JPH0655344B2 - 鋳造装置 - Google Patents

鋳造装置

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JPH0655344B2
JPH0655344B2 JP20880287A JP20880287A JPH0655344B2 JP H0655344 B2 JPH0655344 B2 JP H0655344B2 JP 20880287 A JP20880287 A JP 20880287A JP 20880287 A JP20880287 A JP 20880287A JP H0655344 B2 JPH0655344 B2 JP H0655344B2
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casting
piston
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demolding
cylinder mechanism
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JP20880287A
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Inventor
勝 紅林
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旭テック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、製品の鋳造、脱型を一連の工程として実行で
きる鋳造装置に関する。
(従来の技術) 従来におけるこの種の装置は、 鋳造機と、この鋳造機によって鋳造された鋳造物を脱型
する脱型装置と、前記鋳造物を前記鋳造機から前記脱型
装置にまで移動する移動装置を備え、 前記鋳造機の鋳型は上型と下型からなるとともに前記移
動装置は昇降手段と水平移動手段とからなり、 前記昇降手段が駆動源としてピストン・シリンダ機構を
有するとともにこのピストン・シリンダ機構が前記上型
の上方に設置され、 前記鋳型によって鋳造された鋳造物は前記上型とともに
前記ピストン・シリンダ機構のピストンの作動を介して
上昇した後前記水平移動手段を介して前記脱型装置にま
で移動され、前記上型から前記鋳造物が脱型されていた
(特公昭59−33468号) (発明が解決しようとする問題点) しかしなから、かかる従来の鋳造装置にあっては、前記
昇降手段の駆動源であるピストン・シリンダ機構のピス
トン杆が下方向に突出し、このピストン杆の先端、即ち
下端に前記上型が吊り下げられていたため、上型、ひい
てはピストン杆が左右方向に振れやすく、この結果、ピ
ストン・シリンダ機構におけるピストンのシール部材が
摩耗しやすいという不都合を有した。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) この発明は前記不都合を解消するためになされたもので
あり、その構成は、 鋳造機と、この鋳造機によって鋳造された鋳造物を脱型
する脱型装置と、前記鋳造物を前記鋳造機から前記脱型
装置にまで移動する移動装置とを備え、 前記鋳造機の鋳型は少なくとも上型を有するとともに前
記移動装置は昇降手段と水平移動手段とからなり、 前記昇降手段が駆動源としてピストン・シリンダ機構を
有するとともにこのピストン・シリンダ機構が前記上型
の上方に設置され、 前記鋳型によって鋳造された鋳造物は前記上型とともに
前記ピストン・シリンダ機構のピストンの作動を介して
上昇した後前記水平移動手段を介して前記脱型装置にま
で移動される鋳造装置において、 前記ピストン・シリンダ機構のピストン杆は上方向に突
出していることを特徴とする鋳造装置である。
(発明の作用) この発明に係る連続鋳造冷却装置は、 鋳造機と、この鋳造機によって鋳造された鋳造物を脱型
する脱型装置と、前記鋳造物を前記鋳造装置から前記脱
型装置にまで移動送する移動装置とを備え、 前記鋳造機の鋳型は少なくとも上型を有するとともに前
記移動装置は昇降手段と水平移動手段とからなり、 前記昇降手段が駆動源としてピストン・シリンダ機構を
有するとともにこのピストン・シリンダ機構が前記上型
の上方に設置され、 前記鋳型によって鋳造された鋳造物は前記上型とともに
前記ピストン・シリンダ機構のピストンの作動を介して
上昇した後前記水平移動手段を介して前記脱型装置にま
で移動される鋳造装置において、 前記ピストン・シリンダ機構のピストン杆は上方向に突
出しているため、 前記ピストン杆は前記上型を吊り下げる状態とはなら
ず、この結果、上型、ひいては前記ピストン杆は左右方
向に振れにくいものである。
(発明の実施例) 以下、第1図及び第2図に基づいて、この発明の実施例
を説明する。
図に示すように、その低圧鋳造機15(この発明の「鋳造
機」に相当する)において、溶湯面に加えられる気体圧
により、保持炉17の溶湯中に挿入されたストークを通し
て、溶湯を上型3と下型4からなる鋳型1内に押し上
げ、その鋳型1内で溶湯を凝固させて鋳造物が鋳造され
る。
つぎに、鋳造物を付けたままの上型3と鋳造物とを下型
4から分離して、シリンダー2(この発明の昇降手段に
相当する)の作用により上昇させる。そして、可動台6
の下面に設けられたレール5にはベース13がはまってい
る。このベース13はレール5の上で摺動自在になってい
