JPH0654153A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0654153A JPH0654153A JP4253471A JP25347192A JPH0654153A JP H0654153 A JPH0654153 A JP H0654153A JP 4253471 A JP4253471 A JP 4253471A JP 25347192 A JP25347192 A JP 25347192A JP H0654153 A JPH0654153 A JP H0654153A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】相手局電話機から入力されたダイヤル信号をト
−ン信号検出回路4で検出し、その検出出力に対応して
ファクシミリ装置FXの送信開始の制御を行うことを特
徴とするファクシミリ装置。 【効果】遠隔地から、例えば公衆電話などにより、ファ
クシミリ装置の送信開始ができるので、発呼者の希望す
るファクシミリ装置の制御が行える。
−ン信号検出回路4で検出し、その検出出力に対応して
ファクシミリ装置FXの送信開始の制御を行うことを特
徴とするファクシミリ装置。 【効果】遠隔地から、例えば公衆電話などにより、ファ
クシミリ装置の送信開始ができるので、発呼者の希望す
るファクシミリ装置の制御が行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機の操作によって
制御できるファクシミリ装置に関する。
制御できるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の高度で便利な機能を備えた
ファクシミリ装置が実現されている。例えば、複数の通
信モードを備え、相手局の通信モードに自局の通信モー
ドを自動的に合せ設定するファクシミリ装置や,ポーリ
ング(発呼局受信)機能を備え、相手局から送信された
メーカーコードあるいはパスワードコードを識別し、こ
の識別結果に基づき自動的に送信を開始するファクシミ
リ装置や、更には編集機能を備えたファクシミリ装置等
が実現されている。
ファクシミリ装置が実現されている。例えば、複数の通
信モードを備え、相手局の通信モードに自局の通信モー
ドを自動的に合せ設定するファクシミリ装置や,ポーリ
ング(発呼局受信)機能を備え、相手局から送信された
メーカーコードあるいはパスワードコードを識別し、こ
の識別結果に基づき自動的に送信を開始するファクシミ
リ装置や、更には編集機能を備えたファクシミリ装置等
が実現されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなファクシミリ装置は便利ではあるが以下のような欠
点も有している。 (1)前述した各種機能を実行するためには、複雑な制
御手順や複雑なコード信号等の送・受信が必要であるの
で、装置が高価となる欠点がある。 (2)前述した各種機能を実現するための制御手順やコ
ード信号の送・受信等が、限られた同種の装置間でしか
行なうことができず、これら各種機能が充分に活用でき
ないという欠点がある。例えば、その機能によっては、
同一製造メーカーのファクシミリ装置同志に限定された
り、場合によっては同一製造メーカーの同種のファクシ
ミリ装置のみに限定されることがある。 (3)相手局が無人の場合、例えば相手局側(被呼局
側)ファクシミリ装置が自動受信状態となっている場
合、発呼者は被呼局側ファクシミリ装置が予め設定され
ている通信状態でしかファクシミリ通信できず、したが
って通信状態を発呼者の所望のものに設定しにくいとい
う欠点がある。
うなファクシミリ装置は便利ではあるが以下のような欠
点も有している。 (1)前述した各種機能を実行するためには、複雑な制
御手順や複雑なコード信号等の送・受信が必要であるの
で、装置が高価となる欠点がある。 (2)前述した各種機能を実現するための制御手順やコ
ード信号の送・受信等が、限られた同種の装置間でしか
行なうことができず、これら各種機能が充分に活用でき
ないという欠点がある。例えば、その機能によっては、
同一製造メーカーのファクシミリ装置同志に限定された
