JPH0382406A - 容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、なるべくガラス又は同様な割れやすい材料か
らできている上部と、なるべく金属又はそのような高価
な材料からできている足とを持つ容器に関する。

〔従来の技術〕

高価な金属足を持つ、この種の容器、例えばグラス、は
公知である。従来、ガラス製の上部を金属製の足と結合
するために接着結合が行なわれた。しかし、特にこの種
の容器が頻繁に自動食器洗い機で洗われる場合は、ガラ
スと金属との接着結合部は十分な強度を示さない。ガラ
ス製上部と金ａ製足との接着結合の別の欠点は、ガラス
製上部の損傷の際に金属製足も一緒に捨てられなければ
ならないことである。例えばしよく台、花びんなどの場
合がそうであるように、比較の対象になり得る、金属製
足及びガラス製上部を持つ家庭用品において同様な問題
が生ずる。従って本発明はこのような対象にも及ぶ。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、上部と足が取外し可能に、しかし確実
に互いに結合されている、冒頭に挙げた種類の容器を提
供することである。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は本発明によれば、上部が突起を持っており、
足が、上部を足に取外し可能に取付けるためのはさみ状
締付は片を持っていることによって解決される。

本発明による容器により、上部と足との公知の接着結合
の欠点がなくなる。上部が損傷された場合に、高価な材
料から成る、接着された部分はもはや捨てられる必要が
なく、この損傷された上部は新しい上部と簡単に問題な
く取り替えられ得る。上部をはさみ状締付は片によって
締付ける際に、なるべくガラス製の突起は、圧縮応力を
受けるだけである。しかしガラスの圧縮強度は極めて高
いので、締付けの際に、突起又は上部が損傷される危険
はない。本発明による容器の別の利点は、はさみ状締付
は片が大きい直径範囲に及び、従って上部における突起
の直径公差が大きいことである。これは、付加的にかな
りの利点及び製造の際の簡単化をもたらす。それによっ
て、本発明による容器は製造においてコスト的に有利で
ある。なぜならばはさみ状締付は片は安価な日用の遺産
品でありかつこの種の容器の製造の際の大きな費用要因
ではないからである。更に、はさみ状締付は片により得
られる締付は作用は非常に大きいので、上部は締付は後
に確実にかつ固く足と結合されている。最後に、本発明
による容器において、選ばれたデザインを保持すること
ができ又は他のデザインの部分と取り替えることができ
る。

本発明の別の構成では、はさみ状締付は片が足に配置さ
れており、上部の突起が足の中へ突き出ている。場所を
節約するこの配置により、美的外観が保証される。

はさみ状締付は片が、円錐状の外側輪郭を持つ締付はス
リーブと締付けねじとを持っており、この締付はスリー
ブが締付けねじによって、足の、円錐状の内側輪郭をも
って形成された範囲内へ軸線方向にはめ込み可能である
のが有利である。締付はスリーブ及び足のこの円錐状形
成により、はさみ状締付は片を簡単に締めることができ
る。

足の円錐状範囲は中空の足軸の上側部分により形成され
るのが好ましい。

締付けねじが足板に配置されており又は足板自体により
形成されていることによって、はさみ状締付は片を簡単
に締めることができる。

本発明の別の構成では、締付けねじが足軸の一部分によ
り形成されている。この配置の利点は、足板、締付けね
じ及び足軸が一体に構成されており、それにより組立て
が簡単化されることである。

締付はスリーブは、足軸の軸孔に配置されているはさみ
軸により保持されているのが好ましい。このはさみ軸は
、締付はスリーブと締付けねじとの引張及び結合素子と
して使われる。

本発明の別の構成では、はさみ軸が、締付はスリーブと
は反対側の端部にねじ山を備えている。従って、同様に
ねじ山を備えている締付けねじにより、締付はスリーブ
を簡単に締めることができかつ上部の突起を締付けるこ
とができる。

容器の所望の形状に応じて、足軸と上部の間に間隔スリ
ーブを配置することができる。もちろん、長さをはさみ
状締付は片に合わさなければならない。

本発明の特に有利な構成では、突起が非円形、例えば多
角形、に形成されている。突起をこのように形成するこ
とにより、上部に対する足の好ましくないねじれが防止
される。

