JPH0655809A - 感熱印字装置 - Google Patents
感熱印字装置Info
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- JPH0655809A JPH0655809A JP23273792A JP23273792A JPH0655809A JP H0655809 A JPH0655809 A JP H0655809A JP 23273792 A JP23273792 A JP 23273792A JP 23273792 A JP23273792 A JP 23273792A JP H0655809 A JPH0655809 A JP H0655809A
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 6
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims 3
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 9
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 7
- 101100328887 Caenorhabditis elegans col-34 gene Proteins 0.000 description 4
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字内容の書換え可能な感熱剤の塗布されて
いるカ−ドの消字を完全にし、新たな印字が明瞭になる
ようにする。 【構成】 カ−ドの磁気記録部に記録されている情報を
磁気ヘッドを介して読取る磁気情報読取手段と、その磁
気情報読取手段で読取られた情報から、その情報が前記
カードに書込まれた時刻を抽出する書込時刻抽出手段
と、その書込時刻抽出手段で抽出された書込時刻と前記
磁気情報読取手段が前記磁気記録部に記録されている情
報を読取ったときの時刻とから、経過時間を算出する経
過時間算出手段と、その経過時間算出手段で算出された
経過時間に基づいて前記印字記録部に記録されている印
字内容の消字温度を算出する消字温度算出手段と、その
消字温度算出手段で算出された消字温度に基づいて消字
用加熱器の消字温度を制御する消字温度制御手段とから
なる。
いるカ−ドの消字を完全にし、新たな印字が明瞭になる
ようにする。 【構成】 カ−ドの磁気記録部に記録されている情報を
磁気ヘッドを介して読取る磁気情報読取手段と、その磁
気情報読取手段で読取られた情報から、その情報が前記
カードに書込まれた時刻を抽出する書込時刻抽出手段
と、その書込時刻抽出手段で抽出された書込時刻と前記
磁気情報読取手段が前記磁気記録部に記録されている情
報を読取ったときの時刻とから、経過時間を算出する経
過時間算出手段と、その経過時間算出手段で算出された
経過時間に基づいて前記印字記録部に記録されている印
字内容の消字温度を算出する消字温度算出手段と、その
消字温度算出手段で算出された消字温度に基づいて消字
用加熱器の消字温度を制御する消字温度制御手段とから
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱印字装置に係り、
特に、文字や記号等の印字内容の書換えのできるものに
関する。
特に、文字や記号等の印字内容の書換えのできるものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の感熱印字装置は、通常、
感熱剤の塗布されたカ−ド状の熱可逆性記録媒体(以
下、カ−ドという)にサ−マルヘッドで印字している。
このサ−マルヘッドは多数のドットを有し、印字しよう
とする所定の文字,記号,図柄等に対応させて所定のド
ットを加熱させるようにしている。
感熱剤の塗布されたカ−ド状の熱可逆性記録媒体(以
下、カ−ドという)にサ−マルヘッドで印字している。
このサ−マルヘッドは多数のドットを有し、印字しよう
とする所定の文字,記号,図柄等に対応させて所定のド
ットを加熱させるようにしている。
【0003】また、近年、感熱剤の改良により、一度印
字された内容を消字(消色)して新たな内容の印字がで
