JPH0657047B2 - 彩度調整方法及び装置 - Google Patents

彩度調整方法及び装置

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JPH0657047B2
JPH0657047B2 JP63127615A JP12761588A JPH0657047B2 JP H0657047 B2 JPH0657047 B2 JP H0657047B2 JP 63127615 A JP63127615 A JP 63127615A JP 12761588 A JP12761588 A JP 12761588A JP H0657047 B2 JPH0657047 B2 JP H0657047B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタルカラー複写機等のカラー画像形成
装置に関し、特に、希望の調子の出力画像を得るための
調整が容易な彩度調整方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、ディジタルカラー複写機においては、原稿の
画像を赤,緑,青の3色成分に分解し、その後、この3
色成分をマトリックス演算によりイエロー,マゼンタ,
シアンの色材成分に変換する。更に、この3色の色材成
分から、墨入れのためのブラックの色材成分を生成し、
最終的には、原稿の画像に応じたイエロー,マゼンタ,
シアン,ブラックの色材を用紙に付着させてカラーコピ
ーを得ている。
カラーコピーは、白黒コピーに比べて光学的及び電気的
な処理が複雑であり、また、視覚的に原稿からのずれが
目立ちやすいため、無調整で原稿の画像をそのまま再現
することは困難である。また、場合によっては、原稿の
調子を意図的に変えてコピーをとる場合もある。このた
め、コピーの際には、濃度,色相等の調整を行うための
回路が設けられている。たとえば、赤,緑,青の3色成
分、或いは、イエロー,マゼンタ,シアンの色材成分の
量,割合等を変える調整回路を設け、濃度,彩度,色相
等の調整を行っていた。
彩度を調整する方法の一例が、特開昭61-179697号公報
に開示されている。
同公報に記載の調整方法においては、先ず、赤,緑,青
の3色濃度D,D,Dを求め、これらの最大値MA
X,中間値MID,最小値MINを求める。但し、 MAX=max(D,D,D), MID=mid(D,D,D), MIN=min(D,D,D) である。そして、(MID-MIN)/(MAX-MIN)の比を変えるこ
となく、MAX,MIDの値を変えることにより彩度を調整す
るようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような方法で彩度を調整するとき、
最小濃度を固定した状態で他の2色の濃度を変更してい
るので、明度も変化してしまう。また、明度が変化しな
いようにするためには、MINの値も変更しなければなら
ず、回路が複雑化するという問題があった。
また、各色成分を直接変えて彩度を調整することも行わ
れているが、この場合も、彩度だけでなく、濃度,色相
も必然的に変化してしまう。このため、希望とする調子
の画像を得ることが困難であった。また、各種の補正回
路を設けて、彩度を調整した場合でも、濃度,色相に影
響が出ないようにすることも行われているが、調整個所
が非常に多くなり、操作が困難であるとともに、調整に
長年の経験を要するという問題があった。
また、特開昭61-236275号公報には、カラー画情報の3
原色データから色相、にごり及び階調に変換して調整を
行う色修正方法が記載されている。同公報に記載によれ
ば、その効果として色の感覚的分類(色相,彩度,明
度)に沿った色修正処理が行えることが挙げられてい
る。
しかしながら、同公報に記載の色修正方法においては、
彩度の調整を正確に行うことはできない。すなわち、同
公報に開示されているにごり量とは、或る色に対して、
それに含まれている反対色(補色)の量で表されてお
り、彩度とは正確には対応していない。このため、にご
り量を調整しただけでは、彩度を正確に調整することが
できないという問題があった。
本発明は、前記問題点を解決するために案出されたもの
であって、彩度の調整を独立して正確に行うことを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、色相,明度及び彩度に変換し、前記彩度を調