り、場合によっては同一製造メーカーの同種のファクシ
ミリ装置のみに限定されることがある。 (3)相手局が無人の場合、例えば相手局側(被呼局
側)ファクシミリ装置が自動受信状態となっている場
合、発呼者は被呼局側ファクシミリ装置が予め設定され
ている通信状態でしかファクシミリ通信できず、したが
って通信状態を発呼者の所望のものに設定しにくいとい
う欠点がある。
【0004】ところで、上述したような機能を有するフ
ァクシミリ装置のみならず一般のファクシミリ装置も、
現在、電話機をオフフックすることなく受信することが
できる自動受信機能を有している。このような自動受信
機能を有するファクシミリ装置においては、上記した欠
点とは別の以下のような欠点がある。その欠点とは、 (4)発呼者が、ファクシミリ装置間のファクシミリ通
信ではなく、電話機間の通信(通話)を望んでも、被呼
局側ファクシミリ装置が自動受信状態になっている限
り、被呼局では必ずファクシミリ装置との回線接続を優
先するため、電話機による通話ができないという欠点で
ある。このような欠点を解決するために、発呼局側ファ
クシミリ装置の電話呼出しスイッチを押すことにより、
被呼局に特殊コード信号を送出して、被呼局側ファクシ
ミリ装置の自動受信状態を解除する方法がある。しか
し、この方法では、発呼者が自局のファクシミリ装置を
操作することが前提となり、例えば公衆電話等から被呼
局側ファクシミリ装置の自動受信状態の解除は行なえ
ず、電話機による通話ができないという欠点がある。即
ち、発呼者が、自局の電話機により被呼局側ファクシミ
リ装置の自動受信状態を解除することができないため、
効率良い電話回線の使用が行なえないという欠点があ
る。
ァクシミリ装置のみならず一般のファクシミリ装置も、
現在、電話機をオフフックすることなく受信することが
できる自動受信機能を有している。このような自動受信
機能を有するファクシミリ装置においては、上記した欠
点とは別の以下のような欠点がある。その欠点とは、 (4)発呼者が、ファクシミリ装置間のファクシミリ通
信ではなく、電話機間の通信(通話)を望んでも、被呼
局側ファクシミリ装置が自動受信状態になっている限
り、被呼局では必ずファクシミリ装置との回線接続を優
先するため、電話機による通話ができないという欠点で
ある。このような欠点を解決するために、発呼局側ファ
クシミリ装置の電話呼出しスイッチを押すことにより、
被呼局に特殊コード信号を送出して、被呼局側ファクシ
ミリ装置の自動受信状態を解除する方法がある。しか
し、この方法では、発呼者が自局のファクシミリ装置を
操作することが前提となり、例えば公衆電話等から被呼
局側ファクシミリ装置の自動受信状態の解除は行なえ
ず、電話機による通話ができないという欠点がある。即
ち、発呼者が、自局の電話機により被呼局側ファクシミ
リ装置の自動受信状態を解除することができないため、
効率良い電話回線の使用が行なえないという欠点があ
る。
【0005】本発明は、上述した欠点を除去するために
なされたものであり、比較的簡単な構成で各種機能を電
話機の操作により設定変更することができ、更に回線の
使用効率を高めることができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
なされたものであり、比較的簡単な構成で各種機能を電
話機の操作により設定変更することができ、更に回線の
使用効率を高めることができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ファク
シミリ装置に、電話機から得られるダイヤル信号、例え
ば押しボタンダイヤル電話機からト−ン信号として発生
されるダイヤル信号であるPB信号や、ダイヤルパルス
を検出する信号検出手段と、この信号検出手段の検出結
果に基づき通信制御を行なう通信制御手段とを備え、電
話機の操作にて通信制御を行なうことができるようにす
ることで上記目的を達成するものである。
シミリ装置に、電話機から得られるダイヤル信号、例え
ば押しボタンダイヤル電話機からト−ン信号として発生
されるダイヤル信号であるPB信号や、ダイヤルパルス
を検出する信号検出手段と、この信号検出手段の検出結
果に基づき通信制御を行なう通信制御手段とを備え、電
