JPH0654228B2 - 立体形状の作製方法及び作製装置 - Google Patents

立体形状の作製方法及び作製装置

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JPH0654228B2
JPH0654228B2 JP59210775A JP21077584A JPH0654228B2 JP H0654228 B2 JPH0654228 B2 JP H0654228B2 JP 59210775 A JP59210775 A JP 59210775A JP 21077584 A JP21077584 A JP 21077584A JP H0654228 B2 JPH0654228 B2 JP H0654228B2
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愿介 岡田
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、立体形状を有する対象物体から立体形状を作
製する方法及び装置に関する。
[従来の技術] 従来、立体形状を有する物体から、これを同等の立体形
状を作製するために、倣い工作機械、鋳型、あるいは反
転型等を用いていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、工作機械、鋳型や反転型等の寸法的制限
により、立体形状を複製できる対象物体にはおのずと制
約があり、複雑な形状を有し、凹凸の顕著な対象物体か
らそれと同一または相似の立体形状を複製するのは困難
であるという問題点が伴つた。また、対象物体が軟質で
ある場合に、その物体を複製するためには高度な特徴的
熟練とともに芸術的なセンスも要求されるという問題点
があつた。
これらの問題点を解決するための新たな提案としては、
本出願と同一出願人による特願昭59−77212号及び特願
昭77−7213号の立体形状成形装置があるが、それは、1
条のスリツト光もしくは1本のビーム光とITVカメラを
用いた光切断法による3次元計測により立体形状を形成
する装置である。この装置は、スリツト光の線分方向あ
るいはビーム光の走査方向とITVカメラの走査線方向を
平行にする構成により3次元計測を行なうものであつ
て、複雑な形状で凹凸の顕著な対象物体からも容易に立
体形状を複製することが可能になる。本願はこれらの先
行発明の基本思想をさらに拡張し発展させたものであつ
て、その目的とするところは、複雑な形状を有する対象
物体、あるいは、全体的または部分的に比較的柔軟性を
有する対象物体の場合であつても、それと同形あるいは
相似形の立体形状を作製する方法と装置において、3次
元計測のための所要時間を短縮し、かつ、計測精度を向
上せしめることにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上述の問題点を解決し前述の目的を達成する
ために、立体形状を有する対象物体から立体形状を作製
する方法において、下記の構成要件(A)〜(E)を採択し
結合したことを特徴とする。
(A) 前記対象物体の外側表面に複数のスリツト光を平
行に照射すること。
(B) 前記スリツト光で形成されるスリツト光平面に対
して所定角度で交差する光軸を有する走査形2次元撮像
装置で照射された前記対象物体の複数個の光像を撮像す
ること。
(C) 撮像された各々のスリツト光の光像の形状から、
各々の光像に対する前記対象物体の断面形状を計測する
こと。
(D) 前記スリツト光と前記走査形2次元撮像装置とを
垂直方向にスリツト光の厚み分ずつ移動させて、前記対
象物体の隣接した断面形状を順次計測すること。
(E) 前記対象物体の全体の断面形状を計測した後に、
計測された断面と薄板とから、前記対象物体の各々の断
面に対応した型板を形成すること。
前記型板を重ね合せることにより前記対象物体と同一も
しくは相似の立体形状を作製すること。
