JP2004174567A - 注湯済枠付砂鋳型の解枠方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】解枠時の注湯済砂鋳型の落下距離を最小限にして製品の落下衝撃を少なくし、製品の打痕、割れを大幅に減らすことができると共に構造が簡単で設置スペ−スを省スペ−ス化できる注湯済枠付砂鋳型の解枠方法及びその装置を提供する。
【解決手段】注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、注湯済枠付砂鋳型の解枠方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、注湯済枠付砂鋳型において注湯済砂鋳型を鋳枠から抜き出して解枠する装置としては、パンチアウト装置の下方にオシレ−トコンベヤを位置させ、該パンチアウト装置とオシレ−トコンベヤの間に櫛歯状の開閉ア−ムを位置させたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、複数のフォ−ク状の受部を有し、各受部は水平回動せしめられて鋳物受取り位置と鋳物移載位置との間を移動するものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭61−97355号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】
特開平2−37957号公報(第1頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記実開昭61−97355号公報のものは、下枠下面と櫛歯状の開閉ア−ム上面との間に上下砂鋳型高さ以上の空間が必要なため鋳型の落下距離が長く、且つ、製品が櫛歯状の開閉ア−ム上面とオシレ−トコンベヤ内の揺動枠上面とで二回も落下衝撃を受けるため、製品に打痕、割れを生じさせる問題がある。
この問題を解決しようとするものが前記特開平2−37957号公報に開示されているが、この公報のものは、大掛かりな製品移載装置を必要としているため、装置の構造が複雑になると共に広い設置スペ−スを必要とするという問題がある。
【0005】
本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので、解枠時の注湯済砂鋳型の落下距離を最小限にして製品の落下衝撃を少なくし、製品の打痕、割れを大幅に減らすことができると共に構造が簡単で設置スペ−スを省スペ−ス化できる注湯済枠付砂鋳型の解枠方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠方法は、注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有することを特徴とする。
【0007】
また本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠方法は、前記注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程の後に、前記注湯済枠付砂鋳型を、注湯済砂鋳型上面がパンチヘッド下面に接触する寸前まで上昇させ、その後に前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程を行うことを特徴とする。
【0008】
さらに本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠方法は、定盤上に載せられた注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記定盤上の注湯済枠付砂鋳型を上昇させて定盤から分離させた後、定盤を注湯済枠付砂鋳型の外側に待避させる工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有することを特徴とする。
【0009】
また上記の目的を達成するために本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠装置は、注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する搬送手段と、搬入された前記注湯済枠付砂鋳型を昇降させる鋳枠昇降手段と、前記鋳型受けテ−ブルを昇降させるテ−ブル昇降手段と、を具備することを特徴とする。
【0010】