整したのち、前記色相及び明度と組み合わせて色材濃度
に変換し、該色材濃度に基づきカラー画像を出力する彩
度調整方法であって、カラー原稿を読み取って得た赤,
緑及び青の各色濃度から視感濃度を求め、該視感濃度か
ら明度を求め、前記赤,緑及び青の各色濃度の中に最大
濃度と最小濃度との差と前記明度に基づいて彩度を求め
ることを特徴とする。
また、本発明の彩度調整装置は、カラー画像入力手段か
らの信号を赤,緑及び青の各色濃度信号に分離する色分
離手段と、前記色分離手段からの赤,緑及び青の各色濃
度信号から視感濃度を求め、更にこの視感濃度から明度
を求める手段と、前記色分離手段からの赤,緑及び青の
各色濃度信号の中の最大濃度と最小濃度との差と前記明
度に基づいて彩度を求める手段と、前記色分離手段から
の赤,緑及び青の各色濃度信号の中の最大濃度と最小濃
度との差と、中間濃度と最小濃度との差との差の比に基
づいて色相を求める手段と、前記明度、前記彩度及び前
記色相を互いに独立に調整する手段と、調整後の明度信
号、彩度信号及び色相信号を、カラー画像出力手段に供
給するための色材濃度信号に変換する手段とを備えてい
ることを特徴とする。
〔作用〕
本発明においては、カラー原稿を読み取って得た赤,緑
及び青の色濃度が、一旦、色相,明度及び彩度に変換さ
れる。これらの変換は、たとえば、色相は、赤,緑及び
青の色濃度の大小関係及び差の量から求められる。ま
た、これらの色濃度から近似式により、視感濃度,明度
を順に求め、前記色濃度と明度から彩度を求めることが
できる。彩度は操作パネル等からの指示により調整され
たのち、色相,明度と共に色材濃度に逆変換され、カラ
ー画像として出力される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本発明の特
徴を具体的に説明する。
第2図は本発明の彩度調整方法が適用されるカラー複写
機の全体ブロック図を示している。
カラー原稿を読み取るカラー画像入力装置1の出力は、
RGB色分離回路2に供給されて、赤,緑,青の濃度信
号D,D,Dに変換され、更に、HVC変換回路
3により、色相信号H,明度信号V,彩度信号Cに変換
される。これらの信号H,V,CはHVC調整回路4に
供給される。HVC調整回路4には操作パネル部20が接
続されており、後述するように、この操作パネル部20か
らの指示により、色相,明度,彩度信号H,V,Cを調
整するようになっている。
この操作パネル部20の一例について、第3図を参照して
説明する。
操作パネル部20には、コピー濃度調整部20V,彩度調整
部20C,色相調整部20Hが設けられている。
コピー濃度調整部20Vのコピー濃度調整キー21を操作す
ると、HVC調整回路4において明度信号Vが調整され
るとともに、調整の程度がコピー濃度表示ランプ部22に
より表示される。
同様に、彩度調整部20Cの彩度調整キー23により彩度信
号Cが調整されるとともに、調整の程度が彩度表示ラン
プ部24により表示される。
また、色相調整部20Hには赤,青,緑の各色毎に調整部
が設けられており、たとえば、赤色相調整キー25を操作
するとHVC調整回路4において赤近辺の色相が制御さ
れるとともに、調整の程度が赤色相表示ランプ部26によ
り表示される。ここでは、赤色相調整キー25の操作によ
り、赤が黄寄り或いは紫寄りとなる。青色相調整キー2
7,青色表示ランプ部28,緑色相調整キー29,緑色相表
示ランプ部30についても同様である。
なお、HVC変換回路3,HVC調整回路4及び以下に
述べるHVC逆変換回路5の詳細については後述する。
調整後の色相,明度,彩度信号H,V,Cは、HVC逆
変換回路5により、再度、赤,緑,青の濃度信号D
,Dに変換されたのち、色補正回路6によりイエ
ロー,マゼンタ,シアンの色材濃度信号D,D,D
に変換される。
これらの色材濃度信号D,D,Dは、END変換
回路7により対応する等価中性濃度信号に変換される。
墨量決定回路8においては、これらの等価中性濃度信号
から墨入れのための墨信号を生成し、下色除去回路9に
おいて、前記のイエロー,マゼンタ,シアンの等価中性
濃度信号から墨信号を減算し、更に、逆END変換回路
10において等価中性濃度信号を色材濃度信号D
,Dに再変換する。これらの色材濃度信号D
,D及び墨量決定回路8からの墨信号は、階調補
正回路11において、カラー画像出力装置12の出力特性に
合わせた階調補正が行われる。たとえば、カラー画像出
力装置12がレーザプリンタであり、ドット数により階調