話機の操作にて通信制御を行なうことができるようにす
ることで上記目的を達成するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、相手局側からのダイヤル信号
に基づき、ファクシミリ通信手段の送信開始を制御でき
る。
に基づき、ファクシミリ通信手段の送信開始を制御でき
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を説明す
る。図1は、本発明に係るファクシミリ装置の第1の実
施例を示す図であり、Tは押しボタンダイヤル電話機
(以下、プッシュホンと呼ぶ。),Lは電話回線,FX
はファクシミリ装置である。ファクシミリ装置FXは、
切換回路1,呼出信号検出回路2,通信制御回路3,ト
ーン信号検出回路4および、ファクシミリ本体回路5よ
り構成されている。切換回路1は、後述する通信制御回
路3の出力である切換命令信号eに基づき、電話回線L
をプッシュホンTあるいはファクシミリ本体回路5に切
換え切続するものであり、通常図示の如く接点1cと1
bが接続され、電話回線Lは電話機Tおよび呼出信号検
出回路2に接続されている。
る。図1は、本発明に係るファクシミリ装置の第1の実
施例を示す図であり、Tは押しボタンダイヤル電話機
(以下、プッシュホンと呼ぶ。),Lは電話回線,FX
はファクシミリ装置である。ファクシミリ装置FXは、
切換回路1,呼出信号検出回路2,通信制御回路3,ト
ーン信号検出回路4および、ファクシミリ本体回路5よ
り構成されている。切換回路1は、後述する通信制御回
路3の出力である切換命令信号eに基づき、電話回線L
をプッシュホンTあるいはファクシミリ本体回路5に切
換え切続するものであり、通常図示の如く接点1cと1
bが接続され、電話回線Lは電話機Tおよび呼出信号検
出回路2に接続されている。
【0009】したがって、電話回線Lが、図示されない
交換機(局)を介して発呼局と接続されたとき、交換機
(局)から出力される16Hzの呼出信号は、電話回線
Lおよび切換回路1を介してプッシュホンTおよび呼出
信号検出回路2にそれぞれ入力される。
交換機(局)を介して発呼局と接続されたとき、交換機
(局)から出力される16Hzの呼出信号は、電話回線
Lおよび切換回路1を介してプッシュホンTおよび呼出
信号検出回路2にそれぞれ入力される。
【0010】呼出信号検出回路2は、この16Hzの呼
出信号を検出して呼出信号検出信号Sc1を出力するも
のであり、この信号Sc1は通信制御回路3に入力され
る。
出信号を検出して呼出信号検出信号Sc1を出力するも
のであり、この信号Sc1は通信制御回路3に入力され
る。
【0011】トーン信号検出回路4は、発呼局のオペレ
ータが図示せぬプッシュホンの押しボタンを操作するこ
とによって電話回線Lを介して入力するトーン信号を検
出し、このトーン信号に対応したコード信号Dcを出力
するものであり、この信号Dcは通信制御回路3に入力
される。通信制御回路3は、入力信号Sc1に基づき切
換回路1の接点1cと1aを接続させるための切換命令
信号eを出力し、ファクシミリ本体回路5から出力され
た信号Sc2に基づき切換回路1の接点1cと1bを接
続させるための切換命令信号eを出力するものである。
更にこの通信制御回路3は、入力信号Dcに対応しファ
クシミリ通信を実行するための通信制御信号Ctを形成
して、ファクシミリ本体回路5に出力するものでもあ
る。ファクシミリ本体回路5は、入力信号Ctに基づ
き、所定の通信制御を行なうと共に、切換回路1を初期
状態(接点1cと1bが接続された状態)に復帰させる
ための信号Sc2を出力するものである。
ータが図示せぬプッシュホンの押しボタンを操作するこ
とによって電話回線Lを介して入力するトーン信号を検
出し、このトーン信号に対応したコード信号Dcを出力
するものであり、この信号Dcは通信制御回路3に入力
される。通信制御回路3は、入力信号Sc1に基づき切
換回路1の接点1cと1aを接続させるための切換命令
信号eを出力し、ファクシミリ本体回路5から出力され
た信号Sc2に基づき切換回路1の接点1cと1bを接
続させるための切換命令信号eを出力するものである。
更にこの通信制御回路3は、入力信号Dcに対応しファ
