JPH0655302B2 - 特に家ごみ、営業ごみ、粗大ごみ、乾燥ごみ及び、又は問題物質及び危険物質から有価物質を選別するための仕分け設備 - Google Patents

特に家ごみ、営業ごみ、粗大ごみ、乾燥ごみ及び、又は問題物質及び危険物質から有価物質を選別するための仕分け設備

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JPH0655302B2
JPH0655302B2 JP50112385A JP50112385A JPH0655302B2 JP H0655302 B2 JPH0655302 B2 JP H0655302B2 JP 50112385 A JP50112385 A JP 50112385A JP 50112385 A JP50112385 A JP 50112385A JP H0655302 B2 JPH0655302 B2 JP H0655302B2
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    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S209/93—Municipal solid waste sorting

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家ごみ、営業ごみ、粗大ごみ、乾燥ごみ及び、
又は問題物質及び危険物質から有価物質を選別するため
の仕分け設備に関する。
この種の設備は例えばすでに西独国特許出願公開第３４
１５０９０号明細書に提案されている。
この西独国特許出願公開明細書の内容については同明細
書を参照せられたい。
本発明の課題は、フレキシブルに使用可能であり、製作
費及び運転費が安価であり、かつ、運転上堅牢であるよ
うな、冒頭に述べた種々の物質のための個別仕分け機械
を備えたコンパクトな仕分け設備を提供することにあ
る。さらに、先行技術の欠点が回避されなければならな
い。さらに本発明の課題は、所定の構成部材をそれ以外
の設備から分離してもこれを仕分けに使用できるよう
に、設備の所定の構成部材を構成することにある。
この課題は請求の範囲第１項及び第８項の特徴によって
解決される。
本発明は、有価物質の仕分けのための著しくフレキシブ
ルな機構によって、先行技術において生じる欠点を排除
することができるという認識から出発する。この場合、
最低の設備投資及びできるだけわずかな人件費が極力求
められなければならない。特に本発明の利点は、極めて
種々異なる量が処理され、かつ、極めて種々異なる仕分
け仕事が解決されなければならない。循環する仕分けテ
ーブルによって、仕分けられない物質が常に次の又は最
終的には同じ仕分け場所まで達して、最終的には選別さ
れる。残った物質は選択的に複数の仕分け場所の間で、
仕分け区分の始め又は終わりで排除される。
本発明によれば、組合せたベルト機構によって立体的な
ものから面状のものを分離する仕分け機械が設けられ
る。斜めのベルトの付着摩擦によって並びに軽量の嵩ば
った面状のものを抑留する掴みカーテンによって、落下
時のトランボリン効果によって、かつ、振動装置の振動
運動によって、並びに重力によって、面状のもから重い
立体的なものが分離される。このようにして分離された
残りものは、両方の同軸的に延びる、仕分けテーブルの
リングに供給される。
有利にはさらに、ブラシ車が仕分け機械の端部に設けら
れ、これの軟い剛毛が紙、プラスチック又は類似物のよ
うな軽量なものを接線方向にはね飛ばし、他面におい
て、ガラス、びんのような重いものはほとんど影響され
ない。
比較的少量の仕分け仕事では、この仕分け機械はこれ以
外の設備に無関係に使用される。
本発明の別の解決手段によれば、繊維、バンド、紐、ス
トッキング、フォイルシート又は類似物の機械的な選別
のための付加的な仕分け機械が設けられている。これに
よって後続の装置の不利な閉塞が回避される。
仕分け設備の別の添加物として有価物仕分け機械が設け
られ、これは、混合された紙を有利に分離する。換言す
れば嵩ばった又はもみくちゃな軽量の紙又は類似物から
重い面状の紙が分離される。
仕分け設備の有利な、かつ本発明に基づく装置、機械が
図面に図示され、かつ以下の記載において詳細に説明さ
