JPH0654516A - リニア直流モ−タ内へのリニア磁気エンコ−ダの組込み形成方法 - Google Patents

リニア直流モ−タ内へのリニア磁気エンコ−ダの組込み形成方法

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JPH0654516A
JPH0654516A JP1860192A JP1860192A JPH0654516A JP H0654516 A JPH0654516 A JP H0654516A JP 1860192 A JP1860192 A JP 1860192A JP 1860192 A JP1860192 A JP 1860192A JP H0654516 A JPH0654516 A JP H0654516A
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幸治 小原
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白木  学
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニア直流モ−タ内に精度良くリニア磁気エ
ンコ−ダを組込み形成するする。 【構成】 直動案内レ−ルの凹部と平行にリニア磁気エ
ンコ−ダ用スケ−ル素材を収納するためのリニア磁気エ
ンコ−ダ用スケ−ル素材収納溝にリニア磁気エンコ−ダ
用スケ−ル素材を取り付け、直動案内レ−ルの軌道溝面
を基準に上記スケ−ル素材面を研磨し、該研磨した上記
スケ−ル素材にスライダの長手方向に沿って交互等間隔
にN極,S極の磁極を微細着磁してリニア磁気エンコ−
ダ用スケ−ルを形成し、対向して磁気センサを平行磁気
空隙を形成するように取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニア直流モ−タ内に
精度良くリニア磁気エンコ−ダを組込み形成する方法に
関する。
【0002】
【従来技術】リニア直流モ−タ、特に多極・多コイル形
の多相のリニア直流モ−タは、隣り配置の磁極が異極と
なるようにN極,S極の磁極をP(Pは2以上の整数)
個備えて界磁マグネットを形成し、該界磁マグネットと
対向する位置にスライダの移動方向に沿ってn(nは2
以上の整数)個の電機子コイルを配設して電機子を形成
し、上記界磁マグネット若しくは電機子の何れか一方を
相対的移動するスライダに取り付け、他方を固定子とし
た構造となっている。
【0003】例えば多極多相型のリニア直流ブラシレス
モ−タでは、磁極判別素子によって界磁マグネットの磁
極の判別を行って、電機子コイルへ適宜方向の通電切換
を行ないスライダを直線的走行させている。このような
直線的走行をなすリニア直流ブラシレスモ−タでは、そ
の速度制御及び位置決め制御を精度良く行うために、リ
ニアエンコ−ダを用いてクロ−ズドル−プ制御すること
が望ましい。
【0004】ここに、リニア直流ブラシレスモ−タ内に
リニアエンコ−ダの構成要素を合理的に組み込んでリニ
アエンコ−ダ内蔵の小型高精度ののリニア直流モ−タを
形成する場合、リニアエンコ−ダとしては構造が簡単
で、小型且つ安価に構成できるリニア磁気エンコ−ダを
用いるのが得策である。
【0005】リニア磁気エンコ−ダを用いた従来のリニ
ア直流ブラシレスモ−タでは、予めリニア磁気エンコ−
ダ用スケ−ル素材にスライダの長手方向に沿って交互等
間隔にN極,S極の磁極を微細着磁してリニア磁気エン
コ−ダ用スケ−ルを形成し、このリニア磁気エンコ−ダ
用スケ−ルを機器やリニア直流ブラシレスモ−タの適宜
な固定部に取り付け、スライダと共に移動する磁気セン
サで上記リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ルの微細なN
極,S極の磁極を検出するようにしている。
【0006】
【従来技術の問題点】この場合、リニア磁気エンコ−ダ
として精度の良いものを形成しようとすると、リニア直
流ブラシレスモ−タの界磁マグネットと電機子間の磁気
空隙の平行度に比較して、リニア磁気エンコ−ダのリニ
ア磁気エンコ−ダ用スケ−ルと磁気センサ間の磁気空隙
の平行度は極めてシビアなものに調節する必要がある。
【0007】従って、リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル
を接着剤などで、取り付けした後、そのリニア磁気エン
コ−ダ用スケ−ル面を走行するスライダに取り付けた磁