クシミリ通信を実行するための通信制御信号Ctを形成
して、ファクシミリ本体回路5に出力するものでもあ
る。ファクシミリ本体回路5は、入力信号Ctに基づ
き、所定の通信制御を行なうと共に、切換回路1を初期
状態(接点1cと1bが接続された状態)に復帰させる
ための信号Sc2を出力するものである。
【0012】次に、このファクシミリ装置FXの動作、
特に初期動作について説明する。
特に初期動作について説明する。
【0013】ここでは、発呼局が受信を希望する場合、
即ちポーリング通信の場合について考える。つまり、フ
ァクシミリ装置FXは被呼局側のファクシミリ装置であ
る。今、ファクシミリ装置FXに原稿がセットされてポ
ーリング通信(無人通信)の準備が完了しているものと
する。この状態下で、前述のように回線が確立すると、
被呼局側ファクシミリ装置FXから応答信号が返送され
る。この応答信号を受信し、図示されない発呼者が、パ
スワードコード例えば「1234」をプッシュホンの押
しボタンにて「1」,「2」,「3」,「4」と順次操
作すると、この「1」,「2」,「3」,「4」に対応
するトーン信号が電話回線L,切換回路1を介してトー
ン信号検出回路4に入力する。トーン信号検出回路4
は、入力したトーン信号を識別し、数字コード信号に変
換する。ここでは、入力したトーン信号が「1234」
の数字に対応しているので、トーン信号検出回路4はこ
の数字に対応したコード信号Dcを順次通信制御回路3
に出力する。通信制御回路3は、入力するこの信号Dc
が所定のパスワードコードであるか否かを判別し、この
入力した信号Dcが所定のパスワードコードであればフ
ァクシミリ本体回路5の送信を許可するための制御信号
Ctを出力する。ここでは、入力した信号Dcがパスワ
ードコード「1234」に対応しているので、送信が許
可される。
即ちポーリング通信の場合について考える。つまり、フ
ァクシミリ装置FXは被呼局側のファクシミリ装置であ
る。今、ファクシミリ装置FXに原稿がセットされてポ
ーリング通信(無人通信)の準備が完了しているものと
する。この状態下で、前述のように回線が確立すると、
被呼局側ファクシミリ装置FXから応答信号が返送され
る。この応答信号を受信し、図示されない発呼者が、パ
スワードコード例えば「1234」をプッシュホンの押
しボタンにて「1」,「2」,「3」,「4」と順次操
作すると、この「1」,「2」,「3」,「4」に対応
するトーン信号が電話回線L,切換回路1を介してトー
ン信号検出回路4に入力する。トーン信号検出回路4
は、入力したトーン信号を識別し、数字コード信号に変
換する。ここでは、入力したトーン信号が「1234」
の数字に対応しているので、トーン信号検出回路4はこ
の数字に対応したコード信号Dcを順次通信制御回路3
に出力する。通信制御回路3は、入力するこの信号Dc
が所定のパスワードコードであるか否かを判別し、この
入力した信号Dcが所定のパスワードコードであればフ
ァクシミリ本体回路5の送信を許可するための制御信号
Ctを出力する。ここでは、入力した信号Dcがパスワ
ードコード「1234」に対応しているので、送信が許
可される。
【0014】次いで、発呼者が自局のファクシミリ装置
の送信要求スイッチを操作すると、送信要求信号が電話
回線L,切換回路1を介してファクシミリ本体回路5に
送られる。この信号を受け、ファクシミリ本体回路5は
所定の送信動作を開始する。以下、前述同様に送信が終
了すると、切換回路1が初期状態に復帰してファクシミ
リ通信が完了する。
の送信要求スイッチを操作すると、送信要求信号が電話
回線L,切換回路1を介してファクシミリ本体回路5に
送られる。この信号を受け、ファクシミリ本体回路5は
所定の送信動作を開始する。以下、前述同様に送信が終
了すると、切換回路1が初期状態に復帰してファクシミ
リ通信が完了する。
【0015】以上のように本実施例によれば、一般に機
密保持のためにポーリング通信に於いて必要とされる製
造メーカコードあるいはパスワードコードがプッシュホ
ンの操作により得ることができるので、他製造メーカあ
るいは他種別のファクシミリ装置同志でも容易にポーリ
ング通信が可能となる。
密保持のためにポーリング通信に於いて必要とされる製