上記立体形状作製方法を実施するための装置として、下
記の構成要件(A′)〜(E′)を採択し結合したことを特
徴とする。
(A′) 前記対象物体に一定角度の広がり角を有し、相
互に平行なスリツト光を複数照射するスリツト光照射装
置。
(B′)前記対象物体に照射したスリツト光を撮像する2
次元撮像装置。
(C′) 前記2次元撮像装置により撮像されたスリツト
光像から前記対象物体の断面形状を計測する手段。
(D′) 前記対象物体の全体の断面形を計測した後に、
所定の厚さを有する薄板から前記断面形状の各々に対応
する型板を形成する手段。
(E′) 前記スリツト光と前記2次元撮像装置とを一体
的に垂直方向に移動させる移動装置。
[実施例] 本発明の立体形状作製方法及び装置を具現する一実施例
を添付図面により説明する。
第1a図及び第1b図はこの実施例の構成の一部を示す図
で、説明を容易にするために人物像の頭部を簡略化した
モデル1を対象物体としている。そして、モデル1に対
する座標軸X,Y,Zを設定して、それを以後に説明するス
リツト光の照射位置及び光像の撮像装置の位置の基準と
する。座標軸はモデル1の底面中心を原点Gとし、第1a
図の立面図において原点Gから水平の方向をX軸とし、
原点からX軸に垂直な方向をY軸とし、第1b図の正面図
において、原点を通りX軸及びY軸に垂直な、モデル1
の垂直中心線をZ軸としている。
スリツト光照射装置2は、複数個の発光源(例えば10個
のレーザ発光器)と光学系[例えば、第2図に示す光学
レンズ(シリンドカルレンズ)あるいは凹面鏡]とで構成
され、図中、2aで示すスリツト光のごとく、対象物体た
るモデル1に厚みΔh(例えば0.5mm)で拡がり角(θ)の複
数(10本)のスリツト光2a1〜2a10を照射する。スリツト
光2a1〜2a10は、対象物体たるモデル1の垂直中心線(Z
軸)に下した垂線をその中心線としており、スリツト光2
a1〜2a10は相互に平行で、かつ垂直方向に等ピツチ(例
えば30mm)で並んでモデル1に向けて照射されるように
配置されている。
再び第1a図において、2次元撮像装置であるITVカメラ
3はスリツト光照射装置2と一定の距離をおいて配置さ
れており、ITVカメラ3の光軸は対象物体であるモデル
1に指向されており、光軸はスリツト光2a1〜2a10と所
定の角度をなすように配置されている。例えばスリツト
光2a5の光面に対してはβの角度をなしている。ここ
で、ITVカメラ3の有効視野角をαとする。図から明ら
かなように、ITVカメラ3の光学レンズの主点Aから前
記Z軸に下した線分がZ軸と交点する点がGで、Z軸及
びZ軸に直交する線分がY軸である。点Gが各座標軸の
原点となることは上述のとおりである。
スリツト光照射装置2及びITVカメラ3は案内柱上を摺
動案内される架台4に固定され、該架台4はボールネジ
軸5に螺合するボールナツト6に固定されている。ボー
ルネジ軸5にはステツプモータ(図示しない)が接続さ
れ、該ステツプモータはスリツト光2aの厚さΔhの高さ
づつボールナツト6を段階的に上下に駆動する。即ち、
対象物体たるモデル1に対してスリツト光を段階に照射
できる。
対象物体であるモデル1の外周全体をスリツト光2aで照
射し、かつITVカメラ3で撮像するには、それぞれ複数
台のスリツト照射装置2とITVカメラ3とをモデルを囲
んで配置すればよい。
この場合、すべてのITVカメラ3から対象物体であるモ
デル1の中心線であるZ軸までの距離を等しくするとと
もに、それらすべての光学的倍率を等しくすると、それ
ぞれのITVカメラ3によつて撮像されたスリツト光の光
像を直接比較できるため、計測結果からNCデータを作
成するための演算が簡単化されるが、必らずしもこのよ
うな条件下における実施にのみ制限されるわけではな
い。例えば、始めに対象物体の1断面の形状のみを実測
してその実測データを記憶しておき、この断面形状をIT
Vカメラ3群で撮像したデータを前記の実測データと比
