JPH0655633U - 浴槽用のマッサージ具 - Google Patents

浴槽用のマッサージ具

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JPH0655633U
JPH0655633U JP431093U JP431093U JPH0655633U JP H0655633 U JPH0655633 U JP H0655633U JP 431093 U JP431093 U JP 431093U JP 431093 U JP431093 U JP 431093U JP H0655633 U JPH0655633 U JP H0655633U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴者の背中を効果的にマッサージする簡易
なマッサージ具を提供する。 【構成】 後板部材2と前板部材3とを、弾性圧縮可能
の弾性部材5を介して連結する。後板部材2は、浴槽の
立壁部の内面に取付けられる後板部6の前面の左右両側
に、指圧用の突部7を上下方向に所要間隔をおいて複数
突設してなる。又前板部材3は、突部7を出入させるた
めの開口部13を各突部に対応させて設け、且つ該前板
部12の前面にはブラシ状部16を形成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴槽の立壁部の内面に取り付けられるマッサージ具に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
浴槽に組み込んだノズルより気泡混入の噴流を噴出させることによって、入浴 者にマッサージ作用を付与するように構成された従来の浴槽用マッサージ装置は 、機構的にかなり大掛かりで高価なものであった。又このような装置が、噴流を 噴出するノズル装置を浴槽内に浸漬するタイプのものであるときは、容積の大き いノズル装置の浸漬が浴槽内のスペースを減少させて入浴を窮屈ならしめる問題 もあった。
【0003】 本考案は、噴流を利用する従来のマッサージ装置におけるかかる問題点に鑑み て、簡易性及び低コスト化に重点をおいて開発されたものであり、マッサージ効 果の大きい背側を有効にマッサージする浴槽用のマッサージ具の提供を目的とす るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は以下の如き手段を採用する。 即ち本考案に係る浴槽用のマッサージ具(以下マッサージ具という)は、後板 部材2とこれに対向する前板部材3とを弾性圧縮可能の弾性部材5を介して連結 してなる。該後板部材2は、浴槽の立壁部22の内面11に取り付けられる後板 部6の前面の左右両側に、先端部分7aが半球状に形成された指圧用の突部7が 突設されてなる。一方前板部材3は、前記突部7を出入させるための開口部13 が各突部に対応させて設けられ且つその前面にはブラシ状部16が形成されてな る。又後板部材の後板部6と前板部材の前板部12とが前記弾性部材5で連結さ れ、前板部12が弾性部材5の付勢作用に抗して押されることにより前記突部7 が前板部の前面側に大きく突出するようにしたことを特徴とするものである。
【0005】 本考案に係るマッサージ具において、弾性部材5はスポンジ片やバネ部材を以 て形成し、これを後板部6と前板部12との間に介在させるのがよい。弾性部材 を特にスポンジ片を以て形成する場合には、これを板状としてその後面19を後 板部6に固着する一方、その前面20を前板部12に固着し、又突部7が挿通し うる開口部17を設けるのがよい。又マッサージ具を浴槽の立壁部22の内面に 取り付けるための好ましい手段としては、後板部6の後面に吸盤9を設ける構成 の他、浴槽の立壁部22の上端部分22aに掛着される掛着部23を後板部6に 設ける構成、或いは、浴槽の立壁部22の上面34に被る支持片35を後板部6 に設け該支持片35の下面に吸盤36を設ける構成を採用しうる。又指圧用の突 部7は、中心回りに回転可能である球状体21を先端部分に具えるものとしても 構成されうる。
【0006】
【作用】
然して本考案に係るマッサージ具1を、浴槽立壁部の内面11や上面34に吸 盤を吸着させることによって、或いは掛着部を浴槽立壁部の上端部分22aに掛 着する等して浴槽に取り付けた状態で、ブラシ状部16に背中Aを軽く押し当て て体を左右に動かすことにより、該ブラシ状部によって背中が適度に擦られてマ ッサージ効果が得られる。
【0007】 又背中Aで前板部12が押されると、突部7が前板部12の表面側に大きく突 出して該突部による指圧作用が発揮され、併せて、ブラシ状部16による心地よ い接触刺激が得られる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1実施例 図1〜3において本考案に係るマッサージ具1は、後板部材2とこれに対向す る前板部材3とを弾性部材5を介して連結してなり、浴槽の立壁部の内面に取り 付けられる。
【0009】 該後板部材2は、隅丸の矩形板状をなす後板部6の前面の左右両側に、上下に 所要間隔をおいて、先端部分7aが半球状に形成された指圧用の突部7,7,7 ,7を突設してなる。又該後板部6の背面の四隅には吸盤9,9,9,9が固定 されており、該吸盤の吸着作用によって、後板部6は図4に示すように浴槽10 の立壁部22の内面11に固定状態に取り付けられる。
【0010】 一方前記前板部材3は、後板部6と略同形且つ同外形寸法に形成された隅丸の 矩形板状をなす前板部12の中央部分の四隅に、前記突部7を出入させるための 開口部(例えば円形孔)13,13,13,13を、各突部に対応させて設けて なる。又該前板部12の前面にはその略全体に、人工芝状物等のブラシ材15を 貼着することによってブラシ状部16を形成してなる。
