JPH065570U - 脚付きグラス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脚３の強度を高める。 【構成】 陶磁製の容器６と台座１を金属製の細長い脚
３で接続した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はワイングラスやシヤンペングラスのように細長い脚を有するグラスに 関する。

【０００２】

【従来の技術】

ワイングラスやシヤンペングラスはガラス製が普通であるが、陶磁器はガラス と違って柔らかな趣があり、また、絵付けなどによる装飾性に優れることから一 部で陶磁製のものも使用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、ワイングラスやシヤンペングラスは細長い脚を有することから 、陶磁製にすると成型及び焼成の工程において曲がりや折れが生じやすく製造が 困難であり、また、陶磁器は脆弱であつて取り扱い中に折れやすいことから脚を あまり細長くすることができずデザインが制限される欠点があつた。

【０００４】 本考案が解決しようとする課題はこのような欠点を除去することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記課題を解決するための手段として、陶磁製の容器と台座を金属製 の細長い脚で接続した構成とした。

【０００６】

【考案の作用及び効果】

本考案は上記構成になり、脚を金属製としたから極めて細くしても十分な強度 があつてデザイン上の自由度が大きく、また、陶磁器と金属との組み合わせによ る新たな趣きも生じて、美観を向上させることができるとともに、脚の折損のお それがなく取り扱いが容易になる効果がある。

【０００７】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。

【０００８】 図において１は伏皿形をなす陶磁製の台座であつて、中心に孔２が形成されて いる。

【０００９】 ３は上下両端に大径部が形成された細長い金属製の脚であつて、本実施例にお いてはステンレス鋼に金メツキが施されており、下端面に雌ねじ孔４が形成され ていて、孔２に下から挿入されたビス８を雌めじ孔４にねじ込むことにより、台 座１上に真っすぐに立って固定されている。

【００１０】 ６は陶磁製の容器であつて、底面に形成された凸部７を脚３の上端面に形成さ れた凹部５にはめて接着剤により固定されている。

【００１１】 本実施例においては、台座１と脚３とはビス８により結合したが、容器６と脚 ３のように接着剤で固定してもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例の一部切欠正面図である。

【符号の説明】

１：台座 ３：脚 ６：容器 ８：ビス

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 陶磁製の容器と台座を金属製の細長い脚
   で接続したことを特徴とする脚付きグラス。