JPH0655654A - シートのクッションおよびその製造方法 - Google Patents

シートのクッションおよびその製造方法

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JPH0655654A
JPH0655654A JP3203323A JP20332391A JPH0655654A JP H0655654 A JPH0655654 A JP H0655654A JP 3203323 A JP3203323 A JP 3203323A JP 20332391 A JP20332391 A JP 20332391A JP H0655654 A JPH0655654 A JP H0655654A
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JP
Japan
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layer
cushion
resin material
polymer
dense
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Application number
JP3203323A
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English (en)
Inventor
Jean-Louis Danton
ジャン‐ルイ、ダントン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ETAB DEYURE E FUISU
Etab Duret & Fils
Duret M & Fils
Original Assignee
ETAB DEYURE E FUISU
Etab Duret & Fils
Duret M & Fils
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Publication date
Application filed by ETAB DEYURE E FUISU, Etab Duret & Fils, Duret M & Fils filed Critical ETAB DEYURE E FUISU
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/02Seat parts
    • A47C7/24Upholstered seats
    • A47C7/26Upholstered seats with reinforcement of the external layer of the upholstery, e.g. vandal resistant

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車シ−トのフレ−ムに即座に取り付けが
できるような状態にあって、簡単な機械設備によって如
何なるタイプのシ−トにも容易に取り付けることができ
るとともに、低コストなクッションおよびその製造方法
を提供する。 【構成】 膨潤された合成樹脂材料の層1からなってお
り、この層には絡み合わされたコイルばね2が半分以上
埋め込まれている。前記層1のコイルばね2が突出した
側とは反対の表面には、稠密な重合体の層3が一体とな
るように張り付けられている。この層3の外側表面に被
覆材料の柔軟な薄い層4が粘着しており、前記層3より
も大幅にはみ出した形になっている。これはクッション
をシ−トの適当な支持体に固定するために予め計算に入
れたものであって、隅の部分5を切り取った後に、側部
6が折り曲げられてシ−トの支持体に堅固に取り付けら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート(座席)のクッシ
ョンに関するものである。同様にして本発明は、かかる
クッションの製造方法にも係わるものである。
【0002】
【従来の技術】フランス特許出願公開第2,447,1
67号において、本出願人は特に自動車用のシートに採
用されるクッションで、在来のものの如く引き裂れるこ
とは皆無な耐久性に優れたものを提案している。このク
ッションは少なくとも3つの構成要素からなる。即ち、 1)比較的厚みのある稠密な樹脂材料でなる被覆層。こ
の被覆層は厚みと稠密性によって引き裂き応力に対して
耐久性を示すものである。また、この被覆層は如何なる
ストレスをも受けず、平面においては僅かな弾性を呈す