また本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠装置は、定盤上に載せられた注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する搬送手段と、搬入された前記注湯済枠付砂鋳型を昇降させる鋳枠昇降手段と、前記定盤を注湯済枠付砂鋳型の外側に待避させる定盤移送手段と、前記鋳型受けテ−ブルを昇降させるテ−ブル昇降手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】
さらに本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠装置は、前記鋳型受けテ−ブルの一側方にシェイクアウトマシンを配設したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1において、シュ−ト1Aを備えた架台1の上方には、テ−ブル昇降手段としてのシリンダ30により昇降される鋳型受けテ−ブル31が設置されており、該鋳型受けテ−ブル31の一側方にはシェイクアウトマシン2が配設されている。
【0013】
また鋳型受けテ−ブル31のもう一方の側方には、注湯済砂鋳型Mを鋳型受けテ−ブル31上からシェイクアウトマシン2上に押し出す鋳型押出し手段としてのシリンダ32が配設されており、該シリンダ32の先端には押出し板33が連結されている。さらに前記シリンダ32の上方には定盤P上に載せられた注湯済枠付砂鋳型Wの搬送ライン3が配設されている。なお注湯済枠付砂鋳型Wは、上鋳枠F1と下鋳枠F2からなる上下鋳枠Fと、該上下鋳枠Fに内蔵された注湯済砂鋳型M(図5〜8参照)と、により構成されている。
【0014】
また前記シェイクアウトマシン2の外側には製品を取り出すためのマニピュレ−タ4が配設されている。そして、前記鋳型受けテ−ブル31の上方には、搬送手段としての駆動ロ−ラコンベヤ5を備えた移動台車7が配設されており、該移動台車7は定盤移送手段としてのシリンダ6(図2参照)により図2における左右方向に移動されるようになっている。なお前記搬送ライン3と駆動ロ−ラコンベヤ5のロ−ラレベルは同じ高さにされている。
【0015】
以下、図2を主に参照して説明する。前記駆動ロ−ラコンベヤ5の上方には門形の固定フレ−ム18が設けられている。そして、該固定フレ−ム18の天井部材9の中央部下面には筒状の縦フレ−ム10が吊設されており、該縦フレ−ム10の下位周縁には上下鋳枠Fの内面を清掃するスクレ−パ20、20が多数取り付けられており、縦フレ−ム10の下端にはパンチヘッド11が固着されている。
【0016】
さらに前記固定フレ−ム18の天井部材9の中央部上面には鋳枠昇降手段としての昇降シリンダ12が上向きに取り付けられており、該昇降シリンダ12の先端は上部可動フレ−ム13に連結されている。そして、該上部可動フレ−ム13の左右両端部にはガイドロッド14、14が吊設されており、該ガイドロッド14、14は、前記固定フレ−ム18の天井部材9上面に取り付けられたホルダ21、21内を上下摺動可能に貫通されている。
【0017】
そして、該ガイドロッド14、14の下端には枠状のリフトテ−ブル15が連結されており、該リフトテ−ブル15の下端には、下鋳枠F2に係合可能な爪部材16、16を先端に取り付けたア−ム17、17が吊設されている。なお枠状のリフトテ−ブル15の中空部内は、前記パンチヘッド11が上下に通過するようになっている。
【0018】
このように構成されたものは、昇降シリンダ12、シリンダ30及びシリンダ32を縮引端にし、且つ、シリンダ6を伸長端にした状態で、駆動ロ−ラコンベヤ5を作動させ、注湯済枠付砂鋳型Wを定盤Pを介して搬送ライン3から鋳型受けテ−ブル31の上方に位置された前記駆動ロ−ラコンベヤ5上に送り込み、図1、2の状態にされる。
【0019】
図1、2の状態は、ア−ム17、17先端に取り付けた爪部材16、16が下鋳枠F2と係合可能に位置された状態である。この状態で昇降シリンダ12が伸長作動して爪部材16、16を下鋳枠F2に係合させ、さらに若干上昇させて注湯済枠付砂鋳型Wと定盤Pを分離させる。そして、注湯済砂鋳型M上面がパンチヘッド11下面に接触する寸前で前記昇降シリンダ12の伸長作動を停止させる。
【0020】
次にシリンダ6が縮引作動して移動台車7を介して駆動ロ−ラコンベヤ5及び定盤Pを図3に示すように注湯済枠付砂鋳型Wの外側に移動させ待避させる。