きる感熱剤が提案されている(第4回ノンインパクトプ
リンティング技術シンポジュウム論文集 P.57/6
0 昭和62年7月23・24日 電子写真学会主
催)。
字された内容を消字(消色)して新たな内容の印字がで
きる感熱剤が提案されている(第4回ノンインパクトプ
リンティング技術シンポジュウム論文集 P.57/6
0 昭和62年7月23・24日 電子写真学会主
催)。
【0004】このような書直し可能なカ−ドにおいて
は、書直しをする際、印字面の全体を印字温度よりも低
い所定の消色温度まで加熱して消字し、再びその印字面
に新たな印字内容を所定の発色温度まで加熱して印字す
るようにしている(例えば、特開平1−304996号
公報)。このように、書直し可能なカードは、何度でも
印字の書直しができるので、印字スペ−スが小さい場合
に有利である。例えば、プリペイドカ−ドやストア−ド
フェアカ−ドに残額価値を印字する際、それまでの残額
の印字を消去し、新たな残額の印字が可能となる。
は、書直しをする際、印字面の全体を印字温度よりも低
い所定の消色温度まで加熱して消字し、再びその印字面
に新たな印字内容を所定の発色温度まで加熱して印字す
るようにしている(例えば、特開平1−304996号
公報)。このように、書直し可能なカードは、何度でも
印字の書直しができるので、印字スペ−スが小さい場合
に有利である。例えば、プリペイドカ−ドやストア−ド
フェアカ−ドに残額価値を印字する際、それまでの残額
の印字を消去し、新たな残額の印字が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の書直し可能な感熱印字装置は、新たな印字内容は、
印字面全体を消色温度に加熱されたロ−ラや加熱板から
なる加熱器で加熱して消字した後、又は本出願人が、先
に特願平2−417731号で提案したように、サ−マ
ルヘッドを用いて消字部分の印字のみを消字温度に加熱
して消字した後、再度、発色温度に加熱されたサ−マル
ヘッドで印字するようにしているが、消字温度は、カ−
ドの来歴によって変化し、良好に消字されないことがあ
った。このため、完全に消字されないまま新たな印字が
行われると、印字内容が不明瞭になるという欠点があっ
た。
来の書直し可能な感熱印字装置は、新たな印字内容は、
印字面全体を消色温度に加熱されたロ−ラや加熱板から
なる加熱器で加熱して消字した後、又は本出願人が、先
に特願平2−417731号で提案したように、サ−マ
ルヘッドを用いて消字部分の印字のみを消字温度に加熱
して消字した後、再度、発色温度に加熱されたサ−マル
ヘッドで印字するようにしているが、消字温度は、カ−
ドの来歴によって変化し、良好に消字されないことがあ
った。このため、完全に消字されないまま新たな印字が
行われると、印字内容が不明瞭になるという欠点があっ
た。
【0006】例えば、印字直後に消字して再度新たな印
字を行う場合と、印字してから24時間経過後に消字し
て再度新たな印字を行う場合とでは、同じ消字温度(例
えば80°)を用いたとき後者の消字が不完全になる。
また、後者の方を完全に消字するには、前者よりも高い
消字温度(例えば90°)を用いる必要がある。
字を行う場合と、印字してから24時間経過後に消字し
て再度新たな印字を行う場合とでは、同じ消字温度(例
えば80°)を用いたとき後者の消字が不完全になる。
また、後者の方を完全に消字するには、前者よりも高い
消字温度(例えば90°)を用いる必要がある。
【0007】このような消字温度の相違は、カ−ドへの
印字回数の相違によっても生じ、完全な消字ができなく
なる傾向がある。
印字回数の相違によっても生じ、完全な消字ができなく
なる傾向がある。
【0008】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、カ−ドの来歴
を加味して消字温度を決定し、消字を良好に行って新た
な印字を明瞭とすることができる感熱印字装置を提供す
ることにある。
めになされたものであって、その目的は、カ−ドの来歴
を加味して消字温度を決定し、消字を良好に行って新た
な印字を明瞭とすることができる感熱印字装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、上記目的
を達成するために、図1に示されている。すなわち、請