造メーカコードあるいはパスワードコードがプッシュホ
ンの操作により得ることができるので、他製造メーカあ
るいは他種別のファクシミリ装置同志でも容易にポーリ
ング通信が可能となる。
【0016】尚、本実施例に係るファクシミリ装置を編
集ファクシミリ装置とすれば、入力するトーン信号にて
編集機能の選択も可能となる。
集ファクシミリ装置とすれば、入力するトーン信号にて
編集機能の選択も可能となる。
【0017】図2は、本発明に係るファクシミリ装置の
第2の実施例を示す図であり、第1図と同一の要部には
同一の符号を付してその説明は省略する。本実施例で
は、電話回線L上の信号が、直接トーン信号検出回路4
に入力されるように、電話回線Lとトーン信号検出回路
4とが接続されている。
第2の実施例を示す図であり、第1図と同一の要部には
同一の符号を付してその説明は省略する。本実施例で
は、電話回線L上の信号が、直接トーン信号検出回路4
に入力されるように、電話回線Lとトーン信号検出回路
4とが接続されている。
【0018】次に、このファクシミリ装置FXの動作、
特に初期動作について説明する。
特に初期動作について説明する。
【0019】第一に、ファクシミリ装置FXが発呼局と
なる場合について考える。切換回路1は前述の実施例同
様、通常図示する如く接点1cと1bが接続されてお
り、プッシュホンTの押しボタンを操作することによっ
て得られるトーン信号は、切換回路1,電話回線Lを介
してトーン信号検出回路4に入力される。したがって、
プッシュホンTの押しボタンを操作することにより自局
の送信開始を制御できる。すなわち、発呼者(ファクシ
ミリ装置FXのオペレータ)が被呼局を呼び出し被呼局
側ファクシミリ装置を起動させる。次いで、発呼者が、
送信開始コード例えば「#」,「2」をプッシュホンT
の押しボタンを操作することにより、この「#」,
「2」に対応するトーン信号が切換回路1,電話回線L
を介してトーン信号検出回路4に入力する。トーン信号
検出回路4は、入力するトーン信号に対応するコード信
号Dcを順次通信制御回路3に出力する。通信制御回路
3は、入力するこの信号Dcを識別し、この信号Dcが
送信開始コード信号であるか否か判別する。ここでは、
この信号Dcが送信開始コード信号であるので、通信制
御回路3は、送信開始を命令する通信制御信号Ctをフ
ァクシミリ本体回路5に出力するとともに、切換命令信
号eを切換回路1に出力する。切換回路1は、信号eが
入力すると接点1cと1aが接続するように切り換わ
る。一方、入力する信号Ctに基づきファクシミリ本体
回路5の送信動作が開始される。
なる場合について考える。切換回路1は前述の実施例同
様、通常図示する如く接点1cと1bが接続されてお
り、プッシュホンTの押しボタンを操作することによっ
て得られるトーン信号は、切換回路1,電話回線Lを介
してトーン信号検出回路4に入力される。したがって、
プッシュホンTの押しボタンを操作することにより自局
の送信開始を制御できる。すなわち、発呼者(ファクシ
ミリ装置FXのオペレータ)が被呼局を呼び出し被呼局
側ファクシミリ装置を起動させる。次いで、発呼者が、
送信開始コード例えば「#」,「2」をプッシュホンT
の押しボタンを操作することにより、この「#」,
「2」に対応するトーン信号が切換回路1,電話回線L
を介してトーン信号検出回路4に入力する。トーン信号
検出回路4は、入力するトーン信号に対応するコード信
号Dcを順次通信制御回路3に出力する。通信制御回路
3は、入力するこの信号Dcを識別し、この信号Dcが
送信開始コード信号であるか否か判別する。ここでは、
この信号Dcが送信開始コード信号であるので、通信制
御回路3は、送信開始を命令する通信制御信号Ctをフ
ァクシミリ本体回路5に出力するとともに、切換命令信
号eを切換回路1に出力する。切換回路1は、信号eが
入力すると接点1cと1aが接続するように切り換わ
る。一方、入力する信号Ctに基づきファクシミリ本体
回路5の送信動作が開始される。
【0020】第二に、発呼局が受信を希望する場合、即
ちポーリング通信の場合について考える。ここでは、フ
ァクシミリ装置FXは発呼局側のファクシミリ装置であ
る。今、図示されない被呼局側ファクシミリ装置に原稿
