JP3044869U - 柄香炉 - Google Patents

柄香炉

Info

Publication number
JP3044869U
JP3044869U JP1997006091U JP609197U JP3044869U JP 3044869 U JP3044869 U JP 3044869U JP 1997006091 U JP1997006091 U JP 1997006091U JP 609197 U JP609197 U JP 609197U JP 3044869 U JP3044869 U JP 3044869U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incense burner
bent
strip
side walls
same direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997006091U
Other languages
English (en)
Inventor
敏夫 作島
Original Assignee
株式会社作島
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社作島 filed Critical 株式会社作島
Priority to JP1997006091U priority Critical patent/JP3044869U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044869U publication Critical patent/JP3044869U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柄香炉の把持部を薄い金属製帯状片にて形成
しても、強靱化が図れて長期間の使用に耐久すると共
に、把持部を著しく軽量化出来ることで、手首や腕への
負担が解消できる。 【解決手段】 柄香炉本体の側面に付設される把持部を
扁平で薄い一枚の金属製帯状片で以って形成し、該帯状
片の長手方向両側部を同一方向へ折曲して側壁を形成す
ると共に、両側壁間の帯状片を側壁と同一方向へ屈曲し
て、突弧状の窪みに曲成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として寺院用仏具の一種として供せられ、寺院内で供養等の仏事 を執り行う際に使用される柄香炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より各宗の寺院内では、導師が法要儀式の時に使用する仏具の一として柄 香炉が用いられている。斯かる柄香炉は、所望形状の蓋付き香炉本体内で香をた き、該香炉本体の側面に例えば15〜20cmの長さを備えた棒状の把持部を付設 すると共に、把持部の他端をテーパー状に香炉本体の底部と同一位置まで屈曲し て脚片となさしめ、而して法要儀式時の香炉の移動、持ち運びに便とし、且つ香 炉の安定性が図られている。
【0003】 斯様な在来の柄香炉は、香炉本体の側面に付設される把持部が金属製の丸棒で あったり、厚身を備えた金属製平板等が使用されており、比較的長期間に亘り使 用されるものであるため、必然的に把持部が肉厚に形成されて耐久性が図られ、 従って、柄香炉そのものの重量が重くなり、法要儀式時に柄香炉を長時間把持す ると、当該重量によって手がしびれる等の不都合を備えるもので遺憾とするとこ ろである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然るに本考案が茲に開発した柄香炉に於いては、既述した従来の欠陥に鑑みて 鋭意研究の結果提案されたものであって、柄香炉自体の重量を軽減して、法要儀 式時の持ち運びや、長時間使用することに伴う手首や腕への負担を著しく解消す ると同時に、柄香炉の把持部を軽量化したに拘らず、強靱化を図って把持部の折 損や屈曲変形を未然に阻止する柄香炉を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記したような目的を有効に達成するがために、本考案による柄香炉に於いて は、香炉本体1の側面に棒状の把持部2を付設すると共に、把持部2の他端を屈 曲して脚片3とした金属製の柄香炉Aに於いて、把持部2は扁平で薄い一枚の金 属製帯状片4より成り、該帯状片4の長手方向両側部を同一方向へ折曲して側壁 5、5aを形成し、該両側壁5、5a間の帯状片4は、側壁5、5aと同一方向 へ屈曲して突弧状の窪み6に曲成した柄香炉を特徴とするものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案に於ける柄香炉にあっては、当該把持部2は扁平な一枚物の薄い金属製 帯状片4によって形成されるのであり、その帯状片4の長手方向両側部を同一の 方向へと折曲せしめて立ち上がった側壁5、5aを形成し、更に両側壁5、5a 間の帯状片4は、前記側壁5、5aと同一の方向へと屈曲して突弧状の窪み6と なるように曲成して成るものであり、斯様に構成された把持部2は、軽量である と共に強靱化が図れ、長時間法要儀式に供した際にも、把持に伴う手のしびれ、 手首や腕への負担が著しく軽減し得、長期間に亘って使用しても把持部2が変形 を来たさないものとなる。
【0007】
【実施例】
次いで、本考案による柄香炉に関する実施の一例について詳述する。
【0008】 Aは金属製より成る柄香炉であって、該柄香炉Aは一方には有底で頂面開放せ る香炉本体1を備え、各宗寺院内に於いて供養等の法要儀式を執り行う際に、斯 かる香炉本体1内へ所望の香を収容して香をたき、また香炉本体1の他方には把 持部2が付設されている。即ち、香炉本体1とこの香炉本体1の側面適所に付設 される棒状の把持部2とによって柄香炉が形成され、把持部2の他端は屈曲して 脚片3に形成されている。図中7は上面に所望図柄状の窓8が穿設された取外し 自在の蓋片を示し、香炉本体1の頂面へ嵌合されるものである。
【0009】 2は香炉本体1の側面適所に、略香炉本体1の底部と平行となるように付設さ れる把持部であって、当該把持部2は香炉本体1とビス止め、熔着、その他の固 定手段を用いて一体化されて付設される。斯かる把持部2は一枚の扁平な薄い金 属製帯状片4より成り、その長さを250mm、幅員を16mm、厚身を0.8mmと する外観を備えているが、該帯状片4の長さ、幅員、厚身は香炉本体1との統一 性が出現するように、適宜に外観が変更されて使用される。
【0010】 斯かる扁平な一枚の金属製帯状片4は、薄い棒状の金属製平板であるため、そ のまま把持部2として使用すれば、香炉本体1の備える重量によって屈曲して歪 となり、また折損する虞れが生じ、使用に耐久し得ないが、この考案では以下の 構成が採択されることで解消されている。
【0011】 即ち、金属製帯状片4の長手方向両側部を夫々同一方向へ折曲して、2乃至3 mmに立ち上がった略直角の側壁5、5aが形成されると共に、該両側壁5、5a 間の平滑な帯状片4の部分を、前記側壁5、5aと同一方向へ屈曲し、この面が 突弧状の窪み6となるように曲成して把持部2が形成されている。図示した側壁 5、5a並びに窪み6は上方に向って夫々形成されているが、それ等を下方に向 って形成することも勿論可能である。
【0012】 斯かるように構成された把持部2の他端には、テーパー状に略直角となるよう に香炉本体1の底部と同一位置まで屈曲せしめた脚片3が形成され、この脚片3 によって柄香炉Aの安定化と把持部2の把持容易性、持ち運びの利便性が図られ ている。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、香炉本体の側面に付設される把持部を扁平て薄い一枚の金属 製帯状片を以って形成するに当り、該帯状片の長手方向両側部を夫々同一方向へ と折曲して側壁を形成すると共に、両側壁間の帯状片を側壁と同一方向へ屈曲し て、突弧状の窪みを曲成した柄香炉であるため、薄い金属製帯状片であるに拘ら ず、両側壁並びに窪みとが骨材としての役割を演じることと成り、把持部が強靱 化されて長期間に亘る反覆使用にも耐久して、把持部の折損や屈曲等の歪みが出 現しない効果が生じ、更に把持部が在来品より著しく軽量化出来るので、全体的 な総重量が軽くなり、法要儀式に際して長期間把持状態が続いても、手首がしび れたり、腕への負担が軽減出来る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】柄香炉の全体斜視図である。
【図2】把持部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 香炉本体 2 把持部 3 脚片 4 帯状片 5 側壁 5a 側壁 6 窪み A 柄香炉

