JPH0765292A - 車載用位置表示装置 - Google Patents
車載用位置表示装置Info
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- JPH0765292A JPH0765292A JP20803793A JP20803793A JPH0765292A JP H0765292 A JPH0765292 A JP H0765292A JP 20803793 A JP20803793 A JP 20803793A JP 20803793 A JP20803793 A JP 20803793A JP H0765292 A JPH0765292 A JP H0765292A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- radio wave
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- display
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- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】他車の現在位置を表示する場合、その他車の活
動状況も併せて表示することができる車載用位置表示装
置を提供すること。 【構成】各車両1には、自車の活動状況や車両番号等を
入力する入力部14が備えられている。他車から車両番
号、現在位置および活動状況を含む信号を無線電波とし
て送信部15から受信局2に送信されているときに、自
車の受信部16がその無線電波を受信すると、制御部1
1はその電波に基づき、車両番号、現在位置および活動
状況を認識し、他車の活動状況に対応させた形態または
色の表示マークを車両番号を付加して状態で表示部13
の表示画面中に他車の現在位置に表示させる。 【効果】自車および他車の現在位置とともに、他車の状
況も把握することができる。
動状況も併せて表示することができる車載用位置表示装
置を提供すること。 【構成】各車両1には、自車の活動状況や車両番号等を
入力する入力部14が備えられている。他車から車両番
号、現在位置および活動状況を含む信号を無線電波とし
て送信部15から受信局2に送信されているときに、自
車の受信部16がその無線電波を受信すると、制御部1
1はその電波に基づき、車両番号、現在位置および活動
状況を認識し、他車の活動状況に対応させた形態または
色の表示マークを車両番号を付加して状態で表示部13
の表示画面中に他車の現在位置に表示させる。 【効果】自車および他車の現在位置とともに、他車の状
況も把握することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載されて用い
られ、自車の現在位置を道路地図に重ねて表示するとと
もに、他車の現在位置も併せて表示するようにした車載
用位置表示装置に関するものである。
られ、自車の現在位置を道路地図に重ねて表示するとと
もに、他車の現在位置も併せて表示するようにした車載
用位置表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、警察やタクシー会社等の特定
のグループに所属する各車両に車両位置検出装置および
送信機を搭載し、車両に予め与えられている車両番号や
活動状況、車両位置検出装置で検出された現在位置デー
タを送信機から中央本部に送信し、中央本部で各車両の
車両番号、活動状況および現在位置を把握できるように
したシステムが知られている。ここで、上記活動状況と
は、たとえば警察でこのシステムが採用されている場合
は、「警ら」、「捜査」、「事故処理」等のように、パ
トカーに搭乗している警察官が行っている行動のことで
ある。また、タクシー会社でこのシステムが採用されて
いる場合、活動状況とは、「空車」、「実車」、「回
送」等に相当する。このシステムによれば、中央本部で
各車両の現在位置および活動状況を把握することができ
るので、中央本部から各車両に対して指示を与えやす
い。
のグループに所属する各車両に車両位置検出装置および
送信機を搭載し、車両に予め与えられている車両番号や
活動状況、車両位置検出装置で検出された現在位置デー
タを送信機から中央本部に送信し、中央本部で各車両の
車両番号、活動状況および現在位置を把握できるように
したシステムが知られている。ここで、上記活動状況と
は、たとえば警察でこのシステムが採用されている場合
は、「警ら」、「捜査」、「事故処理」等のように、パ
トカーに搭乗している警察官が行っている行動のことで
ある。また、タクシー会社でこのシステムが採用されて
いる場合、活動状況とは、「空車」、「実車」、「回
送」等に相当する。このシステムによれば、中央本部で
