JPH0656975B2 - 移動体通信を用いた車両位置検出方式 - Google Patents

移動体通信を用いた車両位置検出方式

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JPH0656975B2
JPH0656975B2 JP2668686A JP2668686A JPH0656975B2 JP H0656975 B2 JPH0656975 B2 JP H0656975B2 JP 2668686 A JP2668686 A JP 2668686A JP 2668686 A JP2668686 A JP 2668686A JP H0656975 B2 JPH0656975 B2 JP H0656975B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動体通信システムに係り、特にナビゲーシヨ
ンシステムのキーポイントとなる自車両位置検出に好適
な方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、バスロケーシヨンシステムを用いて自車位置を求
める方式としては、特願昭56-39380号公報の「車内案内
自動化方式」がある。これは、自分の走行距離と与えら
れた停留所の距離を比較して、バス自身が自分の位置を
判断し車内案内をするものであり、これ自身でクローズ
ドしたシステムとなつている。本発明は、これを進歩さ
せてバスを動く路上機として、従来から実用化実験を行
つている路車間,自動車間システムに組み込んで、新た
なシステムを構築するものである。この結果、現在実用
にある地磁気センサー方式ナビゲーシヨンシステムで問
題となつている位置精度すなわち位置補正を行うもので
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は他車両への自車両位置情報の提供の点に
ついて配慮をしていなかつた。
本発明の目的は、バスロケーシヨンシステムと移動体通
信システムとを併合することにより、自車位置をバスか
ら提供され、位置補正を自動に行うシステムを提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的は、移動体通信システムとバスロケーシヨンシ
ステム間に交信機能を設け、バス自身が計測している自
車両位置を他車両へ伝達することにより、達成される。
〔作用〕
移動体通信システム内の車両は、路上装置との交信によ
つて得られた位置情報と、自分の走行距離とから自車両
位置を把握している。又、バスロケーシヨンシステム内
のバスも、停留所でのバスロケ路上機との交信で得られ
た停留所位置情報と、自分の走行距離とから自車両位置
を把握している。ここで、移動体通信システムの車両と
バスロケーシヨンシステムのバスとが行き交う(又は、
行き過ぎる)際に、車両間通信によりバスの自動両位置
を車両へ伝達できるようになる。バスの停留所間隔が一
般に狭いことから、このバスが提供する位置情報は、移
動体通信システムの車両より精度が良いため、この車両
へより正確な車両位置を伝えることができ、位置補正を
行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明す。第1図
は、本発明の全体構成を表わすバスロケーシヨンシステ
ムと、路車間通信システムと、自動車間通信システムを
示す図である。まず道路1の傍らに、路車間システム用
路上機2(以後、路車間路上機と呼称)と、バスロケー
シヨン用路上機3(バスロケ路上機と呼称)とが設置さ
れており、それぞれ車両5(乗用車、タクシー、トラツ
クetc )及びバス6と自分の所有する交信領域で通信を
行う。又、これら路上機群2,3は通信回線7(例えば
NTT回線)で中央制御局4に接続されている。一方、
車両5同志及び車両5とバス6は、第4図,第5図に示
すように自動車間通信を行う。以後、各システムを個別
に説明していく。
第2図は、バスロケーシヨンシステムの形態を示す図で
ある。道路1の傍らにバス停留所があり、それにバスロ
ケ路上機3が設置されている。この路上機3は交信領域
30を所有し、ここをバス6が通過(停車)した際に交
信する。このときバスデータを受信する。一方6は、路
上機3から停留所位置すなわち現在位置路上機3は、次
のバス停へバス6の到着及び発進を、通信回線7と中央
制御局4を介して伝達する。なお、バスロケ路上機3と
バス搭載回路60の詳細については後述する。
第3図は、路車間通信システムの形態を示す図である。
道路1(特に交差点近辺道路)の傍らに路車間路上機2
が設置されている。この路上機2は交信領域20を所有
し、ここを車載装置50を搭載した車両5が通過した際
に交信する。これら2,50の詳細も後述する。
第4図,第5図は、自動車間通信システムの形態を示す
図である。まず第4図は、車載通信回路50を搭載した
車両5同志の通信形態で、双方向通信を行う。一方第5
図は、車両5とバス6との通信形態で、これはバス6か
