JPH0431066Y2 - - Google Patents

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JPH0431066Y2
JPH0431066Y2 JP1989150066U JP15006689U JPH0431066Y2 JP H0431066 Y2 JPH0431066 Y2 JP H0431066Y2 JP 1989150066 U JP1989150066 U JP 1989150066U JP 15006689 U JP15006689 U JP 15006689U JP H0431066 Y2 JPH0431066 Y2 JP H0431066Y2
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vibrating
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入浴中に指圧と磁気的治療とを行う
ことのできる浴槽用指圧具に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、指圧的な健康具が盛んに出回つており、
例えば、多数の突起を形成した敷布団やスプリン
グを内蔵して硬球を保持した突起具を方形状に配
設した指圧具などが市販されている。
また、磁気効果を狙つて小さな円盤形の永久磁
石を多数配設した腹巻やブレスレツト、あるいは
1個の小磁石を貼着片に付設したものなど、身体
に着用して患部の治癒を図る健康具も提供されて
いる。
さらに、入浴中に使用する健康増進手段として
は、空気泡又は湯水を浴槽内へ噴射して入浴者の
身体に直撃させる手段も講じられている。
さらにまた、実開昭60−10643号公報に指圧器
が、さらに、実開昭52−168496号公報に保健具が
開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の指圧的健康具は上記のようなものであ
り、入浴中に噴流を身体に浴びせる手段では、身
体全体に平等な流圧を加えるだけのため、所望の
患部に重点的な押圧を加えることはできないとい
う不具合がある。
また、公報に開示された前者の指圧器において
は基体に複数個取りつけられた中空領域を有する
弾性体よりなる突起内に同一磁極面が一定間隔を
隔てて相対峙する一対の磁石を配設し、基体側の
磁石の吸引磁力によつて磁性材よりなる浴槽の壁
面へ吸着させて指圧器を支持固定させるものであ
り、その用途は磁性材の浴槽に限定されるだけで
なく、指圧時の反撥力は互に対峙する磁石の反撥
力によるものであり、押圧移動可能な距離は数ミ
リに過ぎず、利用者の体形に対する適応に乏し
く、所望の位置で所望の指圧力を得ることは極め
て困難であるという難点がある。
さらに、後者の保健具においては、基盤上の左
右に凹陥部を形成し、この凹陥部内に夫々弾発コ
イルばねを介して、前記基盤上に突出する突子を
上下動可能に嵌合した処に特徴があり、足踏み状
態で使用される保健具に関するものである。従つ
て、背中のような曲面にフイツトさせて多数の球
面突起を所望の位置に保持させる構成はなく、単
なる足裏の指圧按摩器の一例であり、磁力線によ
る治療効果も、また、指圧具自体をほぼ垂直な面
の所望の位置に掛止して取付保持する構成もな
く、浴槽内への取付保持は不可能であるという問
題点があつた。
本考案は、上記の実状に鑑み、入浴により身体
が暖められて筋肉もほぐれた最良の状態におい
て、背中の所望の部位に集中した好みの押圧を加
えるとともに、磁力効果も併せて得られかつ利用
者の体形にも即応することができる浴槽用指圧具
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本考案に係る浴槽用指圧具は、先端
に球面突起を有する永久磁石と、この永久磁石を
背面より付勢する圧縮コイルばねを備えかつ前記
永久磁石を所望の高さで弾性移動可能に保持する
弾性保持手段と、複数の前記弾性保持手段を所望
の位置に配列支持する支持基盤と、この支持基盤
を浴槽上縁部に掛止して浴槽内壁の所望の箇所に
取付保持する掛止部材とを設けるとともに、複数
の前記弾性保持手段を支持しかつその一端に加振
レバーを突設した振動枠体と、この振動枠体を支
持する支持基盤と、前記加振レバーを加振する振
動伝達部を着脱可能に連結する連結部材を備える
振動発生器とを設けることにより、前記の目的を
達成しようとするものである。
〔作用〕
以上のような構成とした本考案に係る浴槽用指
