JPH06547Y2 - 出 窓 - Google Patents
出 窓Info
- Publication number
- JPH06547Y2 JPH06547Y2 JP1987003777U JP377787U JPH06547Y2 JP H06547 Y2 JPH06547 Y2 JP H06547Y2 JP 1987003777 U JP1987003777 U JP 1987003777U JP 377787 U JP377787 U JP 377787U JP H06547 Y2 JPH06547 Y2 JP H06547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- opening
- wall
- bay window
- folding door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、家屋の外壁の開口の周部に付設されて外壁か
ら突出する出窓に関し、詳しくは出窓の機能を低下させ
ないで鏡も使用できるようにしようとする技術に関す
る。
ら突出する出窓に関し、詳しくは出窓の機能を低下させ
ないで鏡も使用できるようにしようとする技術に関す
る。
[背景技術] 近年の住宅事情では、洗面室を余り広くとることができ
ず、洗面化粧台の上部に鏡を取り付けていたが、洗面室
等においては窓を設け、明かりも取入れたいというニー
ズが多々ある。このため正面に窓を形成し、その袖壁に
鏡を取り付けたりしていたが、鏡を使用し難く、又、出
窓に鏡を設けることも考えられるが、鏡が邪魔になって
出窓としての開放感がなくなるという問題がある。
ず、洗面化粧台の上部に鏡を取り付けていたが、洗面室
等においては窓を設け、明かりも取入れたいというニー
ズが多々ある。このため正面に窓を形成し、その袖壁に
鏡を取り付けたりしていたが、鏡を使用し難く、又、出
窓に鏡を設けることも考えられるが、鏡が邪魔になって
出窓としての開放感がなくなるという問題がある。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、鏡の使用感もよく、それでい
て出窓の開放感を損なうこともない出窓を提供すること
にある。
その目的とするところは、鏡の使用感もよく、それでい
て出窓の開放感を損なうこともない出窓を提供すること
にある。
[考案の開示] 本考案の出窓は、家屋の外壁1の開口2の周部に付設さ
れて外壁1から突出する出窓であって、外壁1の開口2
を開閉する扉となる鏡3が折り畳み自在に構成されてお
り、左右それぞれ2枚の鏡片3a,3aで構成される折
り畳み扉の上端縁が上吊りされて案内保持される走行機
構を開口2の前端面に設置するとともに、その折り畳み
扉の下端縁とカウンタ7との間に間隔を形成し、かつ前
記折り畳み扉を構成する各鏡片3aの幅寸法を、外壁1
の額縁4の厚み寸法に略合致するように形成して後方に
折り曲げ突出されるようにして成るものであり、このよ
うに構成することによって、上記目的を達成したもので
ある。つまり、開口2を閉塞するように鏡3を設けるこ
とで、鏡3を正面にしてその使用感を増しながら、鏡3
を使用しない時には鏡3を移動させて開口2を開放させ
て出窓の開放感を出すようにしたものである。
れて外壁1から突出する出窓であって、外壁1の開口2
を開閉する扉となる鏡3が折り畳み自在に構成されてお
り、左右それぞれ2枚の鏡片3a,3aで構成される折
り畳み扉の上端縁が上吊りされて案内保持される走行機
構を開口2の前端面に設置するとともに、その折り畳み
扉の下端縁とカウンタ7との間に間隔を形成し、かつ前
記折り畳み扉を構成する各鏡片3aの幅寸法を、外壁1
の額縁4の厚み寸法に略合致するように形成して後方に
折り曲げ突出されるようにして成るものであり、このよ
うに構成することによって、上記目的を達成したもので
ある。つまり、開口2を閉塞するように鏡3を設けるこ
とで、鏡3を正面にしてその使用感を増しながら、鏡3
を使用しない時には鏡3を移動させて開口2を開放させ
て出窓の開放感を出すようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。家
屋の外壁1の開口2の周部の屋外側に出窓本体5を取り
付けて、出窓本体5を屋外側に突出させてある。出窓本
体5の前面部、両側面部及び天井部には夫々ガラス6が
嵌め込まれ、充分な採光を行うことができるようにして
ある。そして開口2の周部で屋内側には上部と左右部に
額縁4を設け、左右の額縁4,4の下縁間にはカウンタ
ー7を設けて、出窓の下限としてある。そして外壁1の
開口2を開閉する扉となる鏡3が折り畳み自在に構成さ
れており、折り畳み扉の上端縁が上吊りされて案内保持
される走行機構を開口2の前端面に設置するとともに、
その折り畳み扉の下端縁とカウンタ7との間に間隔を形
成し、上部の額縁4の前端縁にはレール溝8を形成して
ある。
屋の外壁1の開口2の周部の屋外側に出窓本体5を取り
付けて、出窓本体5を屋外側に突出させてある。出窓本
体5の前面部、両側面部及び天井部には夫々ガラス6が
嵌め込まれ、充分な採光を行うことができるようにして
ある。そして開口2の周部で屋内側には上部と左右部に
額縁4を設け、左右の額縁4,4の下縁間にはカウンタ
ー7を設けて、出窓の下限としてある。そして外壁1の
開口2を開閉する扉となる鏡3が折り畳み自在に構成さ
れており、折り畳み扉の上端縁が上吊りされて案内保持
される走行機構を開口2の前端面に設置するとともに、
その折り畳み扉の下端縁とカウンタ7との間に間隔を形
成し、上部の額縁4の前端縁にはレール溝8を形成して
ある。
鏡3は例えば4分割されていて、左右それぞれ2枚の鏡
片3a,3a同士が蝶番(図示せず)にて折り畳み自在
に接続され、夫々の鏡片3aの上部に設けたランナー9
を、そのランナー9の走行機構を構成するレール溝8に
走行自在に挿合し、しかして第1図に示すように、4枚
の鏡片3a,3a,3a,3aを並べて外壁1の開口2
を閉塞して、鏡3を正面から使用し、そして第3図及び