【0011】 前記弾性部材5は、後板部6と前板部12との間にサンドイッチ状に挟まれる 比較的堅めで厚肉のスポンジ製矩形板として形成され、前記各突部7が挿通しう る開口部(例えば円形孔)17,17,17,17が設けられている。該弾性部 材5は、その後面19が後板部6に固着される一方、その前面20が前板部12 に固着されており、前板部12と後板部6とを連結した自由状態において突部7 の先端部分7aが若干前板部12の前面側に突出する(図5)ように、その肉厚 が設定されている。そして、背中Aで前板部16が押されると、図6に示すよう に、弾性部材5の圧縮変形によって突部7が前板部12の前面側に大きく突出し 、入浴者の背骨両側が指圧される。併せて、ブラシ状部16による心地よい接触 刺激が得られる。
【0012】第2実施例 図7〜8は、本考案に係るマッサージ具1の他の実施例を示すものであり、後 板部材2は、隅丸の矩形板状をなす後板部6の前面の左右両側に、上下に所要間 隔をおいて、中心回りに回転可能である球状体21を先端部分に具える指圧用の 突部7を突設してなる。
【0013】 又後板部2の上縁部分に、浴槽の立壁部22の上端部分22aを挿入させる倒 U字状の掛着部23を連設し、該掛着部23の外側片部24の中央部位には、先 端に押圧片25を有するネジ式固定部材26のネジ軸部27を螺合させてなる。 然して、該掛着部23を浴槽の立壁部の上端部分22aに掛けてマッサージ具1 の取付け高さを調節した後、前記固定部材26を締め付けると、マッサージ具1 を浴槽の立壁部22の内面11に取り付けることができる。
【0014】 一方前板部材3は、後板部6と略同形且つ同外形寸法に形成された隅丸の矩形 板状をなす前板部12の中央部分の四隅に、前記突部7を出入させるための開口 部(例えば円形孔)13を、各突部に対応させて設けてなる。又該前板部12の 前面にはその略全体に、人工芝状物等のブラシ材15を貼着することによってブ ラシ状部16を形成してなる。
【0015】 又前記弾性部材5は、コイルバネ28の両端に円板状の固定片29a,29b を具えるコイルバネ部材30と、取付片31の両端に翼片32,32を突設して なる板バネ部材33の4個との組合せから構成されている。該コイルバネ部材3 0の一方の固定片29aは後板部6の中央部位に固定されるとともに、他方の固 定片29bは前板部12の中央部位に固定され、これによって後板部材2と前板 部材3とが連結されている。又前記板バネ部材33は、後板部材2と前板部材3 間の四側部分において、前記取付片31を後板部材に固着して設けられており、 突出する翼片32,32が前板部材3を弾性的に支持する。
【0016】第3実施例 図9は、矩形板状をなす後板部6の表面の左右両側の夫々に、上下に所要間隔 をおいて3個の突部7,7,7を設けた場合を示し、その四隅と中央二個所に、 前記と同様の構成を有するコイルバネ部材30が配置され、弾性部材5を構成す るこれら六個のコイルバネ部材によって後板部材2と前板部材3とが連結されて いる。
【0017】第4実施例 図10〜11は、後板部6の上縁に、継ぎ部33を介して、浴槽の立壁部22 の上面34に被る支持片35を連設するとともに、該支持片35の下面に吸盤3 6を設け、又後板部6の裏面にも吸盤37を設けた場合を示し、上面34及び浴 槽立壁部の内面11に前記吸盤36,37を吸着させることによって、マッサー ジ具1は内面11に取り付けられる。この場合、前記継ぎ部33を、後板部6の 上縁に一体に連設される角筒状の継ぎ筒39とこれに嵌装される継ぎ片40との 組合せによって構成し、継ぎ筒39への継ぎ片40の差し込み量を調節して固定 ネジ41を締付けることにより、図11に示すようにマッサージ具1の取り付け 高さを調節することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成しているため、マッサージ具に対しての背中の押し 当ての程度を変えることにより二重のマッサージ効果が得られる。即ち、背中を マッサージ具に軽く押し当てて体を左右に動かすことにより、ブラシ状部に柔ら かく擦られて背中が心地よく刺激されることとなる。又マッサージ具に背中を強 く押し当てる場合は、弾性部材の圧縮変形によって突部が前板部の表面側に大き く突出し心地よい指圧作用が得られ、併せて、ブラシ状部による心地よい接触刺 激が得られることになる。温浴時においてこのように二重のマッサージ作用が得 られる結果、血行促進、疲労回復が図られるとともに、入浴の快適化が図られる 。
【0019】 又本考案に係るマッサージ具は、構造簡素であって低廉に提供できる。その上 設置スペースもそれ程必要とせず、浴槽の大きさに関係なく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を説明する前面部の一部欠切
斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を説明する後面部の一部欠切
斜視図である。
【図3】本考案の一実施例を説明する分解斜視図であ
る。
【図4】本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図5】ブラシ状部によるマッサージ作用を説明する断
面図である。
【図6】突部による指圧作用を説明する断面図である。
【図7】本考案の他の実施例を説明する一部欠切斜視図
である。
【図8】図7に示すマッサージ具の使用状態を説明する
側面図である。
【図9】本考案のその他の実施例を説明する一部切欠正
面図である。
【図10】浴槽立壁部の内面へのマッサージ具の取り付
け手段の他の例を説明する斜視図である。
【図11】図10に示すマッサージ具を浴槽立壁部の内
面に取り付けた状態を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 マッサージ具 2 後板部材 3 前板部材 5 弾性部材 6 後板部 7 指圧用の突部 7a 突部の先端部分 9 吸盤 12 前板部 13 開口部 16 ブラシ状部 23 掛着部 35 支持片 36 吸盤