【0021】
次にシリンダ30が伸長作動して図4に示すように前記鋳型受けテ−ブル31が下鋳枠F2に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブル31を上昇させる。これにより注湯済砂鋳型Mの落下距離を最小限にすることができる。
【0022】
次に図5、6に示すように、昇降シリンダ12が伸長作動して爪部材16、16を介して上下鋳枠Fを上昇させる。この際、注湯済砂鋳型Mの上面がパンチヘッド11下面により押さえつけられて該注湯済砂鋳型Mの上方向への移動が阻止されるため、上下鋳枠Fのみが上昇して注湯済枠付砂鋳型Wから注湯済砂鋳型Mを抜き出すことになる。また、この際、前記スクレ−パ20、20により上下鋳枠Fの内面が清掃される。
【0023】
この注湯済砂鋳型Mの抜き出しは上記のように注湯済砂鋳型Mの落下距離を最小限にした状態で成され、製品の落下衝撃はごく僅かなものであるため、製品の打痕、割れを大幅に減らすことができる。
【0024】
このようにして注湯済枠付砂鋳型Wから抜き出された注湯済砂鋳型Mは、鋳型受けテ−ブル31に受け止められ、シリンダ30の縮引作動により下降される(図7参照)。その後、注湯済砂鋳型Mは、シリンダ32の伸長作動により押出し板33でシェイクアウトマシン2上に移動され(図8、9参照)、該シェイクアウトマシン2上で崩壊されて製品と砂とに分離される。そして、製品はマニピュレ−タ4により取り出され、砂はシュ−ト1Aを介して図示されない砂処理ラインに回収される。
【0025】
次にシリンダ32が縮引作動した後、シリンダ6が伸長作動して移動台車7を介して駆動ロ−ラコンベヤ5及び定盤Pを上下鋳枠Fの下方に移動させる。
次に昇降シリンダ12が縮引作動して爪部材16、16を介して上下鋳枠Fを下降させる。これにより上下鋳枠Fを定盤P上に載置すると共に爪部材16、16と下鋳枠F2の係合を解く。
【0026】
次に駆動ロ−ラコンベヤ5が作動して定盤P及び上下鋳枠Fを駆動ロ−ラコンベヤ5上から搬出させる。その後、該定盤P及び上下鋳枠Fは搬送ライン3を介して図示されない搬送手段に送り出される。
【0027】
なお本発明の実施の形態では、注湯済枠付砂鋳型Wを定盤P上に載置した状態で駆動ロ−ラコンベヤ5上に搬入しているが、これに限定されるものではなく、定盤Pを別の場所で分離して注湯済枠付砂鋳型Wのみを駆動ロ−ラコンベヤ5上に搬入するようにしてもよい。この場合、前記シリンダ6及び移動台車7は必要なく、前記パンチヘッド11と鋳型受けテ−ブル31の間位置に搬入された注湯済砂鋳型Mの下方を開放させた駆動ロ−ラコンベヤを前記爪部材16、16の代わりにア−ム17、17の先端に取り付けるようにすればよい。
【0028】
また本発明の実施の形態では、前記鋳型受けテ−ブル31の一側方にシェイクアウトマシン2を配設したが、これに限定されるものではなく、該鋳型受けテ−ブル31の一側方にオシレ−ティングコンベヤ等を配設するようにしてもよい。ただし、前記シェイクアウトマシン2を配設すると、注湯済枠付砂鋳型Wから抜き出された注湯済砂鋳型Mを即座に崩壊させて短時間で製品と砂とに分離することができるため好ましい。
【0029】
さらに本発明の実施の形態では、シリンダ30を縮引端にした状態で、注湯済枠付砂鋳型Wを前記駆動ロ−ラコンベヤ5上に送り込むようにしたが、これに限定されるものではなく、注湯済枠付砂鋳型Wを前記駆動ロ−ラコンベヤ5上に送り込む前に、移動台車7及び駆動ロ−ラコンベヤ5と干渉しない範囲でシリンダ30を前もって伸長作動させておくようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように本発明は、注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有することを特徴とする注湯済枠付砂鋳型の解枠方法であるから、また、注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する搬送手段と、搬入された前記注湯済枠付砂鋳型を昇降させる鋳枠昇降手段と、前記鋳型受けテ−ブルを昇降させるテ−ブル昇降手段と、を具備することを特徴とする注湯済枠付砂鋳型の解枠装置であるから、解枠時の注湯済砂鋳型の落下距離を最小限にして製品の落下衝撃を少なくし、製品の打痕、割れを大幅に減らすことができると共に構造が簡単で設置スペ−スを省スペ−ス化できる装置になる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であって、定盤及び注湯済枠付砂鋳型が駆動ロ−ラコンベヤ上に搬入された状態を示す正面図である。