気センサの磁気空隙の平行度や傾き等を極めてシビアに
調節及び補正しなければならい欠点がある。特に、リニ
ア磁気エンコ−ダの調整には、ゲ−ジ等の計器を用いて
当該リニア磁気エンコ−ダスケ−ルの機器に対する取り
付け位置、直動案内部との平行度、傾きなどをも調整し
なければならない厄介さがある。
【0008】そうした厄介な点を解決しようとしても、
リニア磁気エンコ−ダスケ−ル自体の歪みや、ソリは、
直動案内機器の走行精度とは必ずしも一致しないため、
上記の補正や調整を施しても、磁気センサとリニア磁気
エンコ−ダスケ−ルの磁気空隙の平行度や傾きを正確な
ものに設定することが出来ず、高精度のリニア磁気エン
コ−ダ内蔵リニア直流モ−タを形成するのが非常に困難
である欠点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、リニ
ア磁気エンコ−ダスケ−ルを構成する素材(以下、スケ
−ル素材という)自体、あるいはリニア磁気エンコ−ダ
スケ−ル自体の歪みや、ソリがあっても、上記補正や調
整を施こさずに、磁気センサとリニア磁気エンコ−ダス
ケ−ルの磁気空隙の平行度や傾きを正確なものに設定で
き、また高精度のリニア磁気エンコ−ダ内蔵リニア直流
モ−タを形成できるようにするリニア直流モ−タ内への
リニア磁気エンコ−ダの組込み形成方法を得ることにあ
る。
【0010】
【発明の課題を達成するための手段】かかる本発明の課
題は、スライダの移動方向に沿って電機子または界磁マ
グネットを収納するためにスライダの移動方向と直交す
る断面が略凹部となっている直動案内レ−ルの両外側面
壁に当該直動案内レ−ルの長手方向に沿って延びて形成
された軌道溝を形成し、上記直動案内レ−ルの凹部内に
スライダの移動方向に沿って隣り配置の磁極が異極とな
るようにN極,S極の磁極をP(Pは2以上の整数)個
備えて界磁マグネットまたはスライダの移動方向に沿っ
てn(nは2以上の整数)個の電機子コイルからなる電
機子を収納配設し、上記直動案内レ−ルの軌道溝と対向
した長手方向に延びる軌道溝を内面に有するスライダの
上記直動案内レ−ルの凹部内に設けた界磁マグネットま
たは電機子と対向する面に電機子または界磁マグネット
を設けて相対的移動するように配置し、上記直動案内レ
−ルの凹部と平行にリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素
材を収納するためのリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素
材収納溝にリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素材を取り
付け、上記直動案内レ−ルの軌道溝面を基準に上記スケ
−ル素材面を研削し、該研削した上記スケ−ル素材にス
ライダの長手方向に沿って交互等間隔にN極,S極の磁
極を微細着磁してリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ルを形
成し、上記リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ルと対向する
スライダ位置に当該リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ルの
N極,S極の磁極を検出するための磁気センサを平行磁
気空隙を形成するように取り付けたリニア直流モ−タ内
へのリニア磁気エンコ−ダの組込み形成方法を提供する
ことによって達成できる。
【0010】
【発明の実施例】図1は、リニア磁気エンコ−ダを組み
込んだ多極多相型の可動マグネット型リニア直流ブラシ
レスモ−タ1の一部切り欠き省略した上面斜視図、図2
は、同多極多相型の可動マグネット型リニア直流ブラシ
レスモ−タ1をそのスライダの走行方向から見た縦断面
図で、図1及び図2を参照して、当該可動マグネット型
リニア直流ブラシレスモ−タ1について説明していく。
【0011】可動マグネット型リニア直流ブラシレスモ
−タ1は、主に移動子を構成するスライダ2と、固定子
を構成する直動案内レ−ル3からなる。
【0012】直動案内レ−ル3は、スライダ2の移動方
向に沿って電機子4を収納するためにスライダの移動方
向と直交する断面が略凹部となっている電機子収納用凹
部5を形成している。直動案内レ−ル3の両外側面壁6
に当該直動案内レ−ル3の長手方向に沿って延びて形成
された軌道溝7を形成している。
