JPH0656842U - ウエイト制御回路 - Google Patents

ウエイト制御回路

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JPH0656842U
JPH0656842U JP8779592U JP8779592U JPH0656842U JP H0656842 U JPH0656842 U JP H0656842U JP 8779592 U JP8779592 U JP 8779592U JP 8779592 U JP8779592 U JP 8779592U JP H0656842 U JPH0656842 U JP H0656842U
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JP
Japan
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cpu
wait
memory element
circuit
signal
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Application number
JP8779592U
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English (en)
Inventor
幸治 山田
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Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Publication date
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Publication of JPH0656842U publication Critical patent/JPH0656842U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ素子に対するCPUの制御開始時点を
遅延させて該CPUに1又は2ウエイトの待ち動作状態
を事後的に選択形成させるウエイト制御回路を提供す
る。 【構成】 ウエイト切換書込信号と共に選択信号及びメ
モリチップセレクト信号の目的のメモリ素子に対応する
ビットに”1”を書き込んでD・F/F1及び各AND
回路2,3に入力することで、当該メモリ素子に対して
は1ウエイト波形生成回路の出力がREADY信号としてC
PU(図示省略)が導かれ、1ウエイトが選択される。他
方、選択信号に”0”を書き込むことで2ウエイトが選
択される。これら選択信号等は所定のプログラムに従っ
てCPUから発出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、メモリ素子に対するCPU(中央処理装置、以下同じ)の制御開始 時点を制御してCPUにn(n=0,1,2・・・)ウエイトの待ち動作状態を 形成するウエイト制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CPUやメモリ素子の性能向上が盛んに行われており、特に、前者につ いては動作速度の高速化が顕著となっている。そのため、所定の時間内に応答す ることができないメモリ素子に対してCPUがアクセスしなければならないとき には、READY信号と呼ばれる待ち動作制御信号を用いて読出/書込イネーブル信 号の切換タイミングを遅らせ、CPUにいわゆる”待ち動作状態”(ウエイト・ ステート)を形成する必要が生じる。このREADY信号は、通常、バス制御回路等 より出力されるウエイト信号に基づいて生成され、例えば、CPUに設けられる READY信号入力端子(READY端子)をLowレベルにすると、CPUはその端子の 状態を監視してHighレベルになるまでウエイト・ステートに入る。
【0003】 この場合、ウエイト・ステートは、1若しくは2ステートの待ち動作、即ち1 ウエイト若しくは2ウエイトの適用が一般的であり、従来は、CPUの動作速度 とメモリ素子の動作速度との兼合いによりいずれか一方を選択して回路設計を固 定的に行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の設計方式によると、使用するメモリ素子の種類を変更し た場合やCPUを含む使用回路を変更した場合に、ウエイト数が変わるので従前 配線基板が使用できなくなる問題があった。
【0005】 また、使用回路の仕様、即ちCPUやメモリ素子の動作速度等が明確でない場 合には、設計に着手できない問題もあった。
【0006】 本考案は、かかる問題点を解消する回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案では、メモリ素子に対するCPUの制御開始 時点を遅延させて該CPUにn(n=0,1,2・・・)ウエイトの待ち動作状 態を選択形成させる回路であって、夫々異なるウエイト数の待ち時間が設定され 、その起動後、前記待ち時間経過後にアクティブ信号を生成出力するm(自然数 )個の待ち時間設定回路と、これら待ち時間設定回路のいずれかを、前記メモリ 素子に対応するアドレス毎に前記CPUから発出される指令信号に基づいて選択 起動するウエイト数選択手段とを有するウエイト制御回路を構成し、起動した待 ち時間設定回路からアクティブ信号が出力された時点で当該メモリ素子に対する CPUの制御を開始させるようにした。
【0008】 なお、前記ウエイト数選択手段は、電源投入時に設定時間の長い待ち時間設定 回路を選択起動するものである。
【0009】
【作用】
複数用意した待ち時間設定回路のいずれかをCPUからの指令信号に基づいて 選択起動することで、当該ウエイト数の待ち時間経過後にメモリ素子に対する制 御が開始される。この指令信号は、使用するメモリ素子に対応するアドレス毎に CPUから発出され、しかもどの待ち時間設定回路をも任意に選択できるので、 メモリ素子の種類やCPU自体が変わっても適当なウエイト数を確保できる。
【0010】 なお、電源投入時には設定時間の長い待ち時間設定回路が起動されるので、動 作状態が安定した時点でCPUによる制御開始が可能となる。
【0011】
【実施例】 図1は本考案の一実施例に係るウエイト制御回路の構成図であり、1はD型フ リップフロップ(以下、D・F/F)、2,3はAND回路、4は1ウエイト波 形生成回路、5は2ウエイト波形生成回路、6はOR回路である。
【0012】 D・F/F1のD端子にはCPU(図示省略)から送られる選択信号がデータ バスを介して入力され、CLK端子にはウエイト切換書込信号、RD端子にはリセッ ト信号が入力される。Q端子及びバーQ端子は夫々第一及び第二のAND回路2, 3の一方の入力側に導かれている。
【0013】 リセット信号は、停止状態からの電源投入時等にアクティブとなる。また、選 択信号及びウエイト切換書込信号は、所定のプログラムに従ってCPUから発出 される二値信号であり、Highレベル(論理1、以下”1”と表現する)又は Lowレベル(論理0、以下”0”と表現する)のいずれかから成る。例えば、 使用するメモリ素子の種類に応じてQ端子出力を”1”又は”0”となす信号と して入力される。なお、バーQ端子はQ端子の反転出力となる。
【0014】 これら二値信号の設定若しくは変更は、前記プログラムの簡易な定数変更によ り事後的に対応することができる。
【0015】 第一及び第二のAND回路2,3の他方の入力側にはメモリチップセレクト信 号が導かれている。このメモリチップセレクト信号は、使用メモリ素子に対応す るアドレス毎に設定又は設定変更可能の二値信号であり、通常、CPUのアドレ スデータを解読するアドレスデコーダの出力が導かれる。この二値信号の設定又 は設定変更もプログラムの変更にて事後的に対応することができる。
【0016】 D・F/F1、各AND回路2,3及びこれらの入力信号を含んでウエイト数 選択手段が構成される。
【0017】 第一のAND回路2の出力は1ウエイト波形生成回路4、第二のAND回路3 は2ウエイト波形生成回路5に夫々入力されている。これらウエイト波形生成回 路4,5は、夫々AND回路2,3の出力が”1”のときに、READY信号の生成 タイミングを1ステート又は2ステート時間だけ遅らせるためのクロックパルス を挿入して、1ウエイト又は2ウエイトを形成するためのウエイト波形信号を生 成する回路(待ち時間設定回路)である。これら波形信号はOR回路6を経てRE ADY信号としてCPUに導かれる。
【0018】 上記構成のウエイト制御回路では、リセット信号のアクティブ時にD・F/F 1のバーQ端子の出力及びメモリチップセレクト信号が”1”となり、第二のA ND回路3がアクティブとなって2ウエイト波形生成回路5が起動され、2ウエ イトが選択される。また、ウエイト切換書込信号と共に、選択信号及びメモリチ ップセレクト信号の目的のメモリ素子に対応するビットに”1”を書き込むこと で、第一のAND回路2がアクティブとなり、当該メモリ素子に対しては1ウエ イトが選択される。
【0019】 このように、本実施例では、使用するメモリ素子の動作速度に応じて1ウエイ トか2ウエイトかの選択を、CPUからの命令で事後的に行えるようにしたので 、使用するメモリ素子の種類を回路設計又は製造後に変更した場合であっても、 ソフトウェア変更によって対応することができ、従前の基板(ハードウエア)を そのまま使用することができる。
【0020】 また、設計仕様が完全に明確になる以前であっても設計にとりかかることが可 能となり、設計時間の短縮化、効率化が図れる。
【0021】 なお、本実施例では1ウエイトと2ウエイトとを切り替える構成について説明 したが、同様の手段により、0ウエイトとの切り替えも可能である。また、ウエ イト数は3以上であっても良く、また、ウエイト波形生成回路は、二つのみなら ずm(自然数)個を設けても良い。このときはAND回路もm個設け、そのアク ティブ条件は論理回路の組み合わせで対応する。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のウエイト制御回路では、CPUのウエイト数を 該CPUから発出される指令信号により事後的に切換可能な構成にしたので、回 路設計若しくは製作後に配線基板を代えることなくウエイト数を任意に変更でき る効果がある。これにより、使用メモリ素子やCPUの変更にも容易に対応する ことができる。
【0023】 また、設計仕様が完全に明確になる以前であっても回路設計に着手することが 可能となるため、設計時間が短縮し、回路のコスト低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るウエイト制御回路の構
成図。
【符号の説明】
1…D・F/F 2,3…AND回路(ウエイト数選択手段) 4…1ウエイト波形生成回路(待ち時間設定回路) 5…2ウエイト波形生成回路(同上) 6…OR回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ素子に対するCPUの制御開始時
    点を遅延させて該CPUにn(n=0,1,2・・・)
    ウエイトの待ち動作状態を選択形成させる回路であっ
    て、 夫々異なるウエイト数の待ち時間が設定され、その起動
    後、前記待ち時間経過後にアクティブ信号を生成出力す
    るm(自然数)個の待ち時間設定回路と、 これら待ち時間設定回路のいずれかを、前記メモリ素子
    に対応するアドレス毎に前記CPUから発出される指令
    信号に基づいて選択起動するウエイト数選択手段とを有
    し、 起動した待ち時間設定回路からアクティブ信号が出力さ
    れた時点で当該メモリ素子に対するCPUの制御を開始
    させることを特徴とするウエイト制御回路。
  2. 【請求項2】 前記ウエイト数選択手段は、電源投入時
    に設定時間の長い待ち時間設定回路を選択起動するもの
    であることを特徴とする請求項1記載のウエイト制御回
    路。
JP8779592U 1992-12-22 1992-12-22 ウエイト制御回路 Pending JPH0656842U (ja)

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JP8779592U JPH0656842U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ウエイト制御回路

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JP8779592U JPH0656842U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ウエイト制御回路

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JPH0656842U true JPH0656842U (ja) 1994-08-05

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ID=13924919

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JP8779592U Pending JPH0656842U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ウエイト制御回路

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