れる。
第１図は本発明の先行技術に基づく仕分け設備の部分的
に断面した平面図、 第２図は第１図のＩ−Ｉ線に沿った断面図、 第３図は面状のものから立体的なものを分離するための
本発明に基づく仕分け機械の側面図、 第４図は第３図の左上方から見た図、 第５図、第６図は繊維、紐、バンド又は類似物の分離の
ための別の仕分け機械を示す図、 第７図、第８図は混合された紙の分離のための別の仕分
け機械を示す図である。
第１図及び第２図に示す本発明の先行技術に基づく公知
の仕分け設備１０は本発明に基づく機構に使用され、円
形の平らな水平に回転する仕分けテーブル１１を備えて
おり、この仕分けテーブルは２つの同心的な同方向また
は反対方向に回転する円形リング１１，１１ａに分割さ
れており、これの周方向速度は無段階に調節可能であ
る。仕分けテーブル１１には、複数の同じ仕分け台１２
が円形リングの内部及び外部に対置されており、この仕
分け台は手動または自動的な読取場所として形成可能で
ある。仕分け台は円セグメント状に形成されておりかつ
定置または回転可能に支承されており、これによって、
足踏スイッチによって制御されて、回転する仕分けテー
ブルに追従することができる。各仕分け台は複数の仕分
け作業者、例えば４人を収容することができ、これによ
って必要な作業状況に備えることができる。仕分けテー
ブル１１には前仕分け区域１３が前置されており、この
前仕分け区域では大形のボール箱が例えば手によって案
内される吸着持上器によってつかまれ、じかに特別なコ
ンベアベルトもしくはコンテナに供給される。従って、
仕分けテーブル１１はこの種の大きな対象物の寸法に合
わせて設計される必要がない。
第１図に基づく各仕分け台１２は仕分け筒１５を備えて
おり、これは選別通路１６へ通じており、これは仕分け
テーブルの下方に平行にもしくは互いに同軸的な軌道に
配置されている。選別通路１６は１箇所または複数箇所
に貫通孔１７を備えており、この貫通孔を通して選別通
路内に集められた有価物質が排出される。貫通孔１７の
下方にはコンテナまたはコンベアベルトが配置されるこ
とができ、これは仕分けられた有価物質を仕分け設備か
ら搬出する。仕分け筒は直線状またはわん曲した選別通
路に接続されることもできまたはじかにコンテナに接続
されることもできる。
第１図及び第２図に示す仕分け設備の機能は原理的には
西独国特許出願公開第３４１５０９０号明細書に詳しく
記載されている。詳細な同明細書を参照せられたい。
本発明によれば、前仕分け区域１３と仕分けテーブル１
１との間に付加的に配置された仕分け機械１４が設けら
れており、これは立体的なものを面状のものから分離す
る。これについては後で詳しく説明する（第３図及び第
４図参照）。到来した有価物質は前仕分け区域１３から
仕分け機械１４または回転する仕分けテーブル１１へ供
給される。この仕分け機械１４には本発明によれば別の
仕分け機械３４（第５図、第６図）もしくは有価物質仕
分け機械５０（第７図、第８図）が後置され、これにつ
いては後で詳しく説明する。
仕分け設備の拡張は、後でなお説明するように、特別な
課題を有する「仕分け機械」を多数仕分け設備１０に補
充することによって問題なく可能となる。この仕分け機
械をさらに中間バンカ区域と結合することによって、機
構の別の利点が得られる。この中間バンカによれば一面
においては衝撃的に落下する種々異なる有価物質仕分け
物が均一に分配され、各仕分け物質の統計的な数量に合
わせ設計された仕分け機械または手動読取り区域に供給
することができる。他面において、特別な仕分け仕事を
貯蔵する可能性も生じる。この仕分け仕事は有価物質供
給を停止した後に特別な作業過程によって実施すること
ができる。
第３図及び第４図には本発明に基づく仕分け機械１４の
１実施例が図示されており、これは効果的には前仕分け
区域１３と仕分けテーブル１１との間に配置されるかま
たは単独で使用される。到来した有価物質混合物は種々
の選別品特に面状の軽いものと立体的な重いものとに分
離される。これによって引き続く仕分け過程が良好に寸
法に依存して行われる。仕分け機械１４はまず、搬送方
向２３で上昇する幅広のコンベアベルト２４から成る。
このコンベアベルト２４は水平面に対して斜めの搬送平
面２５を備えている。振動装置２８によって、この斜め
