JPH0654005A - 自動周波数制御回路 - Google Patents
自動周波数制御回路Info
- Publication number
- JPH0654005A JPH0654005A JP4168836A JP16883692A JPH0654005A JP H0654005 A JPH0654005 A JP H0654005A JP 4168836 A JP4168836 A JP 4168836A JP 16883692 A JP16883692 A JP 16883692A JP H0654005 A JPH0654005 A JP H0654005A
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- Japan
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- phase
- voltage
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同位相（Ｉ）信号または直交位相（Ｑ）信
号と、復調信号を用いて、局部発振器の周波数のずれの
向きを検出してチャージポンプを駆動し、局部発振器で
ある電圧制御発振器を制御することで、直接変換受信機
のＦＳＫ復調器の自動周波数制御回路を集積化に適した
構成で提供する。 【構成】 周波数電圧変換器２によりＩ信号またはＱ信
号を電圧に変換し、電圧比較器４で基準電圧と比較を行
い、電圧比較器４の出力信号と復調信号の位相関係を、
同相逆相判定回路７により比較する。同相の場合はアッ
プ信号を、逆相の場合はダウン信号を、チャージポンプ
９へ送り、チャージポンプ９の出力をローパスフィルタ
１０を通して制御電圧として供給することで、電圧制御
発振器１１を制御する。
号と、復調信号を用いて、局部発振器の周波数のずれの
向きを検出してチャージポンプを駆動し、局部発振器で
ある電圧制御発振器を制御することで、直接変換受信機
のＦＳＫ復調器の自動周波数制御回路を集積化に適した
構成で提供する。 【構成】 周波数電圧変換器２によりＩ信号またはＱ信
号を電圧に変換し、電圧比較器４で基準電圧と比較を行
い、電圧比較器４の出力信号と復調信号の位相関係を、
同相逆相判定回路７により比較する。同相の場合はアッ
プ信号を、逆相の場合はダウン信号を、チャージポンプ
９へ送り、チャージポンプ９の出力をローパスフィルタ
１０を通して制御電圧として供給することで、電圧制御
発振器１１を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として直接変換受信
機のＦＳＫ（フリケンシー・シフト・キーイング：周波
数偏移変調）復調器における局部発振器の自動周波数制
御回路に関するものである。
機のＦＳＫ（フリケンシー・シフト・キーイング：周波
数偏移変調）復調器における局部発振器の自動周波数制
御回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３に示すような構成が、ＦＳＫ復調器
等における局部発振器の自動周波数制御回路として従来
より知られている。図３において、１１は制御電圧に応
じて発振周波数が変化する電圧制御発振器（ＶＣＯ），
１２はＶＣＯ１１の出力の位相を９０度変移させる９０
度移相器、１３は入力変調波を入力する入力変調波端
子、１４は入力変調波端子１３を介して入力される入力
変調波とＶＣＯ１１の出力とを混合するミキサ、１５は
入力変調波端子１３を介して入力される入力変調波と９
０度移相器１２の出力とを混合するミキサ、１６、１７
はミキサ１４、１５から出力されるミキシング信号から
高調波成分を除去するローパスフィルタ、１８はローパ
スフィルタ１６、１７の出力から復調すべき信号を出力
端子１８Ａから取り出す復調回路、１９はローパスフィ
ルタ１６、１７の双方の出力を混合するミキサである。
２０はミキサ１９から出力されるミキシング信号から高
調波成分を除去するローパスフィルタで、当該出力によ
りＶＣＯ１１を制御する。すなわち、入力変調波と、Ｖ
ＣＯ１１の出力にθの位相差がある時、ループフィルタ
３０２の出力電圧は−ｓｉｎ２θに比例し、θ＝０とな
る向きにＶＣＯ１１は制御される。この結果、ＶＣＯ１