求項1に記載の発明においては、所定の情報が磁気的に
記録されている磁気記録部を有するとともに、その情報
に対応して感熱印字方式で文字や記号等の印字内容が目
視的に記録されている印字記録部を有するカ−ドCか
ら、その磁気記録部に記録されている情報を磁気ヘッド
を介して読取る磁気情報読取手段イと、その磁気情報読
取手段イで読取られた情報から、その情報が前記カ−ド
Cに書込まれた時刻を抽出する書込時刻抽出手段ロと、
その書込時刻抽出手段ロで抽出された書込時刻と前記磁
気情報読取手段イが前記磁気記録部に記録されている情
報を読取ったときの時刻とから、経過時間を算出する経
過時間算出手段ハと、その経過時間算出手段ハで算出さ
れた経過時間に基づいて前記印字記録部に記録されてい
る印字内容の消字温度を算出する第1の消字温度算出手
段ニと、その第1の消字温度算出手段ニで算出された消
字温度に基づいて消字用加熱器ホの消字温度を制御する
消字温度制御手段ヘとを有することを特徴としている。
を達成するために、図1に示されている。すなわち、請
求項1に記載の発明においては、所定の情報が磁気的に
記録されている磁気記録部を有するとともに、その情報
に対応して感熱印字方式で文字や記号等の印字内容が目
視的に記録されている印字記録部を有するカ−ドCか
ら、その磁気記録部に記録されている情報を磁気ヘッド
を介して読取る磁気情報読取手段イと、その磁気情報読
取手段イで読取られた情報から、その情報が前記カ−ド
Cに書込まれた時刻を抽出する書込時刻抽出手段ロと、
その書込時刻抽出手段ロで抽出された書込時刻と前記磁
気情報読取手段イが前記磁気記録部に記録されている情
報を読取ったときの時刻とから、経過時間を算出する経
過時間算出手段ハと、その経過時間算出手段ハで算出さ
れた経過時間に基づいて前記印字記録部に記録されてい
る印字内容の消字温度を算出する第1の消字温度算出手
段ニと、その第1の消字温度算出手段ニで算出された消
字温度に基づいて消字用加熱器ホの消字温度を制御する
消字温度制御手段ヘとを有することを特徴としている。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、所定の情
報が磁気的に記録されている磁気記録部を有するととも
に、その情報に対応して感熱印字方式で文字や記号等の
印字内容が目視的に記録されている印字記録部を有する
カ−ドCから、その磁気記録部に記録されている情報を
磁気ヘッドを介して読取る磁気情報読取手段イと、その
磁気情報読取手段イで読取られた情報から、その情報が
前記カ−ドCに書込まれた回数を抽出する書込回数抽出
手段トと、その書込回数抽出手段トで抽出された書込回
数に基づいて前記印字記録部に記録されている印字内容
の消字温度を算出する第2の消字温度算出手段ニと、そ
の第2の消字温度算出手段ニで算出された消字温度に基
づいて消字用加熱器ホの消字温度を制御する消字温度制
御手段ヘとを有することを特徴としている。
報が磁気的に記録されている磁気記録部を有するととも
に、その情報に対応して感熱印字方式で文字や記号等の
印字内容が目視的に記録されている印字記録部を有する
カ−ドCから、その磁気記録部に記録されている情報を
磁気ヘッドを介して読取る磁気情報読取手段イと、その
磁気情報読取手段イで読取られた情報から、その情報が
前記カ−ドCに書込まれた回数を抽出する書込回数抽出
手段トと、その書込回数抽出手段トで抽出された書込回
数に基づいて前記印字記録部に記録されている印字内容
の消字温度を算出する第2の消字温度算出手段ニと、そ
の第2の消字温度算出手段ニで算出された消字温度に基
づいて消字用加熱器ホの消字温度を制御する消字温度制
御手段ヘとを有することを特徴としている。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明は、所定の
情報が磁気的に記録されている磁気記録部を有するとと
もに、その情報に対応して感熱印字方式で文字や記号等
の印字内容が目視的に記録されている印字記録部を有す
るカ−ドCから、その磁気記録部に記録されている情報
を磁気ヘッドを介して読取る磁気情報読取手段イと、そ
の磁気情報読取手段イで読取られた情報から、その情報
が前記カ−ドに書込まれた時刻を抽出する書込時刻抽出