ら車両5への単方向通信を行う。ここで注意しなけばな
らないのは、バスロケ、路車間、車々間3システムが共
存しているため、相互で電波すなわち周波数競合を防ぐ
必要がある。これらは3システムを1まとめして、全体
の通信制御手順等を調整すれば、周波数1波でも問題は
なくなる。しかし、3システムはぞれぞれ独自でも1つ
のシステムとして稼動することから、3波(
)を表1に示す対応で使用する。
すなわち、バスロケでは、路→バスを・バス→路を
の2波使用する。路車間システムでは、路→車を
・車路をVの2波使用する。又は、自動車間通信で
は、車 車を1波、バス→車を1波として、そ
れぞれ3システム間の相互干渉を防いでおく。次に、各
機器の回路構成を第6図〜第9図を用いて説明する。
第6図は、路車間路上機2の回路構成を示している。ま
ず、路車間路上機全体の制御を司どるマイクロコンピユ
ータ600があり、その制御動作等を記憶保持している
ROM601及び、一時的なデータ退避、格納をするた
めのRAM602がある。次に車両5と交信を行うため
のモデム(通信回路)部を説明する。まず電波の送受を
する路車間路上アンテナ603がある。ここで、表1に
示したように、車両5からは周波数の電波が送信さ
れてくるので、このに即した帯域フイルタ604で
帯域制限を行い、不要高調波、低周波を除去したのち、
増幅器605にて復調可能な所要レベルの増幅信号を作
成する。ここで、デイジタル信号伝送方式としては、既
存のバスロケでのPSK方式、路車間システムでのMS
K方式があるが、今はバスロケのみが実用化されている
ことを考えて、PSK方式に3システムとも統一する。
この時に使用する搬送波は表1に示した通りである。従
つて、デイジタル(PSK)復調器606でデイジタル
データに復調され、通信制御回路607へ伝わる。この
回路は、国際通信規格に則つたHDLCプロトコル等を用い
るときには、通信制御用LSI(ADLC)1ケで簡単たに
構成されるものである。一方、車両5への送信時には、
MPU 600で生成されたデイジタルデータを、通信制御
回路607を介して、デイジタル(PSK)変調器60
8でアナログ信号(周波数)に変換し、増幅器60
9で送信に必要なレベルまで増幅した後、路車間路上ア
ンテナ603を介して送信される。又、路車間路上機
は、中央制御局4と通信回線7を介して接続されてい
る。このため、シリアルデータ転送用の通信回線制御器
(NTT仕様のMODEM 装置等)610を有し、中央4で
の処理本体は汎用の計算機等を用いて行う。
第7図は、バスロケ路上機3の回路構成を示している。
基本的構成は第6図の路車間路上機と全く同様である。
そこで、簡単に動作を説明するに止どめておく。まず全
体を制御しているマイクロコンピユータ(MPU)70
0、制御手順が格納されているROM701及び、デー
タの一時退避・格納に用いるRAM702がある。バス
6と交信を行うための通信回路部分としては、電送を送
受するバスロケアンテナ703があり、これより受信し
たアナログデータ信号(周波数)は、帯域フイルタ
704を通過した際にノイズが除去され、増幅器705
にてレベル増幅され、デイジタル(PSK)復調器70
6でデイジタル信号に復調される。これを通信制御回路
707を介してMPU700へデイジタル復調データを
渡す。一方、バス6への送信部は搬送周波数Sで、708
はデイジタル(PSK)変調器、709は増幅器となつ
ている。又、710は通信回線制御器(MODEM)である。
そして、バスロケの特徴であるバス接近及び運行終了を
示す表示器712が711の表示制御回路(例えばCRTC
など)を介して、700のMPUに接続されている。
第8図は、バス6に搭載される回路60の構成を示して
いる。この基本的構成も第6図の路車間路上機と同様な
ので、第6図との対応と、それとの相違に触れるのに止
どめておく。まずMPU800,ROM801,RAM
802があり、これに自分の走行距離を知るための車速
パルスセンサ803が追加されている。バス上アンテナ
804 には、バスロケ路上機3からの搬送周波数Sのデ
ータが送信されて来る。従つて、帯域フイルタ805,
増幅器806,デイジタル復調器808,通信制御回路
809と送信(搬送周波数)に用いる809,デイ
ジタル変調器810,増幅器811からなり、更に搬送
周波数のCD回路807が追加され、検出時には割
込み信号を発生させMPU800へ通達する、この働き
は、後述する。
第9図は、車両5に搭載される回路50の構成を示して
いる。車両5、は路車間通信と車々間通信を行うため、
受信2形態,送信1形態となつているが、第8図とほぼ
同様の構成である。すなわちMPU900,ROM90
1,RAM902,車速パルスセンサ903がある。こ
れに車上アンテナ904には、路車間路上機2、バス6
からの搬送周波数のデータ及び、車両5との自動車
間通信での搬送波のデータが送信されてくる。従つ
用の帯域フイルタ905,増幅器907 との帯