各車両の現在位置および活動状況を把握することができ
るので、中央本部から各車両に対して指示を与えやす
い。
【0003】また、各車両に受信機を搭載し、他車から
送信された位置情報を含む無線電波を傍受して、他車の
現在位置を自車のナビゲーション装置の表示装置に表示
させるようにするシステムも考えられる(たとえば特公
平5−12644号公報参照。)。このシステムでは、
各車両間でそれぞれ現在位置を知らせ合うことが可能で
あり、各車両は他車の現在位置を把握することができ
る。
送信された位置情報を含む無線電波を傍受して、他車の
現在位置を自車のナビゲーション装置の表示装置に表示
させるようにするシステムも考えられる(たとえば特公
平5−12644号公報参照。)。このシステムでは、
各車両間でそれぞれ現在位置を知らせ合うことが可能で
あり、各車両は他車の現在位置を把握することができ
る。
【0004】さらに、このシステムに上記中央本部を備
えたシステムを結合させれば、各車両は他車の現在位置
を把握することができるとともに、中央本部は全ての車
両の車両番号、活動状況および現在位置を把握すること
もできる。
えたシステムを結合させれば、各車両は他車の現在位置
を把握することができるとともに、中央本部は全ての車
両の車両番号、活動状況および現在位置を把握すること
もできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記結合シ
ステムにおいて、各車両は他車の現在位置を把握するこ
とはできるが、その他車が現在どのような状況でその位
置にいるのかまでは把握することはできないという問題
があった。たとえば警察で結合システムが採用されてい
る場合、パトカーの活動状況は、中央装置では把握でき
るのに対して、パトカーでは把握することができない。
ステムにおいて、各車両は他車の現在位置を把握するこ
とはできるが、その他車が現在どのような状況でその位
置にいるのかまでは把握することはできないという問題
があった。たとえば警察で結合システムが採用されてい
る場合、パトカーの活動状況は、中央装置では把握でき
るのに対して、パトカーでは把握することができない。
【0006】また、各車両は、その位置に車両がいると
いうことだけしか把握できないので、複数の車両がある
場合、そのうちその位置にいるのがどの車両であるのか
の特定ができないという問題もあった。そこで、本発明
の目的は、上述の技術的課題を解決し、他車の現在位置
を表示する場合、その他車の活動状況も併せて表示する
ことができる車載用位置表示装置を提供することであ
る。
いうことだけしか把握できないので、複数の車両がある
場合、そのうちその位置にいるのがどの車両であるのか
の特定ができないという問題もあった。そこで、本発明
の目的は、上述の技術的課題を解決し、他車の現在位置
を表示する場合、その他車の活動状況も併せて表示する
ことができる車載用位置表示装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の車載用位置表示装置は、車両に搭載さ
れて用いられ、現在位置データを検出する位置検出手段
と、車両の活動状況を入力するための入力手段と、上記
位置検出手段で検出された現在位置データと上記入力手
段から入力された活動状況とを含むデータを無線電波と
して中央装置に送信する送信手段と、他車から中央装置
に対して送信された無線電波を受信するための受信手段
と、上記受信手段により他車から送信された無線電波が
受信されたときに、当該受信された無線電波に含まれる
他車の現在位置データに基づき、現在位置を道路地図に
重ねて画面に表示させる表示制御手段とを含む車載用位
置表示装置であって、上記表示制御手段は、上記受信手
段により他車から中央装置に対して送信された活動状況
を含む無線電波が受信されたときに、他車の現在位置を
表す表示マークを、上記受信手段で受信された無線電波
に含まれている活動状況に対応する形態または色で画面
に表示させるものであることを特徴とする。
の請求項1記載の車載用位置表示装置は、車両に搭載さ
れて用いられ、現在位置データを検出する位置検出手段
と、車両の活動状況を入力するための入力手段と、上記
位置検出手段で検出された現在位置データと上記入力手
段から入力された活動状況とを含むデータを無線電波と
して中央装置に送信する送信手段と、他車から中央装置
に対して送信された無線電波を受信するための受信手段
と、上記受信手段により他車から送信された無線電波が
受信されたときに、当該受信された無線電波に含まれる
他車の現在位置データに基づき、現在位置を道路地図に
重ねて画面に表示させる表示制御手段とを含む車載用位
置表示装置であって、上記表示制御手段は、上記受信手
段により他車から中央装置に対して送信された活動状況
を含む無線電波が受信されたときに、他車の現在位置を
表す表示マークを、上記受信手段で受信された無線電波
