JPS633647Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS633647Y2
JPS633647Y2 JP20126183U JP20126183U JPS633647Y2 JP S633647 Y2 JPS633647 Y2 JP S633647Y2 JP 20126183 U JP20126183 U JP 20126183U JP 20126183 U JP20126183 U JP 20126183U JP S633647 Y2 JPS633647 Y2 JP S633647Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ash
spoon
main body
handle
shape
Prior art date
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Expired
Application number
JP20126183U
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English (en)
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JPS60106558U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、茶事茶会などの茶道において炭手
前の灰型をする際灰を扱う灰匙の改良に関するも
のである。
従来より茶道において使用する灰匙としてはそ
の使用目的や炉と風炉の相違などによつて種種の
種類、形状のものが製作され常用されているが、
たとえば灰型をする場合細部の灰の扱いを良好に
行なう灰匙としては不充分な実情にある。たとえ
ば具体的には二文字押切灰型で灰を匙によつて切
る場合、五徳と前土器の間の灰切りは細い匙が好
ましいが現在の木の葉形灰匙ではまだ幅が大きく
五徳と前土器の間に進入できず、できたとしても
前土器が微動したりして灰型を損壊するなどの問
題を有している。他方特殊な灰型として鱗灰を灰
型上に置く場合、灰匙を使用するがこの場合一方
の灰匙の本体上面にある鱗灰を他方の灰匙で灰型
上に落していくがこの他の灰匙の側辺は曲線のも
のしかなく確実な鱗灰の移し替えができにくい欠
点がある。
この考案はこのような従来の欠点を解消する灰
匙を提供することを目的とするもので、すなわち
この考案が提供する茶道用灰匙の特徴は、匙の本
体部分の形状を細高のほゞ二等辺三角形に形成し
た点にある。
以下図面に示される実施例にしたがつてこの考
案を説明する。
第1図はこの考案による灰匙の外観を示す斜視
図で、図において1はこの考案の特徴とする形状
に形成された匙の本体部分であり、2は匙の柄の
部分であり両者は接続部分3にて一体的に形成さ
れている。図示例の場合灰匙は銅材料で一体的に
製作されており特に本体部分1は厚さが0.8mmの
板状にそして柄の部分2は一定幅の板を管状に折
り曲げてつくられている。すなわち板金加工ある
いは鍛造処理にてつくられている。接続部3も底
面側に折り曲げられて美観を呈するよう工夫され
ている。柄の部分2は第2図の分解図に示すとお
り両端辺が突き合わされて底面側で直線2L状に
形成されている。さらに第2図に示すとおりこの
柄の部分は本体部分1と一体の前方柄の部分21
と後方柄の部分22の2別体にて構成され、両者
が分離可能に接合されるようになつている。すな
わち後方柄の部分22には接合用の芯軸4が挿着
されていてこれが前方柄の部分21の管内に挿入
されることにより第1図の状態に接合される。
さて、この考案による灰匙は、本体部分1の形
状に特徴があり、第3図に示すとおり細高のほゞ
二等辺三角形の形状に成形されている。すなわち
底辺の幅lが小さく高さは大きくしかも両側の辺
1Lが直線状をなし、細高い二等辺三角形状に形
成されているのである。具体的に一例を挙げると
L=3cm,l=1.3cmに設定される。このような
灰匙であるためたとえば特殊な灰型としての鱗灰
型をつくる場合に有益である。すなわち第4図に
示すとおり丸形匙5の本体部分5′上面につくつ
た鱗灰Gを灰型(図示せず)上面に移し替え置く
際、この本体部分5′の面にこの考案の灰匙の本
体部分の片辺1Lを合致させる。この場合辺1L
は直線状であるから本体部分5′の上面にぴつた
り合いその状態で灰匙を矢印方向に移動させると
鱗灰Gは確実に払い落される。灰匙の柄の部分2
が長すぎて操作しにくい場合には第2図に示すよ
うに後方柄の部分22を分離させて前方柄の部分
1を把持して操作する。
さらにこの考案による灰匙によれば、五徳を入
れた形での二文字押切の灰型をする場合便利であ
る。すなわち第5図に示すように風炉6内にて二
文字押切灰型をする場合、五徳9と前土器8との
間の狭い部分の灰切を行なうときこの考案の匙は
その本体部分1の幅が小さいのでこの両者間に容
易に進入でき灰切を確実に行なうことができるの
である。7は灰を示す。
この考案の特徴は以上説明したとおりである
が、この考案は上記ならびに図示実施例に限定さ
れるものではなく種々の変形実施例を包含する。
たとえば図示例の場合灰匙は本体部分と柄の部分
が接続部分により一体的に形成されているが、こ
れは別体のものでもよく、たとえば本体部分のみ
を銅材料でつくつた匙もこの考案に含まれる。こ
の場合柄の部分は木製であつてもよい。またこの
考案の特徴とする本体部分の形状すなわち二等辺
三角形についても図示例では先端が尖がつている
が、この部分を小さい円形(丸形)にすることも
できる。灰匙の材料特に本体部分の材料は金属材
料が望ましいが金属材料のみに限定されず、また
金属材料の場合でも銅材料のみに限定されない。
この考案が提供する茶道における灰匙は以上詳
述したとおりであるから、直線状の両辺を利用し
て鱗灰の移し替え操作を確実に行なわせることが
できまた細高の三角状であるから狭い部分に進入
でき二文字押切灰型の場合における五徳と前土器
の間の灰切を確実に行なわせることができ、従来
できなかつたこれら灰型を容易につくることがで
きるすぐれた灰匙を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による灰匙の外観を示す斜視
図、第2図は下方より見た灰匙をしかも分解した
状態を斜視的に示す図、第3図は要部を示す図、
第4図、第5図は使用状態を示す図である。 1……本体部分、1L……辺、2……柄の部
分、4……芯軸、5……丸形匙、6……風炉、7
……灰、8……前土器、9……五徳。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 匙の灰を扱う本体部分の形状が、底辺幅小さく
    高さが大きい細高のほゞ二等辺三角形に形成され
    ていることを特徴とする茶道用灰匙。
JP20126183U 1983-12-24 1983-12-24 茶道用灰匙 Granted JPS60106558U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20126183U JPS60106558U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 茶道用灰匙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20126183U JPS60106558U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 茶道用灰匙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60106558U JPS60106558U (ja) 1985-07-20
JPS633647Y2 true JPS633647Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=30762882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20126183U Granted JPS60106558U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 茶道用灰匙

Country Status (1)

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JP (1) JPS60106558U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60106558U (ja) 1985-07-20

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