較することにより、各々のカメラの計測データを校正す
るようにして具現することも可能である。
次に第3図で、対象物体であるモデル1に対するスリツ
ト光2aをITVカメラ3で撮像したものを示す。第1a図及
び第1b図に示すように、ITVカメラ3の走査線の走査方
向がX軸とZ軸とで形成される平面(X−Z平面という)
に平行となるようITVカメラ3を配置し、ITVカメラ3で
モデル1に照射されたスリツト光2aの構造を撮像する
と、第3図に示すように10本の円弧状のスリツト像が得
られる。第3図における光輝点Piは第1a図及び第1b図
で示す点Pi(スリツト光像に含まれる)、すなわち、モ
デル1の表面に照射されたスリツト光2a2の任意の一点
の像であり、またy,zは第1a図及び第1b図におけるX軸
及びZ軸に符合する。なお、第3図でS1〜Si〜SrはI
TVカメラ3の走査線を示し、Kaは撮像される信号レベ
ルを明・暗の2値に量子化するためのしきい値である。
次に、ITVカメラ3で撮像した第3図に示す像から光切
断面を求めるために、光輝点PiのX軸、Y軸及びZ軸
に関する座標を算出する手段を説明する。第3図に示す
ようにITVカメラ3の一画面は、該カメラ3の映像をr
本(一般に250本〜500本程度)の走査線上で走査すること
により出力された映像信号で形成される。走査線は走査
順序に従つて左端から記号S1,S2,S3〜Si〜Srを付
してある。
モデル1の光像をITVカメラ3で撮像することにより、
第4図に示すようなITVカメラ3から出力信号が得られ
る。出力信号は同図に示すように、映像信号I1に先だ
つて一画面の開始信号(以下、垂直同期信号という)VBL
が出力され、次いで第1回目の水平走査開始信号(以
下、水平同期信号という)HBLが出力された後に、モデ
ル1の光像の明暗に応じた映像信号I1が一定時間ta
走査線S1上を走査することにより出力される。第1回
目の走査がすべて終了すると、第2回目の水平同期信号
BLに続いて、映像信号I2が走査線S2上の走査により
出力される。以下、映像信号Irが同様に走査線Sr上の
走査で出力されるまで走査が行われて一画面が形成され
る。
第5図は、このITVカメラ3を用いて第3図で示した光
輝点PiのX軸、Y軸及びZ軸に関する座標(xi,yi,zi)
を求めるための制御回路ブロツク図を示すものである。
第5図において、3はITVカメラで、31は同期分離回路
であり、ITVカメラで撮影したスリツト光2aによるモデ
ル1の光像に関し、映像信号I、と水平同期信号HBL
び垂直同期信号VBLを含む出力信号を同期分離回路31に
入力し、該同期分離回路31で映像信号Iと水平同期信号
BLと垂直同期信号VBLとをそれぞれ分離する。
21はカウンタで、カウント入力端子(in)には同期分離回
路31からの水平同期信号HBLが接続され、またリセツト
入力端子(reset)には垂直同期信号VBLが接続されてい
る。カウンタ21では、まず一画面の走査に先だつて出力
される垂直同期信号VBLによつて0にリセツトされ、次
いでS1〜Srの各走査線への走査開始の前に出力される
水平同期信号HBLを計数する。即ち、カウンタ21の計数
内容はITVカメラ3の出力信号が現在走査している走査
線の番号を示すことになる。
次に発振回路22は、1本の走査線が走査される時間ta
m等分した時間間隔ta/m毎にパルスを連続的に出力す
る回路である。カウンタ23はこの発振器22のパルス計数
するためのものであつてそれらは水平同期信号HBLで0
にリセツトされるから、このパルスは走査線に対する水
平同期信号HBLが出力されるまで、カウンタ23によつて
計数される。従つて、ITVカメラ3の映像面上の走査点
を算出することができる。そして、カウンタで計数され
たパルス数はゲート回路25を経て記憶回路27に記憶され
る。
同期分離回路31でITVカメラの出力から垂直同期信号V
BL、水平同期信号HBLを除去して得られた映像信号Iは