に含まれている活動状況に対応する形態または色で画面
に表示させるものであることを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の車載用位置表示装置
は、上記送信手段は、車両に予め与えられた車両番号を
さらに含むデータを無線電波として送信するものであ
り、上記表示制御手段は、上記受信手段により他車から
中央装置に対して送信された車両番号をさらに含む無線
電波が受信されたときに、上記受信された無線電波に含
まれている車両番号を上記表示マークに関連させて画面
に表示するものであることを特徴とする。
は、上記送信手段は、車両に予め与えられた車両番号を
さらに含むデータを無線電波として送信するものであ
り、上記表示制御手段は、上記受信手段により他車から
中央装置に対して送信された車両番号をさらに含む無線
電波が受信されたときに、上記受信された無線電波に含
まれている車両番号を上記表示マークに関連させて画面
に表示するものであることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記請求項1記載の構成では、各車両に備えら
れた送信手段は、位置検出手段で検出された現在位置デ
ータと入力手段から入力された活動状況とを含むデータ
を無線電波として中央装置に送信できる。ここで、他車
から無線電波が送信されているときに、その無線電波を
自車の受信手段が受信すると、表示制御手段は、他車の
現在位置を表す表示マークを、その受信された無線電波
に含まれている活動状況に対応する形態または色で画面
に表示させる。上記活動状況とは、車両に搭乗している
者が行っている行動のことをいう。したがって、たとえ
ばパトカーが本発明の装置を車両に搭載している場合、
各パトカーの画面には、他のパトカーの現在位置だけで
なく、その他のパトカーが行っている行動、すなわちパ
トロール中や事故処理中であるということを表すことが
できる。
れた送信手段は、位置検出手段で検出された現在位置デ
ータと入力手段から入力された活動状況とを含むデータ
を無線電波として中央装置に送信できる。ここで、他車
から無線電波が送信されているときに、その無線電波を
自車の受信手段が受信すると、表示制御手段は、他車の
現在位置を表す表示マークを、その受信された無線電波
に含まれている活動状況に対応する形態または色で画面
に表示させる。上記活動状況とは、車両に搭乗している
者が行っている行動のことをいう。したがって、たとえ
ばパトカーが本発明の装置を車両に搭載している場合、
各パトカーの画面には、他のパトカーの現在位置だけで
なく、その他のパトカーが行っている行動、すなわちパ
トロール中や事故処理中であるということを表すことが
できる。
【0010】また、請求項2記載の構成によれば、上記
活動状況に対応する形態または色で表示されている表示
マークに関連して、車両番号を画面上に表示することが
できるので、その表示マークに対応する位置にいる車両
を特定できる。
活動状況に対応する形態または色で表示されている表示
マークに関連して、車両番号を画面上に表示することが
できるので、その表示マークに対応する位置にいる車両
を特定できる。
【0011】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図3は、車両の現在位置を中央
装置で表示するためのシステムの構成を簡単に示すブロ
ック図である。このシステムは、たとえば警察やタクシ
ー会社、消防、JAF(Japan Automobile Federation
)といった特定のグループに所属している複数の車両
11 〜1n (以下、総称するときは「車両1」とい
う。)と、受信局2と、中央装置である中央本部局3と
から構成されている。
照して詳細に説明する。図3は、車両の現在位置を中央
装置で表示するためのシステムの構成を簡単に示すブロ
ック図である。このシステムは、たとえば警察やタクシ
ー会社、消防、JAF(Japan Automobile Federation
)といった特定のグループに所属している複数の車両
11 〜1n (以下、総称するときは「車両1」とい
う。)と、受信局2と、中央装置である中央本部局3と
から構成されている。
【0012】より詳細に説明すると、車両1は、それぞ
れ自車の現在位置を検出するとともにその検出された現
在位置を搭乗者に表示するナビゲーション装置41 〜4
n (以下、総称するときは「ナビゲーション装置4」と
いう。)およびこの検出された現在位置データ等を無線
電波として送信する無線機51 〜5n (以下、総称する
ときは「無線機5」という。)を備えている。なお、各
車両間は、互いに各無線機5から送信する無線電波を傍
受することが可能である。
れ自車の現在位置を検出するとともにその検出された現
在位置を搭乗者に表示するナビゲーション装置41 〜4