【0013】上記直動案内レ−ル3の電機子収納用凹部
5の上面部には、スライダ2の移動方向に沿って複数個
の空心型の電機子コイル8群を重畳しないように隣接配
設してコアレス構造のコアレスステ−タ電機子4を収納
配設している。
【0014】電機子コイル8について説明すると、この
電機子コイル8は、矩形枠状の空心型のものとなるよう
に導線を用いて多数タ−ン巻回して形成されたものであ
るが、プリント、めっき手段あるいはエッチング手段を
用いたシ−トコイル等にて形成したものでも良い。また
この実施例では、多数の電機子コイル8が他の電機子コ
イル8と互いに重ならないように隣接して配設されてい
るが、電機子コイル8は、必ずしも互いに密に隣接して
配設する必要があるというものではない。
【0015】かかる空心型の電機子コイル8群による
と、効率及び性能の良好なリニア往復180度通電方式
を採用することができるように、スライダ2の走行方向
と直交する方向に延びた推力の発生に寄与する2つの有
効導体部との開角が、後記する界磁マグネット9のスラ
イダ2の走行方向における一磁極幅をTとする時、該一
磁極幅Tの開角となるように巻線形成されている。
【0016】尚、電機子コイル8において、スライダ2
の移動方向と平行な2つの導体部は、あまり推力の発生
に寄与しない導体部となっている。また電機子コイル8
は、上記推力の発生に寄与しない2つの導体部と導体部
の外側までの長さが、界磁マグネット9のその方向の幅
と同じとなる長さのものに形成している。
【0017】直動案内レ−ル3が磁性体でできたもので
ないときには、上記電機子収納用凹部5面の上面に界磁
マグネット9の磁路を閉じるためのステ−タヨ−クを設
け、このステ−タヨ−クの上に上記電機子コイル8群か
らなる電機子を配設することが望ましい。この実施例で
は、直動案内レ−ル3が磁性体でできたものを用いて形
成しているため、ステ−タヨ−クを用いていない。
【0018】当該コアレスステ−タ電機子4を形成する
それぞれの電機子コイル8群の上面には、ほぼ電機子コ
イル8と同程度の面積の長板状のプリント配線基板10
を図示しない適宜な手段にて配設固定している。該プリ
ント配線基板10には、図示しないプリント配線用導電
パタ−ンが形成され、このパタ−ンを介して電機子コイ
ル8群及び界磁マグネット9の磁極状態に応じて電機子
コイル8群の通電の切り換えを行うための位置検知用と
しての図示しない磁極判別素子に電源を供給すると共
に、出力信号を得るようにしている。
【0019】上記磁極判別素子としては、ホ−ルIC、
ホ−ル素子、磁気抵抗素子等の適宜な磁電変換素子を用
いれば良い。磁極判別素子群は、それぞれ電機子コイル
8の発生推力に寄与する導体部と該導体部と直交して形
成された導体部とが交叉する導体部の界磁マグネット9
と対向する上記プリント配線基板10位置に配設し、上
記界磁マグネット9のN極,S極の磁極を検出すること
ができるようにしている。磁極判別素子からの、上記界
磁マグネット9のN極,S極の磁極に応じた出力信号に
基づいて図示しない通電制御回路内のドライバ−が作動
して所定方向の推力が発生するように上記電機子コイル
8群に適宜方向の通電を行うようになっている。
【0020】上記直動案内レ−ル3には、その電機子収
納用凹部5と平行にリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素
材11を収納するためのリニア磁気エンコ−ダ用スケ−
ル素材収納溝13を形成し、該リニア磁気エンコ−ダ用
スケ−ル素材収納溝13にリニア磁気エンコ−ダ用スケ
−ル12を取り付け形成している。この場合のリニア磁
気エンコ−ダ用スケ−ル12の取り付け形成の方法につ
いては後記する。
【0021】スライダ2は、磁性体でできており、当該
スライダ2の走行方向から見た形状が逆凹部状に形成さ
れており、その両内側面14の内面には、上記直動案内
レ−ル3に形成した軌道溝7と対向し、且つスライダ2
の移動方向に沿った長手方向に延びる軌道溝15を形成
しており、上記軌道溝7と15間に転動体(ボ−ル)1
6群を介在し、軌道溝7,15及び転動体16群によっ
て軌道溝7の長手方向に沿ってスライダ2がスム−ズに
移動できるように構成されている。
【0022】スライダ2は、上記直動案内レ−ル3の電
機子収納用凹部5面との間の空隙長(磁気空隙長)が平
行になるように構成された上記電機子4と対向する平面
下部内面17を持ち、この上部内面17面の上記電機子