に上昇するコンベアベルト２４は軽い振動にさらされ
る。コンベアベルト２４自体は高い摩擦係数を有してお
り、これによって軽量もしくは面状のもの（例えば紙）
がコンベアベルトの表面に付着して、搬送方向２３でコ
ンベアベルト２４に乗ったまま搬送される。瓶のような
立体的もしくは重いものは傾斜のために転がり落ちまた
は滑り落ち、その下方に位置する平らなまたはトラフ状
の搬送方向に上昇したコンベアベルト２７に捕集されて
さらに搬送される。
本発明によればチェーンカーテンの形状の掴みカーテン
２９がコンベアベルト２４の縦縁に対して斜めにコンベ
アベルト２７に面した領域に配置されており、この掴み
カーテン２９は同様に比較的軽いものを抑留し、重いも
のを滑落せしめる。コンベアベルト２４に対してチェー
ンカーテン２９が斜めに配置されていることによって、
このチェーンカーテン２９は簡単には閉塞しない。有価
物質混合物は前仕分け区域１３のベルト端部の所でひき
渡される。落下時の反跳（トランボリン効果）ならびに
コンベアベルト２４の軽度の振動運動によって物質が分
離される。コンベアベルトの振動運動によって、弾性的
な跳ね戻り運動が立体的なものに作用し、これによって
分離効果が効果的となる。要するにこの仕分け機械では
付着摩擦、コンベアベルト２４のトランボリン効果、振
動装置２８の振動及び重力が協働する。これによって所
期の前仕分け仕事が可能となる。
コンベアベルト２４，２７は有利には適当に形成された
それぞれただ１つのベルトから成ることができる。選択
的にコンベアベルト２７はトラフ状に形成することがで
きる。
下方のコンベアベルト２７の端部（選択的には上方のコ
ンベアベルト２４の端部）にはブラシ車３０の形状の別
の分離装置が設けられている。第３図に水平な回転軸３
１によって示された回転装置はその柔らかい剛毛によっ
て軽いもの３２を掴んでこれを接線方向にはね跳ばし、
他面において重いもの３３は影響されずに下方に落下す
る。このブラシ車は自動車の洗車装置の洗車ブラシに似
せて形成される。
仕分け機械１４はだいたいにおいて紙と瓶または類似物
とから成る有価物質混合物を分離する。この選別品は仕
分けテーブルの円形リングに供給される。
この仕分け機械１４は比較的細かな仕分け仕事のために
も独自に使用される。
第３図及び第４図に記載された仕分け機械では、主とし
てコンベアベルト２４上の比較的軽い面状のものがコン
ベアベルト２７上の立体的なものから分離される。その
原理は、コンベアベルト２４がその幅方向で傾斜してい
ること（これは搬送方向での上昇を意味しない）によっ
て、供給された有価物質混合物が重力によって下向きに
搬送装置２７に向かって滑動する。そのさい、搬送平面
２５上に付着している面状のものから、重力によって影
響されている立体的なものが側方へ分離される。
第５図及び第６図に示す本発明に基づく別の仕分け機械
によれば、特に、繊維部分、バンド、ひも、ストッキン
グ、フォイルシートまたは類似物を有価物質混合物から
機械的に選別することができるように、第３図及び第４
図に基づくと同様な原理によって作動する仕分け機械が
形成される。このことは極めて重要である。何故なら
ば、このような有価物質は後仕分けの際に例えばふるい
機械を介しての後仕分けの際に目づまりを起こす恐れが
あるからである。更に、この有価物質は特に高い取扱い
上の仕分け費用を必要とする。
このことのために、第５図及び第６図に示す仕分け機械
３４は原理的に第３図及び第４図に示す仕分け機械１４
と同様に作動する。換言すれば、仕分けすべき品物は側
方にまたは主搬送流に対して有利な角度を成して適当な
搬送手段を介して有利には重力によって流れる材料流か
ら排出される。その場合搬送平面は場合によっては搬送
運動に対して付加的な運動、要するに平面的なふるい運
動、振動または類似の運動によって負荷される。しかし
このことは必ずしも必要でない。
第５図（端面図）及び第６図（平面図）に示したよう
に、有価物質混合物は仕分け機械３４の斜めの搬送平面
３５上にもたらされ、斜めの搬送平面の傾斜は０゜と９
０゜との間の角度有利には３０゜ないし６０゜水平平面
に対して傾斜している。重量に基づく主搬送方向は矢印
３６によって示されている。この搬送方向３６に対して
直角にまたは傾斜して、この特別な仕分け機械３４は本