が表現される場合は、ドット数の増加に応じて濃度がS
字状に変化する階調補正が行われる。そして、最終的に
は、原稿の画像に応じてイエロー,マゼンタ,シアン,
ブラックの色材を用紙に付着させてカラーコピーを得て
いる。
次に、HVC変換回路3,HVC調整回路4及びHVC
逆変換回路5を使用した色相,明度及び彩度の調整につ
いて第1図を参照して詳細に説明する。
先ず、色相調整について説明する。本実施例において
は、前記濃度信号D,D,Dの大小関係から色相
環の位置を決定できることに着目し、前記濃度信号
,D,Dから色相角Hを近似する。なお、ここ
では説明を簡単にするため、信号名と信号の値或いは色
相角を同一符号で表している。
以下、色相角Hを近似する手順について説明する。
先ず、反射率表現による近似を考える。
赤,緑,青の反射率信号をR,R,Rとし、大小
順に並べる。すなわち、max(R,R,R),mid
(R,R,R),min(R,R,R)を求
める。(第1図のステップ101,102参照)。
たとえば、R>R>Rであるとき、 max(R,R,R)=R mid(R,R,R)=R min(R,R,R)=R となる。
なお、以下の説明においてはmax(R,R
),mid(R,R,R),min(R,R
)をそれぞれ単にmax,mid,minで表す。
minは白色成分を表している。したがって、白色成分を
除いたmax-min,mid-minの組み合わせで色相の範囲が、
赤,イエロー,緑,シアン,青,マゼンタの六つの色相
軸で分割された色相領域R,G,G,B
,Rのどの部分に属しているのかが決定される。
なお、各色相軸の角度は、それぞれ、0度,60度,120
度,180度,240度,300度である。
反射率の大小関係と色相領域との関係を第1表に示す。
ここで、色相角比Hrを で定義すると、色相角比Hrは0〜1の範囲で変化し、
赤,緑,青軸上にあるときは0、イエロー,シアン,マ
ゼンタ軸上にあるときは1である。
したがって、反射率信号R,R,Rの大小関係
で、色相が六つの色相領域のいずれに属するのかを特定
でき、更に、色相角比Hrにより色相角Hは、H=F(H
r)で特定できる(ステップ103)。
ここで関数Fは、 となる関数である。
次に、このようにして定義した色相角Hを、第2表に示
す変換テーブルによりマンセル色相に変換する(ステッ
プ104)。これは、上述の演算により求めた色相角は、
マンセル色相環の色相角とは必ずしも正確には対応して
いないため、補正を必要とするからである。また、中間
の角度については、内挿により求める。
次に、反射率表現による近似を濃度による近似に変換す
る。
濃度をDとし、反射率をRとしたとき、 D=−log10 であるが、濃度Dを吸収率A(=1−R)の一表
現と見做せば式(1)を参照して、濃度による色相角比Hr
を次の式で定義できる。
この色相角比Hrの変化も、反射率表現による近似の場合
と同様である。なお、以下の説明においては、max(D
,D,D),mid(D,D,D),min(D
,D,D)をそれぞれ単にmax,mid,minで表
す。
また、色相領域分割及び関数Fによる色相角の近似も、
反射率表現による近似と同様に行うことができる。
上述の色相角Hを求めるために、RGB白分離回路2か
らの3色濃度信号D,D,Dが第4図に示される
色相変換用ROM3Hに供給される。色相変換用ROM3H
は、3色濃度信号D,D,Dを入力とし、前記演
算により求められた色相を出力としたルックアップテー
ブルである。したがって、色相変換用ROM3Hからは、
3色濃度信号D,D,Dに応じた、たとえば、6
ビットの色相信号H0が得られる。
この色相信号H0は、色相調整回路4Hに供給される。色
相調整回路4Hは、赤,緑,青の各領域毎に、指定された
色相角調整を独立に行うもので、ルックアップテーブル
形式のROMから構成されている。この色相調整回路4H
は、色相信号H0と赤領域調整信号S,緑領域調整信
号S,青領域調整信号Sを入力とし、第3表に示さ
れる色相範囲内では色相の調整を行う。
入力されている色相角Hが、上記3領域の何れかに属し
ていれば、 H1=H0+2×fH の関係で色相角を調整する。但し、H1は調整後の色相
角、fHは調整係数である。調整係数fHは、第3図に示さ
れる操作パネル部20の各色の色相調整キー25,27,29か
らの各領域調整信号S,S,S、たとえば、
「0」〜「6」の調整度に対応しており、調整度と調整
係数fHとの関係は第4表のようになっている。