n (以下、総称するときは「ナビゲーション装置4」と
いう。)およびこの検出された現在位置データ等を無線
電波として送信する無線機51 〜5n (以下、総称する
ときは「無線機5」という。)を備えている。なお、各
車両間は、互いに各無線機5から送信する無線電波を傍
受することが可能である。
【0013】受信局2は、車両1から送信された現在位
置データを含む無線電波を受信すると、その無線電波を
電気信号に復調し、この電気信号を中央本部局3に与え
る。中央本部局3では、その電気信号を本部装置6で処
理して現在位置を確認し、表示装置7に道路地図ととも
にその現在位置を表示マークで表示する。ただし、この
際、各表示マークは、後述するように、各車両1の活動
状況に対応した形態または色で表示させるようにする。
置データを含む無線電波を受信すると、その無線電波を
電気信号に復調し、この電気信号を中央本部局3に与え
る。中央本部局3では、その電気信号を本部装置6で処
理して現在位置を確認し、表示装置7に道路地図ととも
にその現在位置を表示マークで表示する。ただし、この
際、各表示マークは、後述するように、各車両1の活動
状況に対応した形態または色で表示させるようにする。
【0014】図4は、上記車両1に搭載された装置の構
成を示すブロック図である。この図を参照して、車両1
に搭載された装置をさらに詳細に説明すると、ナビゲー
ション装置4は、車両の走行距離を検出するための距離
センサ8および車両の進行方位を検出するための方位セ
ンサ9の各出力に基づいて現在位置を検出する、いわゆ
る推測航法を利用した位置検出部10を備えている。た
だし、この位置検出部10は、推測航法だけに限らず、
たとえばGPS(Global Positioning System)衛星か
ら送信される電波の伝搬遅延時間を計測して測位を行う
技術や路側に設置されたビーコン送信機から送信される
位置情報を利用する技術を利用して現在位置を検出する
構成としてもよい。本実施例では、距離センサ8、方位
センサ9および位置検出部10が位置検出手段に相当す
る。
成を示すブロック図である。この図を参照して、車両1
に搭載された装置をさらに詳細に説明すると、ナビゲー
ション装置4は、車両の走行距離を検出するための距離
センサ8および車両の進行方位を検出するための方位セ
ンサ9の各出力に基づいて現在位置を検出する、いわゆ
る推測航法を利用した位置検出部10を備えている。た
だし、この位置検出部10は、推測航法だけに限らず、
たとえばGPS(Global Positioning System)衛星か
ら送信される電波の伝搬遅延時間を計測して測位を行う
技術や路側に設置されたビーコン送信機から送信される
位置情報を利用する技術を利用して現在位置を検出する
構成としてもよい。本実施例では、距離センサ8、方位
センサ9および位置検出部10が位置検出手段に相当す
る。
【0015】また、ナビゲーション装置4は、CPU
(中央演算装置)等から構成された制御部11を備えて
いる。制御部11には、道路地図データを予め記憶する
道路地図メモリ12および表示部13が接続されてい
る。また、制御部11には、搭乗者が種々のデータを手
動で入力する入力手段である入力部14が接続されてい
る。本実施例では、制御部11が表示制御手段として機
能する。
(中央演算装置)等から構成された制御部11を備えて
いる。制御部11には、道路地図データを予め記憶する
道路地図メモリ12および表示部13が接続されてい
る。また、制御部11には、搭乗者が種々のデータを手
動で入力する入力手段である入力部14が接続されてい
る。本実施例では、制御部11が表示制御手段として機
能する。
【0016】入力部14から入力できるデータとして
は、このナビゲーション装置4を搭載している車両1の
活動状況、車両1に予め与えられている車両番号等であ
る。ここで、活動状況とは、搭乗者が現在行っている行
動を表すもので、車両の種類によって異なっている。た
とえば、車両がタクシーの場合、活動状況としては、
「空車」、「迎車」、「実車」、「回送」、「休憩」等
である。また、車両がパトカーの場合は、「警ら」、
「捜査」、「事故処理」、「特命」、「待機」等であ
る。さらに、車両が作業車両(たとえばJAF)の場合
は、「出動」、「作業」、「引揚」、「休憩」等であ
る。なお、上記車両番号は変化しないものなので、いっ
たん入力部14から入力した後は入力する必要はない。
は、このナビゲーション装置4を搭載している車両1の
活動状況、車両1に予め与えられている車両番号等であ
る。ここで、活動状況とは、搭乗者が現在行っている行
動を表すもので、車両の種類によって異なっている。た
とえば、車両がタクシーの場合、活動状況としては、
「空車」、「迎車」、「実車」、「回送」、「休憩」等
である。また、車両がパトカーの場合は、「警ら」、