発明によれば付加的な搬送手段３７を有しており、これ
は、図面に示したように、斜めの搬送平面３５内に突入
したピン３８を備えた４つの循環するローラチェンとし
て形成されている。ローラチェンの代わりに、循環する
鋸板を使用することもできる。その場合その歯は同様に
搬送平面内に突入する。更に、高い摩擦係数を有する循
環するコベアベルトまたは類似物が付加的にローラチェ
ンの間にまたは選択的に使用可能である。搬送平面内に
突入したピン３８もしくは摩擦手段によって、繊維物、
ベルト、ひも、ストッキングなどのような材料が許容的
に掴まれ、矢印４０で示すように特別に選別品として搬
送方向３６から排出される。その場合、矢印３９で示す
選別品は重力によって搬送された有価物質流を、矢印４
０で示す選別品は搬送手段２７によって排出された有価
物質流（バンド、ひも等）を形成する。
斜めの搬送平面３５の端部の所に、搬送手段３７の端部
４１が刀状に突出している。その下方には別に搬送装置
４２、例えば斜めのシュートの形状の搬送装置が配置さ
れており、この搬送装置には、搬送手段３７によって搬
送された有価物質を成す矢印３９で示す別品に属する粗
大なものが落下する。この物質の抑留は場合によっては
第３図に示すようなカーテンによって行うことができ
る。搬送装置４２に達した有価物質は矢印３９で示す選
別品といっしょにまとめて案内されることができる。第
３図及び第４図に示す仕分け機械１４の機能と類似し
て、しかし通路４２を介して、比較的軽量な面状の物質
を有する矢印４５で示す第３の選別品が排出され、他面
において矢印３９で示す選別品は比較的重い及び、又は
立体的な物質を含んでいる。もちろん、第３図及び第４
図に示す機械と第５図及び第６図に示す機械を組み合わ
せることも可能である。
搬送手段３７によって側方に排出された有価物質は、突
出したピン３８が掻取り格子または類似物内に滑入でき
るようにすることによってまたはピンが被覆内で引っ込
むことができるようにすることによって、搬送手段の端
部の所で掻き落とされる。
搬送手段３７は両方向で搬送することができる。これは
矢印４３，４４によって示されている。これは特に主有
価物質流３６に対して任意の角度をなして配置されるこ
とができる。
それぞれの搬送手段３７の手前に、付加的にスキージャ
ンプ台の形状の偏向装置４６を設けることができ、これ
は面状または立体的なもの、要するに矢印３９で示す選
別品の軽度の飛び上がりを可能ならしめ、他面において
内部の強度を有しない部分は搬送手段３７によって掴ま
れる（矢印４０で示す選別品）。
本発明の別の実施態様によれば、第７図及び第８図に基
づく有価物質仕分け機械が設けられる。第３図及び第４
図に示す仕分け機械の実施態様では、例えば瓶、容器な
どの立体的固形的な重い品物が紙または類似物のような
軽量の面状の品物から分離される。第３図に示す仕分け
機械によれば、混合された紙、換言すれば重い面状の紙
例えば新聞紙、イラスト紙、帳面、カタログなどを例え
ばくしゃくしゃに丸めた紙、プラスチックシート、包装
紙袋などのような軽度に立体的に嵩ばっている紙から分
離するのが極めて困難である。これが第７図に基づく仕
分け機械の仕事である。
第３図、第４図に基づく仕分け機械と第７図に基づく仕
分け機械との相違点はその異なる使用目的に存する。特
に、第７図に基づく仕分け機械では振動は生ぜず、仕分
けすべく滑らかな表面上に供給された品物は重力によっ
て滑落する。循環するチェンカーテンは原理的に種々の
選別品の分離を可能ならしめる。
互いに角度を成して延びる２つの掴みカーテンの配置の
利点は、搬送装置に到達した品物は低い摩擦係数を有す
る搬送平面上で重力によってただちに滑落せず、その滑
り速度のために掴みカーテンを通り抜けることにある。
仕分けすべき品物は緩衝されて搬送装置に供給されなけ
ればならない。その際上方の掴みカーテンは仕分けすべ
き品物の仕事ステーションの領域内から出発する。
本発明の極めて重要な構成は、掴みカーテンが循環する
カーテンとして形成されていることにある。このことに
よって仕分けすべき品物の運動がコンベアベルトによっ
て助成され、品物の迅速な分配が得られる。本発明に基
づく仕分け機械は特別な場合にはただ１つの循環する掴
みカーテンによっても運転されることができる。最良の