なお、調整係数「+3」は色相最大右回転を意味し、た
とえば赤領域の場合、色相が黄寄りとなる。また、調整
係数「−3」は色相最大左回転を意味し、同じく赤領域
の場合、色相が紫寄りとなる。
上述のように、本実施例においては、色相が特定の色相
領域に属しているときのみ、その色相領域内で色相調整
を行うようにしているので、他の色相に影響を与えるこ
となく、目的の色相のみの調整が可能となる。
次に、明度調整について説明する。
本実施例においては、3色濃度信号D,D,D
ら視感濃度Dを以下の近似式により求める(ステップ10
5)。
D=α1×D+α2×D+α3×D =0.5×D+0.45×D+0.05×D 更に、この視感濃度Dから以下の近似式により明度Vを
求める(ステップ106)。
但し、β:2.362 上述の近似の演算は、第4図に示す明度変換用ROM3V
により行われる。なお、βは上記値の限らず、2.30≦β
≦2.45の範囲であれば、明度Vを充分近似できる。
明度変換用ROM3Vは、3色濃度信号D,D,D
を入力とし、前記演算により求められた明度を出力とし
たルックアップテーブルである。したがって、明度変換
用ROM3Vからは、3色濃度信号D,D,Dに応
じた明度信号V0が得られる。
この明度信号V0は、明度調整回路4Vに供給される。明
度調整回路4Vは、ルックアップテーブル形式のROMか
ら構成されており、入力の明度V0に対して出力の明度
をV1としたとき、 となるような演算を行う。
なお、ここでのfvは、コピー濃度調整部20Vからのコピ
ー濃度調整信号Svに対応した調整度であり、たとえば、
「2.5」〜「5.5」の範囲で変化させることにより、明度
Vを調整し、結果としてコピー濃度を調整することがで
きる。
最後に、彩度調整について説明する。本実施例において
は、先に求めた濃度の最大値max,最小値min及び明度V
から、彩度Cを以下の近似式により求める(ステップ10
7)。
C=γ×V×(max−min) 但し、γ:2.44 上述の近似の演算は、第4図に示す彩度変換用ROM3C
により行われる。なお、γは上記値の限らず、2.30≦γ
≦2.60の範囲であれば、彩度Cを充分近似できる。
彩度変換用ROM3Cは、3色濃度信号D,D,D
を入力とし、前記演算により求められた彩度を出力とし
たルックアップテーブルである。したがって、彩度変換
用ROM3Cからは、3色濃度信号D,D,Dに応
じた彩度信号C0が得られる。
この彩度信号C0は、彩度調整回路4Cに供給される。彩
度調整回路4Cは、ルックアップテーブル形式のROMか
ら構成されており、入力の彩度C0に対して出力の彩度
をC1としたとき、 となるような演算を行う。
なお、ここでのfcは、彩度調整部20Cからの彩度調整信
号Scに対応した調整係数であり、たとえば、「5」〜
「11」の範囲で変化させることにより、彩度Cを調整す
ることができる。
上述のように、本実施例においては、濃度情報を一旦彩
度情報に変換し、この彩度情報に対して調整を行ったの
ち、後述するように、色相及び明度情報と組み合わせて
濃度信号に変換しているので、彩度調整を行った場合で
も色相及び明度情報は維持される。
上述のようにして調整された、色相,明度及び彩度の各
信号H1,V1,C1は、HVC逆変換回路5に供給さ
れ、再度、赤,緑,青の濃度信号D,D,Dに変
換される。
すなわち、先ず、明度Vから濃度Dを求めるとともに、
明度V及び彩度Cからmax−minを求め、更に、色相角H
をルックアップテーブルにより逆変換して、色相角比Hr 及び色相領域情報を得る。更にmax−min及び色相角比Hr
から、max−midを求める。
ところで、色相領域毎に、濃度D,max,mid,minの関
係は第5表の形で与えられる。
したがって、色相領域毎に,濃度D,max−min,max−m
idの値からmax,mid,minを求めることができ、更に、
,D,Dへの対応関係も求められる。
たとえば、色相領域Rすなわち、D>D>D
おける変換の例を挙げると、 となる。
そして、このmin,mid,maxは、先に求めた色相領域情
報に基づいて、各色濃度に割り当てられる。
このようにして、色相,明度及び彩度の各信号H,V,
Cは、再度、赤,緑,青の濃度信号D,D,D
変換され、色補正回路6に供給される。
なお、上述の実施例においては、理解を容易にするた
め、機能別のブロックに分けて説明したが、実際には、
HVC逆変換回路5から階調補正回路11までは、第5図