「捜査」、「事故処理」、「特命」、「待機」等であ
る。さらに、車両が作業車両(たとえばJAF)の場合
は、「出動」、「作業」、「引揚」、「休憩」等であ
る。なお、上記車両番号は変化しないものなので、いっ
たん入力部14から入力した後は入力する必要はない。
【0017】無線機5は、位置検出部10から制御部1
1に与えられる現在位置データおよび入力部14で入力
された種々のデータを無線電波として送信する送信部1
5を備えている。また、無線機5は、他の車両1から送
信される無線電波を傍受し、復調した後、制御部11に
与える受信部16を備えている。本実施例では、送信部
15および受信部16が、それぞれ送信手段および受信
手段に相当する。
1に与えられる現在位置データおよび入力部14で入力
された種々のデータを無線電波として送信する送信部1
5を備えている。また、無線機5は、他の車両1から送
信される無線電波を傍受し、復調した後、制御部11に
与える受信部16を備えている。本実施例では、送信部
15および受信部16が、それぞれ送信手段および受信
手段に相当する。
【0018】以下では、図3および図4を参照して、上
記制御部11の動作について説明する。制御部11は、
位置検出部10から現在位置データが与えられると、道
路地図メモリ12からその現在位置周辺の道路地図デー
タを読出し、これら各データに基いて、車両の現在位置
をその周辺の道路地図とともに表示部13に表示させ
る。
記制御部11の動作について説明する。制御部11は、
位置検出部10から現在位置データが与えられると、道
路地図メモリ12からその現在位置周辺の道路地図デー
タを読出し、これら各データに基いて、車両の現在位置
をその周辺の道路地図とともに表示部13に表示させ
る。
【0019】上記動作に関連して、制御部11は、位置
検出部10から現在位置データが与えられると、この現
在位置データおよび入力部14から入力された種々のデ
ータを送信部15に与える。送信部15は、各データが
与えられると、各データを無線電波に変調して送信す
る。図5は、上記送信部15から送信されるデータの一
例を示す図である。送信部15から送信されるデータ
は、先頭から、車両が所属しているグループ等を特定す
るための所属番号SB、車両番号RB、メッシュ地図番
号を特定するためのメッシュコードMC、車両の現在位
置座標を表すX座標ZH1、Y座標ZH2、車両の進行
方位SHおよび上記活動状況KKという順番で構成され
ている。ここで、上記メッシュ地図とは、日本の道路地
図を複数に縦横分割して得られる道路地図のことであ
り、メッシュコードとは、各メッシュ地図に付された番
号のことである。また、上記データのうち、所属番号S
B、車両番号RBおよび活動状況KKは搭乗者が手動で
入力部14から入力するデータである。また、車両の進
行方位SHは方位センサ9で検出された方位データであ
る。
検出部10から現在位置データが与えられると、この現
在位置データおよび入力部14から入力された種々のデ
ータを送信部15に与える。送信部15は、各データが
与えられると、各データを無線電波に変調して送信す
る。図5は、上記送信部15から送信されるデータの一
例を示す図である。送信部15から送信されるデータ
は、先頭から、車両が所属しているグループ等を特定す
るための所属番号SB、車両番号RB、メッシュ地図番
号を特定するためのメッシュコードMC、車両の現在位
置座標を表すX座標ZH1、Y座標ZH2、車両の進行
方位SHおよび上記活動状況KKという順番で構成され
ている。ここで、上記メッシュ地図とは、日本の道路地
図を複数に縦横分割して得られる道路地図のことであ
り、メッシュコードとは、各メッシュ地図に付された番
号のことである。また、上記データのうち、所属番号S
B、車両番号RBおよび活動状況KKは搭乗者が手動で
入力部14から入力するデータである。また、車両の進
行方位SHは方位センサ9で検出された方位データであ
る。
【0020】再び図4に戻って制御部11の動作を説明
すると、制御部11は、受信部16から復調された他車
の現在位置データを含む信号が与えられると、この信号
に含まれている他車の現在位置データ(上記図5のメッ
シュコードMC、X座標ZH1、Y座標ZH2)に基づ
き、表示部13に他車の現在位置を表示マークで表示さ
せる。さらに、この場合、制御部11は、上記信号に含
まれている進行方位SHに基づき他車の進行方位を認識
するとともに、活動状況KKに基づき他車の活動状況を
認識し、これら進行方位および活動状況に対応する形
態、または、活動状況に対応する色で上記表示マークを
表示させる。
すると、制御部11は、受信部16から復調された他車
の現在位置データを含む信号が与えられると、この信号
に含まれている他車の現在位置データ(上記図5のメッ
シュコードMC、X座標ZH1、Y座標ZH2)に基づ
