JPH06557Y2 - ブラインド用操作棒 - Google Patents
ブラインド用操作棒Info
- Publication number
- JPH06557Y2 JPH06557Y2 JP7459587U JP7459587U JPH06557Y2 JP H06557 Y2 JPH06557 Y2 JP H06557Y2 JP 7459587 U JP7459587 U JP 7459587U JP 7459587 U JP7459587 U JP 7459587U JP H06557 Y2 JPH06557 Y2 JP H06557Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer pipe
- circular
- blind
- operating rod
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Blinds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、横型ブラインド用の操作棒に関するもので、
特に、横型ブラインドのヘッドボックスから垂下し、そ
の下端に設けたツマミを手で回転することによってブラ
インドのスラットの回転をコントロールするための操作
棒に関するものである。
特に、横型ブラインドのヘッドボックスから垂下し、そ
の下端に設けたツマミを手で回転することによってブラ
インドのスラットの回転をコントロールするための操作
棒に関するものである。
この種の操作棒を設けた横型ブラインドの一例を第9図
に示す。第9図において、1はヘッドボックス、2はス
ラット、3は下板、4はスラットの昇降操作を行うため
の昇降コード、5はスラットの回転を行うための回転操
作棒、6はスラットを上下に一定の間隔に保持する梯子
形支持コード(一般に、ラダーコードと称される)、7
はストッパを示す。
に示す。第9図において、1はヘッドボックス、2はス
ラット、3は下板、4はスラットの昇降操作を行うため
の昇降コード、5はスラットの回転を行うための回転操
作棒、6はスラットを上下に一定の間隔に保持する梯子
形支持コード(一般に、ラダーコードと称される)、7
はストッパを示す。
スラット2はラダーコード6によって、上下に一定の間
隔を隔てて水平に支持され、その昇降は昇降コード4に
よって行なわれ、所望の高さにおいて、昇降コード4を
ストッパ7によってとめることによって、スラットは所
望の高さにとめられる。また、操作棒5の下端のツマミ
8を手で右または左に回わすことによって、スラットの
回転をコントロールすることができる。
隔を隔てて水平に支持され、その昇降は昇降コード4に
よって行なわれ、所望の高さにおいて、昇降コード4を
ストッパ7によってとめることによって、スラットは所
望の高さにとめられる。また、操作棒5の下端のツマミ
8を手で右または左に回わすことによって、スラットの
回転をコントロールすることができる。
上記の型式の横型ブラインドにおいては、一般に、操作
棒5は長さが固定されているので、ブラインドの高さに
よって、異なる長さの操作棒を用意しなければならない
ので、実用上不便である。
棒5は長さが固定されているので、ブラインドの高さに
よって、異なる長さの操作棒を用意しなければならない
ので、実用上不便である。
このような不便を解消するために、操作棒の全長を調節
可能とした構造のものが提案されている。このように、
ブラインドの操作棒の長さ調整手段として、従来、次の
ようなものが提案されている。
可能とした構造のものが提案されている。このように、
ブラインドの操作棒の長さ調整手段として、従来、次の
ようなものが提案されている。
(1) 操作棒を順次継ぎ足して行なうもの、 (2) 二重パイプとし、所望長さでネジ等によって、
内,外パイプを固定するもの。
内,外パイプを固定するもの。
しかし、上記の従来例においては、 (1) 継ぎ足し用の接続棒が必要で、自由な長さ設定が
できない。
できない。
(2) ネジ等により固定する為、操作時に自由な長さと
して使用することができない。
して使用することができない。
この様な従来の欠点を解消する操作棒として、角パイプ
に角軸を装着し、上・下の伸縮位置は摩擦抵抗により行
