JPH0654442B2 - プログラミング装置 - Google Patents

プログラミング装置

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JPH0654442B2
JPH0654442B2 JP61269004A JP26900486A JPH0654442B2 JP H0654442 B2 JPH0654442 B2 JP H0654442B2 JP 61269004 A JP61269004 A JP 61269004A JP 26900486 A JP26900486 A JP 26900486A JP H0654442 B2 JPH0654442 B2 JP H0654442B2
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善信 町田
俊男 新居
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプログラマブルコントローラのプログラミン
グを画面上でラダー図を作成することにより可能とする
プログラミング装置に関する。
〔従来の技術〕
画面上でラダー図を作成することによりプログラミング
を可能とするために、従来において使用されているキー
の種類を第5図に示す。第5図において1はA接点キ
ー,2はB接点キー,3は横接続キー,4は縦接続キ
ー,5はコイルキー,6は上カーソル移動キー,7は下
カーソル移動キー,8は右カーソル移動キー,9は左カ
ーソル移動キーを示しており、これらのキーを組み合わ
せて入力することにより所望のラダー図が作成される。
第6図はラダー図の一例を示しているが、このラダー図
を作成するためのキー操作を第7図を用いて説明する。
第7図(a)〜(l)において、上段には操作されるキーの種
類が操作順に示されており、下段には上段に示されたキ
ーの操作が終了した後に作成されているラダー図が示さ
れている。また、各図においてカーソルは▼印で示され
ている。キーの操作順序は次のとおりである。
(1)A接点キー1を入力する(第7図(a)参照)。
(2)下カーソル移動キー7,A接点キー1の順序で入力
する(第7図(b)参照)。
(3)上カーソル移動キー6,右カーソル移動キー8,縦
接続キー4の順序で入力する(第7図参照)。
(4)A接点キー1を入力する(第7図(d)参照)。
(5)右カーソル移動キー8,A接点キー1の順序で入力
する(第7図(e)参照)。
(6)左カーソル移動キー9,下カーソル移動キー7をそ
れぞれ2回入力する(第7図(f)参照)。
(7)A接点キー1を入力する(第7図(g)参照)。
(8)右カーソル移動キー8,A接点キー1の順序で入力
する(第7図(h)参照)。
(9)右カーソル移動キー8,A接点キー1の順序で入力
する(第7図(i)参照)。
(10)右カーソル移動キー8,上カーソル移動キー6,縦
接続キー4の順序で入力する(第7図(j)参照)。
(11)上カーソル移動キー6,縦接続キー4の順序で入力
する(第7図(k)参照)。
(12)コイルキー5を入力する(第7図(l)参照)。
このように各キーを操作することにより第6図に示すよ
うなラダー図によるプログラミングが行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の方法によると、ラダー図を作成するために多くの
カーソル移動のためのキー入力を必要とし、ラダー図作
成の作業を煩わしくしていた。
この発明は、ラダー図作成におけるカーソル移動キー入
力を減少させることを可能とするプログラミング方法を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
一般カーソルを移動させるためのカーソル移動キーと、
一般カーソルの現在の表示位置を記憶させるための記憶
キーと、一般カーソルの表示位置を指定する位置指定手
段と、前記記憶キーの第1回目の入力時にその時の一般
カーソルの表示位置を記憶する位置記憶手段と、該位置
記憶手段の記憶位置に表示させる特殊カーソルパターン
を発生する特殊カーソルパターン発生手段と、前記カー
ソル移動キーと指定キーからのキー入力を受け、カーソ
ル移動キーのキー入力に応じて前記位置指定手段の内容
を変更し、前記記憶キーの第1回目のキー入力に応じて
その時の一般カーソルの表示位置を前記位置記憶手段に
記憶させ、前記記憶キーの第2回目のキー入力に応じて
前記位置記憶手段の記憶位置を前記位置指定手段に設定
させるカーソル位置変更手段と、前記位置指定手段,位
置記憶手段,特殊カーソルパターン発生手段からの出力