がセットされてポーリング通信(無人送信)の準備が完
了しているものとする。この状態下で回線が確立する
と、被呼局側ファクシミリ装置FXから応答信号が返送
される。この応答信号を受信した後、まず、ファクシミ
リ装置FXあるいはプッシュホンTを操作することによ
り、送信要求信号を被呼局に送出し、その後プッシュホ
ンTの押しボタンを操作してパスワードを送出すると、
被呼局側ファクシミリ装置が送信状態となる。よって、
発呼局側ファクシミリ装置FXにて、ポーリング通信に
おける受信が可能となる。
ちポーリング通信の場合について考える。ここでは、フ
ァクシミリ装置FXは発呼局側のファクシミリ装置であ
る。今、図示されない被呼局側ファクシミリ装置に原稿
がセットされてポーリング通信(無人送信)の準備が完
了しているものとする。この状態下で回線が確立する
と、被呼局側ファクシミリ装置FXから応答信号が返送
される。この応答信号を受信した後、まず、ファクシミ
リ装置FXあるいはプッシュホンTを操作することによ
り、送信要求信号を被呼局に送出し、その後プッシュホ
ンTの押しボタンを操作してパスワードを送出すると、
被呼局側ファクシミリ装置が送信状態となる。よって、
発呼局側ファクシミリ装置FXにて、ポーリング通信に
おける受信が可能となる。
【0021】以上のように本実施例によれば、電話機の
操作によりファクシミリ装置の送信開始の通信制御が行
なえる。
操作によりファクシミリ装置の送信開始の通信制御が行
なえる。
【0022】図3は、本発明に係るファクシミリ装置の
第3の実施例を示すものであり、図1と同一の要部には
同一の符号を付しその説明は省略する。本実施例では、
音声応答回路10,通信制御回路31を設け、自局側あ
るいは相手局側のオペレータが対話形式によってファク
シミリ装置FXの通信制御を行なえるようにしたもので
ある。
第3の実施例を示すものであり、図1と同一の要部には
同一の符号を付しその説明は省略する。本実施例では、
音声応答回路10,通信制御回路31を設け、自局側あ
るいは相手局側のオペレータが対話形式によってファク
シミリ装置FXの通信制御を行なえるようにしたもので
ある。
【0023】通信制御回路31は、呼出信号検出回路2
の出力信号Scおよびトーン信号検出回路4の出力コー
ド信号Dcを入力とし、これら入力信号Sc,Dcに基
づき、ファクシミリ本体回路5の通信制御を行なうため
の通信制御信号Ctを出力する一方、所定の通信制御手
順に対応した応答制御信号Ccを出力するものである。
又、音声応答回路10は、相手局側のオペレータが通信
制御手順を確認できるような音声信号Ssを記憶したも
のであり、この音声信号Ssは通信制御回路31から出
力される応答制御信号Ccに対応して電話回線Lに送出
される。
の出力信号Scおよびトーン信号検出回路4の出力コー
ド信号Dcを入力とし、これら入力信号Sc,Dcに基
づき、ファクシミリ本体回路5の通信制御を行なうため
の通信制御信号Ctを出力する一方、所定の通信制御手
順に対応した応答制御信号Ccを出力するものである。
又、音声応答回路10は、相手局側のオペレータが通信
制御手順を確認できるような音声信号Ssを記憶したも
のであり、この音声信号Ssは通信制御回路31から出
力される応答制御信号Ccに対応して電話回線Lに送出
される。
【0024】次に、このファクシミリ装置の動作、特に
初期動作について説明する。又、ここでは、ファクシミ
リ装置FXが被呼局側ファクシミリ装置となる場合につ
いて考える。
初期動作について説明する。又、ここでは、ファクシミ
リ装置FXが被呼局側ファクシミリ装置となる場合につ
いて考える。
【0025】発呼局との回線が確立されて、16Hzの
呼出信号が呼出信号検出回路2で検出され、信号Sc1
が通信制御回路31に入力されると、通信制御回路31
は、まず通信開始前をあらわす応答制御信号Ccを出力
する。これにより、音声応答回路10は通信モード等の
自局の初期設定状態をあらわす音声信号Ssを出力し、
次いで第1の質問事項をあらわす音声信号Ssを出力す
る。この音声信号Ssは、電話回線Lを介して図示され
ない発呼局側のプッシュホンから可聴音として発せられ
る。発呼者は、プッシュホンから発せられた第1の質問