に示すように、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック
の各色材毎のルックアップテーブルとしてROM40Y,4
0M,40C,40Kから構成されている。
すなわち、途中の演算過程が全て統合された形でテーブ
ルが形成され、色相,明度及び彩度の各信号H1,V1
1が入力とされ、カラー画像出力装置12におけるイエ
ロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色材毎のドット
数N,N,N,Nが直接出力となる。このた
め、HVC逆変換回路5以降の部分においては、濃度信
号等は回路上は発生しないが、テーブル内には係数の形
で組み込まれている。なお、本実施例においては、色材
信号とは、濃度に直接対応してアナログ的に変化する信
号に限らず、カラー画像出力装置12におけるドット数も
含まれるものとする。
〔発明の効果〕 以上に述べたように、本発明によれば、カラー原稿を読
み取って得た赤,緑及び青の色濃度を一旦色相,明度及
び彩度に変換し、彩度に対して調整を施したのち、前記
色相及び明度と組み合わせて色材濃度に逆変換してい
る。これにより、色相及び明度を維持した状態で彩度の
みを、しかも正確に調整することが可能となり、使用者
の意図に沿った自由な色調調整ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は濃度を色相,明度及び彩度に変換する手順を示
す説明図、第2図は本発明の彩度調整方法が適用される
カラー複写機の全体の構成例を示すブロック図、第3図
は操作パネルの一例を示す正面図、第4図はHVC調整
回路周辺のブロック図、第5図は色相,明度及び彩度の
各信号からカラー画像出力装置における各色材毎のドッ
ト数を直接出力するルックアップテーブル形式のROM
を示すブロック図である。 1:カラー画像入力装置 2:RGB色分離回路、3:HVC変換回路 3H:色相変換用ROM、3V:明度変換用ROM 3C:彩度変換用ROM、4:HVC調整回路 4H:色相調整回路、4V:明度調整回路 4C:彩度調整回路、5:HVC逆変換回路 6:色補正回路、7:END変換回路 8:墨量決定回路、9:下色除去回路 10:逆END変換回路、11:階調補正回路 12:カラー画像出力装置 20:操作パネル部、20H:色相調整部 20V:コピー濃度調整部 20C:彩度調整部、21:コピー濃度調整キー 22:コピー濃度表示ランプ部 23:彩度調整キー、24:彩度表示ランプ部 25:赤色相調整キー、26:赤色相表示ランプ部 27:青色相調整キー、28:青色相表示ランプ部 29:緑色相調整キー、30:緑色相表示ランプ部 40Y:イエロー変換用ROM 40M:マゼンタ変換用ROM 40C:シアン変換用ROM 40K:ブラック変換用ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色相,明度及び彩度に変換し、前記彩度を
    調整したのち、前記色相及び明度と組み合わせて色材濃
    度に変換し、該色材濃度に基づきカラー画像を出力する
    彩度調整方法であって、 カラー原稿を読み取って得た赤,緑及び青の各色濃度か
    ら視感濃度を求め、 該視感濃度から明度を求め、 前記赤,緑及び青の各色濃度の中の最大濃度と最小濃度
    との差と前記明度に基づいて彩度を求めることを特徴と
    する彩度調整方法。
  2. 【請求項2】カラー画像入力手段からの信号を赤,緑及
    び青の各色濃度信号に分離する色分離手段と、 前記色分離手段からの赤,緑及び青の各色濃度信号から
    視感濃度を求め、更にこの視感濃度から明度を求める手
    段と、 前記色分離手段からの赤,緑及び青の各色濃度信号の中
    の最大濃度と最小濃度との差と前記明度に基づいて彩度
    を求める手段と、 前記色分離手段からの赤,緑及び青の各色濃度信号の中
    の最大濃度と最小濃度との差と、中間濃度と最小濃度と
    の差との差の比に基づいて色相を求める手段と、 前記明度、前記彩度及び前記色相を互いに独立に調整す
    る手段と、 調整後の明度信号、彩度信号及び色相信号を、カラー画
    像出力手段に供給するための色材濃度信号に変換する手
    段とを備えていることを特徴とする彩度調整装置。
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