１の周波数は、搬送波周波数に近づく。なお、このミキ
サ１９とローパスフィルタ２０とにより、自動周波数制
御回路３０を構成する。
等における局部発振器の自動周波数制御回路として従来
より知られている。図３において、１１は制御電圧に応
じて発振周波数が変化する電圧制御発振器（ＶＣＯ），
１２はＶＣＯ１１の出力の位相を９０度変移させる９０
度移相器、１３は入力変調波を入力する入力変調波端
子、１４は入力変調波端子１３を介して入力される入力
変調波とＶＣＯ１１の出力とを混合するミキサ、１５は
入力変調波端子１３を介して入力される入力変調波と９
０度移相器１２の出力とを混合するミキサ、１６、１７
はミキサ１４、１５から出力されるミキシング信号から
高調波成分を除去するローパスフィルタ、１８はローパ
スフィルタ１６、１７の出力から復調すべき信号を出力
端子１８Ａから取り出す復調回路、１９はローパスフィ
ルタ１６、１７の双方の出力を混合するミキサである。
２０はミキサ１９から出力されるミキシング信号から高
調波成分を除去するローパスフィルタで、当該出力によ
りＶＣＯ１１を制御する。すなわち、入力変調波と、Ｖ
ＣＯ１１の出力にθの位相差がある時、ループフィルタ
３０２の出力電圧は−ｓｉｎ２θに比例し、θ＝０とな
る向きにＶＣＯ１１は制御される。この結果、ＶＣＯ１
１の周波数は、搬送波周波数に近づく。なお、このミキ
サ１９とローパスフィルタ２０とにより、自動周波数制
御回路３０を構成する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図３の
構成では、ＦＳＫ変調波に対しては、マーク、スペース
に対応する周波数が異なるため、電圧制御発振器の周波
数は搬送波周波数に近づくのではなく、マーク、スペー
ス各々の周波数に追従しようとする。
構成では、ＦＳＫ変調波に対しては、マーク、スペース
に対応する周波数が異なるため、電圧制御発振器の周波
数は搬送波周波数に近づくのではなく、マーク、スペー
ス各々の周波数に追従しようとする。
【０００４】直接変換受信機のＦＳＫ復調器において、
局部発振器周波数と搬送波周波数の周波数差が大きくな
り、前記周波数差がＦＳＫ変調波の周波数偏移に近づく
と、局部発振器周波数のずれの向きによって、マークま
たはスペースに対応するＩ、Ｑ波形の周波数が低くな
り、復調器の復調精度が低下してしまう。
局部発振器周波数と搬送波周波数の周波数差が大きくな
り、前記周波数差がＦＳＫ変調波の周波数偏移に近づく
と、局部発振器周波数のずれの向きによって、マークま
たはスペースに対応するＩ、Ｑ波形の周波数が低くな
り、復調器の復調精度が低下してしまう。
【０００５】本発明は、上記問題点を解決し、局部発振
器周波数を搬送波周波数に近づけることで、復調精度の
向上を図ることを目的とする。
器周波数を搬送波周波数に近づけることで、復調精度の
向上を図ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、直接変換受信
機の周波数偏移変調を行なう際に、同位相信号または直
交位相信号を電圧に変換する周波数電圧変換器と、前記
周波数電圧変換器の出力電圧と基準電圧とを比較する電
圧比較器と、前記電圧比較器の出力信号と復調信号の位
相関係を判定する同相逆相判定回路と、前記同相逆相判
定回路の出力信号により駆動されて充放電を行うチャー
ジポンプと、前記チャージポンプ出力に基づき、局部発
振源である電圧制御発振器の周波数を制御するローパス
フィルタとを設けたものである。
機の周波数偏移変調を行なう際に、同位相信号または直
交位相信号を電圧に変換する周波数電圧変換器と、前記
周波数電圧変換器の出力電圧と基準電圧とを比較する電
圧比較器と、前記電圧比較器の出力信号と復調信号の位
相関係を判定する同相逆相判定回路と、前記同相逆相判
定回路の出力信号により駆動されて充放電を行うチャー
ジポンプと、前記チャージポンプ出力に基づき、局部発
振源である電圧制御発振器の周波数を制御するローパス
フィルタとを設けたものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記構成により、電圧比較器の出力信
号と復調信号の符号が同じであるか異なるかにより、局
部発振器周波数が搬送波周波数より低いか高いかを同相
逆相判定回路で判定できることを利用して、同相逆相判
定回路の出力信号によりチャージポンプを駆動して、充
電あるいは放電することで、局部発振器である電圧制御
発振器の制御電圧信号を得ることにより、局部発振器周
波数を搬送波周波数に近づけて、復調の精度を向上させ
るという作用を有する。
号と復調信号の符号が同じであるか異なるかにより、局
部発振器周波数が搬送波周波数より低いか高いかを同相
逆相判定回路で判定できることを利用して、同相逆相判
定回路の出力信号によりチャージポンプを駆動して、充
電あるいは放電することで、局部発振器である電圧制御
発振器の制御電圧信号を得ることにより、局部発振器周
波数を搬送波周波数に近づけて、復調の精度を向上させ
るという作用を有する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図１は本発明一実施例の自動周波数
制御装置の構成を示すブロック図である。図１におい
て、１１は制御電圧に応じて発振周波数が変化する電圧
制御発振器（ＶＣＯ），１２はＶＣＯ１１の出力の位相
を９０度変移させる９０度移相器、１３は入力変調波を
入力する入力変調波端子、１４は入力変調波端子１３を
介して入力される入力変調波とＶＣＯ１１の出力とを混
合するミキサ、１５は入力変調波端子１３を介して入力
される入力変調波と９０度移相器１２の出力とを混合す
るミキサ、１６、１７はミキサ１４、１５から出力され
るミキシング信号から高調波成分を除去するローパスフ
ィルタ、１８はローパスフィルタ１６、１７の出力から
復調すべき信号を出力端子１８Ａから取り出す復調回路
で、以上の構成は図３に示した同一の番号が付された構
成要素と同一のものであるので、以下の説明ではその動
作は割愛する。。
しながら説明する。図１は本発明一実施例の自動周波数
制御装置の構成を示すブロック図である。図１におい
て、１１は制御電圧に応じて発振周波数が変化する電圧
制御発振器（ＶＣＯ），１２はＶＣＯ１１の出力の位相
を９０度変移させる９０度移相器、１３は入力変調波を
入力する入力変調波端子、１４は入力変調波端子１３を
介して入力される入力変調波とＶＣＯ１１の出力とを混
合するミキサ、１５は入力変調波端子１３を介して入力
される入力変調波と９０度移相器１２の出力とを混合す
るミキサ、１６、１７はミキサ１４、１５から出力され
るミキシング信号から高調波成分を除去するローパスフ
ィルタ、１８はローパスフィルタ１６、１７の出力から
復調すべき信号を出力端子１８Ａから取り出す復調回路
で、以上の構成は図３に示した同一の番号が付された構
成要素と同一のものであるので、以下の説明ではその動
作は割愛する。。
【０００９】図３の構成と異なる点は、自動周波数制御
回路１である。この自動周波数制御回路１において、２
はローパスフィルタ１６から送出されるＩまたはＱ信号
を電圧に変換する周波数電圧変換器、４は周波数電圧変
換器２の出力と基準電圧端子３に印加される基準電圧と
をレベル比較する電圧比較器、５は電圧比較器４の出力
に対するリミッタアンプ、６は復調回路１８の出力であ
る復調信号を一時遅延させる遅延回路である。７は同相
逆相判定回路で、論理積回路８ａ，８ｂにより構成され
ている。９は同相逆相判定回路７の出力信号により駆動
されて充放電を行うチャージポンプ、１０はチャージポ
ンプ９の出力に基づき、局部発振源である電圧制御発振
器１１の周波数を制御するローパスフィルタである。
回路１である。この自動周波数制御回路１において、２
はローパスフィルタ１６から送出されるＩまたはＱ信号
を電圧に変換する周波数電圧変換器、４は周波数電圧変
換器２の出力と基準電圧端子３に印加される基準電圧と
をレベル比較する電圧比較器、５は電圧比較器４の出力
に対するリミッタアンプ、６は復調回路１８の出力であ
る復調信号を一時遅延させる遅延回路である。７は同相
逆相判定回路で、論理積回路８ａ，８ｂにより構成され
ている。９は同相逆相判定回路７の出力信号により駆動
されて充放電を行うチャージポンプ、１０はチャージポ
ンプ９の出力に基づき、局部発振源である電圧制御発振
器１１の周波数を制御するローパスフィルタである。
【００１０】以上のような構成において、入力ＦＳＫ変
調波について、搬送波周波数をｆｃ、周波数偏移をｆｄ
としたとき、マークに対して周波数ｆｃ＋ｆｄ、スペー
スに対して周波数ｆｃ−ｆｄが対応していると仮定し
て、局部発振器周波数をｆＬとおくとき、以下その動作
を説明する。
調波について、搬送波周波数をｆｃ、周波数偏移をｆｄ
としたとき、マークに対して周波数ｆｃ＋ｆｄ、スペー
スに対して周波数ｆｃ−ｆｄが対応していると仮定し
て、局部発振器周波数をｆＬとおくとき、以下その動作
を説明する。
【００１１】周波数偏移ｆｄに対する周波数電圧変換器
２の出力電圧をＶ０とするとき、電圧Ｖ０よりＶｄだけ
高く基準電圧を設定する。周波数電圧変換器２の出力が
電圧Ｖ０＋Ｖｄとなる周波数範囲ｆｗに、局部発振器周
波数と搬送波周波数の差の絶対値｜ｆＬ−ｆｃ｜が入っ
ているとき、すなわちｆＷ≧｜ｆＬ−ｆｃ｜のときは、
リミッタアンプ５の出力信号はＬレベルとなり、チャー
ジポンプ９は駆動されずハイインピーダンス状態にな
り、ＡＦＣ回路１は電圧制御発振器１３の制御電圧に寄
与しなくなる。
２の出力電圧をＶ０とするとき、電圧Ｖ０よりＶｄだけ
高く基準電圧を設定する。周波数電圧変換器２の出力が
電圧Ｖ０＋Ｖｄとなる周波数範囲ｆｗに、局部発振器周
波数と搬送波周波数の差の絶対値｜ｆＬ−ｆｃ｜が入っ
ているとき、すなわちｆＷ≧｜ｆＬ−ｆｃ｜のときは、
リミッタアンプ５の出力信号はＬレベルとなり、チャー
ジポンプ９は駆動されずハイインピーダンス状態にな
り、ＡＦＣ回路１は電圧制御発振器１３の制御電圧に寄
与しなくなる。
【００１２】周波数範囲ｆｗより高い方に搬送波周波数
ｆｃからずれた場合、すなわちｆＷ＜｜ｆＬ−ｆｃ｜で
ｆＬ＞ｆｃのときは、リミッタアンプ５の出力信号と復
調信号の符号が反転するため、リミッタアンプ５の出力
信号がＨレベルのとき復調信号はＬレベルとなり、チャ
ージポンプ９が充電するよう駆動され、周波数がさがる
よう電圧制御発振器１３が制御される。
ｆｃからずれた場合、すなわちｆＷ＜｜ｆＬ−ｆｃ｜で
ｆＬ＞ｆｃのときは、リミッタアンプ５の出力信号と復
調信号の符号が反転するため、リミッタアンプ５の出力
信号がＨレベルのとき復調信号はＬレベルとなり、チャ
ージポンプ９が充電するよう駆動され、周波数がさがる
よう電圧制御発振器１３が制御される。
【００１３】周波数幅ｆｗより低い方に搬送波周波数ｆ
ｃからずれた場合、すなわちｆＷ＜｜ｆＬ−ｆｃ｜でｆ
Ｌ＞ｆｃのときは、チャージポンプ９が放電あるよう駆
動され、電圧制御発振器１１の周波数が上がる。
ｃからずれた場合、すなわちｆＷ＜｜ｆＬ−ｆｃ｜でｆ
Ｌ＞ｆｃのときは、チャージポンプ９が放電あるよう駆
動され、電圧制御発振器１１の周波数が上がる。
【００１４】図２は、図１の同相逆相判定回路７の他の
実施例を示すものである。図２（ａ）において、７１は
遅延回路、７２はＤフリップフロップである。また、図
２（ｂ）において、７３は遅延回路、７４はＤフリップ
フロップ、７５、７６は論理積回路である。さらに図２
（ｃ）において、７７、７８は排他的論理和回路であ
る。
実施例を示すものである。図２（ａ）において、７１は
遅延回路、７２はＤフリップフロップである。また、図
２（ｂ）において、７３は遅延回路、７４はＤフリップ
フロップ、７５、７６は論理積回路である。さらに図２
（ｃ）において、７７、７８は排他的論理和回路であ
る。
【００１５】図２（ａ）において、リミッタアンプ５の
出力信号の立ち上がりの時の、復調信号により、同相逆
相の判定を行なう。すなわち、復調信号がＬレベルであ
ったときは、高い方にずれていると判定でき、チャージ
ポンプ９が放電するよう駆動され、電圧制御発振器１１
の周波数が下がる。一方、復調信号がＨレベルであった
ときは、低い方にずれていると判定でき、チャージポン
プ９が充電するよう駆動され、電圧制御発振器１１の周
波数が上がる。この構成では、電圧制御発振器１１の周
波数が周波数ｆｃ−ｆｗからｆｃ＋ｆｗの範囲で変動す
るが、基準電圧をＶｄが小さくなるよう設定し、周波数
範囲ｆｗを狭くすることで、変動を抑えられる。
出力信号の立ち上がりの時の、復調信号により、同相逆
相の判定を行なう。すなわち、復調信号がＬレベルであ
ったときは、高い方にずれていると判定でき、チャージ
ポンプ９が放電するよう駆動され、電圧制御発振器１１
の周波数が下がる。一方、復調信号がＨレベルであった
ときは、低い方にずれていると判定でき、チャージポン
プ９が充電するよう駆動され、電圧制御発振器１１の周
波数が上がる。この構成では、電圧制御発振器１１の周
波数が周波数ｆｃ−ｆｗからｆｃ＋ｆｗの範囲で変動す
るが、基準電圧をＶｄが小さくなるよう設定し、周波数
範囲ｆｗを狭くすることで、変動を抑えられる。
【００１６】図２（ｂ）では、Ｄフリップフロップ７４
の出力と、リミッタアンプ５の出力信号との論理積を出
力とすることで、局部発振器周波数と搬送波周波数の差
の絶対値が｜ｆＬ−ｆｃ｜に入っているときは、チャー
ジポンプ９は駆動されずハイインピーダンス状態にな
り、ＡＦＣ回路１は電圧制御発振器１１の制御電圧に寄
与しなくなる。
の出力と、リミッタアンプ５の出力信号との論理積を出
力とすることで、局部発振器周波数と搬送波周波数の差
の絶対値が｜ｆＬ−ｆｃ｜に入っているときは、チャー
ジポンプ９は駆動されずハイインピーダンス状態にな
り、ＡＦＣ回路１は電圧制御発振器１１の制御電圧に寄
与しなくなる。
【００１７】図２（ｃ）では、排他的論理和回路７７、
７８により、リミッタアンプ５の出力信号と復調信号の
符号が同じであるか異なるかにより、周波数が低いか高
いかを判定し、チャージポンプ９を充電するか放電する
よう駆動することで、電圧制御発振器１３を制御する。
７８により、リミッタアンプ５の出力信号と復調信号の
符号が同じであるか異なるかにより、周波数が低いか高
いかを判定し、チャージポンプ９を充電するか放電する
よう駆動することで、電圧制御発振器１３を制御する。
【００１８】以上のように、本実施例によれば、リミッ
タアンプ５の出力信号と復調信号の比較により、局部発
振器周波数のずれの向きを検出し、局部発振器周波数を
搬送波周波数に近づくよう制御することで、周波数ズレ
による復調精度の低下を防ぐことができる。
タアンプ５の出力信号と復調信号の比較により、局部発
振器周波数のずれの向きを検出し、局部発振器周波数を
搬送波周波数に近づくよう制御することで、周波数ズレ
による復調精度の低下を防ぐことができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ＦＳＫ
復調器において、ＩまたはＱ信号を周波数電圧変換し基
準電圧と比較した信号と復調信号を比較することで、局
部発振器周波数のずれの向きを検出し、周波数のズレが
減少するようチャージポンプを駆動し、局部発振器であ
る電圧制御発振器を制御することで、復調器を安定に動
作させる。
復調器において、ＩまたはＱ信号を周波数電圧変換し基
準電圧と比較した信号と復調信号を比較することで、局
部発振器周波数のずれの向きを検出し、周波数のズレが
減少するようチャージポンプを駆動し、局部発振器であ
る電圧制御発振器を制御することで、復調器を安定に動
作させる。
【００２０】また、基準電圧の設定により、周波数ずれ
に対する制御を行なう範囲を変えられ、チャージポンプ
の出力信号は誤差成分による信号反転が少ないため、ほ
とんど一定電圧の信号が得られる。
に対する制御を行なう範囲を変えられ、チャージポンプ
の出力信号は誤差成分による信号反転が少ないため、ほ
とんど一定電圧の信号が得られる。
【図１】本発明の一実施例における自動周波数制御回路
のブロック結線図
のブロック結線図
【図２】本発明の他の実施例における自動周波数制御回
路の要部である同相逆相判定回路のブロック結線図
路の要部である同相逆相判定回路のブロック結線図
【図３】従来の自動周波数制御回路のブロック結線図
１ 自動周波数制御回路 ２ 周波数電圧変換器 ３ 基準電圧端子 ４ 電圧比較器 ５ リミッタアンプ ６ 遅延回路 ７ 同相逆相判定回路 ９ チャージポンプ １０ ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和紀 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 今川 保美 石川県金沢市彦三町二丁目１番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内
Claims (5)
- 【請求項１】 直接変換受信機の周波数偏移変調を行な
う際に、同位相信号または直交位相信号を電圧に変換す
る周波数電圧変換器と、前記周波数電圧変換器の出力電
圧と基準電圧とを比較する電圧比較器と、前記電圧比較
器の出力信号と復調信号の位相関係を判定する同相逆相
判定回路と、前記同相逆相判定回路の出力信号により駆
動されて充放電を行うチャージポンプと、前記チャージ
ポンプ出力に基づき、局部発振源である電圧制御発振器
の周波数を制御するローパスフィルタとを備えた自動周
波数制御回路。 - 【請求項２】 同相逆相判定回路が、電圧比較器の出力
信号と復調信号とを比較する第１の論理積回路と、前記
電圧比較器の出力信号と復調信号を反転した信号とを比
較する第２の論理積回路とを有する請求項１記載の自動
周波数制御回路。 - 【請求項３】 同相逆相判定回路が、電圧比較器の出力
信号の立ち上がり、または下がりをクロックとして、復
調信号を入力とするＤフリップフロップを有する請求項
１記載の自動周波数制御回路。 - 【請求項４】 同相逆相判定回路が、Ｄフリップフロッ
プの出力と、電圧比較器の出力信号を比較する論理積回
路を有する請求項３記載の自動周波数制御回路。 - 【請求項５】 同相逆相判定回路が、電圧比較器の出力
信号と復調信号を比較する第１の排他的論理和回路と、
前記電圧比較器の出力信号と、復調信号を反転した信号
を比較する第２の排他的論理和回路とを有する請求項１
記載の自動周波数制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168836A JP2624086B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動周波数制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168836A JP2624086B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動周波数制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0654005A true JPH0654005A (ja) | 1994-02-25 |
| JP2624086B2 JP2624086B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=15875428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4168836A Expired - Fee Related JP2624086B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動周波数制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2624086B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6275542B1 (en) | 1997-05-13 | 2001-08-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Direct conversion receiver including mixer down-converting incoming signal, and demodulator operating on downconverted signal |
| US6332007B1 (en) | 1997-12-12 | 2001-12-18 | Nec Corporation | Automatic frequency control in FSK receiver using voltage window deviation |
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1992
- 1992-06-26 JP JP4168836A patent/JP2624086B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP2624086B2 (ja) | 1997-06-25 |
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