事項を聞いた後、プッシュホンを操作してトーン信号を
送出する。トーン信号検出回路4は、このトーン信号を
受け、対応するコード信号Dcを出力すると、通信制御
回路31は、この信号Dcを識別し所定のコード信号で
あれば、通信手順の次の段階をあらわす応答制御信号C
cを出力する。これにより、音声応答回路10は次の質
問事項をあらわす音声信号Ssを出力する。
呼出信号が呼出信号検出回路2で検出され、信号Sc1
が通信制御回路31に入力されると、通信制御回路31
は、まず通信開始前をあらわす応答制御信号Ccを出力
する。これにより、音声応答回路10は通信モード等の
自局の初期設定状態をあらわす音声信号Ssを出力し、
次いで第1の質問事項をあらわす音声信号Ssを出力す
る。この音声信号Ssは、電話回線Lを介して図示され
ない発呼局側のプッシュホンから可聴音として発せられ
る。発呼者は、プッシュホンから発せられた第1の質問
事項を聞いた後、プッシュホンを操作してトーン信号を
送出する。トーン信号検出回路4は、このトーン信号を
受け、対応するコード信号Dcを出力すると、通信制御
回路31は、この信号Dcを識別し所定のコード信号で
あれば、通信手順の次の段階をあらわす応答制御信号C
cを出力する。これにより、音声応答回路10は次の質
問事項をあらわす音声信号Ssを出力する。
【0026】このようにして、通信制御手順に従った質
問、応答が繰り返えされる。したがって、本実施例によ
れば、発呼者とファクシミリ装置FXが対話形式をとる
ため、オペレータが別段、コード番号等を憶えてく必要
もなく容易にファクシミリ装置の送信開始,ポーリング
を操作することができる。
問、応答が繰り返えされる。したがって、本実施例によ
れば、発呼者とファクシミリ装置FXが対話形式をとる
ため、オペレータが別段、コード番号等を憶えてく必要
もなく容易にファクシミリ装置の送信開始,ポーリング
を操作することができる。
【0027】尚、上記の各実施例では自局の電話機から
得られるダイヤル信号として押しボタンダイヤル電話機
からト−ン信号として発生されるダイヤル信号であるP
B信号を例にあげて説明したが、PB信号の代わりにダ
イヤルパルスでも良い。
得られるダイヤル信号として押しボタンダイヤル電話機
からト−ン信号として発生されるダイヤル信号であるP
B信号を例にあげて説明したが、PB信号の代わりにダ
イヤルパルスでも良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
他局側のオペレータが電話機を操作することによって、
ファクシミリ装置の送信開始を操作できるので、オペレ
ータ自身の操作によって実行させることができる。
他局側のオペレータが電話機を操作することによって、
ファクシミリ装置の送信開始を操作できるので、オペレ
ータ自身の操作によって実行させることができる。
【0029】更に、本発明を被呼局側ファクシミリ装置
に適用すると、ポーリング通信(発呼局受信)におい
て、所定のパスワード,メーカコード等を発呼局側のプ
ッシュホンの操作にて送出することができるので、他の
製造メーカあるいは他機種のファクシミリ同志でも容易
にポーリング通信が可能となる。
に適用すると、ポーリング通信(発呼局受信)におい
て、所定のパスワード,メーカコード等を発呼局側のプ
ッシュホンの操作にて送出することができるので、他の
製造メーカあるいは他機種のファクシミリ同志でも容易
にポーリング通信が可能となる。
【0030】更にまた、本発明に係るファクシミリ装置
を無人端末として用いた場合、発呼局あるいは遠隔地か
らこのファクシミリ装置を操作、例えば、送信開始等の
操作をすることができる。
を無人端末として用いた場合、発呼局あるいは遠隔地か
らこのファクシミリ装置を操作、例えば、送信開始等の
操作をすることができる。
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の第1の実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るファクシミリ装置の第2の実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るファクシミリ装置の第3の実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1…切換回路、2…呼出信号検出回路、3,31…通信