手段ロと、その書込時刻抽出手段ロで抽出された書込時
刻と前記磁気情報読取手段イが前記磁気記録部に記録さ
れている情報を読取ったときの時刻とから、経過時間を
算出する経過時間算出手段ハと、前記磁気情報読取手段
で読取られた情報から、その情報が前記カ−ドCに書込
まれた回数を抽出する書込回数抽出手段トと、前記経過
時間算出手段ハで算出された経過時間に基づいて、前記
印字記録部に記録されている印字内容の消字温度を算出
する第3の消字温度算出手段ニと、その第3の消字温度
算出手段ニで算出された消字温度に基づいて消字用加熱
器ホの消字温度を制御する消字温度制御手段ヘとを有す
ることを特徴としている。
情報が磁気的に記録されている磁気記録部を有するとと
もに、その情報に対応して感熱印字方式で文字や記号等
の印字内容が目視的に記録されている印字記録部を有す
るカ−ドCから、その磁気記録部に記録されている情報
を磁気ヘッドを介して読取る磁気情報読取手段イと、そ
の磁気情報読取手段イで読取られた情報から、その情報
が前記カ−ドに書込まれた時刻を抽出する書込時刻抽出
手段ロと、その書込時刻抽出手段ロで抽出された書込時
刻と前記磁気情報読取手段イが前記磁気記録部に記録さ
れている情報を読取ったときの時刻とから、経過時間を
算出する経過時間算出手段ハと、前記磁気情報読取手段
で読取られた情報から、その情報が前記カ−ドCに書込
まれた回数を抽出する書込回数抽出手段トと、前記経過
時間算出手段ハで算出された経過時間に基づいて、前記
印字記録部に記録されている印字内容の消字温度を算出
する第3の消字温度算出手段ニと、その第3の消字温度
算出手段ニで算出された消字温度に基づいて消字用加熱
器ホの消字温度を制御する消字温度制御手段ヘとを有す
ることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成において、第1の消字温度算出手段
は、磁気情報読取手段で読取った情報(以下、情報をデ
−タということもある)から、前回の書込時からの経過
した時間を算出し、その算出された経過時間に基づいて
消字温度を算出する。そして、消字温度算出手段は、算
出された消字温度に基づいて消字用加熱器を加熱制御す
る。
は、磁気情報読取手段で読取った情報(以下、情報をデ
−タということもある)から、前回の書込時からの経過
した時間を算出し、その算出された経過時間に基づいて
消字温度を算出する。そして、消字温度算出手段は、算
出された消字温度に基づいて消字用加熱器を加熱制御す
る。
【0013】第2の消字温度算出手段は、磁気情報読取
手段で読取った情報から、今までの書込回数を算出し、
その算出された書込回数に基づいて消字温度を算出す
る。そして、消字温度算出手段は、算出された消字温度
に基づいて消字用加熱器を加熱制御する。
手段で読取った情報から、今までの書込回数を算出し、
その算出された書込回数に基づいて消字温度を算出す
る。そして、消字温度算出手段は、算出された消字温度
に基づいて消字用加熱器を加熱制御する。
【0014】第3の消字温度算出手段は、磁気情報読取
手段で読取った情報から、前回の書込時からの経過した
時間と前回までの書込回数とを算出し、その算出された
経過時間と書込回数に基づいて消字温度を算出する。そ
して、消字温度算出手段は、算出された消字温度に基づ
いて消字用加熱器を加熱制御する。
手段で読取った情報から、前回の書込時からの経過した
時間と前回までの書込回数とを算出し、その算出された
経過時間と書込回数に基づいて消字温度を算出する。そ
して、消字温度算出手段は、算出された消字温度に基づ
いて消字用加熱器を加熱制御する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は、本発明の一実施例装置の概略構成を示す
ブロック図であって、カ−ド処理機本体(図示せず)内
には、モ−タMによって回転されるロ−ラ及びベルトか
らなる周知の搬送路1が設けられている。
する。図2は、本発明の一実施例装置の概略構成を示す
ブロック図であって、カ−ド処理機本体(図示せず)内
には、モ−タMによって回転されるロ−ラ及びベルトか
らなる周知の搬送路1が設けられている。
【0016】搬送路1には、搬送路1の搬送方向の上流
側から下流側にかけて、3個の磁気ヘッドH1 〜H3 と