により、一般カーソルと特殊カーソルを表示するカーソ
ル表示手段とを備える。
〔作用〕
カーソルを再び戻したい位置で記憶キーを入力すること
によりその位置を記憶させ、また記憶した位置を本来の
カーソルとは別の形で表示することにより記憶位置を視
覚化し、カーソル移動後に再び記憶キーを入力すること
により記憶位置にカーソルを戻す。これにより、従来は
複数個のカーソル移動キーの入力を必要としたところを
記憶キーを1回入力することにより記憶位置へのカーソ
ル移動を可能とする。
〔実施例〕
第1図は本発明によるプログラミング装置の一実施例を
示す機能ブロック図である。図においてAはカーソル移
動キー、NPは記憶キー、Bはカーソル位置変更手段、
Cは位置指定手段、Dは位置記憶手段、Eは特殊カーソ
ルパターン発生手段、Fはカーソル表示手段、Gは表示
装置を示している。
ここで、カーソル移動キーAは一般カーソルを移動させ
るためのものであり、第5図に示されているような上カ
ーソル移動キー6,下カーソル移動キー7,右カーソル
移動キー8,左カーソル移動キー9から構成されてい
る。記憶キーNPは一般カーソルを再び戻したい位置で
第1回目の入力が行われることにより、その時の一般カ
ーソルの表示位置を位置記憶手段Dに記憶させ、第2回
目の入力が行われることにより位置記憶手段Dに記憶さ
れている表示位置に一般カーソルを戻す役割を果たす。
このような構成において、カーソル移動キーAからのキ
ー入力がカーソル位置変更手段Bに与えられると、カー
ソル位置変更手段Bはこのキー入力に応じて一般カーソ
ルの表示位置を指定する位置指定手段Cの内容を更新す
る。カーソル表示手段Fはこの位置指定手段Cの内容に
応じた位置に一般カーソルを表示させる。このようにし
て、表示装置Gの任意の位置に一般カーソルが表示され
ている状態において、記憶キーNPの第1回目のキー入
力がカーソル位置変更手段Bに与えられると、カーソル
位置変更手段Bはその時の位置指定手段Cの内容を位置
記憶手段Dに記憶させる。カーソル表示手段Fはこの位
置記憶手段Dの内容に応じた位置に特殊カーソルパター
ン発生手段から発生される特殊カーソルを表示させる。
一般カーソルとは異なる特殊カーソルを用いることによ
り、記憶位置がわかるようになっている。その後、カー
ソル移動キーAを使用してラダー図を作成していき、再
び位置記憶手段Dの内容の位置に一般カーソルを戻す必
要が生じた場合には記憶キーNPの第2回目のキー入力
をカーソル位置変更手段Bに与える。これにより、カー
ソル位置変更手段Bは位置記憶手段Dの内容を位置指定
手段Cに設定する。カーソル表示手段Fはこの位置指定
手段Cの内容に応じた位置に一般カーソルを表示させる
ので、一般カーソルが戻されたことになる。したがっ
て、1回の記憶キーNPのキー入力により一般カーソル
を戻すことができる。
第2図はこの発明においてカーソル移動のために使用さ
れるキーの配置図を示しており、図において、6ないし
9は従来と同様に上カーソル移動キー,下カーソル移動
キー,右カーソル移動キー,左カーソル移動キーをそれ
ぞれ示しているが、本発明においては新たに記憶キーN
Pが設けられている。
次に記憶キーNPを用いた場合のラダー図の作成操作に
ついて説明する。
第3図は作成の途中のラダー図を示している。第3図
(a)は指示キーが入力される前の状態であり、本来の一
般カーソル11が▼印で示されている。第3図(b)は記憶
キーNPを入力した後の状態であり、本来の一般カーソ
ル11が消えて記憶位置を示す特殊カーソル12が■印で示
すように表示される。これによりカーソル位置を記憶し
たことが視覚にて示される。第3図(c)は記憶キーNP
の入力によりカーソル位置を記憶した後に下カーソル移
動キー7を3回入力した後の状態であり、記憶位置を示
す特殊カーソル12以外に本来の一般カーソル11が示され
ている。第3図(d)は再び記憶キーNPが入力された後
の状態であり、記憶位置を示す特殊カーソル12の表示が
本来の一般カーソル11の表示にかわり、カーソル位置の
記憶がなくなったことが示されている。このように、カ
ーソル移動キーの入力による一般カーソルの移動に記憶
キーNPによるカーソル移動を組み合わせることにより
カーソル移動キーの入力回数を減少させることができ
る。
この発明により、第6図のラダー図を作成するためのキ
ー操作を第4図を用いて説明する。
第4図(a)〜(l)において、第7図と同様に上段には操作
されるキーの種類が操作順に示されており、下段には上
段に示されたキーの操作が終了した後に作成されている
ラダー図が示されている。キーの操作順序は次のとおり
である。