制御回路、4,41…トーン信号検出回路、5…ファク
シミリ本体回路、10…音声応答回路
制御回路、4,41…トーン信号検出回路、5…ファク
シミリ本体回路、10…音声応答回路
Claims (2)
- 【請求項1】 画信号の送信または受信の少なくとも一
方に係わる動作を行うファクシミリ通信手段と、前記電
話回線からの呼出信号を検出して前記電話回線からの着
信に応答する呼出信号検出手段と、前記呼出信号検出手
段が前記電話回線からの着信に応答した後に、前記電話
回線を介して伝送される相手局電話機からのダイヤル信
号を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段の検出
出力に対応して前記ファクシミリ通信手段の送信開始を
制御する通信制御手段とを具備したことを特徴とするフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項2】 画信号の送信または受信の少なくとも一
方に係わる動作を行うファクシミリ通信手段と、前記電
話回線からの呼出信号を検出して前記電話回線からの着
信に応答する呼出信号検出手段と、前記呼出信号検出手
段が前記電話回線からの着信に応答した後に、相手局端
末に対してダイヤル信号の入力を促す音声を送信する音
声応答手段と、前記電話回線を介して伝送される前記相
手局電話機からのダイヤル信号を検出する信号検出手段
と、前記信号検出手段の検出出力に対応して前記ファク
シミリ通信手段の送信開始を制御する通信制御手段とを
具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253471A JPH0654153A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253471A JPH0654153A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ファクシミリ装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56192318A Division JPS5894270A (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | フアクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654153A true JPH0654153A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=17251849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4253471A Pending JPH0654153A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654153A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52122413A (en) * | 1976-04-08 | 1977-10-14 | Tamura Electric Works Ltd | Automaticallyyoperated facsimile system |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4253471A patent/JPH0654153A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52122413A (en) * | 1976-04-08 | 1977-10-14 | Tamura Electric Works Ltd | Automaticallyyoperated facsimile system |
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