以上がL−フエ
ニルアラニンで残部がN−アセチルフエニルアラニンで
残部がN−アセチルフエニルアラニンメチルエステルで
あることが立証された。検出できるD−フエニルアラニ
ンは生成物のこの部分中に存在しなかった。
87%収率、が得られた。薄層クロマトグラフィーおよ
び光学純度測定によりこの沈殿の97%以上がL−フエ
ニルアラニンで残部がN−アセチルフエニルアラニンで
残部がN−アセチルフエニルアラニンメチルエステルで
あることが立証された。検出できるD−フエニルアラニ
ンは生成物のこの部分中に存在しなかった。
反応の生成物のどの部分中にもD−フエニルアラニンは
検出されなかった。従って加水分解反応はL−フエニル
アラニンおよびD−アセチルフエニルアラニンメチルエ
ステルを含むが、しかしD−フエニルアラニンを含まな
い混合物を生じた。
検出されなかった。従って加水分解反応はL−フエニル
アラニンおよびD−アセチルフエニルアラニンメチルエ
ステルを含むが、しかしD−フエニルアラニンを含まな
い混合物を生じた。
実施例2〜38 実施例1と同様に、表1の第1蘭に示したラセミ−α−
N−アシル−α−アミノ酸エステル(α−アミド酸エス
テル)のそれぞれを酵素加水分解にかけるとL−α−ア
ミド酸エステルのみが、そのα−アミド基およびそのヒ
ドロカルビルカルボキシ基の加水分解により選択的に転
化し、従って相当するα−アミノ酸のL−異性体および
未変化D−α−N−アシルアミノ酸エステルを含み、D
−α−アミノ酸を含まない混合物が生ずる。これらの実
施例において用いたアシラーゼは実施例1に用いたと同
様で同じ担体上に固定化される。各実施例に用いた個々
のエステラーゼは表1の第2欄に示される。
N−アシル−α−アミノ酸エステル(α−アミド酸エス
テル)のそれぞれを酵素加水分解にかけるとL−α−ア
ミド酸エステルのみが、そのα−アミド基およびそのヒ
ドロカルビルカルボキシ基の加水分解により選択的に転
化し、従って相当するα−アミノ酸のL−異性体および
未変化D−α−N−アシルアミノ酸エステルを含み、D
−α−アミノ酸を含まない混合物が生ずる。これらの実
施例において用いたアシラーゼは実施例1に用いたと同
様で同じ担体上に固定化される。各実施例に用いた個々
のエステラーゼは表1の第2欄に示される。
これらの実施例においてα−アミド酸エステル6ミリモ
ルを体積で30%のメタノール−70%の水の溶液20
ml中に分散させる。実施例3、4、11、22および3
4ではpHは希酢酸をそれに加えることにより約7.8に
調製する。次いですべての実施例において10mM CoCl
2 2mlおよびアミノアシラーゼ(E.C.3.5.
1.14)400mgすなわち100単位を固定化したジ
エチルアミノエチル基で置換した架橋デキストラン10
gに加えて表1の第2欄に示したエステラーゼ100単
位を加える。これらの実施例に用いたアシラーゼは実施
例1に用いたと同様である。次に反応混合物をかくはん
し、50℃の温度に加熱し、その温度で、薄層クロマト
グラフィーが出発物質の実質的な転化が行なわれたこと
を示すまで保持する。その後反応混合物を濾過して担持
酵素を除き、加水分解から生じたL−α−アミノ酸をD
−N−アシル−α−アミノ酸エステル出発物質との混合
物で含む濾液が得られ、その混合物はD−α−アミノ酸
鏡像体を含まない。
ルを体積で30%のメタノール−70%の水の溶液20
ml中に分散させる。実施例3、4、11、22および3
4ではpHは希酢酸をそれに加えることにより約7.8に
調製する。次いですべての実施例において10mM CoCl
2 2mlおよびアミノアシラーゼ(E.C.3.5.