結果は種々異なる有価物質による実験によって得られ
る。
次に有価物質仕分け機械５０を第７図及び第８図につい
て詳しく説明する。
第７図に示す有価物質仕分け機械５０は搬送方向５１で
ほぼ３゜の角度で上昇している搬送装置５２から成り、
これは低い摩擦係数を有するコンベアベルト、例えばプ
ラスチック表面を有するコンベアベルトから形成されて
いる。搬送装置５２の搬送平面５３は水平面に対してそ
の幅方向にほぼ４０゜傾斜している。コンベアベルト５
２に対して平行に、別のコンベアベルト５４を設けるこ
とができ、これは搬送装置５２によって分離された選別
品を受取ることができる。
搬送装置５２はｌ１＝３ｍの長さ及びｂ＝２ｍを有す
る。コンベアベルトの回転数はほぼ５０ｒ．ｐ．ｍであ
る。周速度はほぼ０．５０ｍ／秒である。
投入ベルト５５は軽度に傾斜したコンベアベルト５２の
下方の領域内でしかも斜めのコンベアベルトの上方の範
囲内で開口している。仕分けすべき紙混合物の投入高さ
はほぼ７００ｍｍである。投入ベルト５５の周速度はほ
ぼ０．８０ｍ／秒である。
本発明によれば仕分け機械は２つのチェンカーテン５
６，５７を有している。短いチェンカーテン５６はほぼ
１．５ｍの長さを有する。搬送装置５２の中央線５８に
は短いチェンカーテン５６の縦軸線がほぼ１４゜の角度
で交差している。短いチェンカーテン５６は仕分けすべ
き混合紙の引渡し箇所５９のすぐ前方に配置されており
かつ搬送装置５２の中央線５８に対して斜めに延びてい
る。
本発明によれば第２の比較的長いチェンカーテン５７が
第１の比較的短いチェンカーテン５６の下方に配置され
ている。この長いチェンカーテンは搬送装置５２の下方
の側方の縁から搬送方向で見てコンベアベルトの中央線
５８へ延びている。長いチェンカーテンコンベアベルト
５２の全長にわたって延びておりかつほぼ下方の側方の
端部の初めの所から始まっておりかつコンベアベルトの
中央線５８の領域内で終わっている。中央線５８との成
す角度はほぼ８゜である。
本発明によれば両方のチェンカーテン５６，５７は循環
するチェンカーテンとして形成されている。このことの
ためにチェンカーテンを形成する個々のチェン６０はチ
ェン案内レール６２内で循環する搬送チェン６１に固定
されている。チェンカーテン５６，５７の周速度はほぼ
０．５ｍ／秒である。
第８図には、チェンカーテン５６，５７を構成するチェ
ン６０が示されている。このチェン６０は第８図には詳
細に示されていない上方の搬送チェン６１内にひっかけ
られており、これ自体はチェン案内レール６２内に延び
ている。チェン６０はチェンメンバ６３から形成されて
おり、下方の端部にはおもりとして丸綱６４（２５×９
０ｍｍ）が設けられている。チェン６０の重量はほぼ７
００ｇである。チェン６０の下方の半部はプラスチック
ホース６５によって被覆されている。チェン６０の下方
の閉鎖部材としてゴムバンド６６が役立てられている。
チェンの長さ２はほぼ４５０ｍｍである。
搬送チェン６１にひっかけられた個々のチェン６０を備
えたチェン案内レール６２は、各チェン６０の下方のゴ
ムバンド６６がほぼ１０ないし２０ｍｍだけコンベアベ
ルト５２上に位置するようにコンベアベルト５２の上方
に配置されている。
次に本仕分け機械の機能を詳しく説明する。仕分けすべ
き混合された紙物質はだいたいにおいて新聞、イラス
ト、カタログまたは類似物などの重い面状の物品と、く
しゃくしゃに丸められた新聞、くしゃくしゃに丸められ
た包装紙または類似物のような軽量の立体的な嵩ばった
紙とから成る。この混合された紙は投入コンベア５５を
介して搬送装置５２に供給され（矢印６７）、その場合
この品物はほぼ７００ｍｍの高さから搬送平面５３上に
落下される。この落下によって、紙の互いに異なる種類
がある程度分離される。
滑らかなプラスチック表面及び低い摩擦係数を有する軽
度に上昇したコンベアベルト５２は矢印５１の方向で運
動する。水平面に対してコンベアベルトの幅方向に約４
０゜傾斜して配置された搬送平面５３によって、滑らか
な搬送平面５３上に供給された混合された紙は短いチェ
ンカーテン５６へ向かって滑動し、このチェンカーテン
は同様に搬送方向で（矢印６８）回転する。その際、軽
量かつ立体的に嵩ばった紙は短いチェンカーテン５６に
沿って搬送される（矢印６９）。他面において、新聞紙