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後板部材2とこれに対向する前板部材3
    とを弾性圧縮可能の弾性部材5を介して連結してなり、 該後板部材2は、浴槽の立壁部22の内面11に取り付
    けられる後板部6の前面の左右両側に、先端部分7aが
    半球状に形成された指圧用の突部7が突設されてなり、 一方前板部材3は、前記突部7を出入させるための開口
    部13が各突部に対応させて設けられ且つその前面には
    ブラシ状部16が形成されてなり、 後板部材の後板部6と前板部材の前板部12とが前記弾
    性部材5で連結され、前板部12が弾性部材5の付勢作
    用に抗して押されることにより前記突部7が前板部の前
    面側に大きく突出するようにしたことを特徴とする浴槽
    用のマッサージ具。
  2. 【請求項2】 弾性部材5は板状のスポンジ片を以て形
    成され、その後面19が後板部6に固着される一方、そ
    の前面20が前板部12に固着され、又該スポンジ片に
    は、突部7が挿通しうる開口部17が設けられている請
    求項1記載の浴槽用のマッサージ具。
  3. 【請求項3】 弾性部材5はバネ部材を以て形成され、
    後板部6と前板部12との間に介在されている請求項1
    記載の浴槽用のマッサージ具。
  4. 【請求項4】 後板部6は、その後面に吸盤9を具える
    請求項1記載の浴槽用のマッサージ具。
  5. 【請求項5】 後板部6は、浴槽の立壁部22の上端部
    分22aに掛着される掛着部23を具える請求項1記載
    の浴槽用のマッサージ具。
  6. 【請求項6】 後板部6は、浴槽の立壁部22の上面3
    4に被る支持片35を具え、該支持片35の下面には吸
    盤36が設けられている請求項1記載の浴槽用のマッサ
    ージ具。
  7. 【請求項7】 突部7は、中心回りに回転可能である球
    状体21を先端部分に具える請求項1記載の浴槽用のマ
    ッサージ具。
JP1993004310U 1993-01-19 1993-01-19 浴槽用のマッサージ具 Expired - Lifetime JPH0737621Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02182256A (ja) * 1989-01-05 1990-07-16 Kyoko Mizoguchi 浴槽マッサージ器
JPH02209141A (ja) * 1989-02-08 1990-08-20 Masami Yasukochi ポンプ付履物による押圧装置

Patent Citations (2)

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JPH02182256A (ja) * 1989-01-05 1990-07-16 Kyoko Mizoguchi 浴槽マッサージ器
JPH02209141A (ja) * 1989-02-08 1990-08-20 Masami Yasukochi ポンプ付履物による押圧装置

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