【図2】定盤及び注湯済枠付砂鋳型が駆動ロ−ラコンベヤ上に搬入された状態を示す側面図である。
【図3】定盤を注湯済枠付砂鋳型の外側に待避させた状態を示す側面図である。
【図4】鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させた状態を示す正面図である。
【図5】注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出した状態を示す正面図である。
【図6】抜き出した注湯済砂鋳型を鋳型受けテ−ブルで受け止めた状態を示す正面図である。
【図7】鋳型受けテ−ブルで受け止めた注湯済砂鋳型を下降させた状態を示す正面図である。
【図8】注湯済砂鋳型をシェイクアウトマシン上に移動させた状態を示す正面図である。
【図9】注湯済砂鋳型をシェイクアウトマシン上に移動させた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 シェイクアウトマシン
5 搬送手段
6 定盤移送手段
11 パンチヘッド
12 鋳枠昇降手段
30 テ−ブル昇降手段
31 鋳型受けテ−ブル
F 上下鋳枠
F2 下鋳枠
M 注湯済砂鋳型
P 定盤
W 注湯済枠付砂鋳型
【発明の属する技術分野】
本発明は、注湯済枠付砂鋳型の解枠方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、注湯済枠付砂鋳型において注湯済砂鋳型を鋳枠から抜き出して解枠する装置としては、パンチアウト装置の下方にオシレ−トコンベヤを位置させ、該パンチアウト装置とオシレ−トコンベヤの間に櫛歯状の開閉ア−ムを位置させたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、複数のフォ−ク状の受部を有し、各受部は水平回動せしめられて鋳物受取り位置と鋳物移載位置との間を移動するものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭61−97355号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】
特開平2−37957号公報(第1頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記実開昭61−97355号公報のものは、下枠下面と櫛歯状の開閉ア−ム上面との間に上下砂鋳型高さ以上の空間が必要なため鋳型の落下距離が長く、且つ、製品が櫛歯状の開閉ア−ム上面とオシレ−トコンベヤ内の揺動枠上面とで二回も落下衝撃を受けるため、製品に打痕、割れを生じさせる問題がある。
この問題を解決しようとするものが前記特開平2−37957号公報に開示されているが、この公報のものは、大掛かりな製品移載装置を必要としているため、装置の構造が複雑になると共に広い設置スペ−スを必要とするという問題がある。
【0005】
本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので、解枠時の注湯済砂鋳型の落下距離を最小限にして製品の落下衝撃を少なくし、製品の打痕、割れを大幅に減らすことができると共に構造が簡単で設置スペ−スを省スペ−ス化できる注湯済枠付砂鋳型の解枠方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠方法は、注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有することを特徴とする。
【0007】
また本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠方法は、前記注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程の後に、前記注湯済枠付砂鋳型を、注湯済砂鋳型上面がパンチヘッド下面に接触する寸前まで上昇させ、その後に前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程を行うことを特徴とする。
【0008】