及びカタログのような比較的重い面状の紙は短いチェン
カーテンの通ってもしくはその下方を通って滑動案内さ
れて搬送平面５３の傾斜に沿って重力（矢印７０）のも
とで下方の長いチェンカーテン５７に達する。長いチェ
ンカーテン５７は原理的に短いチェンカーテン５６と同
様に作動する。長いチェンカーテンは同様に搬送方向５
１で矢印７１に相応して運動する。新聞紙、カタログ等
の比較的重い物品は長いチェンカーテンを通して滑動し
（矢印７２）かつ引続く評価のために、平行に走行する
コンベアベルト５４に達する。比較的軽量の立体的に嵩
ばった紙はチェンカーテン５６，５７の上方に留まりか
つ仕分け機械の端部の所でコンベアベルト７３を介して
更に搬送される（矢印７４）。比較的重い面状の紙はチ
ェンカーテン５６，５７の下方を貫通して滑動する理由
は、下方制限がフレキシブルなゴムバンド６６によって
のみ行われるからである。更に、重いチェンカーテンは
軽量の立体的に嵩ばった紙またはプラスチック材料を抑
留する。これによって混合された紙種が完全に分離され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査前置に係属中

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】家ごみ、営業ごみ、粗大ごみ、乾燥ごみ及
    び，又は問題物質及び危険物質から有価物質を選別する
    ための仕分け設備において、 イ）比較的軽い面状のものと比較的重い立体的なものと
    を分離するための仕分け機械（１４）が設けられてい
    て、この仕分け機械（１４）が、ほぼ混合状態で軽い面
    状のものと重い立体的なものとを受容する搬送平面（２
    ５）を備えた広幅なコンベアベルト（２４）から成る搬
    送装置を有していて、前記搬送平面（２５）が搬送平面
    の長さ方向で循環するように配置されていてかつ搬送平
    面の幅方向で水平面に対して傾けられており、これによ
    り重い立体的なものが搬送平面の長さ方向に対して横方
    向で重力により搬送平面上を下向きに移動して、搬送平
    面から側方に放出されるようになっており、更に、前記
    搬送平面（２５）が循環方向で上向きに傾斜していて、
    かつ、長さ方向に対して平行にのびる下側の縦縁（２
    ６）を有していて、この縦縁を横切って重い立体的なも
    のが搬送平面から放出されるようになっており、 ロ）搬送平面上での重い立体的なものの重力による移動
    を容易にするよう搬送平面に振動を与えるために、コン
    ベアベルト（２４）に振動装置（２８）が作用結合され
    ており、 ハ）搬送平面（２５）の上方に懸架されて掴みカーテン
    （２９）が配置されていて、この場合、重力により搬送
    平面（２５）上を移動する軽い面状のものが掴みカーテ
    ンによってそらされて、コンベアベルト（２４）により
    搬送され、かつ、重い立体的なものが搬送平面上を重力
    により連続的に移動して掴みカーテンを通過するように
    なっており、掴みカーテン（２９）がコンベアベルト
    （２４）の循環方向に対して傾斜していてかつ搬送平面
    （２５）の全長に亘ってほぼ連続的にのびており、更
    に、前記縦縁（２６）に隣接して付加的な搬送装置（２
    ７）が設けられていて、この搬送装置（２７）が、前記
    搬送平面（２５）から放出される重い立体的なものを受
    容するために、縦縁（２６）に沿ってのびていることを
    特徴とする、家ごみ、営業ごみ、粗大ごみ、乾燥ごみ及
    び，又は問題物質及び危険物質から有価物質を選別する
    ための仕分け設備。
  2. 【請求項２】付加的な搬送装置（２７）がトラフ状に構
    成されている、請求項１記載の仕分け設備。
  3. 【請求項３】付加的な搬送装置（２７）が放出端部を有
    していて、この放出端部にそれぞれの物品に係合する回
    転するブラシ車（３０）が設けられていて、これにより
    比較的軽いものが第１の放出方向に放出されかつかつ比
    較的重いものがブラシ車を通過して第２の放出方向に放
    出され、この場合、付加的な搬送装置（２７）上で搬送
