JPH077573U - 食卓用装飾用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食卓用装飾品として汎用性を高める。 【構成】 陶磁器成形体３は底面１を被載置面として前
後面に貫通した開口部２を有する略環状に形成する。成
形体３の上面に一輪差し穴４を開口する。 【効果】 １つの陶磁器成形体３は装飾品となる。一輪
差しとしても利用でき、さらに、ナプキン立てとして、
また、箸またはスプーン、ホークなどの洋食器置きとし
て利用できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は食卓用装飾用具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、例えば、実開平１−１３９７６７号公報に記載されているように、装飾 品を装着した筒状の花瓶が知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の花瓶では単に花を生けることができるのみで、花瓶として利用でき るのみで汎用性に欠け、食卓上に花瓶として利用するには、箸置き、ナプキン立 て、洋食器置きなど各種の用具を配設しなくてはならず、限られた面積の食卓上 が狭くなる問題があった。

【０００４】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、食卓用装飾品として利用できるば かりでなく、一輪挿し、箸置き、ナプキン立てなど各種用具として利用できる食 卓用装飾用具を提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の食卓用装飾用具は、底面１を被載置面とし前後面に貫通した開口部２ を有する略環状の陶磁器成形体３を形成し、この成形体３の上面に一輪差し穴４ を開口したものである。

【０００６】

【作用】

本考案の食卓用装飾用具は、陶磁器成形体３の被載置面を食卓上に当設して載 置することにより装飾品として機能し、また、上面の一輪差し穴４に一輪の花５ の茎を差して一輪挿しとして利用でき、さらに、前後面に開口した開口部２にナ プキン６を挿通支持することによりナプキン立てとして利用できる。また、陶磁 器成形体３の開口部２に箸またはスプーン、ホークなどの洋食器の先端部を挿通 支持することにより箸置き、洋食器置きとして利用できる。

【０００７】

【実施例】

本考案の食卓用装飾用具の一実施例の構成を図面により説明する。

【０００８】 成形体３は陶磁器にて装飾性を備えて厚み方向の前後面に貫通した開口部２を 有する略環状に成型されている。そして、この成形体３は底面１を平坦面の被載 置面に形成されている。また、この成形体３の上面に一輪差し穴４が開口されて いる。

【０００９】 次に、この実施例の作用を説明する。

【００１０】 成形体３の底面１の平坦面に形成されている被載置面を食卓上に載置すること により、陶磁器にて形成した成形体３自体が装飾性を有し、食卓上の装飾品とな る。そして、上面の一輪差し穴４に一輪の花５を差し込むことにより一輪挿しと して利用できる。この場合、花の茎をそのまま差し込んでもよく、また、茎の先 端に水含浸紙、スポンジなどを取付けて一輪差し穴４に差し込むことにより花の 鮮度を保持できる。

【００１１】 また、成形体３の開口部２にナプキン６を挿通することによりナプキン立てと して利用できる。

【００１２】 さらに、成形体３の開口部２に箸またはスプーン、ホークなどの洋食器の先端 部を挿通支持することにより箸置き、洋食器置きとして利用できる。

【００１３】

【考案の効果】

本考案によれば、１つの陶磁器成形体３は装飾品として被載置面を食卓上に当 設して載置することができ、また、上面の一輪差しとしても利用でき、さらに、 ナプキン立てとして、また、箸またはスプーン、ホークなどの洋食器置きとして 利用でき、汎用性に優れている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す食卓用装飾用具の斜視
図である。

【符号の説明】

１ 底面 ２ 開口部 ３ 陶磁器成形体 ４ 一輪差し穴

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底面を被載置面とし前後面に貫通した開
   口部を有する略環状の陶磁器成形体を形成し、この成形
   体の上面に一輪差し穴を開口したことを特徴とする食卓
   用装飾用具。