別の実施例によれば、突起は球状に形成されており又は
固定のために環状突出部を備えている。

足又は間隔スリーブ及び上部は密封素子を介して互いに
密封されているのが有利である。この密封により、例え
ば飲料の不注意な注ぎ入れの際に又は洗う際に、液体が
中空の足軸へ流入することが防止される。

はさみ状締付は片を締めることを容易にするために、締
付けねじは底面にスリットを持っている。こうして、例
えば硬貨又は工具によって締付けねじを簡単に締めるこ
とができる。

はさみ状締付は片による上部の締付けの際の心合わせを
容易にすることができるように、足軸と足板又は足軸と
間隔スリーブは心合わせ肩部を介して互いに支持されて
いる。

はさみ状締付は片がプラスチック又はアルミニウムから
できているのが有利であり、従って製造においてコスト
的に有利でありかつ小さい重量を持つ。

〔実施例〕

本発明のそれ以外の目的、特徴、利点及び適用可能例は
、添付の図面による実施例の以下の説明から明らかにな
る。この場合、記載又は図示されたすべての特徴は、そ
れだけで又は任意の有利な組合わせで、特許請求の範囲
における総括に関係なく本発明の対象を形成する。

第１図の容器２は、上部４及び足８を持っている。この
上部４はなるべくガラスからできているのが好ましいが
、しかし他の材料も使用可能であり、他方、足８はなる
べく金膜からできているのが好ましく、この場合にも他
の材料を使用できる可能性がある。上部４ははさみ状締
付は片１０によって足８に取付けられている。

このはさみ状締付は片の取付けにより、第１ｒｙＪに示
されているように、大きさ及び形状の異なる多数の上部
４を同じ大きさ及び形状の足８に使用できる可能性があ
る。逆に、異なる足８が同じ上部４を備えることもでき
る。上部４が損傷した場合に、この上部を新しい上部と
簡単に取り替えることができる。

はさみ状締付は片１０は足８の中空足軸３ｏの軸孔３２
に配置されている。この足軸３０は、第１図によれば、
全長にわたってほぼ同じ肉厚を持っておりかつ両方の端
部において円錐状に外方へ湾曲している。足軸３０の上
側端部は上部４に接触しており、他方、下側端部は足８
の足板４６の心合わせ肩部５０に付いている。

はさみ状締付は片１０は、締付はスリーブ１２と、この
締付はスリーブと結合され、締付はスリーブ１２とは反
対側の端部にねじ山１６を持つはさみ軸１４とを持って
おり、この端部は孔４８を通って足板４６の中へ突き出
ている。第１図による実施例において、はさみ状締付は
片１０は、足板４６の中に配置されたねじ孔５４付き締
付けねじ５２を介して締められ、この締付けねじは工具
又は硬貨との保合のために底にスリット５６を持ってい
る。締付けねじ５２を締める際に、外側が円錐状の締付
はスリーブ１２は、足軸３０の内側にある円錐状範囲に
入る。はさみ状締付は片１０の締付はスリーブ１２は内
側に、上部４の突起６に対応する輪郭を持っている。

締付はスリーブ１２は上側範囲においてスリッ１−２０
により例えば４つの羽根１８に分けられており、これら
の羽根は、突起６をはめるためのスリーブ開口２２を形
成している。円錐状範囲９内への締付はスリーブ１２の
軸線方向はめ込みの際に、突起６ははさみ状締付は片１
０に固くはめ込まれ、それにより上部４は固＜、シかし
取外し可能に足８に保持される。足８に対して上部４を
密封するために、足軸３０の上側範囲に、例えば密Ｍ環
として構成された密Ｍ素子２８が配置されている。

第２図によれば、足板４６はねじ孔５４を備えているの
で、足板自体がはさみ状締付は片１０用の締付けねじ５
２を形成している。

第３図の断面図によれば、突起６及びスリーブ開口２２
は回り止めのために多角形断面を持っている。０リング
として構成された密封素子２８は締付はス・リープ１２
の上面に支持され、それにより締付けの際に上部４の下
面へ押し付けられる。足軸３０の案内用突出部２４は足
板４６の凹所４０に係合する。

第４図ないし第６図による実施例では、突起６及びスリ
ーブ開口２２は円形である。足軸３０と上部４の下面と
の間に間隔スリーブ３６が配置されており、この間隔ス
リーブは、特定の足８を４１ｉ？定の上部４又は他の上
部４に合わせるために使われる。間隔スリーブ３６は足
軸３０の心合わせ肩部３４に支持されている。