なうものが提案されているが、このような構造では、ス
ラットの全閉状態から更に操作棒に回転力が加わると、
角パイプと角軸の嵌合により、確実に回転を伝えてしま
う為伝達ギア部に無理な力が加わり、破損するという問
題が生じる。
に角軸を装着し、上・下の伸縮位置は摩擦抵抗により行
なうものが提案されているが、このような構造では、ス
ラットの全閉状態から更に操作棒に回転力が加わると、
角パイプと角軸の嵌合により、確実に回転を伝えてしま
う為伝達ギア部に無理な力が加わり、破損するという問
題が生じる。
本考案は、上記の如き従来の技術における欠点を解消
し、必要に応じて長さを自在に調節できて、且つツマミ
の回転を確実に操作装置に伝達でき、しかも、無理な力
が加わった時には力伝達系の中で空転を生じて、操作棒
の破損を生じるようなことを防止するようにしたブライ
ンド用操作棒を提供しようとするものである。
し、必要に応じて長さを自在に調節できて、且つツマミ
の回転を確実に操作装置に伝達でき、しかも、無理な力
が加わった時には力伝達系の中で空転を生じて、操作棒
の破損を生じるようなことを防止するようにしたブライ
ンド用操作棒を提供しようとするものである。
本考案は、従来の技術における上述の如き問題点を解決
する手段として、互いに抜差自在に係合する中軸および
外パイプより成り、中軸と外パイプの間に両者の相対的
な伸縮位置を固定する手段を有し、外パイプの内形を円
形とし且つ中軸の外形を非円形とし、もしくは外パイプ
の内形を非円形とし且つ中軸の外形を円形とすることに
より、上記の断面非円形の部分と回転不能且つ摺動可能
に嵌合するガイド部と、上記の断面円形部分と嵌合し
て、設定値以上の回転力が加えられた場合に、空転する
ことによって中軸と外パイプの間で正逆両方向への回転
力の伝達を解除する一対のクラッチバネ部とを備えた連
結部材によって上記の中軸と外パイプを連結したことを
特徴とするブラインド用操作棒を提供する。
する手段として、互いに抜差自在に係合する中軸および
外パイプより成り、中軸と外パイプの間に両者の相対的
な伸縮位置を固定する手段を有し、外パイプの内形を円
形とし且つ中軸の外形を非円形とし、もしくは外パイプ
の内形を非円形とし且つ中軸の外形を円形とすることに
より、上記の断面非円形の部分と回転不能且つ摺動可能
に嵌合するガイド部と、上記の断面円形部分と嵌合し
て、設定値以上の回転力が加えられた場合に、空転する
ことによって中軸と外パイプの間で正逆両方向への回転
力の伝達を解除する一対のクラッチバネ部とを備えた連
結部材によって上記の中軸と外パイプを連結したことを
特徴とするブラインド用操作棒を提供する。
以下図面に示す実施例について説明する。
第1図は本考案に係る操作棒の一実施例を示す一部切欠
きの正面図で、図中11は断面四角形の中軸、12は断面円
形の外パイプを示し、中軸11の上端にはヘッドボックス
から垂下する伝達ギア(図示せず)の駆動軸に連結され
る連結具16が設けられている。
きの正面図で、図中11は断面四角形の中軸、12は断面円
形の外パイプを示し、中軸11の上端にはヘッドボックス
から垂下する伝達ギア(図示せず)の駆動軸に連結され
る連結具16が設けられている。
また下端部には中軸11を外パイプ12の自由位置に停
止し、両者の相対的伸縮位置を固定するための摩擦体と
してバネ14が装着されている。
止し、両者の相対的伸縮位置を固定するための摩擦体と
してバネ14が装着されている。
一方、外パイプ12は断面円形のパイプにより構成され、
上部に中軸11の抜け止め用小径部が設けられ、下端には
操作ツマミ15が設けられている。
上部に中軸11の抜け止め用小径部が設けられ、下端には
操作ツマミ15が設けられている。
断面非円形の中軸11と、断面円形の外パイプ12とを
連結する連結部材13は、断面非円形の中軸11と回転
不能且つ摺動可能に嵌合するガイド部13aと、断面円
形の外パイプ12に嵌合して、その一方向に設定値以上
の回転力が加えられた場合に、空転することによって中
軸11と外パイプ12の間で回転力の伝達を解除し、設
定値以下の場合には両者を一体的に回転させるクラッチ
バネ13b、および該外パイプ12に嵌合して、前記方
向とは逆方向に設定値以上の回転力が加えられた場合