き、表示部13に他車の現在位置を表示マークで表示さ
せる。さらに、この場合、制御部11は、上記信号に含
まれている進行方位SHに基づき他車の進行方位を認識
するとともに、活動状況KKに基づき他車の活動状況を
認識し、これら進行方位および活動状況に対応する形
態、または、活動状況に対応する色で上記表示マークを
表示させる。
【0021】図1は、上記表示部13の表示画面を示す
図である。表示画面には、自車の現在位置が表示マーク
20で表示される。また、表示部13には、他車の現在
位置も表示マーク21a,21bで表示されている。こ
こで、表示マーク21aは矢印A(実際の画面上には表
示されない。)方向に向かって車両が進行していること
を表し、表示マーク21a中の数字「1」は車両番号を
表す。このように、表示マーク21aは車両の進行方向
に対応した形態で表示される。これは、表示マーク21
bでも同様で、進行方向は矢印B方向であり、車両番号
は表示マーク21b中の数字「2」である。
図である。表示画面には、自車の現在位置が表示マーク
20で表示される。また、表示部13には、他車の現在
位置も表示マーク21a,21bで表示されている。こ
こで、表示マーク21aは矢印A(実際の画面上には表
示されない。)方向に向かって車両が進行していること
を表し、表示マーク21a中の数字「1」は車両番号を
表す。このように、表示マーク21aは車両の進行方向
に対応した形態で表示される。これは、表示マーク21
bでも同様で、進行方向は矢印B方向であり、車両番号
は表示マーク21b中の数字「2」である。
【0022】また、図では表されていないが、各表示マ
ーク21a,21bは着色されて表示されており、その
表示色はそれぞれ活動状況を表している。たとえば車両
がパトカーの場合、赤色で表示されていれば、活動状況
は警らであり、青色で表示されていれば、活動状況は事
故処理である。このように、活動状況の違いは表示色で
表される。
ーク21a,21bは着色されて表示されており、その
表示色はそれぞれ活動状況を表している。たとえば車両
がパトカーの場合、赤色で表示されていれば、活動状況
は警らであり、青色で表示されていれば、活動状況は事
故処理である。このように、活動状況の違いは表示色で
表される。
【0023】ただし、活動状況の違いは表示色だけでな
く、図2(a) に示すように、各活動状況(1) 〜(5) ごと
に形を変えて表示したり、図2(b) に示すように、活動
状況(図では作業中)を文字で表示したりすることもで
きる。また、車両番号も図2(b) に示すように、表示マ
ークの外に表示するようにすることもできる。なお、こ
の車両番号を表示マーク外に表示する方式は、上記図2
(a) でも採用できる。
く、図2(a) に示すように、各活動状況(1) 〜(5) ごと
に形を変えて表示したり、図2(b) に示すように、活動
状況(図では作業中)を文字で表示したりすることもで
きる。また、車両番号も図2(b) に示すように、表示マ
ークの外に表示するようにすることもできる。なお、こ
の車両番号を表示マーク外に表示する方式は、上記図2
(a) でも採用できる。
【0024】以上のように本実施例の車載用位置表示装
置によれば、他車の活動状況に対応した表示マークをそ
の他車の車両番号とともに自車の表示部13に他車の現
在位置として表示することができるので、搭乗者は他車
の状況を表示部13を見るだけで把握することができ
る。そのため、たとえばパトカーに上記位置表示装置を
搭載している場合、自車がたとえば事故を発見したとき
に、事故処理の応援を他の公務を行っていないパトカー
だけを選択して依頼することができるので、事故処理を
迅速に行うことができる。
置によれば、他車の活動状況に対応した表示マークをそ
の他車の車両番号とともに自車の表示部13に他車の現
在位置として表示することができるので、搭乗者は他車
の状況を表示部13を見るだけで把握することができ
る。そのため、たとえばパトカーに上記位置表示装置を
搭載している場合、自車がたとえば事故を発見したとき
に、事故処理の応援を他の公務を行っていないパトカー
だけを選択して依頼することができるので、事故処理を
迅速に行うことができる。
【0025】実施例の説明は以上のとおりであるが、本
発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その
他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことは可能である。
発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その
他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を