サ−マルヘッドTHがそれぞれ所定の間隔を保って設け
られている。
側から下流側にかけて、3個の磁気ヘッドH1 〜H3 と
サ−マルヘッドTHがそれぞれ所定の間隔を保って設け
られている。
【0017】上記磁気ヘッドH1 は、カ−ドに記録され
ている磁気情報を読取るためのものであり、また、磁気
ヘッドH2 は、磁気ヘッドH1 で読取ったデ−タをワ−
キングデ−タの一つとして後述の演算制御器で演算処理
した結果得られた新たなデ−タを磁気情報として記録す
るものであり、さらに、磁気ヘッドH3 は磁気ヘッドH
2 で書込まれた磁気情報が正確に記録されているか否か
を読取るためのベリファイ用である。
ている磁気情報を読取るためのものであり、また、磁気
ヘッドH2 は、磁気ヘッドH1 で読取ったデ−タをワ−
キングデ−タの一つとして後述の演算制御器で演算処理
した結果得られた新たなデ−タを磁気情報として記録す
るものであり、さらに、磁気ヘッドH3 は磁気ヘッドH
2 で書込まれた磁気情報が正確に記録されているか否か
を読取るためのベリファイ用である。
【0018】サ−マルヘッドTHは、本出願人が、先に
特願平2−417731号で提案した消字機能も備えた
サ−マルヘッドであり、このサ−マルヘッドTHは、本
発明の消字用加熱器を兼用している。
特願平2−417731号で提案した消字機能も備えた
サ−マルヘッドであり、このサ−マルヘッドTHは、本
発明の消字用加熱器を兼用している。
【0019】演算制御器2は、ROM3に格納されてい
るシステムプログラムとRAM4に格納されているワ−
キングデ−タとにより、演算処理する中央処理部(CP
U)5を中心に構成されている。そして、このCPU5
には、I/Oユニットを介して、上記の各磁気ヘッドH
1 〜H3 ,サ−マルヘッドTH及びモ−タMを駆動制御
する各ドライバ7〜11がそれぞれ接続されている。
るシステムプログラムとRAM4に格納されているワ−
キングデ−タとにより、演算処理する中央処理部(CP
U)5を中心に構成されている。そして、このCPU5
には、I/Oユニットを介して、上記の各磁気ヘッドH
1 〜H3 ,サ−マルヘッドTH及びモ−タMを駆動制御
する各ドライバ7〜11がそれぞれ接続されている。
【0020】次に、図3のフロ−チャ−トに基づいて本
実施例装置の制御動作について説明する。先ず、モ−タ
Mが駆動されて搬送路1によりカ−ドCが移動すると、
磁気ヘッドH1 によりカ−ドCに記録されている磁気デ
−タが読取られてRAM4内に格納される(ステップ1
00。以下、ステップをSとする。)。
実施例装置の制御動作について説明する。先ず、モ−タ
Mが駆動されて搬送路1によりカ−ドCが移動すると、
磁気ヘッドH1 によりカ−ドCに記録されている磁気デ
−タが読取られてRAM4内に格納される(ステップ1
00。以下、ステップをSとする。)。
【0021】RAM4内の磁気デ−タは、CPU5の演
算用に供され、例えば、カ−ドCがプリペイドカ−ドで
あれば、所定の減額用の演算処理が行われ、またカ−ド
Cが定期券であれば、入,出場のための本来の演算処理
が行われる。
算用に供され、例えば、カ−ドCがプリペイドカ−ドで
あれば、所定の減額用の演算処理が行われ、またカ−ド
Cが定期券であれば、入,出場のための本来の演算処理
が行われる。
【0022】この演算処理と同時に、読取られたRAM
4内のデ−タ中には、前回のカ−ド処理時に、書込時刻
と書込回数のデ−タ(以下、来歴デ−タという)が書込
まれているので、この来歴デ−タが抽出される(S10
2)。
4内のデ−タ中には、前回のカ−ド処理時に、書込時刻
と書込回数のデ−タ(以下、来歴デ−タという)が書込
まれているので、この来歴デ−タが抽出される(S10
2)。
【0023】前回のカ−ド処理時における上記来歴デ−
タの書込みについて、図1に基づいて説明すると、この
書込みは、カ−ドCへのデ−タ書込みと同時に磁気ヘッ
ドH2 を介して行われる。すなわち、来歴デ−タは、時
計回路10、書込回数発生回路11及び書込回路12を
含む書込手段4によって書込み処理が行われる。このう
ち時計回路10は、演算制御器2の内部時計を用いるこ
とができ、磁気ヘッドH2 がドライバ9により駆動され
る時刻のデ−タを書込回路12に与える。また、書込回