るだけであるが、優れたフレキシビリティを示す。
【0003】2)一連の金属製コイルばねによって構成
される組織網。これらコイルばねの軸は夫々が稠密な樹
脂材料でなる前記被覆層に平行に配置され、螺旋の1つ
1つが互いに交錯しながら平面において伸展性のある格
子状パターンを形成し、鋭利な物体の侵入を食い止める
とともに、前記コイルばねの螺旋は前記被覆層の内面す
れすれに位置する状態で維持されている。
【0004】3)被覆層と一連のコイルばねを結合する
中間層。この中間層は前記コイルばねの螺旋の直径より
も薄い樹脂材料の発泡体で作成され、片面において稠密
な樹脂材料でなる前記被覆層に接着するとともに、一連
のコイルばねを部分的に包み込んでいる。
【0005】上述したクッションの外面は、場合によっ
ては、例えば織物のような装飾材料の柔軟な薄い層によ
ってカバーされる。このようなシートのクッションを製
造するべく個々の構成部材を鋳型で成型する方法は、本
出願人自身による国際出願公開WO85/03420号
公報に開示されている。この方法は以下の工程からなる
ものである。即ち、 1)クッションとなる詰め物を所望する形状並びに寸法
に裁断する工程。
【0006】2)周辺から僅かに距離をおいてコイルば
ねが突出している側から、弾性を有する樹脂材料で作成
したリボンを載置する工程。このリボンは樹脂材料の発
泡体でなる中間層に固着すると同時に、この中間層から
突出している一連のコイルばねの一部を包み込む。
【0007】3)クッションとなる詰め物の縁を型枠の
中に定置させる工程。この型枠にはキャビティが形成さ
れており、前記縁がキャビティ内に侵入するようになっ
ている。クッションと型枠との間の気密性は一方におい
て型枠の壁面がクッションの内面と接触することによっ
て、他方においては型枠の壁面とリボンが接触すること
によって保証される。
【0008】4)最後に適当な樹脂材料を型枠内に流し
込む工程。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した方法は技術的
な設計レベルでは完全に満足のいくものであるが、大型
な機械設備が必要となるためにコスト的には比較的割高
となる。加えて、上記したような製造方法に起因すると
ともに弾性に乏しいことも理由に、在来のクッションで
は往々にして要求されるような中ふくらみ形状をもたせ
ることが困難である。
【0010】しかるに本出願人は、上記したタイプのク
ッションについて検討した結果、自動車シートのフレー
ムに簡単に取り付けができるような状態にあって、しか
も皮革、ビロード、あるいは他の高級な材料を使用して
被覆層を製造することもできる改良の着想を得た。この
改良型は自動車用のシートのみならず、インテリア家具
としてのソファなどにも採用することができる。
【0011】しかして、本発明の目的は、簡単な機械設
備によって如何なるタイプのシートにも容易に取り付け
ることができるとともに、凸面や凹面を自在に形成した
シートのクッションを提供することである。
【0012】本発明の別の目的は、高級な材料の被覆層
を採用したクッションを提供することである。これによ
って高級インテリア家具としての需要も見込まれる。
【0013】同様にして本発明は、上記したようなクッ
ションの簡単でしかも低コストな製造方法を提供するこ
とも目的としている。さらに、本発明の目的はシートの
簡単な組み立て方法にも及ぶものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、少な
くとも1枚の比較的稠密な樹脂材料の層と、その軸が前
記層に略平行であるとともに、交錯する螺旋が前記層の
下面とすれすれに位置した一連の金属製のコイルばねに
よって構成される網目状組織と、前記層と一連のコイル
ばねを結合する中間層と、前記層を被覆する装飾材料で
形成された柔軟な薄い層からなり、前記中間層はその片
面が稠密な樹脂材料の前記層の下面に接着する一方、前
記コイルばねを部分的に包み込んでいるものにおいて、
稠密な樹脂材料の前記層を被覆する柔軟な薄い層は、折
り曲げてシートの支持体に当接させ固定するために稠密
な樹脂材料の前記層よりも大幅にはみ出した形になって
いることを特徴とするシートのクッションに関する。
【0015】外側の柔軟な薄い層としては織物、樹脂材
料、皮革、ビロード、あるいはシートのカバーとして一
般的に用いられる総ての柔軟な装飾材料を採用すること
も可能である。
【0016】また、本発明による方法は、搬送支持体の
上に膨脹剤を混合した樹脂の層を沈積させ、沈積した前