に、空転することによって中軸11と外パイプ12の間
で回転力の伝達を解除し、設定値以下の場合には両者を
一体的に回転させるクラッチバネ13cとを備えてい
る。
連結する連結部材13は、断面非円形の中軸11と回転
不能且つ摺動可能に嵌合するガイド部13aと、断面円
形の外パイプ12に嵌合して、その一方向に設定値以上
の回転力が加えられた場合に、空転することによって中
軸11と外パイプ12の間で回転力の伝達を解除し、設
定値以下の場合には両者を一体的に回転させるクラッチ
バネ13b、および該外パイプ12に嵌合して、前記方
向とは逆方向に設定値以上の回転力が加えられた場合
に、空転することによって中軸11と外パイプ12の間
で回転力の伝達を解除し、設定値以下の場合には両者を
一体的に回転させるクラッチバネ13cとを備えてい
る。
第3図−第5図に示す実施例においては、連結部材13
は、中軸11に回転不能に装着されたガイド部13aと、外
パイプ12の内壁に係合する一対の巻きバネより成るクラ
ッチバネ13b,13cとによって構成される。
は、中軸11に回転不能に装着されたガイド部13aと、外
パイプ12の内壁に係合する一対の巻きバネより成るクラ
ッチバネ13b,13cとによって構成される。
これらのクラッチバネは、第3図〜第5図に示す様に、
それぞれ右方向、又は左方向に外パイプ12が回転される
時に拡開して外パイプ12の内壁に圧接する。図示の例で
はこのガイド部13aは上記のクラッチバネ13b,13cと一
体に巻きバネにより構成され、中軸11よりわずかに大き
な角形に巻かれており、中軸11と回転は一体的となり、
上下の摺動は、自由に行なえる様になっている。
それぞれ右方向、又は左方向に外パイプ12が回転される
時に拡開して外パイプ12の内壁に圧接する。図示の例で
はこのガイド部13aは上記のクラッチバネ13b,13cと一
体に巻きバネにより構成され、中軸11よりわずかに大き
な角形に巻かれており、中軸11と回転は一体的となり、
上下の摺動は、自由に行なえる様になっている。
第6図〜第8図は連結部材13の他の実施例を示し、この
実施例の場合ガイド部13aは巻きバネとせず中軸11より
わずかに大きな角形の内径を有し、外周に一対のクラッ
チバネの一端を係止する凹部を設けた筒体により構成さ
れている。
実施例の場合ガイド部13aは巻きバネとせず中軸11より
わずかに大きな角形の内径を有し、外周に一対のクラッ
チバネの一端を係止する凹部を設けた筒体により構成さ
れている。
本考案は上述の構造であるので操作ツマミ15を回転する
と、一方のクラッチバネ13bが拡開し、外パイプ12と一
体的になりガイド部13aを回転し、中軸11を回転する。
この際無理な力が加わるとクラッチバネ13bがすべるこ
とにより、伝達ギア部等に無理な力が加わることが防止
される。又、操作ツマミ15を逆方向に回転してやると他
方のクラッチバネ13cが拡開され、同様に回転が伝達さ
れる。
と、一方のクラッチバネ13bが拡開し、外パイプ12と一
体的になりガイド部13aを回転し、中軸11を回転する。
この際無理な力が加わるとクラッチバネ13bがすべるこ
とにより、伝達ギア部等に無理な力が加わることが防止
される。又、操作ツマミ15を逆方向に回転してやると他
方のクラッチバネ13cが拡開され、同様に回転が伝達さ
れる。
上述のように、本考案によれば、ブラインドのヘッドボ
ックスの取付高さに応じて、操作棒の長さを自在に調整
でき、且つツマミの回転を確実に操作装置に伝達でき、
しかも、無理な力が加わった時には、力を伝達する伝達
系の中で空転を生じて、操作棒に破損を生じるようなこ
とは防止される。
ックスの取付高さに応じて、操作棒の長さを自在に調整
でき、且つツマミの回転を確実に操作装置に伝達でき、
しかも、無理な力が加わった時には、力を伝達する伝達
系の中で空転を生じて、操作棒に破損を生じるようなこ
とは防止される。
第1図は本考案に係るブラインド用操作棒の実施例を示
す一部切欠側面図、第2図、第3図、第4図は、それぞ
れ、第1図のII−II線、III−III線、IV−
IV線における断面図、第5図は第1図に示す連結部材
の拡大側面図、第6図は本考案の他の実施例における連
結部材の側面図、第7図は第6図のVII−VII線に
おける断面図、第8図は第6図に示す連結部材の斜視
図、第9図は操作棒を備えた横型ブラインドの一般的構
成を示す正面図である。 1…ヘッドボックス、 2…スラット、 3…下板、 4…昇降コード、 5…操作棒、 6…ラダーコード、 7…ストッパ、 8…ツマミ、 11…中軸、 12…外パイプ、 13…連結部材、 13a…ガイド部、 13b,13c…クラッチバネ、 14…バネ。
す一部切欠側面図、第2図、第3図、第4図は、それぞ
れ、第1図のII−II線、III−III線、IV−
IV線における断面図、第5図は第1図に示す連結部材
の拡大側面図、第6図は本考案の他の実施例における連
結部材の側面図、第7図は第6図のVII−VII線に
おける断面図、第8図は第6図に示す連結部材の斜視
図、第9図は操作棒を備えた横型ブラインドの一般的構
成を示す正面図である。 1…ヘッドボックス、 2…スラット、 3…下板、 4…昇降コード、 5…操作棒、 6…ラダーコード、 7…ストッパ、 8…ツマミ、 11…中軸、 12…外パイプ、 13…連結部材、 13a…ガイド部、 13b,13c…クラッチバネ、 14…バネ。
Claims (1)
- 【請求項1】横型ブラインドのヘッドボックスから垂下
し、その下端部を手で回転することによって、ブライン
ドの操作をコントロールするためのブラインド用操作棒
において、互いに抜差自在に係合する中軸および外パイ
プより成り、中軸と外パイプの間に両者の相対的な伸縮
位置を固定する手段を有し、外パイプの内形を円形とし
且つ中軸の外形を非円形とし、もしくは外パイプの内形
を非円形とし且つ中軸の外形を円形とすることにより、
上記の断面非円形の部分と回転不能且つ摺動可能に嵌合
するガイド部と、上記の断面円形部分と嵌合して、設定
値以上の回転力が加えられた場合に、空転することによ
って中軸と外パイプの間で正逆両方向への回転力の伝達
を解除する一対のクラッチバネ部とを備えた連結部材に
よって上記の中軸と外パイプを連結したことを特徴とす
るブラインド用操作棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7459587U JPH06557Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ブラインド用操作棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7459587U JPH06557Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ブラインド用操作棒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63184996U JPS63184996U (ja) | 1988-11-28 |
JPH06557Y2 true JPH06557Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=30919948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7459587U Expired - Lifetime JPH06557Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | ブラインド用操作棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06557Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7250569B2 (ja) * | 2019-03-05 | 2023-04-03 | トーソー株式会社 | トルク調整装置及び横型ブラインド装置 |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP7459587U patent/JPH06557Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63184996U (ja) | 1988-11-28 |
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