域フイルタ906、増幅器908からなり、これらの信
号検出用のCD回路909及び受信2波(VB)切
換選択スイツチ910がある。このCD回路909から
は、切換制御信号及びCD信号(割込み信号)を発生さ
せている。増幅された受信アナログ信号は、911のデ
イジタル(PSK)復調器で2値化される。送信は、搬
送周波数で路車間路上機2、他車両5へ行われる。
従つて、913はデイジタル(PSK)変調器は、91
4は増幅器である。また、バスロケーシヨン、路車間通
信、移動車間通信とも微弱電波を用いている。そのた
め、それぞれのアンテナ603,703,804,90
4が構築する交信領域は、アンテナを中心として高々半
径3m強の円形領域となる。
以上の構成における車両位置検出方式の制御手順を次に
説明する。
第10図は、第2図に示したバスロケーシヨンシステム
の制御例である。まず、バスが停留所へ到着した際に、
バスロケ路上機3からの送信データ(搬送周波数
をCD回路807でキヤツチし、MPU800に割込み
を発生する。これをMPUが100で検出(割込み認
知)し、バス停に到着したことを知り、101で通常の
バスロケ処理すなわちバス番号の送信、停留所番号・位
置データの受信等を行い、712の表示装置で接近表
示、バス運行終了表示を行う。その後、102でこのC
D割込みの解除処理を行う。次に101で得た停留所位
置データを車両位置検出の基準として103でRAM8
02に登録しておく。そして、この基準値からの移動距
離を車速パルスセンサ803を元に104で計算する。
この結果、バスは自車両位置を103の基準位置データ
と104 の移動距離値で把握しており、これを105で車
両5向けに送信間隔Tでポーリングする。又、105か
ら104へのループ処理とし、位置情報を絶えず更新す
るようにしている。尚、この処理中に次のバス停に着い
た時は、前述の如くCD割込みが発生して処理100へ
と移りかわる。
第11図,第12図は、第4図,第5図に示した自動車
間通信システムを用いた制御例である。車両5は、第3
図に示した路車間通信システムにおいて、路上機2から
路上機位置データを得ている。そして、バス6と同様な
手法で車速パルスセンサ903を用いて自車両位置を把
握している。
第11図は、第4図に示した自動車間通信すなわち車両
車両の通信における自車両位置補正の制御例である。
今、車両と車両がそれぞれの自車両位置,を把
握しながら走行している。これらが自動車間通信でまず
車両から自車両位置データを110で車両へ送信
する。車両は、これを111で受信した後に112で
自車両位置データを車両へ返送する。車両は、こ
れを113で受信した後に、自車両位置の相加平均をと
る(114,115)、そして現在位置,を変更す
る。(116,117)ここで相加平均として 相加平均=(位置+位置)/2 を用いる。
第12図は、第5図に示した自動車間通信すなわちバス
→車両の通信における制御手順例である。今、バス6は
第10図の手順に則り、自車位置情報をポーリング10
5中である。これを車両5が、第9図のCD回路909
で検出してデータ受信120を行う。ここで、バス6の
持つ自車両位置情報はバス停間隔の短かさ、定期運行経
路の走行といつた面から、かなり正確なものであるの
で、これを現在位置データとして121で更新してお
く。すなわちバス6は移動路上機と見ることができる。
以上のように、バスロケーシヨンシステム、路車間通信
システム、自動車間通信システムを併合させることによ
り、精度の良い自車両位置検出方式を提供できる。
〔発明の効果〕 本発明によれば、バス及び車両が所持している自車両位
置情報を、移動体通信によつて交換、貸与できることか
ら、精度の高い位置検出が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図、第2図はバスロケーシヨ
ンシステムの構成図、第3図は路車間通信システムの構
成図、第4図,第5図は自動車間通信システムの構成
図、第6図〜第9図は本発明の一実施例に設けた装置の
回路構成図、第10図はバスロケーシヨンシステムの制
御手順を示す図、第11図、第12図は自動車間通信シ
ステムの制御手順を示す図である。 1……道路、2……路車間路上機、3……バスロケ路上
機、4……中央制御局、5……車両、6……バス、7…
…通信回線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスロケーシヨンシステムと路車間通信シ
    ステムと自動車間通信システムより成る移動体通信シス
    テムにおいて、このシステムに属すバス,乗用車,トラ
    ツク等の車両に移動距離検出手段を持たせて自車両位置
    の検出を行いかつ相互の車両位置情報を通信により交換
    もしくは供与することで車両位置を正確に検出すること
    を特徴とする移動体通信を用いた車両位置検出方式。
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