数発生回路11は、演算制御器2の内部のカウンタ−を
用いることができ、前回の書込回数に「1」を加算した
書込回数のデ−タを書込回路12に与える。なお、この
書込回路12は、CPU5で演算処理された新たな書込
情報をドライバ9を介して書込む際の一連の処理回路を
含んでいる。
タの書込みについて、図1に基づいて説明すると、この
書込みは、カ−ドCへのデ−タ書込みと同時に磁気ヘッ
ドH2 を介して行われる。すなわち、来歴デ−タは、時
計回路10、書込回数発生回路11及び書込回路12を
含む書込手段4によって書込み処理が行われる。このう
ち時計回路10は、演算制御器2の内部時計を用いるこ
とができ、磁気ヘッドH2 がドライバ9により駆動され
る時刻のデ−タを書込回路12に与える。また、書込回
数発生回路11は、演算制御器2の内部のカウンタ−を
用いることができ、前回の書込回数に「1」を加算した
書込回数のデ−タを書込回路12に与える。なお、この
書込回路12は、CPU5で演算処理された新たな書込
情報をドライバ9を介して書込む際の一連の処理回路を
含んでいる。
【0024】さて、CPU5においては、上述の抽出さ
れた来歴デ−タに基づいて消字温度の算出が行われる
(S106)。この消字温度の算出は、RAM4(又は
ROM3)内に経過時間と各書込回数による消字温度の
デ−タが予め記憶されているので、そのデ−タと今回抽
出した経過時間と書込回数とに基づいて、サ−マルヘッ
ドTHの消字温度(加熱ロ−ル等の他の消字用加熱器を
用いるときはその加熱器の温度)を決定して行なわれ
る。(S106)。
れた来歴デ−タに基づいて消字温度の算出が行われる
(S106)。この消字温度の算出は、RAM4(又は
ROM3)内に経過時間と各書込回数による消字温度の
デ−タが予め記憶されているので、そのデ−タと今回抽
出した経過時間と書込回数とに基づいて、サ−マルヘッ
ドTHの消字温度(加熱ロ−ル等の他の消字用加熱器を
用いるときはその加熱器の温度)を決定して行なわれ
る。(S106)。
【0025】演算処理器2で演算された来歴デ−タを含
む新たなデ−タは、磁気ヘッドH2を介してカ−ドCに
書込まれた後、ベリファイ用の磁気ヘッドH3 を介して
検査される(S106)。そして、次のサ−マルヘッド
THにより消字され、次いで新たなデ−タに基づく新た
な内容の印字が行われる(S108、S110)。この
サ−マルヘッドTHは、上述したように、消字兼用なの
で、新たに印字される部分が前回の印字部分と重複する
ときは消字されず、新たな印字部分に前回の印字部分が
含まれていない部分のみ、上述のような来歴デ−タを基
に算出された消字温度で消字される。
む新たなデ−タは、磁気ヘッドH2を介してカ−ドCに
書込まれた後、ベリファイ用の磁気ヘッドH3 を介して
検査される(S106)。そして、次のサ−マルヘッド
THにより消字され、次いで新たなデ−タに基づく新た
な内容の印字が行われる(S108、S110)。この
サ−マルヘッドTHは、上述したように、消字兼用なの
で、新たに印字される部分が前回の印字部分と重複する
ときは消字されず、新たな印字部分に前回の印字部分が
含まれていない部分のみ、上述のような来歴デ−タを基
に算出された消字温度で消字される。
【0026】以上のように、本実施例装置は、来歴デ−
タに基づいて消字温度を算出し、消字が完全に行われる
ようにしたので、新たな印字内容が明瞭になる特長があ
る。
タに基づいて消字温度を算出し、消字が完全に行われる
ようにしたので、新たな印字内容が明瞭になる特長があ
る。
【0027】なお、上述の実施例では、来歴デ−タとし
て、前回の印字時刻から今回の印字時刻までの経過時間
と、今までの印字回数との両方のデ−タを用いたが、こ
れをいずれか一方のみのデ−タとしてもよい。しかし、
本実施例のように両方のデ−タを用いるとより完全な消
字が得られる利益がある。また、サーマルヘッドTH
は、消字用加熱器を兼ねるようにしたが、これを、サ−
マルヘッドTHと磁気ヘッドH3 との間に、周知の加熱
ロ−ラや加熱板からなる消字用加熱器を設けるようにし
てもよい。
て、前回の印字時刻から今回の印字時刻までの経過時間
と、今までの印字回数との両方のデ−タを用いたが、こ
れをいずれか一方のみのデ−タとしてもよい。しかし、