第4図のように、接続された鏡片3a,3aをそのラン
ナー9を走行させて折り畳むことで、出窓を開放し、出
窓の天井、正面及び両側から採光を行うのである。
片3a,3a同士が蝶番(図示せず)にて折り畳み自在
に接続され、夫々の鏡片3aの上部に設けたランナー9
を、そのランナー9の走行機構を構成するレール溝8に
走行自在に挿合し、しかして第1図に示すように、4枚
の鏡片3a,3a,3a,3aを並べて外壁1の開口2
を閉塞して、鏡3を正面から使用し、そして第3図及び
第4図のように、接続された鏡片3a,3aをそのラン
ナー9を走行させて折り畳むことで、出窓を開放し、出
窓の天井、正面及び両側から採光を行うのである。
[考案の効果] 本考案は前記のように、折り畳み自在な鏡で構成された
折り畳み扉の上端が案内保持される走行機構を開口の前
端面に位置するとともに、その折り畳み扉の鏡を構成す
る各鏡片の幅寸法を、外壁の額縁の厚み寸法に略合致す
るように形成して後方に折り曲げ突出されるようにして
成るから、各鏡片の幅寸法を、外壁の額縁の厚み寸法の
限度一杯に取ることができて鏡の分割寸法を可及的に大
きくでき、そのために鏡が見やすくなって使用に便利で
あり、しかも鏡が折り畳まれた場合には、鏡は外壁の額
縁の厚み内に収納された状態となってその厚み部分から
前後に突出することがなく室内側において邪魔にならな
い。
折り畳み扉の上端が案内保持される走行機構を開口の前
端面に位置するとともに、その折り畳み扉の鏡を構成す
る各鏡片の幅寸法を、外壁の額縁の厚み寸法に略合致す
るように形成して後方に折り曲げ突出されるようにして
成るから、各鏡片の幅寸法を、外壁の額縁の厚み寸法の
限度一杯に取ることができて鏡の分割寸法を可及的に大
きくでき、そのために鏡が見やすくなって使用に便利で
あり、しかも鏡が折り畳まれた場合には、鏡は外壁の額
縁の厚み内に収納された状態となってその厚み部分から
前後に突出することがなく室内側において邪魔にならな
い。
そして、鏡を折り畳み閉じて使用している場合でも、折
り畳み扉の下端縁とカウンタとの間に形成されている間
隔を介して、出窓における通風・換気機能を効果的に達
成できる利点があり、さらに出窓の側面部分の採光にも
支障がないなどの効果を奏する。
り畳み扉の下端縁とカウンタとの間に形成されている間
隔を介して、出窓における通風・換気機能を効果的に達
成できる利点があり、さらに出窓の側面部分の採光にも
支障がないなどの効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例の鏡で開口を閉塞した正面
図、第2図は同上の断面図、第3図は同上の鏡を開いた
状態の正面図、第4図は同上の断面図、第5図は同上の
鏡の吊下げ走行構造を示す断面図であり、1は外壁、2
は開口、3は鏡、3aは鏡全体を構成する各鏡、4は額
縁、7はカウンタである。
図、第2図は同上の断面図、第3図は同上の鏡を開いた
状態の正面図、第4図は同上の断面図、第5図は同上の
鏡の吊下げ走行構造を示す断面図であり、1は外壁、2
は開口、3は鏡、3aは鏡全体を構成する各鏡、4は額
縁、7はカウンタである。
Claims (1)
- 【請求項1】家屋の外壁の開口の周部に付設されて外壁
から突出する出窓であって、外壁の開口を開閉する扉と
なる鏡が折り畳み自在に構成されており、左右それぞれ
2枚の鏡片で構成される折り畳み扉の上端縁が上吊りさ
れて案内保持される走行機構を開口の前端面に設置する
とともに、その折り畳み扉の下端縁とカウンタとの間に
間隔を形成し、かつ前記折り畳み扉を構成する各鏡片の
幅寸法を、外壁の額縁の厚み寸法に略合致するように形
成して後方に折り曲げ突出されるようにして成る出窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003777U JPH06547Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 出 窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987003777U JPH06547Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 出 窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63111581U JPS63111581U (ja) | 1988-07-18 |
JPH06547Y2 true JPH06547Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=30783849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987003777U Expired - Lifetime JPH06547Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | 出 窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06547Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5576368U (ja) * | 1978-11-21 | 1980-05-26 | ||
JPS592885U (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-10 | 新日軽株式会社 | 鏡付サツシ |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP1987003777U patent/JPH06547Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63111581U (ja) | 1988-07-18 |
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