圧具は、入浴中に浴槽の上縁部に掛止して浴槽内
壁に取付保持した前記浴槽用指圧具に対向した浴
槽の側壁を利用者が自らの足で突つ張るその反動
力で、所望の患部に対し適切な押圧が与えられ、
かつ必要に応じて磁力効果も合わせて得ることが
可能となる。
また、振動形式の構成とした場合には、さらに
加えて快い振動によるマツサージ効果も得られ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の第1実施例を第1図ないし第3
図に基づいて説明する。
本第1実施例は、第1図に示すように、坐つた
姿勢で入浴する箱型の浴槽1において、湯沸し器
Bに対し反対側の側壁1S1内面に取り付けて使用
する浴槽用指圧具(以下指圧具という)2であ
る。
この指圧具2は、第2図に見られるように、縦
長のほぼ長方形に形成された表板4の表面中央部
に中心線を挟んで縦2列に4個ずつの突起具7が
それぞれ対称して配設されており、前記表板4と
同外形の裏板5を重合して一体的に結合し、支持
基盤(以下基盤という)3が構成されている。
そして、基盤3には掛止部材Aの一例として頂
面左右に付設した一対のL型金具6,6により前
記側壁1S1の上縁を裏板5とで挟持掛止して、指
圧具2は浴槽1の内壁の所望の位置に取付保持さ
れる。
なお、掛止部材Aは、状況によつて前記L型金
具6を用いず、裏板5の外面所望の箇所に複数の
吸盤を配置して浴槽1に取付保持する構成として
もよい。
弾性保持手段Dを構成する突起具7は、第3図
に示すごとく、円盤部8eの表面中央部に球面突
起8hを突設し、一方、裏面中央部にリング状隆
起によるばね受け部8bを形成した永久磁石8
と、前記円盤部8eの外周縁を嵌合させ挟持する
内円周溝9m1を先端部に有し、中間部を小田原
提灯型に形成し、後端部外面に前記表板4に穿設
した8個の取付孔4aそれぞれの円周縁に嵌合挟
持する外円周溝9m2を刻設した弾性支持筒とし
て磁石支持円筒9と、該磁石支持円筒9の後端部
内面に嵌挿し該後端部を前記取付孔4a内周面と
で挟持固定するばね支持部10bを有するととも
に裏板5の内面に固着するばね受け皿10と、前
記ばね受け部8bとばね受け皿10との間に介在
し常に永久磁石8を外方へ付勢する圧縮コイルば
ね(以下「ばね」という)11とからなる。そし
て、永久磁石8の円盤部8eと磁石支持円筒9と
ばね受け皿10およびばね11とで弾性保持手段
Dが構成され、この弾性保持手段Dによつて永久
磁石8は所望の高さで基盤3上に保持されてい
る。
なお、第4図に示すように、突起具17として
永久磁石18のばね受け部18b中央に軸棒18
jを植設する一方、ばね支持部10bの中央に前
記軸棒18jを摺動可能に嵌挿する案内管10g
を立設して組み合わせ永久磁石8の動きを表板4
に対し直角方向へ往復するように規制してもよ
い。
また、基盤3は、表板4と裏板5との結合に際
し、周縁にシールを配置し内部を水密にしてもよ
い。
上記のような構成となつているので、使用者は
第1図に見られるように、浴槽1に取付保持した
指圧具2に背中を当て尻を底面に置いた姿勢で、
湯沸し器B側の側壁1S2内面に足裏を当てて突出
つ張り、複数の突起具7をそれぞれ背筋に沿つた
所望の部位に当てて押圧すると、これら突起具7
は、ばね11の反撥力によつて使用者の身体に所
望の刺激を与えるので、患部の治療が可能とな
る。なお、押圧箇所を変更するには、湯水wのた
め浮力がついて身体が軽いため極めて容易迅速に
行うことができる。
次に、第2実施例を第5図ないし第8図に基づ
いて説明する。
本第2実施例は、突起具に振動機能を付加した
指圧具20で、第1実施例の記述に挙げたと同一
の部材等は同一の符号を用い、その説明は省く。
第5図において21は、浴室Rの側壁Sに設置
した防水型の振動発生器で、側壁Sの上部に設け
られた埋込型コンセントCに連結するプラグPを
介して受電し振動を発生する。そして絶縁材料を
用いた振動伝達部22を突設しており、この振動
伝達部22の先端は、連結部材23により振動枠
体24の加振レバー24uと結合されている。
振動枠体24は、第6図に示すように、山形状
の頂部枠24cと一対の側枠24s,24s及び
底枠24bとから形成された枠体で、頂部枠24
cの中心部である頂点に振動枠体24の中心線に
沿つて突設され、振動伝達部22に連結する加振
レバー24uを備えている。
そして、裏板5の内面に配設された複数の案内
片5gに縦方向へ摺動可能に挟持されるとともに
表板4に穿設された取付孔4aの左右の縦列に重