4と対向する面に界磁マグネット9を設けて相対的移動
するように構成している。
【0022】スライダ2の下部内面17面には、当該ス
ライダ2の移動方向に沿って隣り配置の磁極が異極とな
るようにN極,S極の磁極をP(Pは2以上の整数)個
備えて、この実施例では図面の都合で3極に構成した界
磁マグネット9を接着剤などの適宜な手段を用いて固設
している。
【0022】スライダ2の上部内面17面の上記リニア
磁気エンコ−ダ用スケ−ル12と対向する部分には、当
該リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル12の微細なピッチ
で交互に形成したN極,S極の磁極を検出するための磁
気センサを有する磁気センサヘッド18を上記平行磁気
空隙を形成するように取り付け、上記リニア磁気エンコ
−ダ用スケ−ル12のN極,S極の磁極微細多極着磁極
を検出できるようにし、磁気センサヘッド18がリニア
磁気エンコ−ダ用スケ−ル12のN極,S極の磁極微細
多極着磁極数をカウントすることでスライダ2の移動
量、移動速度、移動位置などが判明し、これによってス
ライダ2の速度、位置のサ−ボが行える。
【0023】上記のようなリニア磁気エンコ−ダ用スケ
−ル素材収納溝13に位置に、直接に接着剤19を用い
てリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル12を取付た場合に
は、図3に示すように接着剤19の塗付状態やリニア磁
気エンコ−ダ用スケ−ル12自体の熱膨張などの原因に
よって磁気センサヘッド18とリニア磁気エンコ−ダ用
スケ−ル12間の磁気空隙20の長さが一定にならず
(平行磁気空隙長とならず)、磁気センサヘッド18か
ら正確なエンコ−ダ出力が得られなかったり、磁気セン
サヘッド18とリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル12と
の接触による破損の恐れが生ずる。
【0024】そこで本発明では、リニア磁気エンコ−ダ
用スケ−ル素材収納溝13に位置に、直接に接着剤19
を用いてリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル12を取付け
る方法を採用せず、まずリニア磁気エンコ−ダ用スケ−
ル素材収納溝13面には、リニア磁気エンコ−ダ用スケ
−ル素材を接着剤を用いて図3に示すように取り付け
る。
【0025】このようにすると、図3に示すように接着
剤19の塗付状態やリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素
材11自体の熱膨張などの原因によって磁気センサヘッ
ド18とリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素材11間の
磁気空隙20の長さが一定にならず(平行磁気空隙20
長とならず)、磁気センサヘッド18から正確なエンコ
−ダ出力が得られなかったり、磁気センサヘッド18と
リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル12との接触による破
損の恐れが生ずることになるので、上記直動案内レ−ル
軌道溝面21を基準に上記スケ−ル素材11面22を研
削し、該研削した上記スケ−ル素材22面にスライダ2
の長手方向に沿って交互等間隔にN極,S極の磁極を微
細着磁して図1に示すようなリニア磁気エンコ−ダ用ス
ケ−ル12を形成(尚、図1では、図面の都合上、N
極、S極を示す、N,Sの符号は一分しか描いていな
い)し、上記リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル12と対
向するスライダ2の上部内面17位置に当該リニア磁気
エンコ−ダ用スケ−ル12のN極,S極の磁極を検出す
るための磁気センサヘッド18を平行磁気空隙20を形
成するように取り付ける。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上記したようにリニア磁気エ
ンコ−ダ用スケ−ル素材11をリニア磁気エンコ−ダ用
スケ−ル素材収納溝13に位置に、直接に接着剤19等
を用いて取り付け、しかる後、上記直動案内レ−ル軌道
溝面21を基準に上記スケ−ル素材11面22を研削
し、該研削した上記スケ−ル素材面22にスライダ2の
長手方向に沿って交互等間隔にN極,S極の磁極を微細
着磁して図1に示すようなリニア磁気エンコ−ダ用スケ