2値化回路28で所定の信号レベル(Ka)(第3図)を基準
として、明部“1”、暗部“0”の2値のデイジタル信
号(以下、2値化信号という)に変換される。即ち、対象
物体であるモデル1の外側表面の明るいスリツト光像部
分“1”、その他の部分を“0”として表わされる。こ
の2値化信号は、ゲート回路24,25のゲート開閉制御端
子Nに接続されており、2値化信号が“1”の場合のみ
ゲート回路24,25は開となり、カウンタ21,23の内容は記
憶回路26,27に記憶される。即ち、対象物体であるモデ
ル1の光像を撮像したときの、走査線番号を表わすカウ
ンタ21の内容及び1本の走査線上の位置を表わすカウン
タ23の内容を、それぞれ対応の記憶回路26,27に記憶さ
せることができる。ここで、記憶回路26の記憶内容をΔ
Yiとし、記憶回路27の記憶内容をΔZiとする。
なお、1本の走査線についてΔYi,ΔZiが複数(例え
ばP4)得られる場合もあるが、これらはΔYi〜ΔYip,
ΔZi〜ΔZipとして全てを記憶回路26,27に記憶する。
また、1本の走査線に複数のスリツト光像の光輝点が存
在する可能性もある。このためにマイクロコンピユータ
40からスリツト光照射装置2に対して、スリツト光2a1
〜2a10の点灯指令を順次一つづつ与え、これと同期させ
てΔYi,ΔZiを識別している。
ΔYi,ΔZiが求められることにより、第1a図に示すよ
うにモデル1の点PiのX−Y座標に関する位置(Xi,Y
i)は以下のように求める。即ち、第1a図及び第1b図の点
Piは線分▲▼と線分Z=Zlとの交点であり、Xi
は次の(1)式、(2)式で求まる。
ただし、▲▼;点Oと点Q間の長さ L;TV用カメラのレンズの中心Aと原点G間の長さ Zl;スリツト光2a2とZ軸間の長さ また(1)式における▲▼は次式から求まる。
ただし、α;TV用カメラの視野角 γ;TV用カメラの最下端の視野がX軸となす角 m;サンプリング時間 次にYiは以下の(3)式で求まる。
ただし、r;1画面の走査線の総数 Xi:(1)(2)式により得られる値 上記(1)式、(2)式及び(3)式の演算はマイクロコンピユ
ータ40で演算する。そして演算結果はメモリ41に格納す
る。
ITVカメラ3の一画面に関するすべての(Xi,Yi)を演算
し、演算結果をメモリ41に格納すると、第1a図で架台4
をスリツト光の厚さΔhだけステツプモータの駆動によ
り上昇または下降させて、前述と同様の処理を行なう。
架台4の移動は互いに隣接するスリツト光間の間隔、す
なわちその厚さΔhに等しいステツプで行われる。
上述の説明はITVカメラ3を含む計測装置1台分につい
て示した。対象物体であるモデル1の外側表面全体につ
いて立体的に計測する場合には、複数台のITVカメラ3
を対象物体であるモデル1のZ軸から等距離に設置し、
かつ第5図の計測処理部30を複数設けることにより、そ
れぞれのΔYi,ΔZiを求める。そして、各々のΔYi,
ΔZiをマイクロコンピユータ40に入力して各々の(Xi,
Yi)を演算してメモリ41に格納することによつて、モデ
ルの外側表面全体についての立体的計測ができる。この
とき、複数台のITVカメラ3によつて複数の画像が得ら
れ、隣り合う画像間で重なりが生ずるがあらかじめ1台
のITVカメラ3で撮像する範囲を設定することでデータ
(Xi,Yi)の重複は避けられる。例えば、n台のITVカメ
ラを対象物体であるモデル1の周囲に等間隔に設置する
場合、各ITVカメラ3が光軸を中心にZ軸の回りに±360
゜/2nの範囲に設定すればよい。また、本実施例では演
算処理の容易化を図るため、すべてのITVカメラをZ軸
に同一高さとなるように移動させている。
次に前述のようにして得られた対象物体であるモデル1
の光輝点(Xi,Yi)から立体像を複製する手段とプロセ
スを説明する。ここで、複数台のITVカメラ31〜3nの走
査線を1Si〜nSiとし、メモリ41に格納された走査線