なつて側枠24s,24sが配置されて振動枠体
24は基盤3に内蔵支持される。
一方、突起具27は第7図に示すように、軸棒
28jを植設した永久磁石28と、磁石支持円筒
9と、ばね受け皿30及びばね11とからなる。
ばね受け皿30は、第8図に示すように、磁石
支持円筒9の後端部に嵌挿し該後端部を表板4の
取付孔4a内面とで挟持固定する円筒部を分断し
て一対の弧状片30h,30hに形成し、基礎と
なる円盤部30eに刻設した前記側枠24sを摺
動可能に収容する溝30mに連なる切欠き30k
を設けたものである。
そして、側枠24sの表面には永久磁石28の
軸棒28jを摺動可能に嵌挿する案内管24gが
立設されている。
上記構成となつているので、使用者は、振動発
生機21の振動伝達部22に連結接続して浴槽1
に取付保持され、振動を加えられている指圧具2
0に対し、背中を当てて入浴すると、振動枠体2
4の側枠24s,24sは案内管24g及び軸棒
28jを介して永久磁石28を縦方向に振動させ
るので、使用者は快い振動を感得するとともに突
起具27の押圧力を受け、これによつて指圧効果
とマツサージ効果に加えて永久磁石8による磁気
的な治療効果も得られる。
なお、使用者の足の突つ張りによりばね11が
圧縮されて突起具27が圧縮移動すれば、振動力
も押圧力も使用者にはさらに強く感じられ、好み
の押圧力と振動力が得られる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、球面突起
を有する永久磁石を所望の高さで弾性移動可能に
保持する複数の弾性保持手段が配設された支持基
盤を、浴槽側壁上縁部の所望の位置に掛止部材に
よつて係止して浴槽内壁に取付保持する構成とし
たため、入浴により身体が暖められ筋肉のほぐれ
た患部に体形に即応して重点的な押圧を加えると
ともに、その先端を、球面突起を有する永久磁石
とすることにより磁気的効果を得られるので、指
圧具の治療効果が格段に向上する。
また、外部に備えた振動発生器との連結によ
り、先端の永久磁石に振動を与える構成とした場
合、上記効果に加えて快適な振動により、指圧効
果にマツサージ効果が加わり、さらに患部の治療
効果が促進される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に関わる第1実施例の浴槽用
指圧具を浴槽に取付保持した状態を示す断面図、
第2図は、同じく浴槽用指圧具の斜視図、第3図
は、同じく突起具の縦断面図、第4図は、他の例
の突起具の縦断面図、第5図は、第2実施例の浴
槽用指圧具を浴槽に取付保持した状態を示す側面
図、第6図は、同じく一部切断正面図、第7図
は、同じく突起具の縦断面側面図、第8図は、同
じくばね受け皿と側枠との関係を示す斜視図であ
る。 1……浴槽、2,20……浴槽用指圧具、3…
…支持基盤、4……表板、4a……取付孔、5…
…裏板、6……L型金具、8h……球面突起、
7,17,27……突起具、8,18,28……
永久磁石、9……磁石支持円筒、10……ばね受
け皿、10b……ばね支持部、11……圧縮コイ
ルばね、23……連結部材、24……振動枠体、
24c……頂部枠、24s……側枠、24b……
底枠、24u……加振レバー、30……ばね受け
皿、30h……弧状片、30e……円盤部、A…
…掛止部材、D……弾性保持手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端に球面突起を有する永久磁石と、この永
    久磁石を背面より付勢する圧縮コイルばねを備
    えかつ前記永久磁石を所望の高さで弾性移動可
    能に保持する弾性保持手段と、複数の前記弾性
    保持手段を所望の位置に配列支持する支持基盤
    と、この支持基盤を浴槽上縁部に掛止して浴槽
    内壁の所望の箇所に取付保持する掛止部材とと
    を設けて成ることを特徴とする浴槽用指圧具。 (2) 複数の前記弾性保持手段を支持しかつその一
    端に加振レバーを突設した振動枠体と、この振
    動枠体を支持する支持基盤と、前記加振レバー
    を加振する振動伝達部を着脱可能に連結する連
    結部材を備える振動発生器とを設けて成ること
    を特徴とする請求項1記載の浴槽用指圧具。
JP1989150066U 1989-12-28 1989-12-28 Expired JPH0431066Y2 (ja)

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