さらに本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠方法は、定盤上に載せられた注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記定盤上の注湯済枠付砂鋳型を上昇させて定盤から分離させた後、定盤を注湯済枠付砂鋳型の外側に待避させる工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有することを特徴とする。
【0009】
また上記の目的を達成するために本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠装置は、注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する搬送手段と、搬入された前記注湯済枠付砂鋳型を昇降させる鋳枠昇降手段と、前記鋳型受けテ−ブルを昇降させるテ−ブル昇降手段と、を具備することを特徴とする。
【0010】
また本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠装置は、定盤上に載せられた注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する搬送手段と、搬入された前記注湯済枠付砂鋳型を昇降させる鋳枠昇降手段と、前記定盤を注湯済枠付砂鋳型の外側に待避させる定盤移送手段と、前記鋳型受けテ−ブルを昇降させるテ−ブル昇降手段と、を具備することを特徴とする。
【0011】
さらに本発明における注湯済枠付砂鋳型の解枠装置は、前記鋳型受けテ−ブルの一側方にシェイクアウトマシンを配設したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1において、シュ−ト1Aを備えた架台1の上方には、テ−ブル昇降手段としてのシリンダ30により昇降される鋳型受けテ−ブル31が設置されており、該鋳型受けテ−ブル31の一側方にはシェイクアウトマシン2が配設されている。
【0013】
また鋳型受けテ−ブル31のもう一方の側方には、注湯済砂鋳型Mを鋳型受けテ−ブル31上からシェイクアウトマシン2上に押し出す鋳型押出し手段としてのシリンダ32が配設されており、該シリンダ32の先端には押出し板33が連結されている。さらに前記シリンダ32の上方には定盤P上に載せられた注湯済枠付砂鋳型Wの搬送ライン3が配設されている。なお注湯済枠付砂鋳型Wは、上鋳枠F1と下鋳枠F2からなる上下鋳枠Fと、該上下鋳枠Fに内蔵された注湯済砂鋳型M(図5〜8参照)と、により構成されている。
【0014】
また前記シェイクアウトマシン2の外側には製品を取り出すためのマニピュレ−タ4が配設されている。そして、前記鋳型受けテ−ブル31の上方には、搬送手段としての駆動ロ−ラコンベヤ5を備えた移動台車7が配設されており、該移動台車7は定盤移送手段としてのシリンダ6(図2参照)により図2における左右方向に移動されるようになっている。なお前記搬送ライン3と駆動ロ−ラコンベヤ5のロ−ラレベルは同じ高さにされている。
【0015】
以下、図2を主に参照して説明する。前記駆動ロ−ラコンベヤ5の上方には門形の固定フレ−ム18が設けられている。そして、該固定フレ−ム18の天井部材9の中央部下面には筒状の縦フレ−ム10が吊設されており、該縦フレ−ム10の下位周縁には上下鋳枠Fの内面を清掃するスクレ−パ20、20が多数取り付けられており、縦フレ−ム10の下端にはパンチヘッド11が固着されている。
【0016】
さらに前記固定フレ−ム18の天井部材9の中央部上面には鋳枠昇降手段としての昇降シリンダ12が上向きに取り付けられており、該昇降シリンダ12の先端は上部可動フレ−ム13に連結されている。そして、該上部可動フレ−ム13の左右両端部にはガイドロッド14、14が吊設されており、該ガイドロッド14、14は、前記固定フレ−ム18の天井部材9上面に取り付けられたホルダ21、21内を上下摺動可能に貫通されている。
【0017】
そして、該ガイドロッド14、14の下端には枠状のリフトテ−ブル15が連結されており、該リフトテ−ブル15の下端には、下鋳枠F2に係合可能な爪部材16、16を先端に取り付けたア−ム17、17が吊設されている。なお枠状のリフトテ−ブル15の中空部内は、前記パンチヘッド11が上下に通過するようになっている。
【0018】
このように構成されたものは、昇降シリンダ12、シリンダ30及びシリンダ32を縮引端にし、且つ、シリンダ6を伸長端にした状態で、駆動ロ−ラコンベヤ5を作動させ、注湯済枠付砂鋳型Wを定盤Pを介して搬送ライン3から鋳型受けテ−ブル31の上方に位置された前記駆動ロ−ラコンベヤ5上に送り込み、図1、2の状態にされる。
