JPH0539441Y2 - - Google Patents

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JPH0539441Y2
JPH0539441Y2 JP1983201258U JP20125883U JPH0539441Y2 JP H0539441 Y2 JPH0539441 Y2 JP H0539441Y2 JP 1983201258 U JP1983201258 U JP 1983201258U JP 20125883 U JP20125883 U JP 20125883U JP H0539441 Y2 JPH0539441 Y2 JP H0539441Y2
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JP
Japan
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charcoal
ruler
length
recess
furnace
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JP1983201258U
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JPS60106101U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、茶事茶会などにおける茶道におい
て炭手前に際し使用する炭定規の改良に関するも
のである。
炭手前にあつては道具炭を準備する必要がある
が、これらの道具炭には風炉用と炉用ともそれぞ
れ胴炭、丸毬打、割毬打、丸管、点炭、割管、輪
胴および枕炭など10種類程度の炭がある。これら
はそれぞれ所定の大きさ(長さ)が定められてお
り、したがつて炭を準備するに際してはその大き
さに切断するための炭定規が必要である。たとえ
ば風炉用炭の場合、胴炭、丸管そして割管は4寸
であり、毬打、割毬打、点炭などは2寸、輪胴は
1.5寸というように定められており、炭定規でこ
の大きさに切断するのである。
ところで、従来よりこの道具炭を作成するに際
して使用する炭定規としては、第3図に示される
ように段付きの板状長尺で側辺に凹部a,b,c
が形成された凸状の定規である。そしてたとえば
凹部aはその長尺方向の長さが4寸に設定されて
おり、凹部bは2寸としてcは1.5寸に定められ
ている。したがつて凹部aは風炉用胴炭、丸管の
炭用であり、凹部bは毬打、割毬打点炭などの炭
用であり、凹部cは輪胴の炭用のものである。従
来よりこのような炭定規が常用されているわけで
あるが、凹部を定規の端部から形成しているため
段階状(凸状)をなし、複雑な形状で外観も美し
くなくまた凸状部分が折り曲げられやすい欠点が
ある。さらに定規面には炭の大きさなどが表記さ
れておらず、使用上まちがいやすい問題点を有し
ている。
この考案は、このような従来の欠点を解消する
炭定規を提供することを目的とするものである。
すなわち、この考案が提供する炭定規は、長尺
で矩形状をなす板状定規を基本とし、この長尺の
中間部側辺に矩形状凹部が形成され、この凹部の
長尺方向端面と定規の長尺方向端面との距離が炭
の大きさに設定されるとともに、その距離間の定
規表面に炭の大きさはまた炭の名称が表記されて
いるものである。
以下図面に示される実施例にしたがつてこの考
案を説明する。
第1図、第2図はこの考案による炭定規を斜視
的に示す図で、第1図は表面(風炉用定規)を示
し、第2図はその裏面(炉用定規)を裏返して示
している。
1は長尺の矩形をなす定規の本体であつて板状
をなし長さはたとえば5寸の長さに規定されてい
る。この本体の材料はたとえば胴あるいはアルミ
ニウム合金などの金属材料である。
2,3はこの定規本体1の中間部すなわち定規
の両端部を有する状態の位置に形成された矩形状
の凹部で、この凹部2,3はそれぞれ定規の長尺
方向端面1L,1Rから所定の長さ位置に位置し
ている。すなわち、たとえば第1図(風炉用定規
を示す表面)においては、凹部2の場合その長尺
方向右方端面2Rと定規1の右方端面1Rとの間
の距離は4寸に定められており、凹部3の場合そ
の長尺方向右方端面3Rと定規の右方端面1Rと
の間の距離は2寸に定められており、さらにこの
凹部3の長尺方向左方端面3Lと凹部2の前記端
面2Rまでの距離は1寸5分に定められている。
そしてこれら各距離の定規表面には風炉用の炭の
名称とその大きさが表記されている。
第2図(炉用定規を示す裏面)においては、凹
部2の左方端面2Lと定規1の左方端面1Lとの
間の距離は8分に定められ、凹部3の左方端面3
Lと定規1の左方端面1Lとの間の距離は2寸5
分に定められそして凸部3の右方端面3Rと定規
1の右方端面1Rとの間の距離が2寸に定められ
ている。そして表面と同様各距離における定規面
には炉用の炭がその大きさの位置に名称と炭の大
きさが表記されている。さらにこの裏面の場合定
規1を全長の距離(5寸)に相当する炭の名称す
なわち炉(胴炭、丸管、割管)とその寸法5寸が
定規面に表記されている。
この考案が提供する炭定規を使用すればその名
称と大きさが表、裏面別々に表記されていること
により道具炭を準備する際まちがいなく使用で
き、所定の大きさの炭を準備することができる。
この考案が提供する炭定規は以上説明したとお
りであるが、上記または図示実施例に限定されず
種々の変形実施例を包含する。たとえば、定規本
体の材料については銅材料に限らず鉄材でもよく
さらには金属材料だけでなくプラスチツク材料で
あつてもよい。さらに大きさを表記する場合寸単
位でなくcm単位、mm単位でもよい。この考案はこ
れらすべての変形実施例を包含する。
この考案が提供する炭定規は以上詳述したとお
り矩形状を基本にし、両側辺にそれぞれ1個だけ
の凹部が形成されているので、形状が簡略で美観
と品位を呈し、しかも強度が維持され使用におい
て折れ曲がつたりすることもない。しかも風炉用
と炉用の炭についての名称と寸法が別々の面に明
示されているので、混同使用することもなく、茶
事茶会用として実用的で便利な茶道用炭定規を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による炭定規の表面を示す斜
視図、第2図は第1図の定規を裏返してその裏面
を示す斜視図である。第3図は従来の炭定規を示
す斜視図である。 1……定規本体、2,3……矩形状凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺で矩形をなす板状の定規であつて、長尺方
    向両側辺に矩形状凹部が長尺方向に位置を隔てて
    1個ずつ形成され、長尺方向端辺から矩形状凹部
    までの長さと両矩形状凹部間長さおよび長尺全長
    が炭の長さに設定されるとともに、一方の面の各
    長さ間には風炉用の炭の名称と寸法が表記され、
    他方の面の各長さ間には炉用の炭の名称と寸法が
    表記されていることを特徴とする茶道用炭定規。
JP20125883U 1983-12-24 1983-12-24 炭定規 Granted JPS60106101U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20125883U JPS60106101U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 炭定規

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20125883U JPS60106101U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 炭定規

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Publication Number Publication Date
JPS60106101U JPS60106101U (ja) 1985-07-19
JPH0539441Y2 true JPH0539441Y2 (ja) 1993-10-06

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ID=30762876

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20125883U Granted JPS60106101U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 炭定規

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JP (1) JPS60106101U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55165203U (ja) * 1979-05-15 1980-11-27

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Publication number Publication date
JPS60106101U (ja) 1985-07-19

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