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香炉本体(1)の側面に棒状の把持部
    (2)を付設すると共に、把持部(2)の他端を屈曲し
    て脚片(3)とした金属製の柄香炉(A)に於いて、把
    持部(2)は扁平で薄い一枚の金属製帯状片(4)より
    成り、該帯状片(4)の長手方向両側部を同一方向へ折
    曲して側壁(5、5a)を形成し、該両側壁(5、5
    a)間の帯状片(4)は、側壁(5、5a)と同一方向
    へ屈曲して突弧状の窪み(6)に曲成したことを特徴と
    する柄香炉。
JP1997006091U 1997-06-27 1997-06-27 柄香炉 Expired - Lifetime JP3044869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997006091U JP3044869U (ja) 1997-06-27 1997-06-27 柄香炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997006091U JP3044869U (ja) 1997-06-27 1997-06-27 柄香炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3044869U true JP3044869U (ja) 1998-01-16

Family

ID=43179277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997006091U Expired - Lifetime JP3044869U (ja) 1997-06-27 1997-06-27 柄香炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044869U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0479541U (ja)
USD506419S1 (en) Handle grip extension
USD462231S1 (en) Small bar pan
JP3044869U (ja) 柄香炉
CA100877S (en) Chair
USD447047S1 (en) Adjustable gutter hanger bracket
USD417595S (en) Rear portion of a tongs handle
JP3030668U (ja) ハイヒールの踵の交換カバー
JP3006549U (ja) 新ハンドジャッキ
JP3012222U (ja) 掛け吊り具
JPH0634172Y2 (ja) トロリー線矯正工具
JPH0439956U (ja)
JPH0445919Y2 (ja)
US20070046047A1 (en) Device for carrying panel-like flat sheets
JP3068159U (ja) ナロウグリップチニング用ハンドル
JPH0311754U (ja)
JPS6125475Y2 (ja)
JPS6023664Y2 (ja) 冷蔵庫等の運搬用把手兼車輪
JPH0539441Y2 (ja)
JPH0282464U (ja)
JPH065570U (ja) 脚付きグラス
JPS63127530U (ja)
JPS62175850U (ja)
JPH0456401U (ja)
JPH03104397U (ja)