第７図ないし第９Ｖｇｉは、上部４が、形状の異なる突
起６を持つことができることを示している。第７図の突
起６は非円形、例えば多角形、に形成されている。第８
図によれば、突起６はほぼ球を形成している。第９図に
示された突起６は、間隔を置いて囲繞する２つの隆起３
８を持っており、これらの隆起に羽根１８の溝を対応さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は同じ足と結合可能である種々の上部が示されて
いる、本発明による容器の縦断面図、第２図は本発明に
よる容器の他の実施例の一部を切欠いて示した拡大縦断
面図、第３図は第２図の切断線ＩＩＩ−ＩＩ！に沿う水
平断面図、第４図は本発明による容器の別の実施例の部
分縦断面図、第５図は本発明によるはさみ状締付は片の
一部を切断して示した拡大図、第６図は第５図の矢印Ａ
の方向に見たはさみ状締付は片の平面図、第７図ないし
第９図は本発明による、異なる突起を持つ種々の上部の
部分拡大図である。 ４・・・上部、６・・・突起、８・・・足、１０・・・
はさみ状締付は片

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　なるべくガラスからできている上部（４）と、なる
   べく金属製の足（８）とを持つ容器（２）において、上
   部（４）が突起（６）を持つており、足（８）が、上部
   （４）を足（８）に取外し可能に取付けるためのはさみ
   状締付け片（１０）を持つていることを特徴とする容器
   。 ２　はさみ状締付け片（１０）が足（８）に配置されて
   おり、上部（４）の突起（６）が足（８）の中へ突き出
   ていることを特徴とする、請求項１に記載の容器。 ３　はさみ状締付け片（１０）が、円錐状の外側輪郭を
   持つ締付けスリーブ（ι２）と締付けねじ（５２）とを
   持つており、この締付けスリーブ（１２）が締付けねじ
   （５２）によつて、足（８）の、円錐状の内側輪郭をも
   つて形成された範囲 （９）内へ軸線方向にはめ込み可能であることを特徴と
   する、請求項１又は２に記載の容器。 ４　足（８）の円錐状範囲（９）が中空の足軸（３０）
   の上側部分により形成されていることを特徴とする、請
   求項３に記載の容器。 ５　締付けねじ（５２）が足板（４６）に配置されてお
   り又は足板（４６）により形成されていることを特徴と
   する、請求項１ないし４のうち１つに記載の容器。 ６　締付けねじ（５２）が足軸（３０）の一部分により
   形成されていることを特徴とする、請求項１ないし４の
   うち１つに記載の容器。 ７　締付けスリーブ（１２）が、足軸（３０）の軸孔（
   ３２）に配置されているはさみ軸（１４）により保持さ
   れていることを特徴とする、請求項１ないし６のうち１
   つに記載の容器。 ８　はさみ軸（１４）が、締付けスリーブ（１２）とは
   反対側の端部にねじ山（１６）を備えていることを特徴
   とする、請求項７に記載の容器。 ９　足軸（３０）と上部（４）との間に間隔スリーブ（
   ３６）が配置されていることを特徴とする、請求項１な
   いし８のうち１つに記載の容器。 １０　突起（６）が非円形、例えば多角形、に形成され
   ていることを特徴とする、請求項１ないし９のうち１つ
   に記載の容器。 １１　突起（６）が球状に形成されていることを特徴と
   する、請求項１ないし１０のうち１つに記載の容器。 １２　突起（６）が環状突出部（２４）を備えているこ
   とを特徴とする、請求項１ないし１１のうち１つに記載
   の容器。 １３　足（８）又は間隔スリーブ（３６）及び上部（４
   ）が密封素子（２８）を介して互いに密封されているこ
   とを特徴とする、請求項１ないし１２のうち１つに記載
   の容器。 １４　締付けねじ（５２）が底面にスリット（５６）を
   持つていることを特徴とする、請求項３ないし１３のう
   ち１つに記載の容器。 １５　足軸（３０）と足板（４６）又は足軸（３０）と
   間隔スリーブ（３６）が心合わせ肩部（３４、５０）を
   介して互いに支持されていることを特徴とする、請求項
   １ないし１４のうち１つに記載の容器。 １６　はさみ状締付け片（１０）がプラスチック又はア
   ルミニウムからできていることを特徴とする、請求項１
   ないし１５のうち１つに記載の容器。