−ル12を形成しているので、上記リニア磁気エンコ−
ダ用スケ−ル12と磁気センサヘッド18間の平行磁気
空隙20を常に一定に維持形成できる。このことによ
り、当該故障が少なく、且つ高精度のリニア磁気エンコ
−ダを可動マグネット型リニアブラシレスモ−タに合理
的に内蔵でき、結果として品質に優れたリニア磁気エン
コ−ダ内蔵型の厚みの薄い可動マグネット型リニアブラ
シレスモ−タを容易且つ安価に形成できる。尚、上記実
施例では、可動マグネット型リニアブラシレスモ−タに
ついて説明したが、界磁マグネットを固定側にし、電機
子を可動子とした可動電機子型リニアブラシレスモ−タ
についても適用があり、またブラシレス形式でなく、ブ
ラシと整流子を用いた形式の直流リニアモ−タに対して
も適用があることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リニア磁気エンコ−ダを組み込んだ多極多相
型の可動マグネット型リニア直流ブラシレスモ−タ1の
一部切り欠き省略した上面斜視図である。
【図2は、同
多極多相型の可動マグネット型リニア直流ブラシレスモ
−タをそのスライダの走行方向から見た縦断面図であ
る。 【図3及び図4】 本発明のリニア磁気エンコ−ダの形
成方法の説明図である。
【符号の説明】
1 可動マグネット型リニア直流ブラシレスモ−タ 2 スライダ 3 直動案内レ−ル 4 電機子 5 電機子収納用凹部 6 内側面 7 軌道溝 8 電機子コイル 9 界磁マグネット 10 プリント配線基板 11 リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素材 12 リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル 13 リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素材収納溝 14 側辺 15 軌道溝 16 転動体(ボ−ル) 17 下部内面 18 磁気センサヘッド 19 接着剤 20 磁気空隙 21 軌道面 22 リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ル素材面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記構成要素a)乃至f)からなるリニア
    直流モ−タ内へのリニア磁気エンコ−ダの組込み形成方
    法。 a)スライダの移動方向に沿って電機子または界磁マグ
    ネットを収納するためにスライダの移動方向と直交する
    断面が略凹部となっている直動案内レ−ルの両外側面壁
    に当該直動案内レ−ルの長手方向に沿って延びて形成さ
    れた軌道溝を形成していること。 b)上記直動案内レ−ルの凹部内にスライダの移動方向
    に沿って隣り配置の磁極が異極となるようにN極,S極
    の磁極をP(Pは2以上の整数)個備えて界磁マグネッ
    トまたはスライダの移動方向に沿ってn(nは2以上の
    整数)個の電機子コイルからなる電機子を収納配設して
    いること。 c)上記直動案内レ−ルの軌道溝と対向した長手方向に
    延びる軌道溝を内面に有するスライダの上記直動案内レ
    −ルの凹部内に設けた界磁マグネットまたは電機子と対
    向する面に電機子または界磁マグネットを設けて相対的
    移動するように配置していること。 d)上記直動案内レ−ルの凹部と平行にリニア磁気エン
    コ−ダ用スケ−ル素材を収納するためのリニア磁気エン
    コ−ダ用スケ−ル素材収納溝にリニア磁気エンコ−ダ用
    スケ−ル素材を取り付けていること。 e)上記直動案内レ−ルの軌道溝面を基準に上記スケ−
    ル素材面を研削し、該研削した上記スケ−ル素材にスラ
    イダの長手方向に沿って交互等間隔にN極,S極の磁極
    を微細着磁してリニア磁気エンコ−ダ用スケ−ルを形成
    していること。 f)上記リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ルと対向するス
    ライダ位置に当該リニア磁気エンコ−ダ用スケ−ルのN
    極,S極の磁極を検出するための磁気センサを平行磁気
    空隙を形成するように取り付けていること。
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