本実施例のように両方のデ−タを用いるとより完全な消
字が得られる利益がある。また、サーマルヘッドTH
は、消字用加熱器を兼ねるようにしたが、これを、サ−
マルヘッドTHと磁気ヘッドH3 との間に、周知の加熱
ロ−ラや加熱板からなる消字用加熱器を設けるようにし
てもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明装置は、消字温度を前回の印字時
刻から今回の印字時刻までの経過時間に基づいて、また
は今までの印字回数に基づいて、さらには経過時間と印
字回数とに基づいて消字温度を選択するようにしたの
で、消字を完全に行うことができ、新たな印字が明瞭と
なる特長がある。
刻から今回の印字時刻までの経過時間に基づいて、また
は今までの印字回数に基づいて、さらには経過時間と印
字回数とに基づいて消字温度を選択するようにしたの
で、消字を完全に行うことができ、新たな印字が明瞭と
なる特長がある。
【図1】本発明の構成上の特徴を表した全体構成図であ
る。
る。
【図2】一実施例装置の概略構成図である。
【図3】制御動作を示すフロチャ−トである。
イ 磁気情報読取手段 ロ 書込時刻抽出手段 ハ 経過時間算出手段 ニ 第1消字温度算出手段、第2消字温度算出手
段、第3消字温度算出手段 ホ 消字用加熱器 ヘ 消字温度制御手段 H1 〜H3 磁気ヘッド TH サ−マルヘッド 2 演算制御器
段、第3消字温度算出手段 ホ 消字用加熱器 ヘ 消字温度制御手段 H1 〜H3 磁気ヘッド TH サ−マルヘッド 2 演算制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B42D 15/10 501 J 9111−2C H04N 1/23 102 Z 9186−5C // G11B 13/00 9075−5D
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の情報が磁気的に記録されている磁
気記録部を有するとともに、その情報に対応して感熱印
字方式で文字や記号等の印字内容が目視的に記録されて
いる印字記録部を有する熱可逆性記録媒体から、その磁
気記録部に記録されている情報を磁気ヘッドを介して読
取る磁気情報読取手段と、 前記磁気情報読取手段で読取られた情報から、その情報
が前記熱可逆性記録媒体に書込まれた時刻を抽出する書
込時刻抽出手段と、 前記書込時刻抽出手段で抽出された書込時刻と前記磁気
情報読取手段が前記磁気記録部に記録されている情報を
読取ったときの時刻とから、経過時間を算出する経過時
間算出手段と、 前記経過時間算出手段で算出された経過時間に基づいて
前記印字記録部に記録されている印字内容の消字温度を
算出する第1の消字温度算出手段と、 前記第1の消字温度算出手段で算出された消字温度に基
づいて消字用加熱器の消字温度を制御する消字温度制御
手段と、 を有することを特徴とする感熱印字装置。 - 【請求項2】 所定の情報が磁気的に記録されている磁
気記録部を有するとともに、その情報に対応して感熱印
字方式で文字や記号等の印字内容が目視的に記録されて
いる印字記録部を有する熱可逆性記録媒体から、その磁
気記録部に記録されている情報を磁気ヘッドを介して読
取る磁気情報読取手段と、 前記磁気情報読取手段で読取られた情報から、その情報
が前記熱可逆性記録媒体に書込まれた回数を抽出する書
込回数抽出手段と、 前記書込回数抽出手段で抽出された書込回数に基づいて
前記印字記録部に記録されている印字内容の消字温度を
算出する第2の消字温度算出手段と、 前記第2の消字温度算出手段で算出された消字温度に基
づいて消字用加熱器の消字温度を制御する消字温度制御
手段と、 を有することを特徴とする感熱印字装置。 - 【請求項3】 所定の情報が磁気的に記録されている磁
気記録部を有するとともに、その情報に対応して感熱印
字方式で文字や記号等の印字内容が目視的に記録されて
いる印字記録部を有する熱可逆性記録媒体から、その磁
気記録部に記録されている情報を磁気ヘッドを介して読
取る磁気情報読取手段と、 前記磁気情報読取手段で読取られた情報から、その情報
が前記熱可逆性記録媒体に書込まれた時刻を抽出する書
込時刻抽出手段と、 前記書込時刻抽出手段で抽出された書込時刻と前記磁気