記層に一連のコイルばねを部分的に埋め込み、次に層を
形成する樹脂の少なくとも一部を重合させながら膨潤さ
せるとともに前記コイルばねを層の表面から突出させる
ようにし、コイルばねを含む層を前記搬送支持体から剥
がし、得られた複合体を必要とあらば所望の輪郭に従っ
て裁断する。場合によってはさらに所定の形状に調整
し、前記樹脂材料層を形成する膨潤した重合体の露呈面
を、重合することで稠密な重合体を生成する樹脂によっ
て被覆し、このようにして得られた重合体層の上面を、
前記重合体層から大幅にはみ出て所望の形状並びに寸法
に裁断された装飾材料でなる薄くて柔軟なカバー層と結
合して一体となし、最後に前記重合体層を重合させるこ
とを特徴としている。
【0017】さらに、別の実施例として装飾材料でなる
薄くて柔軟なカバー層を張り付ける前に前記重合体層の
重合を行い、次に前記カバー層を、重合によって生成し
た稠密な重合体の前記層上に張り付けることも提案され
る。
【0018】従って、本発明によるクッションの製造方
法は複数の工程に分割される。即ち、金属製の保護網を
含んだ耐久性のある部分と、膨潤層と、場合によっては
稠密な層を先づ作成する。作成された複合体は取り敢え
ず所望する形状に裁断される。
【0019】クッションに曲線形状や、凹部、凸部など
を付与するために、往々にして接着した後に局部的に切
り込みを施してもよい。
【0020】装飾材料で作成された前記被覆層に言及す
れば、これは上記したとおりシートの支持体に固定する
ための「糊しろ」を確保するために、予め裁断され所定
の形状に形成された樹脂材料層の縁よりも大きな寸法を
呈している。しかし、この被覆層と予め裁断された樹脂
材料層との接合は、上記したようにコーティング加工を
するような要領で行うことも可能であり、また当接する
2枚の層の間に接着剤を噴射して(噴射ガンなどを用い
て)接着したり、さらには物理的に圧縮して溶着するこ
ともできる。
【0021】また、複数層の重合は1度に行ってもよ
く、あるいは幾つかの段階を経てもよい。かかる重合は
層の種類毎に加熱しながら行ってもよく、当然のことな
がら触媒を加えて重合を助成してもよい。
【0022】実際には本発明による方法は、連続した手
順によって行わなくても構わなく、また、稠密な重合体
でなる層を装飾材料でなる柔軟な薄い層と接合する仕上
げ作業も上述した説明に沿って後で行うことも考えられ
得る。
【0023】
【作用】本発明によるクッションは、外側のカバー層か
らはみ出している部分を適宜な手段で裁断し、前記はみ
出した部分を側方に折り曲げながらシートの支持体上に
当接させ、この折り曲げられた部分をシートの支持体と
適宜な手段、例えば膠などで接着するなどして極めて簡
単な手順でシートの枠(支持体)に取り付けることがで
きる。
【0024】上述した構成によって、クッションを完成
するためにはコイルばねを含む樹脂材料層から大幅には
み出た柔軟な薄い被覆層を折り曲げてシートの適当な支
持体に当接させて膠などで接着する。
【0025】このように、コイルばねが部分的に埋め込
まれた膨潤樹脂材料層と被覆層が一体となった半製品を
需要者に提供して、その後の取り付け作業は需要者に委
ねる。
【0026】
【実施例】以下、添付の図面に示した実施例に沿って詳
説するが、本発明がこれらの実施例に限定されるもので
はないことを予め付言しておく。
【0027】図1に示されるように、本発明によるシー
ト(座席)のクッションは、膨潤された合成樹脂材料の
層1からなっているが、この層には絡み合わされたコイ
ルばね2が半分以上埋め込まれている。膨潤された合成
樹脂で作成された層1のコイルばね2が突出した側とは
反対の表面には、稠密な重合体の層3が一体となるよう
に張り付けられている。
【0028】本発明によれば、この層3の外側表面に被
覆材料の柔軟な薄い層4が粘着しており、図面からも明
らかなとおり、層3よりも大幅にはみ出した形になって
いる。これはクッションをシートの適当な支持体に固定
するために予め計算に入れたものであって、例えば隅の
部分5、あるいは他の部分を切り取った後に、側部6が
折り曲げられて膠などによる接着または合い釘によって
堅固に取り付けられる。
【0029】クッションをこのようにして座席の枠、あ
るいはその他の支持体に適宜固定する方法は、同様なタ
イプの一般的なクッションを支えフレームに固着させる
ために提案されてきた従来の手順に比べるときわめて簡
単であることは明らかである。また、在来の方法では容
易には達成されなかったことであるが、折り曲げられた
側部6の縁と縁が正確に繋ぎ合わされて、優れた仕上が