1.14)400mgすなわち100単位を固定化したジ
エチルアミノエチル基で置換した架橋デキストラン10
gに加えて表1の第2欄に示したエステラーゼ100単
位を加える。これらの実施例に用いたアシラーゼは実施
例1に用いたと同様である。次に反応混合物をかくはん
し、50℃の温度に加熱し、その温度で、薄層クロマト
グラフィーが出発物質の実質的な転化が行なわれたこと
を示すまで保持する。その後反応混合物を濾過して担持
酵素を除き、加水分解から生じたL−α−アミノ酸をD
−N−アシル−α−アミノ酸エステル出発物質との混合
物で含む濾液が得られ、その混合物はD−α−アミノ酸
鏡像体を含まない。
実施例5および10では出発物質が第2のエステル基を
有するのでα−アミノ酸生成物はそれぞれ である。
有するのでα−アミノ酸生成物はそれぞれ である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク クラーク セサ アメリカ合衆国 オハイオ州 44121 サ ウス ユークリツド バーチウオールド ロード 4617
Claims (3)
- 【請求項1】アルファ炭素原子がキラルである天然産α
−アミノ酸の式を有するα−アミノ酸のα−アミノ酸ヒ
ドロカルビルエステル誘導体であって前記ヒドロカルビ
ルがC1〜C6アルキル基またはベンジル基であり、前
記アミド基のカルボニル炭素に結合した基がC1〜C6
アルキル基、ベンジル、H、フエニル、ベンジルオキ
シ、トリフルオロメチル、トリクロロメチルまたはトリ
フエニルメチル基である誘導体のLおよびD混合物のL
−異性体を、アシラーゼ触媒およびエステラーゼ触媒の
存在下に選択的に酵素的に加水分解して前記L−エステ
ルのみの前記アルファアミド基およびエステル化カルボ
キシ基のそれぞれの加水分解を促進し、前記加水分解を
前記アシラーゼ触媒および前記エステラーゼ触媒によっ
て果たし、生じたL−α−アミノ酸を前記D−α−アミ
ド酸ヒドロカルビルエステル誘導体との混合物であって
前記L−α−アミノ酸のD−α−アミノ酸鏡像体を実質
的に含まない混合物で回収することを含む方法。 - 【請求項2】両酵素が固体担体上に固定化される、特許
請求の範囲第(1)項記載の方法。 - 【請求項3】酵素の少なくとも一つが固体担体上に固定
化される、特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
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US670255 | 1996-06-20 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61119198A JPS61119198A (ja) | 1986-06-06 |
JPH0657158B2 true JPH0657158B2 (ja) | 1994-08-03 |
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---|---|
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US5078886A (en) * | 1989-10-18 | 1992-01-07 | Lehigh University | Separation of mixtures by two-phase systems |
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DK1148140T3 (da) * | 2000-04-19 | 2007-01-08 | Basilea Pharmaceutica Ag | Fremgangsmåde til fremstilling af D-asparaginderivater |
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US3386888A (en) * | 1965-07-15 | 1968-06-04 | Tanabe Seiyaku Co | Resolution of racemic amino acids |
US3816254A (en) * | 1970-02-03 | 1974-06-11 | Tanabe Seiyaku Co | Optical resolution of racemic amino acids |
CA947214A (en) * | 1971-04-02 | 1974-05-14 | Antoine D'iorio | Resolution of racemates of ring-substituted phenylalanines |
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US3963573A (en) * | 1975-03-03 | 1976-06-15 | The Procter & Gamble Company | Process for producing N-acyl-L-methionine |
JPS5332194A (en) * | 1976-09-08 | 1978-03-27 | Sumitomo Chem Co Ltd | Resolution of dl-lysine |
DE2807286A1 (de) * | 1978-02-21 | 1979-08-23 | Bayer Ag | Stereoselektive spaltung von phenylglycinderivaten und 4-hydroxyphenylglycinderivaten mit enzymharzen |
US4262092A (en) * | 1979-05-08 | 1981-04-14 | Ethyl Corporation | Process for producing N-acyl-D-phenylalanine ester |
US4259441A (en) * | 1979-09-17 | 1981-03-31 | Ethyl Corporation | Process for resolving D, L-leucine |
-
1984
- 1984-11-13 US US06/670,255 patent/US4670395A/en not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-10-11 CA CA000492797A patent/CA1236787A/en not_active Expired
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- 1985-10-25 DE DE8585307725T patent/DE3582016D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-11-04 BR BR8505500A patent/BR8505500A/pt unknown
- 1985-11-06 JP JP60248675A patent/JPH0657158B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-11-12 ES ES548782A patent/ES8706100A1/es not_active Expired
- 1985-11-12 KR KR1019850008422A patent/KR930006992B1/ko active IP Right Grant
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CN102628076A (zh) * | 2012-02-27 | 2012-08-08 | 滨海瀚鸿生化有限公司 | 一种手性氨基酸的制备工艺 |
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---|---|
CA1236787A (en) | 1988-05-17 |
US4670395A (en) | 1987-06-02 |
EP0182517A2 (en) | 1986-05-28 |
DE3582016D1 (de) | 1991-04-11 |
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ES8706100A1 (es) | 1987-06-01 |
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