情報読取手段が前記磁気記録部に記録されている情報を
読取ったときの時刻とから、経過時間を算出する経過時
間算出手段と、 前記磁気情報読取手段で読取られた情報から、その情報
が前記熱可逆性記録媒体に書込まれた回数を抽出する書
込回数抽出手段と、 前記経過時間算出手段で算出された経過時間及び書込回
数抽出手段で抽出された書込回数とに基づいて、前記印
字記録部に記録されている印字内容の消字温度を算出す
る第3の消字温度算出手段と、 前記第3の消字温度算出手段で算出された消字温度に基
づいて消字用加熱器の消字温度を制御する消字温度制御
手段と、 を有することを特徴とする感熱印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23273792A JPH0655809A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 感熱印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23273792A JPH0655809A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 感熱印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655809A true JPH0655809A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16943983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23273792A Pending JPH0655809A (ja) | 1992-08-06 | 1992-08-06 | 感熱印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655809A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6152620A (en) * | 1998-10-26 | 2000-11-28 | Star Micronics Co., Ltd. | Processing method for rewritable card and processing apparatus for the same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05318882A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-12-03 | Ricoh Co Ltd | 感熱記録体の記録装置 |
JPH05330199A (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-14 | Toshiba Corp | 記録装置 |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP23273792A patent/JPH0655809A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05318882A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-12-03 | Ricoh Co Ltd | 感熱記録体の記録装置 |
JPH05330199A (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-14 | Toshiba Corp | 記録装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6152620A (en) * | 1998-10-26 | 2000-11-28 | Star Micronics Co., Ltd. | Processing method for rewritable card and processing apparatus for the same |
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