る。このベース13に固定され上型3に連結されている横
押し駆動装置7の作用腕8によりベース13が押圧され、
このベース13に固定された上型3と鋳造物とが脱型水冷
装置(この発明の「脱型装置」に相当する)9へ移動さ
せられる。ここに、可動台6、レール5、ベース13、作
用腕8及び横押し駆動装置7はこの発明の水平移動手段
に相当する。
その後、上型3に付いている鋳造物を、脱型水冷装置9
において、鋳造物の表面が硬化する程度の時間上向き散
水を浴びせてから、鋳造物を抜型ピン10で押圧して鋳造
物を受台16上に乗せる。
このようにして受台16に乗せられた鋳造物は、受台16と
ともに水中に漬けられて水冷される。
ついで、水冷された鋳造物は水中から引上げられ、この
受台16上の鋳造物を可動ビーム14により受け取り、鋳造
物の湯口を除去する加工装置11の位置まで移動させ、ト
ラバーサー(図示していない)にて加工装置11に装着さ
れる。
加工装置11に装着された鋳造物は1個づつチャッキング
装置により把持され、この鋳造物の湯口は加工工具で除
去される。
そして、この湯口を除去された鋳造物は、搬送装置12に
より自動的に切削加工仕上機械(図示していない)まで
搬送される。
なお、脱型水冷装置9において鋳造物を抜型ピン10によ
り鋳造物を受台に乗せた後の上型3は、横押し駆動装置
7と連結する作用腕8を横押し駆動装置7により引戻す
ことにより、可動台6の下面のレール5上に上型3 が引
戻され、つぎに、可動台6とともに下型4 上まで上型3
が下降して次回の鋳造の鋳型を形成する。この間に上型
3および下型4の清掃が行われる。
〔発明の効果〕
この発明に係る連続鋳造冷却装置は、 鋳造機と、この鋳造機によって鋳造された鋳造物を脱型
する脱型装置と、前記鋳造物を前記鋳造装置から前記脱
型装置にまで移動送する移動装置とを備え、 前記鋳造機の鋳型は少なくとも上型を有するとともに前
記移動装置は昇降手段と水平移動手段とからなり、 前記昇降手段が駆動源としてピストン・シリンダ機構を
有するとともにこのピストン・シリンダ機構が前記上型
の上方に設置され、 前記鋳型によって鋳造された鋳造物は前記上型とともに
前記ピストン・シリンダ機構のピストンの作動を介して
上昇した後前記水平移動手段を介して前記脱型装置にま
で移動される鋳造装置において、 前記ピストン・シリンダ機構のピストン杆は上方向に突
出しているため、 前記ピストン杆は前記上型を吊り下げる状態とはなら
ず、この結果、上型、ひいては前記ピストン杆は左右方
向に振れにくいものである。
よって、この鋳造装置を使用すれば、前記ピストン・シ
リンダ機構におけるピストンのシール部材は摩耗しにく
く、この結果、かかる装置の耐久性は向上する。
又、この鋳造装置にあっては、前記ピストン・シリンダ
機構のピストン杆が上方向に突出しているため、このシ
リンダ自体が前記上型の下降動作のストッパとして機能
する結果、この装置にあっては別途にこの種のストッパ
を設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る装置の実施例の概観図、 第2図はこの実施例の可動台と横押し駆動装置と作用腕
との関係を示す斜視図、である。 1……鋳型 2……シリンダ(昇降手段) 3……上型 4……下型 5……レール(水平移動手段) 6……可動台(水平移動手段) 8……作用腕(水平移動手段) 7……横押し駆動装置(水平移動手段) 13……ベース(水平移動手段) 9……脱型水冷装置(脱型装置) 15……低圧鋳造機(鋳造機)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳造機と、この鋳造機によって鋳造された
    鋳造物を脱型する脱型装置と、前記鋳造物を前記鋳造装
    置から前記脱型装置にまで移動送する移動装置とを備
    え、 前記鋳造機の鋳型は少なくとも上型を有するとともに前
    記移動装置は昇降手段と水平移動手段とからなり、 前記昇降手段が駆動源としてピストン・シリンダ機構を
    有するとともにこのピストン・シリンダ機構が前記上型
    の上方に設置され、 前記鋳型によって鋳造された鋳造物は前記上型とともに
    前記ピストン・シリンダ機構のピストンの作動を介して
    上昇した後前記水平移動手段を介して前記脱型装置にま
    で移動される鋳造装置において、 前記ピストン・シリンダ機構のピストン杆は上方向に突
    出していることを特徴とする鋳造装置。
JP20880287A 1987-08-21 1987-08-21 鋳造装置 Expired - Lifetime JPH0655344B2 (ja)

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JP28736586A Division JPS63140750A (ja) 1986-12-02 1986-12-02 連続低圧鋳造冷却加工装置

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JPS63140760A JPS63140760A (ja) 1988-06-13
JPH0655344B2 true JPH0655344B2 (ja) 1994-07-27

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