りの座席を製造することが可能となることも明白であ
る。
【0030】さらに、稠密な表面に柔軟な薄い層4を固
着させるとともに、座席の支持体に張り付けられるべく
折り曲げた側部6によってこの層に及ぼされるテンショ
ンの作用で、薄いにも拘らず層4は皺になりにくい。こ
のことは座席カバーとなる層4を製造するに当たって、
織物や合成樹脂、皮革、あるいは他の様々な材料を採用
することを可能にする特典を与える。
【0031】膨潤された合成樹脂材料でなる層1は、周
知の如くポリ塩化ビニール、シリコーン、ポリエチレ
ン、またはこれらに類する材料の発泡体によって製造す
ることもできる。同様にして稠密な重合体の層3も、ポ
リ塩化ビニール、ポリエチレン、あるいはシリコーン、
さらにはこれらと均等な材料によって製造することが可
能である。
【0032】図2および図3は、本発明によってクッシ
ョンが如何にして簡単に完成されるかを示すものであ
る。即ち、第1の製造工程(図2)において、搬送紙と
呼ばれる非粘着性の支持薄板8の上に、液体モノマーと
膨脹剤ならびに重合触媒の混合物でなる層を沈積させる
とともに、この層の中にコイルばね2を埋め込む訳であ
るが、図面に明示する如く層1の表面から適当に突出す
るように部分的に埋め込み、さらに重合させながらポリ
マーの膨潤を行う。
【0033】このようにして製造されたコイルばねを含
む柔軟な発泡体の樹脂層1は支持薄板8から剥がされ裏
返して、コイルばね2が突出している層1の反対側の表
面に、モノマーと重合触媒の混合物でなる層3を張り付
ける膨潤された樹脂材料の層1にしっかりと固着するよ
うな稠密な重合体の層3を得るためにモノマーを重合さ
せる。
【0034】次に、稠密な重合体層3の上面に柔軟な薄
い層4を張り付ければよい。これに際しては図示される
如く層1および3から充分にはみ出すような大きさのカ
バー層4を用意する。本発明によるクッションを得るべ
く、このようにして完成された複合体を場合によっては
カレンダーにかけて艶出しするとともに、重合体の加硫
を行う。
【0035】ここで留意すべきことは、前述した方法に
よれば外側のカバーとなる柔軟な層4を張り付ける前
に、凸面であろうが凹面であろうが所望する形状に美し
い輪郭をつけてクッションを完成することができること
である。このような実施例を容易ならしめるために、層
4を破損しないようにして張り付ける座席の支持体側に
も適宜な箇所を以て切り込みを施すことも得策である。
【0036】しかして完成されたクッションを座席に据
え付けるためには、柔軟なカバー層4(織物または他の
材料)を図4に示されるように切り込むことが好まし
い。即ち、この薄層の隅の部分を前述したように直角に
取り去るとともに、丸みをつけた切り込み10を形成す
る。この切り込み10は図1に示されるクッション材料
の層1の丸みを帯びた隅の形状に対応するものである。
【0037】このようにして図5に示す如く、クッショ
ンから大幅にはみ出たカバー層4の側部6が折り曲げら
れた後、切抜き部分を目立たなくさせるために互いに合
致する縁と縁は縫合されて外見が美しく仕上げられる。
【0038】
【発明の効果】本発明によればクッションを構成するコ
イルばねを含んだ樹脂材料の層と被覆カバーが一体にな
った半製品が提供されるとともに、大幅にはみ出た被覆
層を折り曲げて接着あるいは溶着などによって簡単にシ
ートに取り付けることができる。そのため特別な設備な
どは不要となり、またクッションに適合した形に被覆層
を切り込むことで審美的な最終製品が得られる。さら
に、製造に当っては連続的な工程に従って大量生産も可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクッションを裏側から観た場合の
斜視図である。
【図2】クッションの製造工程を示す横断面図である。
【図3】クッションの別の製造工程を示す横断面図であ
る。
【図4】被覆層の切抜き態様を示す平面図である。
【図5】図4に示した被覆層を縫合した状態で示す斜視
図である。
【符号の説明】 1 クッションとなる樹脂材料層 2 コイルばね 3 稠密な重合体層 4 被覆層となる柔軟な薄い層 5 隅の部分 6 側部 8 支持薄板 10 切り込み
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F 31:58 4F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1枚の比較的稠密な樹脂材料の
    層と、その軸が前記層に略平行であるとともに、交錯す