    されるものが引き続き仕分けされる、請求項１記載の仕
    分け設備。
  4. 【請求項４】ブラシ車（３０）が水平な回転軸（３１）
    を有している、請求項３記載の仕分け設備。
  5. 【請求項５】ブラシ車（３０）が長いフレキシブルなブ
    ラシ毛を有している、請求項３記載の仕分け設備。
  6. 【請求項６】搬送平面（２５）が、前記循環方向でコン
    ベアベルト（２４）によって軽い面状のものを搬送する
    ための保持手段を有している、請求項１記載の仕分け設
    備。
  7. 【請求項７】保持手段として高い摩擦係数の材料が設け
    られていて、この材料により搬送平面（２５）が形成さ
    れている、請求項６記載の仕分け設備。
  8. 【請求項８】家ごみ、営業ごみ、粗大ごみ、乾燥ごみ及
    び，又は問題物質及び危険物質から有価物質を選別する
    ための仕分け設備において、 イ）比較的重い面状のものと比較的軽い立体的なものと
    を分離するための仕分け機械（５０）が設けられてい
    て、この仕分け機械（５０）が、ほぼ混合状態で重い面
    状のものと軽い立体的なものとを受容する搬送平面（５
    ３）を備えた広幅なコンベアベルト（５２）から成る搬
    送装置を有していて、前記搬送平面（５３）が搬送平面
    の長さ方向で循環するように配置されていてかつ搬送平
    面の幅方向で水平面に対して傾けられており、これによ
    り重い面状のものが搬送平面の長さ方向に対して横方向
    で重力により搬送平面上を下向きに移動して、搬送平面
    から側方に放出されるようになっており、更に、前記搬
    送平面（５３）が循環方向で上向きに傾斜しており、 ロ）搬送平面の上方に懸架されて第１及び第２の掴みカ
    ーテン（５６，５７）が配置されていて、この場合、重
    力により搬送平面（５３）上を移動する軽い立体的なも
    のが掴みカーテンによってそらされて、コンベアベルト
    （５２）により搬送され、かつ、重い面状のものが搬送
    平面上を重力により連続的に移動して掴みカーテンを通
    過するようになっており、第１の掴みカーテン（５６）
    がコンベアベルトの循環方向に対して鋭角を成していて
    かつ搬送平面長さのほぼ半分に亘ってのびていて、か
    つ、第２の掴みカーテン（５７）が搬送平面の幅方向で
    見て第１の掴みカーテンから間隔を置いて配置されてい
    てかつほぼ搬送平面全長に亘ってのびており、少なくと
    も一方の掴みカーテンが循環する掴みカーテンとして構
    成されていることを特徴とする、家ごみ、営業ごみ、粗
    大ごみ、乾燥ごみ及び，又は問題物質及び危険物質から
    有価物質を選別するための仕分け設備。
  9. 【請求項９】搬送平面（５３）が低い摩擦係数を有して
    いる、請求項８記載の仕分け設備。
  10. 【請求項１０】第１及び第２の掴みカーテン（５６，５
    ７）が互いに鋭角を成して配置されていてかつ循環方向
    で収束している、請求項８記載の仕分け設備。
  11. 【請求項１１】第１及び第２の掴みカーテン（５６，５
    ７）がそれぞれ循環方向に対して８゜乃至１４゜の角度
    を成している、請求項１０記載の仕分け設備。
  12. 【請求項１２】掴みカーテン（５６，５７）がチェン案
    内レールを有していて、このチェン案内レール内で搬送
    チェンが循環しかつ多数のチェンが搬送チェンから懸架
    されている、請求項８記載の仕分け設備。
  13. 【請求項１３】チェンの下端におもり（６４）が取り付
    けられている、請求項１２記載の仕分け設備。
  14. 【請求項１４】それぞれのチェンに、チェンから下向き
    に鉛直方向のゴムリップ（６６）が取り付けられてい
    る、請求項１３記載の仕分け設備。
JP50112385A 1984-03-01 1985-02-27 特に家ごみ、営業ごみ、粗大ごみ、乾燥ごみ及び、又は問題物質及び危険物質から有価物質を選別するための仕分け設備 Expired - Lifetime JPH0655302B2 (ja)

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