【0019】
図1、2の状態は、ア−ム17、17先端に取り付けた爪部材16、16が下鋳枠F2と係合可能に位置された状態である。この状態で昇降シリンダ12が伸長作動して爪部材16、16を下鋳枠F2に係合させ、さらに若干上昇させて注湯済枠付砂鋳型Wと定盤Pを分離させる。そして、注湯済砂鋳型M上面がパンチヘッド11下面に接触する寸前で前記昇降シリンダ12の伸長作動を停止させる。
【0020】
次にシリンダ6が縮引作動して移動台車7を介して駆動ロ−ラコンベヤ5及び定盤Pを図3に示すように注湯済枠付砂鋳型Wの外側に移動させ待避させる。
【0021】
次にシリンダ30が伸長作動して図4に示すように前記鋳型受けテ−ブル31が下鋳枠F2に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブル31を上昇させる。これにより注湯済砂鋳型Mの落下距離を最小限にすることができる。
【0022】
次に図5、6に示すように、昇降シリンダ12が伸長作動して爪部材16、16を介して上下鋳枠Fを上昇させる。この際、注湯済砂鋳型Mの上面がパンチヘッド11下面により押さえつけられて該注湯済砂鋳型Mの上方向への移動が阻止されるため、上下鋳枠Fのみが上昇して注湯済枠付砂鋳型Wから注湯済砂鋳型Mを抜き出すことになる。また、この際、前記スクレ−パ20、20により上下鋳枠Fの内面が清掃される。
【0023】
この注湯済砂鋳型Mの抜き出しは上記のように注湯済砂鋳型Mの落下距離を最小限にした状態で成され、製品の落下衝撃はごく僅かなものであるため、製品の打痕、割れを大幅に減らすことができる。
【0024】
このようにして注湯済枠付砂鋳型Wから抜き出された注湯済砂鋳型Mは、鋳型受けテ−ブル31に受け止められ、シリンダ30の縮引作動により下降される(図7参照)。その後、注湯済砂鋳型Mは、シリンダ32の伸長作動により押出し板33でシェイクアウトマシン2上に移動され(図8、9参照)、該シェイクアウトマシン2上で崩壊されて製品と砂とに分離される。そして、製品はマニピュレ−タ4により取り出され、砂はシュ−ト1Aを介して図示されない砂処理ラインに回収される。
【0025】
次にシリンダ32が縮引作動した後、シリンダ6が伸長作動して移動台車7を介して駆動ロ−ラコンベヤ5及び定盤Pを上下鋳枠Fの下方に移動させる。
次に昇降シリンダ12が縮引作動して爪部材16、16を介して上下鋳枠Fを下降させる。これにより上下鋳枠Fを定盤P上に載置すると共に爪部材16、16と下鋳枠F2の係合を解く。
【0026】
次に駆動ロ−ラコンベヤ5が作動して定盤P及び上下鋳枠Fを駆動ロ−ラコンベヤ5上から搬出させる。その後、該定盤P及び上下鋳枠Fは搬送ライン3を介して図示されない搬送手段に送り出される。
【0027】
なお本発明の実施の形態では、注湯済枠付砂鋳型Wを定盤P上に載置した状態で駆動ロ−ラコンベヤ5上に搬入しているが、これに限定されるものではなく、定盤Pを別の場所で分離して注湯済枠付砂鋳型Wのみを駆動ロ−ラコンベヤ5上に搬入するようにしてもよい。この場合、前記シリンダ6及び移動台車7は必要なく、前記パンチヘッド11と鋳型受けテ−ブル31の間位置に搬入された注湯済砂鋳型Mの下方を開放させた駆動ロ−ラコンベヤを前記爪部材16、16の代わりにア−ム17、17の先端に取り付けるようにすればよい。
【0028】
また本発明の実施の形態では、前記鋳型受けテ−ブル31の一側方にシェイクアウトマシン2を配設したが、これに限定されるものではなく、該鋳型受けテ−ブル31の一側方にオシレ−ティングコンベヤ等を配設するようにしてもよい。ただし、前記シェイクアウトマシン2を配設すると、注湯済枠付砂鋳型Wから抜き出された注湯済砂鋳型Mを即座に崩壊させて短時間で製品と砂とに分離することができるため好ましい。
【0029】