    る螺旋が前記層の下面とすれすれに位置した一連の金属
    製のコイルばねによって構成される網目状組織と、前記
    層と一連のコイルばねを結合する中間層と、前記層を被
    覆する装飾材料で形成された柔軟な薄い層からなり、前
    記中間層はその片面が稠密な樹脂材料の前記層の下面に
    接着する一方、前記コイルばねを部分的に包み込んでい
    るものにおいて、稠密な樹脂材料の前記層を被覆する柔
    軟な薄い層は、折り曲げてシートの支持体に当接させ固
    定するために稠密な樹脂材料の前記層よりも大幅にはみ
    出した形になっていることを特徴とするシートのクッシ
    ョン。
  2. 【請求項2】搬送支持体の上に膨脹剤を混合した樹脂の
    層を沈積させ、沈積した前記層に一連のコイルばねを部
    分的に埋め込み、次に層を形成する樹脂の少なくとも一
    部を重合させながら膨潤させるとともに前記コイルばね
    を層の表面から突出させるようにし、コイルばねを含む
    層を前記搬送支持体から剥がし、得られた複合体を所望
    の輪郭に従って裁断し、さらに所定の形状に調整し、前
    記樹脂材料層を形成する膨潤した重合体の露呈面を重合
    することで稠密な重合体を生成する樹脂によって被覆
    し、しかして得られた重合体層の上面を前記重合体層か
    ら大幅にはみ出て所望の形状ならびに寸法に裁断された
    装飾材料でなる薄くて柔軟なカバ−層と結合して一体と
    なし、最後に前記重合体層を重合させることからなるク
    ッションの製造方法。
  3. 【請求項3】装飾材料でなる薄くて柔軟なカバー層を張
    り付ける前に前記重合体層の重合を行い、次に前記カバ
    ー層を重合によって生成された稠密な重合体の前記層上
    に張り付けることを特徴とする請求項1に記載の製造方
    法。
  4. 【請求項4】得られた複合体をカレンダーにかけて艶出
    しすることを特徴とする請求項2または3に記載の製造
    方法。
  5. 【請求項5】重合体の加硫を行うために得られた複合体
    を充分な時間をかけて加熱することを特徴とする請求項
    2から4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】外側のカバー層からはみ出している部分を
    適宜な手段で裁断し、前記のはみ出した部分を側方に折
    り曲げながらシートの支持体上に当接させ、かつ、この
    折り曲げられた部分をシートの支持体と一体にすること
    を特徴とするシートのクッションの製造方法。
  7. 【請求項7】折り曲げられた前記部分を溶着あるいは膠
    によって接着してシートの支持体と一体化することを特
    徴とする請求項4に記載の製造方法。
JP3203323A 1990-07-20 1991-07-19 シートのクッションおよびその製造方法 Pending JPH0655654A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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FR909009325A FR2664801B1 (fr) 1990-07-20 1990-07-20 Garniture souple pour sieges, procede de fabrication d'une telle garniture et son utilisation pour le garnissage d'une ossature de siege.
FR9009325 1990-07-20

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EP (1) EP0467785B1 (ja)
JP (1) JPH0655654A (ja)
AT (1) ATE145531T1 (ja)
AU (1) AU8125191A (ja)
BR (1) BR9103113A (ja)
CA (1) CA2047472A1 (ja)
DE (1) DE69123297T2 (ja)
DK (1) DK0467785T3 (ja)
ES (1) ES2093690T3 (ja)
FI (1) FI913422A (ja)
FR (1) FR2664801B1 (ja)
IE (1) IE912561A1 (ja)
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