1Siに関するスリツト光2a1〜2a10の座標を(Xi2
a1,Yi2a1)1Si〜(Xi2a10,Yi2a10)1Siとす
る。本実施例では、第6図に示すようにマイクロコンピ
ユータ40に10台の薄板切断用NCレーザ切断機501〜50
10を接続し、該NCレーザ切断機321〜3210はマイクロ
コンピユータ40からのNC指令によつて制御される加工
システムを構成している。各レーザ切断機501〜5010
Δhの厚みの薄板をセツトしたのち、それぞれのITVカメ
ラの走査線1S1〜10S1に関する指令値(Xi2a1,Yi2a
1)1S1〜(Xi2a10,Yi2a10)1S1をそれぞれに与え
て、前記の薄板の切断を開始する。次いで各レーザ切断
機501〜5010に(Xi2a1,Yi2a1)1S2〜(Xi2a10,Yi2
a10)1S2を指令値として与えて切断し、(Xi2a10,Yi
2a10)1Srまでこれをくり返す。TV用カメラ31に関
するNC切断が終了すると、次にITVカメラ32に関して
同様に(Xi2a1,Yi2a1)2S1〜(Xi2a10,Yi2a10)2
Srの切断をおこない、これをITVカメラ3nまでくり返
す。これで最初の計測位置におけるスリツト光平面2a1
〜2a10に関する対象物の断面形状と同一形状でΔhの厚
みを有する型板がそれぞれ得られる。次いで2番目の計
測位置に関するデータについても同様の処理をおこな
い、これを計測回数分くり返すと、対象物体に関するす
べての断面形状に対応した前記の型板が得られる。
このようにして得られた型板を計測の順に重ねて、例え
ば接着剤などで固定することにより、対象物体と同形の
複製が容易に作成できる。
本実施例によれば、対象物体であるモデルのZ軸に対し
て、複数のスリツト光を照射できる構成にしてあるの
で、スリツト光源の移動が少なくて済み、かつ、スリツ
ト光の照射時間が短縮されて、迅速な演算処理が可能と
なる。また、ITVカメラの走査線を垂直方向になるよう
に配置したために、横方向より縦方向の分解能を少なく
とも2倍以上にとり得るので、人物像などのように縦方
向に長い対象物体の場合にも、その計測精度を向上させ
ることができる。
なお、実施例においては、演算処理の容易化をはかるた
め、すべてのTV用カメラをZ軸に関して同一の高さと
なるように移動させているが、必らずしもこのような条
件に制約されるものではなく、例えばITVカメラのZ軸
に関する高さをエンコーダ等で計測した結果をマイクロ
コンピユータに与えて各TV用カメラから得られるデー
タ(xi,yi)をZ軸に関する同一高さに整合させること
もできる。また、データ(xi,yi)をN倍あるいは1/N倍
として、NC切断機で切断する薄板の厚さΔhを各々N
ΔhまたはΔh/Nとすれば任意の大きさに拡大または縮
小することもできる。
[発明の効果] 本発明によれば、立体形状を有する人物を複数のスリッ
ト光とITVカメラとによって、人物の全体の断面形状
の計測時間を著しく短縮できるので、動きのある人物で
もその断面形状を正確に計測でき、人物がぶれない短時
間で人物の全体の断面形状の計測ができ、正確な人物像
を作製できる。
又複数のスリット光を用いているので、走査形2次元撮
像装置として普通の20コマ取りの工業用TVカメラを
用いても、短時間で人物の全体の断面形状の計測ができ
るので、本願の発明の安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は、本発明の一実施例の平面及び立
面の概略図である。 第2図は、同実施例のスリット光照射装置の一部を示す
図である。 第3図は、同実施例のITVカメラの画像を示す図であ
る。 第4図は、第3図に示す画像の走査状態を示す図であ
る。 第5図は、同実施例の断面形状演算のための計測処理部
を示すブロツク図である。 第6図は、同実施例の薄板切断のため加工システムの概
