JP3064065U - 箸 - Google Patents
箸Info
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- chopsticks
- titanium
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Abstract
(57)【要約】
【課題】箸として無菌性や耐久性、耐熱性においてすぐ
れ、使用しても食べ物の味が変わらないもの。また、洗
い桶に入れた場合でも浮遊して流出せず洗浄がしやす
く、洗浄後の箸の向きを揃えることも容易なもの。 【解決手段】箸としてチタン金属からなり所定長さの先
端部分以外を中空にしてある。
れ、使用しても食べ物の味が変わらないもの。また、洗
い桶に入れた場合でも浮遊して流出せず洗浄がしやす
く、洗浄後の箸の向きを揃えることも容易なもの。 【解決手段】箸としてチタン金属からなり所定長さの先
端部分以外を中空にしてある。
Description
【0001】
本考案はチタン製の箸に関する。
【0002】
従来、配膳箸や調理用箸は木、竹、合成樹脂、純金や純銀、アルミニウム、ス テンレス等の金属やセラミックス等を素材として製作されているが、それぞれ無 菌性、耐久性、耐熱性、断熱性等において一長一短があり改善の余地がある。と くに、金属製のものにあっては使用中金属特有の味を示す。広く使用されている 木製の箸においては、使用後洗い桶に入れた場合、浮遊して流出しやすく煩雑な ことがある。また、箸を多量に扱う学校給食等において洗浄後の箸の向きを揃え るのにかなりの時間を要し、その改善が望まれている。
【0003】
本考案は箸として無菌性、耐久性、耐熱性においてすぐれ、使用中食べ物の味 が変わらず、洗い桶に入れた場合でも浮遊して流出せず、洗浄後の箸揃えも容易 なものを提供せんとするものである。
【0004】
ここにおいて本考案者はチタン金属からなり所定長さの先端部分以外を中空に してある箸が好適であることを見出すにいたった。
【0005】
本考案に使用するチタンは金属資源としてAl、Fe、Mgに次ぎ豊富に存在 し、推定埋蔵量16億トンあるいは36億トンともいわれ、その価格はグラム当 たり数円程度であるから、加工後の価格を想定しても実用性がある。とくにチタ ンは箸としてすぐれた幾つかの特徴を有している。すなわち、アレルギ−の心配 がない。金属特有の味覚が全くなく、変質しないので口腔にやさしい。比重が4 .51で軽量である。硬度が大で傷が付きにくい。機械的強度が大である。塩分 に対しても腐蝕されず耐久性が抜群である。他の金属類に比べ断熱性がある。表 面の酸化被膜の厚さを調節することにより各種の色調を付与できるので美観を与 え、それが褪色することもない。耐熱性があるので調理時に問題をきたさない。 傷が付かないので雑菌の付着がなく衛生的である。また、物が付きにくいという 特性もある。
【0006】 本考案の箸はチタン金属からなり所定長さの先端部分以外を中空にしてあるの で、水中において先端部分がおもり、他の部分が浮きのはたらきをして箸がタテ 方向の位置をとる。すなわち、本考案の箸は水中においてこのような位置をとる ように中空部分を構成してあるものをさす。中空部分の厚さは0.3mm程度で も充分機械的強度があるので浮力が得られやすい。したがって、洗い桶に入れた 場合でも浮遊して流出するようなことがなく、立っているので手でつかみやすく 洗浄しやすい。洗浄後において箸の向きを揃える場合は、水中においてすでに向 きが揃っているので、取り出すだけでよく、学校給食等においてかなりの時間が 節約できる。
【0007】 チタン製の箸は外形として角形、丸形等をとりうる。なお、目印のため手持ち 部分に各種の模様等を付すこともできる。成形にあたり例えば所定の内部形状が 得られるセラミックや黒鉛等の鋳型に酸化防止のためアルゴン雰囲気下で融点1 668℃のチタンを溶融して流し込み、頂部は別途接合して仕上げることで量産 ができる。なお、薄板部分を別途作製して先端部分に接合する方法もある。表面 に陽極酸化により酸化被膜を形成させることができるので、その厚さにより紅色 、黄金色、ブル−、パ−プル等の各種着色をすることもでき、個々の区別にもな る。他の装飾用の仕上げとして鏡面仕上げ、ダル仕上げ、梨地仕上げ、模様出し のエッチング仕上げ等もある。
【0008】
以下、実施例により本考案のチタン製箸を具体的に説明する。図1にその斜視 図を示す。チタン製箸1は角箸で頂部の一辺6.7mm、先端の一辺3.3mm 、全長22cmになっており、先端部分6cmを除く他を中空部2にして0.3 mmの厚さに仕上げてある。その断面の状態を図2に示してある。全体が重量約 6.3グラムで仕上がっており、水中では先端部分を下にしてほぼ直立する。
【0009】
チタン製の箸は他の金属にはみられない、チタンイオンの溶出がないため食べ 物の味が変わらないという特徴があり、また恒久的な着色も可能であるから意匠 性にも富む。中空部分を設けることによりその洗浄ならびに洗浄後の箸揃えが容 易になり、学校給食等では作業時間がかなりの節約になる。
【提出日】平成11年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【0008】
以下、実施例により本考案のチタン製箸を具体的に説明する。図1にその斜視 図を示す。チタン製箸1は角箸で頂部の一辺6.7mm、先端の一辺3.3mm 、全長22cmになっており、先端部分6cmを除く他を中空部2にして0.3 mmの厚さに仕上げてある。その断面の状態を図2に示してある。一本につき全 体が重量約6.3グラムで仕上がっており、水中では先端部分を下にしてほぼ直 立する。
【図1】 角形チタン製箸の斜視図である。
【図2】 角形チタン製箸の断面図である。
1 チタン製箸 2 中空部
Claims (1)
- 【請求項1】 チタン金属からなり所定長さの先端部分
以外を中空にしてある箸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999001288U JP3064065U (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 箸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999001288U JP3064065U (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 箸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3064065U true JP3064065U (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=43197735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999001288U Expired - Fee Related JP3064065U (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 箸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064065U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187968A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Yumie Kimura | 起立して浮くことが出来る中空箸 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP1999001288U patent/JP3064065U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010187968A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Yumie Kimura | 起立して浮くことが出来る中空箸 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |