JPH0654140A - 情報入出力装置 - Google Patents

情報入出力装置

Info

Publication number
JPH0654140A
JPH0654140A JP4224914A JP22491492A JPH0654140A JP H0654140 A JPH0654140 A JP H0654140A JP 4224914 A JP4224914 A JP 4224914A JP 22491492 A JP22491492 A JP 22491492A JP H0654140 A JPH0654140 A JP H0654140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information input
output device
information
reading
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4224914A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kurihara
原 均 栗
Toru Okada
田 透 岡
Shoichi Inoue
上 正 一 井
Kiyoyuki Kakinuma
沼 清 之 柿
Tsuyoshi Yokota
田 強 横
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP4224914A priority Critical patent/JPH0654140A/ja
Publication of JPH0654140A publication Critical patent/JPH0654140A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタとスキャナの機能を合わせ持ち、な
おかつ低価格で省スペース、省エネルギー、メンテナン
スフリーとする。 【構成】 情報入力装置101の給送系120と情報出
力装置150の搬送系157とは連結部102にて連結
され、両系のうちのいずれか一方の系に駆動手段151
が備えられ、読取りモード時には情報入力装置の読取り
手段109を作動させるのに対して情報出力装置150
のプリント手段156を停止状態とし、プリンタモード
時には読取り手段109を停止状態とするのに対してプ
リント手段156を作動させるべく制御手段180に制
御されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】(第1の発明の産業上の利用分
野)第1の発明は、プリンタ機能とスキャナ機能を合わ
せ持つ情報入出力装置に関するものである。 (第2の発明の産業上の利用分野)第2の発明は、プリ
ンタ機能とスキャナ機能を合わせ持つ情報入出力装置に
関するものである。 (第3の産業上の利用分野)第3の発明は、プリンタ機
能とスキャナ機能を合わせ持つ情報入出力装置に関する
ものであり、特にスキャナ装置の読み取り部分の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】(第1の従来例)従来よりコンピュータ
の周辺装置として、情報を出力するためのプリンタ、情
報を入力するためのスキャナが各種開発され、使用され
ている。
【0003】この種の周辺装置は、例えばプリンタでは
コンピュータの情報を用紙に印刷する、スキャナでは用
紙上の情報を読み取ってコンピュータに送るといった、
それぞれが単一の機能だけを有している場合がほとんど
である。
【0004】また、情報入力装置としてのスキャナにお
いては、蛍光灯、レンズ、CCD等を組み合わせた光学
系を使うため、周知のようにシェーディング補正が必要
である。
【0005】さらに、原稿と接する面にはガラスを使っ
ているが、ガラスの汚れによる読み取り情報への影響も
無視できない。 (第2の従来例)従来よりコンピュータの周辺装置とし
て、情報を出力するためのプリンタ、情報を入力するた
めのスキャナが各種開発され、使用されている。
【0006】この種の周辺装置は、例えばプリンタでは
コンピュータの情報を用紙に印刷する、スキャナでは用
紙上の情報を読み取ってコンピュータに送るといった、
それぞれが単一の機能だけを有している場合がほとんど
である。 (第3の従来例)従来よりコンピュータの周辺装置とし
て、情報を出力するためのプリンタ、情報を入力するた
めのスキャナが各種開発され、使用されている。
【0007】この種の周辺装置は、例えばプリンタでは
コンピュータの情報を用紙に印刷する、スキャナでは用
紙上の情報を読み取ってコンピュータに送るといった、
それぞれが単一の機能だけを有している場合がほとんど
である。
【0008】また、情報入力装置としてのスキャナにお
いては、蛍光灯、レンズ、CCD等を組み合わせた光学
系を使うため、周知のようにシェーディング補正が必要
である。
【0009】さらに、原稿と接する面にはガラスを使っ
ているが、ガラスの汚れによる読み取り情報への影響も
無視できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)第1の
従来例に係るコンピュータ周辺装置においては、図4に
示すようにコンピュータ1100を中心にワイヤードッ
ト、レーザービーム、インクジェット、サーマル等の各
種方式を用いたプリンタ(図では、レーザービーム型)
1101とフラットベット型、シートフィード型等のス
キャナ(図では、フラットベット型)1102を用意す
ることとなる。
【0011】この場合、プリンタ及びスキャナをそれぞ
れ購入しなければならず、購入コストが極めて高くなっ
てしまうと共に、周辺装置の設置も広い場所を確保しな
ければならない。
【0012】さらにコンピュータとこれらの周辺装置を
使うと、電力エネルギーの消費も莫大なものになってし
まう。
【0013】また、情報入力装置としてのスキャナにお
いては、例えばフラットベット型スキャナ1102で
は、図5に示すように原稿を載せるガラス1103にほ
こり、異物等が付着してしまうため原稿を載せる前にガ
ラス1103を清掃しなければならない。
【0014】また、図6のようなシートフィード型のス
キャナ1104では、原稿1113を搬送するときの振
動により紙粉が発生し、イメージセンサ1109の表面
1109cに付着してしまい、原稿1113の読み取り
に影響を与えることになる。
【0015】また、シートフィード型のスキャナ110
4では、イメージセンサ1109が装置内部に配置され
ているため、容易に清掃できずメンテナンス上も問題と
なる。 (第2の課題)第2の従来例に係る情報入出力装置にお
いては、図14に示すようにコンピュータ1200を中
心にワイヤードット、レーザービーム、インクジェッ
ト、サーマル等の各種方式を用いたプリンタ(図では、
レーザービーム型)1201とフラットベット型、シー
トフィード型等のスキャナ(図では、フラットベット
型)1202を用意することとなる。
【0016】この場合、プリンタ及びスキャナをそれぞ
れ購入しなければならず、購入コストが極めて高くなっ
てしまうと共に、周辺装置の設置も広い場所を確保しな
ければならない。
【0017】また、インターフェースも2系統となりコ
ンピュータとの接続も複雑になるという欠点がある。 (第3の課題)第3の従来例に係る情報入出力装置にお
いては、図19に示すようにコンピュータ1300を中
心にワイヤードット、レーザービーム、インクジェッ
ト、サーマル等の各種方式を用いたプリンタ(図では、
レーザービーム型)1301とフラットベット型、シー
トフィード型等のスキャナ(図では、フラットベット
型)1302を用意することとなる。
【0018】この場合、プリンタ及びスキャナをそれぞ
れ購入しなければならず、購入コストが極めて高くなっ
てしまうと共に、周辺装置の設置も広い場所を確保しな
ければならない。さらにコンピュータとこれらの周辺装
置を使うと、電力エネルギーの消費も莫大なものになっ
てしまう。
【0019】また、情報入力装置としてのスキャナにお
いては、例えばフラットベット型スキャナ1302で
は、図20に示すように原稿を載せるガラス1303に
ほこり、異物等が付着してしまうため原稿を載せる前に
ガラス1303を清掃しなければならない。
【0020】また、図21のようなシートフィード型の
スキャナ1304では、原稿1315を搬送するときの
振動により紙粉が発生し、イメージセンサ1309の表
面1309aに付着してしまい、原稿1315の読み取
りに影響を与えることとなる。
【0021】また、シートフィード型のスキャナ130
5では、イメージセンサ1309が装置内部に配置され
ているため、容易に清掃できずメンテナンス上も問題と
なる。 (第1の目的)第1の発明は第1の課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、プリンタ
とスキャナの機能を合わせ持ち、なおかつ低価格で省ス
ペース、省エネルギー、メンテナンスフリーの情報入出
力装置を提供することにある。 (第2の目的)また、第2の発明は第2の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、プ
リンタとスキャナの機能を合わせ持った、低価格で省ス
ペースの情報入出力装置を提供するものである。 (第3の目的)また、第3の発明は第3の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、プ
リンタとスキャナの機能を合わせ持ち、なおかつ低価格
で省スペース、省エネルギー、メンテナンスフリーの情
報入出力装置を提供するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】(第1の発明)第1の目
的を達成するために第1の発明にあっては、原稿の画像
情報を読取る読取り手段を備えた情報入力装置と、該情
報入力装置によって読取られた画像情報を用紙にプリン
トするプリント手段を備えた情報出力装置と、を有して
成る情報入出力装置において、前記情報入力装置が原稿
又は用紙であるシート材を前記読取り手段に給送する給
送系を有し、前記情報出力装置が、前記シート材を前記
プリント手段へ搬送して排送する搬送系を有し、該搬送
系と前記給送系とは連結部にて連結され、両系のうちい
ずれか一方の系に駆動手段が備えられ、スキャナモード
時には前記読取り手段を作動させるのに対して前記プリ
ント手段を停止状態とし、プリンタモード時には前記読
取り手段を停止状態とするのに対して前記プリント手段
を作動させるべくコンピュータに制御されることを特徴
とする。
【0023】また、プリンタモード時には、読取り手段
を遮蔽する遮蔽手段を備えるのが望ましい。
【0024】また、遮蔽手段がスライドシャッターを有
して成り、該スライドシャッターがシェーディング補正
板であるのが好ましい。
【0025】また、遮蔽手段がスライドシャッターを有
して成り、該スライドシャッターにブラッシング部材が
取付けられるのが良い。 (第2の発明)また、原稿の画像情報を読取る読取り手
段を備えた情報入力装置と、該情報入力装置によって読
取られた画像情報を用紙にプリントするプリント手段を
備えた情報出力装置と、を有して成る情報入出力装置に
おいて、前記情報入力装置が、原稿又は用紙であるシー
ト材を前記読取り手段に給送する給送系を有し、前記情
報出力装置が、前記シート材を前記プリント手段へ搬送
して排送する搬送系を有し、該搬送系と前記給送系とは
連結部にて連結され、両系のうちいずれか一方の系に駆
動手段が備えられ、スキャナモード時には前記読取り手
段を作動させるのに対して前記プリント手段を停止状態
とし、プリンタモード時には前記読取り手段を停止状態
とするのに対して前記プリント手段を作動させるべくコ
ンピュータに制御されることを特徴とする。
【0026】また、原稿の給排紙口と用紙の給排紙口と
が同一の給排紙口であるのが好ましい。
【0027】また、一回の給排紙の間に読取り手段とプ
リント手段の両方を作動させるモードを備えるのが良
い。 (第3の発明)また、原稿の画像情報を読取る読取り手
段を備えた情報入力装置と、該情報入力装置によって読
取られた画像情報を用紙にプリントするプリント手段を
備えた情報出力装置と、を有して成る情報入出力装置に
おいて、前記情報入力装置が、原稿又は用紙であるシー
ト材を前記読取り手段に給送する給送系を有し、前記情
報出力装置が、前記シート材を前記プリント手段へ搬送
して排送する搬送系を有し、該搬送系と前記給送系とは
連結部にて連結され、両系のうちいずれか一方の系に駆
動手段が備えられ、スキャナモード時には前記読取り手
段を作動させるのに対して前記プリント手段を停止状態
とし、プリンタモード時には前記読取り手段を停止状態
とするのに対して前記プリント手段を作動させるべくコ
ンピュータに制御されることを特徴とする。
【0028】また、プリンタモード時に、読取り手段を
停止状態とすると共に、該読取り手段の位置を変える変
位手段を備えるのが望ましい。
【0029】また、変位手段にて変えられる読取り手段
の位置に、シェーディング補正板を設けるのが好まし
い。
【0030】
【作用】(第1の発明の作用)第1の発明に係る情報入
出力装置にあっては、情報入力装置の給送系と、情報出
力装置の搬送系とが連結部にて連結され、両系のうちの
いずれか一方の系に駆動手段が備えられ、スキャナモー
ド時には読取り手段を作動させるのに対してプリント手
段を停止状態とし、プリンタモード時には、読取り手段
を停止状態とするのに対してプリント手段を作動させる
よう制御されることにより、一つの装置でスキャナの機
能とプリンタの機能を合せ持つことができ、省スペース
で低価格となる。さらに、駆動手段が一方の系だけで済
むので省エネルギーとなる。
【0031】また、読取り手段を遮蔽する遮蔽手段を設
けることにより、プリンタモード時に用紙から発生する
紙粉の付着を防ぐことができる。
【0032】また、遮蔽手段がスライドシャッターを有
して成り、スライドシャッターがシェーディング補正板
である場合、スキャナモード時にはシェーディング現象
を容易に補正することができる。
【0033】また、スライドシャッターにブラッシング
部材を取付けた場合、スライドシャッターの開閉によっ
て自動的に読取り手段をきれいにすることができる。 (第2の発明の作用)第2の発明に係る情報入出力装置
にあっては、情報入力装置の給送系と、情報出力装置の
搬送系とが連結部にて連結され、両系のうちのいずれか
一方の系に駆動手段が備えられ、スキャナモード時には
読取り手段を作動させるのに対してプリント手段を停止
状態とし、プリンタモード時には前記読取り手段を停止
状態とするのに対してプリント手段を作動させるよう制
御されることにより、一つの装置でスキャナの機能とプ
リンタの機能を合わせ持つことができ、省スペースで低
価格となる。さらに、駆動手段が一方の系だけで済むの
で省エネルギーとなる。
【0034】また、原稿と用紙の給排紙口とを同一にす
ることにより、さらに省スペースで低価格となる。
【0035】また、読取り手段とプリント手段の両方を
作動させるモードを備えることにより、印刷用紙と情報
が記載された原稿とを重ねて供給すれば、原稿の情報を
用紙に複写できるようになり、複写機としての機能も果
す。 (第3の発明の作用)第3の発明に係る情報入出力装置
にあっては、情報入力装置の給送系と、情報出力装置の
搬送系とが連結部にて連結され、両系のうちのいずれか
一方の系に駆動手段が備えられ、スキャナモード時には
読取り手段を作動させるのに対してプリント手段を停止
状態とし、プリンタモード時には、読取り手段を停止状
態とするのに対してプリント手段を作動させるよう制御
されることにより、一つの装置でスキャナの機能とプリ
ンタの機能を合せ持つことができ、省スペースで低価格
となる。さらに、駆動手段が一方の系だけで済むので省
エネルギーとなる。
【0036】また、変位手段を設けた場合、プリンタモ
ード時に用紙から発生する紙粉の付着を防ぐことができ
る。
【0037】また、変位手段にて変えられる読取り手段
の位置に、シェーディング補正板を設けた場合、スキャ
ナモード時にはシェーディング現象を容易に補正するこ
とができる。
【0038】
【実施例】〔第1の発明に係る実施例〕 (第1の実施例)第1の発明の実施例を図1及び図2,
図3により詳細に説明する。
【0039】図1は第1の発明の要部斜視図であり、図
2は同発明の読み取り部分を搭載した入出力装置の側面
図、図3はその斜視図である。
【0040】図2,図3において、101が自動用紙供
給及び情報を読み取る手段を備えた情報入力装置、すな
わちオートドキュメントフィーダースキャナユニット
(以下ADFスキャナユニットと称す)である。150
は、用紙に文字、画像等を印刷する情報出力装置、すな
わちプリンタである。
【0041】まずADFスキャナユニット101の構造
から説明する。102は、プリンタ150からの紙送り
駆動をADFスキャナユニット101側へ伝達するため
の連結部としての連結ギヤであり、アイドルAギヤ10
3,給紙ローラギヤ104,アイドルBギヤ105,分
離ギヤ106の順に回転を伝達する。給紙ローラギヤ1
04は、同軸上に給紙ローラ107が設けられており、
補助ローラ108bがバネ114により弾性的に圧接さ
れている。補助ローラ108aも同様である。給紙ロー
ラ107の対面には、用紙110上の情報を読み取るた
めの、ダイオード等で構成された発光部と、CCDなど
を使う受光部とからなる読取り手段としてのイメージセ
ンサ109が設けられている。分離ギヤ106には、同
軸上に分離ローラ111が設けられており、その対面に
摩擦パッド112が配置してある。ここで、ギヤ102
〜107及び分離ローラ111は給送系120を構成す
る。さらに、同軸上にクラッチ(不図示)が設けられて
おり、分離ローラ111の回転を伝達したり、遮断した
りする。なお、113は用紙110を複数枚セットする
ための給紙トレイである。
【0042】次に、プリンタ150の構造を例えばイン
クジェット方式を用いて説明する。151は駆動手段と
してのモータであり、その軸にはモーターギヤ152が
固定されており、アイドルCギヤ153を経由してプラ
テンギヤ154を回転させる。プラテンギヤ154には
同軸上にプラテン155を備えている。ここで、ギヤ1
52,153,154,プラテン155は搬送系157
を構成する。156は、プリント手段としてのインクジ
ェットヘッドであり不図示の方法で駆動される。
【0043】図3のように、ADFスキャナユニット1
01とプリンタ150は、別々の装置になっており、両
者を合体させることで情報入出力装置とすることができ
る。この時、プリンタ150のプラテンギヤ154とA
DFスキャナユニット101の連結ギヤ102がかみあ
い、プリンタ150のモータ151による駆動力が、A
DFスキャナユニット101に伝達される。
【0044】ここで、図1を用いて情報を読み取るため
のイメージセンサ部の構造を説明する。
【0045】イメージセンサ109の上部には、ブラッ
シング部材としてのブラシ118aが取り付けられたス
ライドシャッター118がガイド板115,116に案
内されて、スライドできるようになっている。また、ス
ライドシャッター118には、ソレノイド117が取り
付けられている。ここで、スライドシャッター118、
ガイド板115,116、ソレノイド117は遮蔽手段
119を構成する。なお図では、スライドシャッター1
18が開いた状態である。
【0046】次に本実施例の入出力装置の動作を説明す
る。
【0047】まず情報出力装置、すなわちプリンタモー
ドで使う場合を説明する。用紙110を給紙トレイ11
3に複数枚、セットする。コンピュータ180からの命
令により、モータ151が回転を開始し、上述したギヤ
トレインにより分離ローラ111が回転する。ここで分
離ローラ111と摩擦パッド112、及び給紙トレイ1
13の突起部113aの作用により、複数枚の用紙11
0の最上面1枚を分離して、給紙ローラ107に送る。
この方式は、周知の技術であり、詳細説明は省略する。
用紙110が給紙ローラ107と補助ローラ108a,
108bのニップ部に入った時点で、クラッチが作用し
分離ローラ111の回転は停止する。その後、用紙11
0は搬送されプラテン155によりさらに送られる。こ
こで、インクジェットヘッド156が動作し、用紙11
0に印刷する。さらに、用紙110が送られ矢印A方向
に排出される。これを繰り返すことにより、用紙を連続
的に搬送して印刷するADF付きプリンタとして使うこ
とができる。この場合ソレノイド117は非通電であ
り、スライドシャッター118は、図1の2点鎖線位置
にあり、用紙110から発生する紙粉がガラス面109
cに付着することはない。
【0048】次に情報入力装置、すなわちスキャナモー
ドで使う場合を説明する。スキャナでは、周知のように
光源のバラツキ、レンズを用いた集光のために周辺光量
が低下する、CCD内の受光素子の感度バラツキ等の理
由でシェーディング現象が発生する。これを補正するた
めに、均一濃度の部材からの反射光をCCDで検知し、
電気的に補正する手段がよく用いられる。本実施例で
は、上述したように遮蔽手段(スライドシャッター機
構)を採用しているため補正が容易にできる。スキャナ
モード時には、まずソレノイド117がOFF状態とな
っており、スライドシャッター118がイメージセンサ
109を覆っている。スライドシャッター118のイメ
ージセンサ109側は、均一濃度の部材でできてシェー
ディング補正板を成しており、ここでイメージセンサ1
09を動作させて、シェーディング補正を実施すればよ
い。また、スライドシャッター118にはブラシ118
aが設けられているため、モードの切り換え等でスライ
ドシャッター118が移動するたびに、ガラス面109
cを清掃してくれることとなる。次に動作を説明する。
【0049】原稿115は、その裏面に情報が記載され
ており、原稿115のセット及び分離は、上述した動作
と同様であり、この場合は、原稿115が給紙ローラ1
07と補助ローラ108a,108b、さらにはセンサ
ローラ109a,109bのニップ部で確実に定速度で
搬送され、ニップ部を通過するときにイメージセンサ1
09により、原稿115に記載された情報を読み取りコ
ンピュータ180に転送する。この場合インクジェット
ヘッド156は動作せず、原稿115は、そのまま矢印
A方向に排出される。このように、情報の入出力装置と
して使うことができる。 〔第2の発明に係る実施例〕(第2の実施例)以下、第
2の発明に係る第2の実施例を図7及び図8により詳細
に説明する。
【0050】図7は本発明の要部斜視図であり、図8は
側面図である。
【0051】図において、201が自動用紙供給及び情
報を読み取る手段を備えた情報入力装置、すなわちオー
トドキュメントフィーダースキャナユニット(以下AD
Fスキャナユニットと称す)である。250は、用紙に
文字、画像等を印刷する情報出力装置、すなわちプリン
タである。
【0052】まずADFスキャナユニット201の構造
から説明する。202は、プリンタ250からの紙送り
駆動をADFスキャナユニット201側へ伝達するため
の連結ギヤであり、アイドルAギヤ203、給紙ローラ
ギヤ204、アイドルBギヤ205、分離ギヤ206の
順に回転を伝達する。給紙ローラギヤ204は、同軸上
に給紙ローラ207が設けられており、補助ローラ20
8bがバネ214により弾性的に圧接されている。補助
ローラ208aも同様である。給紙ローラ207の対面
には、用紙210上の情報を読み取るための、ダイオー
ド等で構成された発光部と、CCDなどを使う受光部と
からなる読取り手段としてのイメージセンサ209が設
けられている。分離ギヤ206には、同軸上に分離ロー
ラ211が設けられており、その対面に摩擦パッド21
2が配置してある。ここで、ギヤ202〜207及び分
離ローラ211は給送系220を構成する。さらに、同
軸上のクラッチ(不図示)が設けられており、分離ロー
ラ211の回転を伝達したり、遮断したりする。なお、
212は用紙213を複数枚セットするための給紙トレ
イである。
【0053】次に、プリンタ250の構造を例えばイン
クジェット方式を用いて説明する。251は駆動手段と
してのモータであり、その軸にはモータギヤ252が固
定されており、アイドルCギヤ253を経由してプラテ
ンギヤ254を回転させる。プラテンギヤ254には同
軸上にプラテン255を備えている。ここでギヤ25
2,253,254,プラテン255は搬送系260を
構成する。256は、プリント手段としてのインクジェ
ットヘッドであり不図示の方法で駆動される。
【0054】図7のように、ADFスキャナユニット2
01とプリンタ250は、別々の装置になっており、両
者を合体させることで情報入出力装置とすることができ
る。この時、プリンタ250のプラテンギヤ254とA
DFスキャナユニット201の連結ギヤ202がかみあ
い、プリンタ250のモータ251による駆動力が、A
DFスキャナユニット201に伝達される。
【0055】次に本発明の情報入出力装置の動作を説明
する。
【0056】まず情報出力装置、すなわちプリンタモー
ドで使う場合を説明する。用紙210を給紙トレイ21
2に複数枚、セットする。コンピュータからの命令によ
り、モータ251が回転を開始し、上述したギヤトレイ
ンにより分離ローラ211が回転する。ここで分離ロー
ラ211と摩擦パッド212、及び給紙トレイ213の
突起部213aの作用により、複数枚の用紙210の最
上面1枚を分離して、給紙ローラ207に送る。この方
式は、周知の技術であり、詳細説明は省略する。用紙2
10が給紙ローラ207と補助ローラ208a,208
bのニップ部に入った時点で、クラッチが作用し分離ロ
ーラ211の回転は停止する。その後、用紙210は搬
送されプラテン255によりさらに送られる。ここで、
インクジェットヘッド256が動作し、用紙210に印
刷する。さらに、用紙210が送られ矢印A方向に排出
される。これを繰り返すことにより、用紙を連続的に搬
送して印刷するADF付きプリンタとして使うことがで
きる。
【0057】次に情報入力装置、すなわちスキャナモー
ドで使う場合を説明する。原稿210は、その裏面に情
報が記載されており、原稿210のセット及び分離は、
上述した動作と同様であり、この場合は、原稿210が
給紙ローラ207と補助ローラ208a,208bのニ
ップ部を通過するときにイメージセンサ209により、
原稿210に記載された情報を読み取り制御手段として
のコンピュータ280に転送する。この場合インクジェ
ットヘッド256は動作せず、原稿210は、そのまま
矢印A方向に排出される。このように、ADFスキャナ
ユニット201は、紙送りの駆動源を持っていないにも
かかわらず、ADFにイメージセンサ209を搭載する
こと、及びプリンタ250と合体させることで、容易に
シートフィード型のスキャナとすることができる。ま
た、印刷するための用紙210と情報を読み取るための
原稿215は、上述の説明から明かなように、同一の給
排紙口から挿入排出されることとなる。
【0058】また、本実施例の構成であれば次のように
複写機としての使い方も可能である。図9のように、印
刷する用紙210を上に、情報が記載された原稿215
を下に裏返しにセットしておき、その2枚を重ねて図8
の矢印B方向に挿入すれば、下面の原稿215の情報が
イメージセンサ209で読み取られ、次に用紙210に
インクジェットヘッド256が読み取った情報を印刷す
る。これを順次繰り返して行えば、原稿213の情報を
用紙210に複写できる。
【0059】さらに、図10のようにイメージセンサ2
09をADFスキャナユニット201から取り外し可能
にしておけば、ハンディスキャナとして本、雑誌等の紙
搬送が不可能な原稿でも容易に情報をコンピュータに入
力することができる。なお、イメージセンサ209には
ローラ209aが設けられており、例えば光学式のロー
タリーエンコーダを用いた検出器に接続されて、原稿に
よるローラ209aの回転から副走査のタイミングを検
出している。
【0060】また、図11のようにADFスキャナユニ
ット201及びプリンタ250からそれぞれコネクタ2
14,257を出しておき、ここで信号系を接続し、さ
らにスキャナとプリンタの信号系を共用することで、コ
ンピュータ280とのインターフェースケーブル258
は、1ケで済みケーブル接続の煩わしさもなくなる。 (第3の実施例)図12は同発明の第3の実施例を示す
斜視図であり、図13は側面図である。前記第2の実施
例では、情報を読み取るイメージセンサを原稿の挿入口
に配置したが、図のように原稿の排出口に設けてもよ
い。本実施例の構造、動作は、前述した実施例とほぼ同
様であるので、ポイントのみ説明する。この場合イメー
ジセンサ209は、原稿の排出口に設けられており、原
稿に記載された情報を読み取ることができる。ここで、
イメージセンサ209は外部から外し易い部分に設けら
れているため、図12のようにハンディスキャナとして
も使うことができる。 〔第3の発明に係る実施例〕(第4の実施例)以下、第
3の発明の実施例を図15及び図16,図17により詳
細に説明する。
【0061】図15は本発明に係る実施例の要部斜視図
であり、図16は同実施例の読み取り部分を搭載した情
報入出力装置の斜視図、図17はその側面図である。
【0062】図16,図17において、301が自動用
紙供給及び情報を読み取る手段を備えた情報入力装置、
すなわちオートドキュメントフィーダースキャナユニッ
ト(以下ADFスキャナユニットと称す)である。35
0は、用紙に文字、画像等を印刷する情報出力装置、す
なわちプリンタである。
【0063】まずADFスキャナユニット301の構造
から説明する。302は、プリンタ350からの紙送り
駆動をADFスキャナユニット301側へ伝達するため
の連結部としての連結ギヤであり、アイドルAギヤ30
3、給紙ローラギヤ304、アイドルBギヤ305、分
離ギヤ306の順に回転を伝達する。給紙ローラギヤ3
04は、同軸上に給紙ローラ307が設けられており、
補助ローラ308a,308bが不図示の方法で給紙ロ
ーラ307に弾性的に圧接されている。給紙ローラ30
7の対面には、用紙310上の情報を読み取るための、
ダイオード等で構成された発光部と、CCDなどを使う
受光部とからなる読取り手段としてのイメージセンサ3
09が設けられている。分離ギヤ306には、同軸上に
分離ローラ311が設けられており、その対面に摩擦パ
ッド312が配置してある。ここで、ギヤ302〜30
7及び分離ローラ311は給送系320を構成する。さ
らに、同軸上にクラッチ(不図示)が設けられており、
分離ローラ311の回転を伝達したり、遮断したりす
る。なお、312は用紙310を複数枚セットするため
の給紙トレイである。
【0064】ここで、図15を用いて情報を読み取るた
めのイメージセンサ部の構造を説明する。
【0065】イメージセンサ309には、回転自在のセ
ンサローラ309a,309bが設けられており、また
イメージセンサ309を回転させるためのセンサギヤ3
15が取り付けられている。さらに、センサギヤ315
を駆動するための駆動ギヤ316とステッピングモータ
317が設けられている。なお、センサローラ309
a,309bはゴム等の弾性体が望ましい。318は、
シェーディング補正板である。ここで、センサローラ3
09a,309b、ギヤ315,316、ステッピング
モータ317は移動手段330を構成する。
【0066】次に、プリンタ350の構造を例えばイン
クジェット方式を用いて説明する。351は駆動手段と
してのモータであり、その軸にはモータギヤ352が固
定されており、アイドルCギヤ353を経由してプラテ
ンギヤ354を回転させる。プラテンギヤ354には同
軸上にプラテン355を備えている。ここでギヤ35
2,353,354,プラテン355は搬送系357を
構成する。356は、インクジェットヘッドであり不図
示の方法で駆動される。
【0067】図15のように、ADFスキャナユニット
301とプリンタ350は、別々の装置になっており、
両者を合体させることで情報入出力装置とすることがで
きる。この時、プリンタ350のプラテンギヤ354と
ADFスキャナユニット301の連結ギヤ302がかみ
あい、プリンタ350のモータ351による駆動力が、
ADFスキャナユニット301に伝達される。
【0068】次に本実施例の情報入出力装置の動作を説
明する。
【0069】まず情報出力装置、すなわちプリンタモー
ドで使う場合を説明する。用紙310を給紙トレイ31
2に複数枚、セットする。コンピュータ380からの命
令により、モータ351が回転を開始し、上述したギヤ
トレインにより分離ローラ311が回転する。ここで分
離ローラ311と摩擦パッド312b、及び給紙トレイ
312の突起部312aの作用により、複数枚の用紙3
10の最上面1枚を分離して、給紙ローラ307に送
る。この方式は、周知の技術であり、詳細説明は省略す
る。用紙310が給紙ローラ307と補助ローラ308
a,308bのニップ部に入った時点で、クラッチが作
用し分離ローラ311の回転は停止する。その後、用紙
310は搬送されプラテン355によりさらに送られ
る。ここで、インクジェットヘッド356が動作し、用
紙310に印刷する。さらに、用紙310が送られ矢印
A方向に排出される。これを繰り返すことにより、用紙
を連続的に搬送して印刷するADF付きプリンタとして
使うことができる。この場合、イメージセンサ309
は、例えばステッピングモータ317等の駆動力によ
り、図の2点鎖線位置に向いており、用紙310から発
生する紙粉がガラス面309cに付着することはない。
なお、本実施例においては、ステッピングモータを使っ
ているので、イメージセンサ309を回転するときにの
み通電すればよく、消費電力も極めて少ない。なお、電
磁クラッチ等を用いても同様にできる。この時、イメー
ジセンサ309に取り付けられているセンサローラ30
9a,309bが、給紙ローラ307に接触していない
ので、モータ351に負荷を与えることがない。
【0070】次に情報入力装置、すなわちスキャナモー
ドで使う場合を説明する。スキャナでは、周知のように
光源のバラツキ、レンズを用いた集光のために周辺光量
が低下する、CCD内の受光素子の感度バラツキ等の理
由でシェーディング現象が発生する。これを補正するた
めに、均一濃度の部材からの反射光をCCDで検知し、
電気的に補正する手段がよく用いられている。本実施例
では、上述したようにイメージセンサ回転機構を採用し
ているため補正が容易にできる。
【0071】まずスキャナモード時にイメージセンサ3
09をステッピングモータ317によって、シェーディ
ング補正板318の方へ向け補正を行い、次に図15の
実線部の位置に回転させればよい。次に動作を説明す
る。
【0072】原稿314は、その裏面に情報が記載され
ており、原稿310のセット及び分離は、上述した動作
と同様であり、この場合は、原稿314が給紙ローラ3
07と補助ローラ308a,308b、さらにはセンサ
ローラ309a,309bのニップ部で確実に定速度で
搬送され、ニップ部を通過するときにイメージセンサ3
09により、原稿314に記載された情報を読み取りコ
ンピュータ380に転送する。この場合インクジェット
へッド356は動作せず、原稿314は、そのまま矢印
A方向に排出される。このように、情報の入出力装置と
して使うことができる。 (第5の実施例)図18は、本発明の他の実施例を示す
ものであり、構造は前述した第4の実施例とほぼ同様で
あるが、この場合はイメージセンサ309全体をバネ3
19,320で給紙ローラ307に、センサローラ30
9a,309bが弾性的に接触しているため、スキャナ
使用時にもモータ351への負荷を減らすことができ、
低消費電力とすることができる。なお、センサローラ3
09a,309bのみを弾性的に給紙ローラ307に圧
接させてもよい。
【0073】
【発明の効果】(第1の発明の効果)第1の発明に係る
情報入出力装置にあっては、情報入力装置の給送系と、
情報出力装置の搬送系とが連結部にて連結され、両系の
うちのいずれか一方の系に駆動手段が備えられ、スキャ
ナモード時には読取り手段を作動させるのに対してプリ
ント手段を停止状態とし、プリンタモード時には、読取
り手段を停止状態とするのに対してプリント手段を作動
させるよう制御されることにより、一つの装置でスキャ
ナの機能とプリンタの機能を合せ持つことができ、省ス
ペースで低価格となる。さらに、駆動手段が一方の系だ
けで済むので省エネルギーとなる。
【0074】また、読取り手段を遮蔽する遮蔽手段を設
けることにより、プリンタモード時に用紙から発生する
紙粉の付着を防ぐことができる。
【0075】また、遮蔽手段がスライドシャッターを有
して成り、スライドシャッターがシェーディング補正板
である場合、スキャナモード時にはシェーディング現象
を容易に補正することができる。
【0076】また、スライドシャッターにブラッシング
部材を取付けた場合、スライドシャッターの開閉によっ
て自動的に読取り手段をきれいにすることができる。 (第2の発明の効果)第2の発明に係る情報入出力装置
にあっては、情報入力装置の給送系と、情報出力装置の
搬送系とが連結部にて連結され、両系のうちのいずれか
一方の系に駆動手段が備えられ、スキャナモード時には
読取り手段を作動させるのに対してプリント手段を停止
状態とし、プリンタモード時には読取り手段を停止状態
とするのに対してプリント手段を作動させるよう制御さ
れることにより、一つの装置でスキャナの機能とプリン
タの機能を合わせ持つことができ、省スペースで低価格
となる。さらに、駆動手段が一方の系だけで済むので省
エネルギーとなる。
【0077】また、原稿と用紙の給排紙口とを同一にす
ることにより、さらに省スペースで低価格となる。
【0078】また、読取り手段とプリント手段の両方を
作動させるモードを備えることにより、印刷用紙と情報
が記載された原稿とを重ねて供給すれば、原稿の情報を
用紙に複写できるようになり、複写機としての機能も果
す。 (第3の発明の効果)第3の発明に係る情報入出力装置
にあっては、情報入力装置の給送系と、情報出力装置の
搬送系とが連結部にて連結され、両系のうちのいずれか
一方の系に駆動手段が備えられ、スキャナモード時には
読取り手段を作動させるのに対してプリント手段を停止
状態とし、プリンタモード時には、読取り手段を停止状
態とするのに対してプリント手段を作動させるよう制御
されることにより、一つの装置でスキャナの機能とプリ
ンタの機能を合せ持つことができ、省スペースで低価格
となる。さらに、駆動手段が一方の系だけで済むので省
エネルギーとなる。
【0079】また、変位手段を設けた場合、プリンタモ
ード時に用紙から発生する紙粉の付着を防ぐことができ
る。加えて、プリンタモード時の駆動手段の負担を減ら
すことができる。
【0080】また、変位手段にて変えられる読取り手段
の位置に、シェーディング補正板を設けた場合、スキャ
ナモード時にはシェーディング現象を容易に補正するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の第1の実施例に係る情報入出力装
置の要部概略斜視図である。
【図2】同装置の、情報入力装置と情報出力装置とを結
合した状態の側面図である。
【図3】同装置の、情報入力装置と情報出力装置とを分
離した状態の斜視図である。
【図4】第1の従来例に係る情報入出力装置の斜視図で
ある。
【図5】同情報入出力装置における情報出力装置の斜視
図である。
【図6】同情報入出力装置における他の情報入力装置の
斜視図である。
【図7】第2の発明の第2の実施例に係る情報入出力装
置の、情報入力装置と情報出力装置とが分離された状態
での斜視図である。
【図8】同情報入力出力装置の、情報入力装置と情報出
力装置とが合体された状態での側面図である。
【図9】同情報入出力装置に用いられる用紙と原稿とを
重ね合せた状態の斜視図である。
【図10】同情報入出力装置における情報入力装置の読
取り手段を引き出した状態の斜視図である。
【図11】同情報入出力装置におけるインターフェース
の接続を示す斜視図である。
【図12】同発明の第3の実施例に係る情報入出力装置
の斜視図である。
【図13】同装置の側面図である。
【図14】第2の従来例に係る情報入出力装置の斜視図
である。
【図15】第3の発明の第4の実施例に係る情報入出力
装置の要部斜視図である。
【図16】同装置の、情報入力装置と情報出力装置とを
分離した状態の斜視図である。
【図17】同装置の、情報入力装置と情報出力装置とを
合体した状態の側面図である。
【図18】同発明の第5の実施例に係る情報入出力装置
の要部斜視図である。
【図19】第3の従来例に係る情報入出力装置の斜視図
である。
【図20】同情報入出力装置における情報出力装置の斜
視図である。
【図21】同情報入出力装置における他の情報入力装置
の斜視図である。
【符号の説明】
101 ADFスキャナユニット(情報入力装置) 150 プリンタ(情報出力装置) 102 連結ギヤ(連結部) 109 イメージセンサ(読取り手段) 156 インクジェットヘッド(プリント手段) 120 給送系 151 モータ(駆動手段) 157 搬送系 118a ブラシ(ブラッシング部材) 118 スライドシャッター 119 遮蔽手段 180 コンピュータ 201 ADFスキャナユニット(情報入力装置) 250 プリンタ(情報出力装置) 202 連結ギヤ(連結部) 209 イメージセンサ(読取り手段) 256 インクジェットヘッド(プリント手段) 220 給送系 251 モータ(駆動手段) 260 搬送系 280 コンピュータ 301 ADFスキャナユニット(情報入力装置) 350 プリンタ(情報出力装置) 302 連結ギヤ(連結部) 309 イメージセンサ(読取り手段) 356 インクジェットヘッド(プリント手段) 320 給送系 351 モータ(駆動手段) 357 搬送系 380 コンピュータ 330 変位手段 318 シェーディング補正板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿 沼 清 之 埼玉県秩父市大字下影森1248番地キヤノン 電子株式会社内 (72)発明者 横 田 強 埼玉県秩父市大字下影森1248番地キヤノン 電子株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読取る読取り手段を備
    えた情報入力装置と、該情報入力装置によって読取られ
    た画像情報を用紙にプリントするプリント手段を備えた
    情報出力装置と、を有して成る情報入出力装置におい
    て、 前記情報入力装置が、原稿又は用紙であるシート材を前
    記読取り手段に給送する給送系を有し、 前記情報出力装置が、前記シート材を前記プリント手段
    へ搬送して排送する搬送系を有し、 該搬送系と前記給送系とは連結部にて連結され、両系の
    うちいずれか一方の系に駆動手段が備えられ、 スキャナモード時には前記読取り手段を作動させるのに
    対して前記プリント手段を停止状態とし、プリンタモー
    ド時には前記読取り手段を停止状態とするのに対して前
    記プリント手段を作動させるべくコンピュータに制御さ
    れることを特徴とする情報入出力装置。
  2. 【請求項2】 プリンタモード時には、読取り手段を遮
    蔽する遮蔽手段を備えた請求項1記載の情報入出力装
    置。
  3. 【請求項3】 遮蔽手段がスライドシャッターを有して
    成り、該スライドシャッターがシェーディング補正板で
    ある請求項2記載の情報入出力装置。
  4. 【請求項4】 遮蔽手段がスライドシャッターを有して
    成り、該スライドシャッターにブラッシング部材が取付
    けられた請求項2記載の情報入出力装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像情報を読取る読取り手段を備
    えた情報入力装置と、該情報入力装置によって読取られ
    た画像情報を用紙にプリントするプリント手段を備えた
    情報出力装置と、を有して成る情報入出力装置におい
    て、 前記情報入力装置が、原稿又は用紙であるシート材を前
    記読取り手段に給送する給送系を有し、 前記情報出力装置が、前記シート材を前記プリント手段
    へ搬送して排送する搬送系を有し、 該搬送系と前記給送系とは連結部にて連結され、両系の
    うちいずれか一方の系に駆動手段が備えられ、 スキャナモード時には前記読取り手段を作動させるのに
    対して前記プリント手段を停止状態とし、プリンタモー
    ド時には前記読取り手段を停止状態とするのに対して前
    記プリント手段を作動させるべくコンピュータに制御さ
    れることを特徴とする情報入出力装置。
  6. 【請求項6】 原稿の給排紙口と用紙の給排紙口とが同
    一の給排紙口である請求項5記載の情報入出力装置。
  7. 【請求項7】 一回の給排紙の間に読取り手段とプリン
    ト手段の両方を作動させるモードを備えた請求項5記載
    の情報入出力装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像情報を読取る読取り手段を備
    えた情報入力装置と、該情報入力装置によって読取られ
    た画像情報を用紙にプリントするプリント手段を備えた
    情報出力装置と、を有して成る情報入出力装置におい
    て、 前記情報入力装置が、原稿又は用紙であるシート材を前
    記読取り手段に給送する給送系を有し、 前記情報出力装置が、前記シート材を前記プリント手段
    へ搬送して排送する搬送系を有し、 該搬送系と前記給送系とは連結部にて連結され、両系の
    うちいずれか一方の系に駆動手段が備えられ、 スキャナモード時には前記読取り手段を作動させるのに
    対して前記プリント手段を停止状態とし、プリンタモー
    ド時には前記読取り手段を停止状態とするのに対して前
    記プリント手段を作動させるべくコンピュータに制御さ
    れることを特徴とする情報入出力装置。
  9. 【請求項9】 プリンタモード時に、読取り手段を停止
    状態とすると共に、該読取り手段の位置を変える変位手
    段を備えた請求項8記載の情報入出力装置。
  10. 【請求項10】 変位手段にて変えられる読取り手段の
    位置に、シェーディング補正板を設けた請求項9記載の
    情報入出力装置。
JP4224914A 1992-07-30 1992-07-30 情報入出力装置 Withdrawn JPH0654140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4224914A JPH0654140A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 情報入出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4224914A JPH0654140A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 情報入出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654140A true JPH0654140A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16821144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4224914A Withdrawn JPH0654140A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 情報入出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0654140A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3504983B2 (ja) 原稿再生装置
US7418235B2 (en) Method and apparatus for image forming
JP2005247476A (ja) 画像形成装置
CN1550439A (zh) 成像装置
US7673984B2 (en) Image forming apparatus having a removable output unit
KR20090010787A (ko) 화상독취장치 및 이를 구비하는 화상형성장치
EP0629073A1 (en) Facsimile apparatus
CN1207636C (zh) 成像装置
JPH06303373A (ja) スキャナプリンタ
JP3516733B2 (ja) 画像形成装置
JPH0654140A (ja) 情報入出力装置
JP3355135B2 (ja) 画像形成装置
JP3825895B2 (ja) シート分離搬送装置及びこれを備える画像形成装置
JP3483361B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4413131B2 (ja) 画像形成装置
JP4190002B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
KR100419223B1 (ko) 잉크젯 복합기
JP3441841B2 (ja) 記録装置
KR100476773B1 (ko) 복합기의 구동장치
JP3167340B2 (ja) 画像記録装置
KR100208800B1 (ko) 잉크 젯 팩스장치
KR200258634Y1 (ko) 복합기의 급지 장치
KR100277775B1 (ko) 복합기기의 셔틀스케너를 이용한 용지감지방법
JP3119423B2 (ja) 原稿読取装置
JPH06268788A (ja) 情報入出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005