施すことは可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の車載用位置表示装
置によれば、他車の活動状況に対応させた表示マークを
画面中の他車の現在位置に表示させることができるの
で、搭乗者は、この表示マークを見るだけで、他車の現
在位置とともに活動状況等を含む現況も把握することが
できる。
置によれば、他車の活動状況に対応させた表示マークを
画面中の他車の現在位置に表示させることができるの
で、搭乗者は、この表示マークを見るだけで、他車の現
在位置とともに活動状況等を含む現況も把握することが
できる。
【0027】特に、請求項2記載の構成によれば、車両
番号も画面中の表示マークに関連して表示されるので、
その表示マークに対応する位置にいる車両を特定でき
る。
番号も画面中の表示マークに関連して表示されるので、
その表示マークに対応する位置にいる車両を特定でき
る。
【図1】表示部の表示画面を示す図である。
【図2】表示マークの変形例を示す図である。
【図3】車両の現在位置を中央装置に表示するためのシ
ステムの構成を簡単に示すブロック図である。
ステムの構成を簡単に示すブロック図である。
【図4】車両に搭載される装置の構成を簡単に示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】送信部から送信されるデータの構成を示す図で
ある。
ある。
1,11 〜1n 車両 3 中央本部局 4,41 〜4n ナビゲーション装置 5,11 〜5n 無線機 10 位置検出部 11 制御部 13 表示部 14 入力部 15 送信部 16 受信部 20,21a,21b 表示マーク
Claims (2)
- 【請求項1】車両に搭載されて用いられ、現在位置デー
タを検出する位置検出手段と、車両の活動状況を入力す
るための入力手段と、上記位置検出手段で検出された現
在位置データと上記入力手段から入力された活動状況と
を含むデータを無線電波として中央装置に送信する送信
手段と、他車から中央装置に対して送信された無線電波
を受信するための受信手段と、上記受信手段により他車
から送信された無線電波が受信されたときに、当該受信
された無線電波に含まれる他車の現在位置データに基づ
き、現在位置を道路地図に重ねて画面に表示させる表示
制御手段とを含む車載用位置表示装置であって、 上記表示制御手段は、上記受信手段により他車から中央
装置に対して送信された活動状況を含む無線電波が受信
されたときに、他車の現在位置を表す表示マークを、上
記受信手段で受信された無線電波に含まれている活動状
況に対応する形態または色で画面に表示させるものであ
ることを特徴とする車載用位置表示装置。 - 【請求項2】上記送信手段は、車両に予め与えられた車
両番号をさらに含むデータを無線電波として送信するも
のであり、 上記表示制御手段は、上記受信手段により他車から中央
装置に対して送信された車両番号をさらに含む無線電波
が受信されたときに、上記受信された無線電波に含まれ
ている車両番号を上記表示マークに関連させて画面に表
示するものであることを特徴とする請求項1記載の車載
用位置表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20803793A JPH0765292A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 車載用位置表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20803793A JPH0765292A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 車載用位置表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0765292A true JPH0765292A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16549612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20803793A Pending JPH0765292A (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 車載用位置表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0765292A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-08-23 JP JP20803793A patent/JPH0765292A/ja active Pending
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