略図である。 (符合の説明) 1……対象物体(モデル)、2……スリツト光照射装置 2a(2a1〜2a10)……スリツト光、3……ITVカメラ 4……架台、501〜5010……NCレーザ切断機 S1〜Sr……走査線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−179613(JP,A) 特開 昭57−26706(JP,A) 特開 昭54−114264(JP,A) 米国特許3884577(US,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】立体形状を有する対象物体から立体形状を
    作製する方法であって: 対象物体の外側表面に向けて複数のスリット光を同時に
    平行に照射して、各スリット光平面における前記対象物
    体の輪郭を表す光切断面輪郭を形成し、 前記スリット光平面に対して所定角度で交差する方向を
    光軸として、前記対象物体の複数の光切断面輪郭を二次
    元撮像面に撮像し、 撮像面における光輝点に対し各スリット光平面と撮像面
    の位置関係および撮像手段の光学的倍率に基づく演算を
    施してスリット光平面における二次元位置を算出し、 前記撮像面における光輝点のスリット光平面における二
    次元位置を集積して、各スリット光平面毎に該対象物体
    の光切断面形状を形成し、 前記複数のスリット光平面と前記光軸および撮像面とを
    一体的に垂直方向にスリット光の幅ずつ移動させては、
    前記複数のスリット光を照射して光切断面輪郭を形成
    し、これを撮像し、撮像面における光輝点のスリット光
    平面における二次元位置を算出し、各スリット光平面に
    おける該対象物体の光切断面形状を形成する工程を対象
    部分全体にわたるまで繰返して、前記対象物体の対象部
    分のスリット光幅間隔毎の光切断面形状を形成し、 前記形成されたスリット光幅間隔毎の光切断面形状に対
    応した型板を作製し、 前記型板をスリット光幅間隔毎の光切断面形状の重なり
    の順に重ね合わせて固定すること を特徴とする、対象物体と同一もしくは相似の立体形状
    の作製方法。
  2. 【請求項2】立体形状を有する対象物体から立体形状を
    作製する方法を実施するための装置であって: レーザビーム光を光学的に変換して、一定角度の広がり
    角度を有するスリット光を発生する複数のスリット光照
    射器を、該スリット光が相互に平行でかつ一定の間隔で
    対象物体表面を照射するように構成したスリット光照射
    装置と、 前記スリット光照射装置に対して一定の距離及び所定の
    角度を持って固定され、前記対象物体で反射した複数の
    スリット光の光像を撮像する二次元撮像装置と、 前記スリット光照射装置と前記二次元撮像装置とを一体
    的に垂直方向に該スリット光の幅ずつ移動させる移動装
    置と、 前記二次元撮像装置により撮像されたスリット光像に対
    し各スリット光平面撮像面の位置関係および撮像手段の
    光学的倍率に基づく演算を施して光輝点のスリット光平
    面における二次元位置を算出し、前記撮像面における光
    輝点のスリット光平面における二次元位置を集積して、
    各スリット光平面毎に該対象物体の断面形状を計測する
    手段と、 前記移動装置を移動させながら対象物体の対象部分全体
    の断面形状を計測した後に、所定の厚さを有する薄板か
    ら前記断面形状の各々に対応する型板を断面形状の重な
    りの順に形成する手段と、 前記対象物体の全体についてその各々の断面形状に対応
    した型板を前記断面形状の重なりの順に固定する手段
    と、 を含んで成ることを特徴とする対象物体と同一もしくは
    相似の立体形状を形成する立体形状の作製装置。
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