(1)A接点キー1を入力する(第4図(a)参照)。
(2)下カーソル移動キー7,記憶キーNP,A接点キー
1の順序で入力する(第4図(b)参照)。
(3)上カーソル移動キー6,右カーソル移動キー8,縦
接続キー4の順序で入力する(第4図(c)参照)。
(4)A接点キー1を入力する(第4図(d)参照)。
(5)右カーソル移動キー8,A接点キー1の順序で入力
する(第4図(e)参照)。
(6)記憶キーNP,下カーソル移動キー7の順序で入力
する(第4図(f)参照)。
(7)A接点キー1を入力する(第4図(g)参照)。
(8)右カーソル移動キー8,A接点キー1の順序で入力
する(第4図(h)参照)。
(9)右カーソル移動キー8,A接点キー1の順序で入力
する(第4図(i)参照)。
(11)右カーソル移動キー8,上カーソル移動キー6,縦
接続キー4の順序で入力する(第4図(j)参照)。
(11)上カーソル移動キー6,縦接続キー4の順序で入力
する(第4図(k)参照)。
(12)コイルキー5を入力する(第4図(l)参照)。
ここで、第4図に示した入力順序と、第7図に示した従
来の入力順序とを比較すると、第4図に示した従来の入
力順序とを比較すると、第4図に示す入力順序のほう
が、(f)においてのカーソル移動キー入力が3回省略さ
れている。指示キーNPの入力回数が2回増えるので第
6図のようなラダー図の場合には全体ではキー入力回数
が1回減少するだけであるが、ラダー図が複雑になれば
なるほどキー入力の省略回数は多くなる。
〔発明の効果〕
このように、この発明によれば、カーソル位置を記憶す
る記憶キーを設け、このキーを入力することによりカー
ソル位置を記憶し表示するようにし、再びこの記憶キー
を入力することにより、その記憶したカーソル位置へカ
ーソルを移動させるようにしたので、再びカーソルを戻
したい位置でこの記憶キーを入力しカーソル位置を記憶
させれば、再びこの記憶キーを1回入力することで記憶
位置へカーソルが移動するので、何回かのカーソル移動
キーの入力が省略できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるプログラミング装置の一実施例
を示す機能ブロック図、第2図はこの発明において使用
されるキーの配置図、第3図,第4図はこの発明のプロ
グラミング装置による作成途中のラダー図、第5図は従
来のプログラミング装置において使用されているキーの
説明図、第6図,第7図は従来のプログラミング装置に
よる作成途中のラダー図を示している。 NP…記憶キー、A…カーソル移動キー、B…カーソル
位置変更手段、C…位置指定手段、D…位置記憶手段、
E…特殊カーソルパターン発生手段、F…カーソル表示
手段、G…表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 正 東京都日野市富士町1番地 富士ファコム 制御株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−11502(JP,A) 特開 昭58−162987(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラマブルコントローラのシーケンス
    プログラムをラダー図で作成可能なプログラミング装置
    において、一般カーソルを移動させるためのカーソル移
    動キーと、一般カーソルの現在の表示位置を記憶させる
    ための記憶キーと、一般カーソルの表示位置を指定する
    位置指定手段と、前記記憶キーの第1回目の入力時にそ
    の時の一般カーソルの表示位置を記憶する位置記憶手段
    と、該位置記憶手段の記憶位置に表示させる特殊カーソ
    ルパターンを発生する特殊カーソルパターン発生手段
    と、前記カーソル移動キーと指示キーからのキー入力を
    受け、カーソル移動キーのキー入力に応じて前記位置指
    定手段の内容を変更し、前記記憶キーの第1回目のキー
    入力に応じてその時の一般カーソルの表示位置を前記位
    置記憶手段に記憶させ、前記記憶キーの第2回目のキー
    入力に応じて前記位置記憶手段の記憶位置を前記位置指
    定手段に設定させるカーソル位置変更手段と、前記位置
    指定手段,位置記憶手段,特殊カーソルパターン発生手
    段からの出力により、一般カーソルと特殊カーソルを表
    示するカーソル表示手段とを備えたことを特徴とするプ
    ログラミング装置。
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