さらに本発明の実施の形態では、シリンダ30を縮引端にした状態で、注湯済枠付砂鋳型Wを前記駆動ロ−ラコンベヤ5上に送り込むようにしたが、これに限定されるものではなく、注湯済枠付砂鋳型Wを前記駆動ロ−ラコンベヤ5上に送り込む前に、移動台車7及び駆動ロ−ラコンベヤ5と干渉しない範囲でシリンダ30を前もって伸長作動させておくようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように本発明は、注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有することを特徴とする注湯済枠付砂鋳型の解枠方法であるから、また、注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する搬送手段と、搬入された前記注湯済枠付砂鋳型を昇降させる鋳枠昇降手段と、前記鋳型受けテ−ブルを昇降させるテ−ブル昇降手段と、を具備することを特徴とする注湯済枠付砂鋳型の解枠装置であるから、解枠時の注湯済砂鋳型の落下距離を最小限にして製品の落下衝撃を少なくし、製品の打痕、割れを大幅に減らすことができると共に構造が簡単で設置スペ−スを省スペ−ス化できる装置になる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であって、定盤及び注湯済枠付砂鋳型が駆動ロ−ラコンベヤ上に搬入された状態を示す正面図である。
【図2】定盤及び注湯済枠付砂鋳型が駆動ロ−ラコンベヤ上に搬入された状態を示す側面図である。
【図3】定盤を注湯済枠付砂鋳型の外側に待避させた状態を示す側面図である。
【図4】鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させた状態を示す正面図である。
【図5】注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出した状態を示す正面図である。
【図6】抜き出した注湯済砂鋳型を鋳型受けテ−ブルで受け止めた状態を示す正面図である。
【図7】鋳型受けテ−ブルで受け止めた注湯済砂鋳型を下降させた状態を示す正面図である。
【図8】注湯済砂鋳型をシェイクアウトマシン上に移動させた状態を示す正面図である。
【図9】注湯済砂鋳型をシェイクアウトマシン上に移動させた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 シェイクアウトマシン
5 搬送手段
6 定盤移送手段
11 パンチヘッド
12 鋳枠昇降手段
30 テ−ブル昇降手段
31 鋳型受けテ−ブル
F 上下鋳枠
F2 下鋳枠
M 注湯済砂鋳型
P 定盤
W 注湯済枠付砂鋳型
Claims (6)
- 注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有することを特徴とする注湯済枠付砂鋳型の解枠方法。
- 前記注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程の後に、前記注湯済枠付砂鋳型を、注湯済砂鋳型上面がパンチヘッド下面に接触する寸前まで上昇させ、その後に前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程を行うことを特徴とする請求項1記載の注湯済枠付砂鋳型の解枠方法。
- 定盤上に載せられた注湯済枠付砂鋳型をパンチヘッドと鋳型受けテ−ブルの間位置に搬入する工程と、前記定盤上の注湯済枠付砂鋳型を上昇させて定盤から分離させた後、定盤を注湯済枠付砂鋳型の外側に待避させる工程と、前記鋳型受けテ−ブルが下鋳枠に接触する寸前まで該鋳型受けテ−ブルを上昇させる工程と、前記パンチヘッドにより注湯済砂鋳型の上方向への移動を阻止しながら、上下鋳枠を上昇させて注湯済枠付砂鋳型から注湯済砂鋳型を抜き出す工程と、を有することを特徴とする注湯済枠付砂鋳型の解枠方法。
- 注湯済枠付砂鋳型Wをパンチヘッド11と鋳型受けテ−ブル31の間位置に搬入する搬送手段5と、搬入された前記注湯済枠付砂鋳型Wを昇降させる鋳枠昇降手段12と、前記鋳型受けテ−ブル31を昇降させるテ−ブル昇降手段30と、を具備することを特徴とする注湯済枠付砂鋳型の解枠装置。
- 定盤P上に載せられた注湯済枠付砂鋳型Wをパンチヘッド11と鋳型受けテ−ブル31の間位置に搬入する搬送手段5と、搬入された前記注湯済枠付砂鋳型Wを昇降させる鋳枠昇降手段12と、前記定盤Pを注湯済枠付砂鋳型Wの外側に待避させる定盤移送手段6と、前記鋳型受けテ−ブル31を昇降させるテ−ブル昇降手段30と、を具備することを特徴とする注湯済枠付砂鋳型の解枠装置。
- 前記鋳型受けテ−ブル31の一側方にシェイクアウトマシン2を配設したことを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載の注湯済枠付砂鋳型の解枠装置。
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