JP3658768B2 - Fm受信装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、主として無線通信に用いられる受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に無線通信における受信方式としてシングルスーパヘテロダイン方式やダブルスーパヘテロダイン方式が用いられている。しかしながら上記従来のヘテロダイン方式ではイメージ周波数を除去するための帯域フィルタや隣接チャンネル信号を除去するための帯域フィルタが必要である。そして前記帯域フィルタとして水晶やセラミックの機械的振動特性を利用したメカニカルフィルタが用いられている。そのため形状が大きいことや高価であること等の諸問題がある。そのため近年、新たな受信方式としてダイレクトコンバージョン受信方式が検討されてきている。図7に従来のダイレクトコンバージョン受信方式のブロック図を示す。1はアンテナ、2は高周波増幅手段、3は第一のミキシング手段、4は隣接チャンネル信号を除去するための第一の低域フィルタ、5は第一の低周波増幅手段、6は信号発生手段、7は90゜位相シフター、8は第二のミキシング手段、9は隣接チャンネル信号を除去するための第二の低域フィルタ、10は第二の低周波増幅手段である。11は位相差検出手段であり、12の第一のコンパレータと13の第二のコンパレータと14のDーフリップフロップからなっている。端子aは第一の低周波増幅手段5の出力端子、端子bは第一のコンパレータ12の出力端子、端子cは第二の低周波増幅手段10の出力端子、端子dは第二のコンパレータ13の出力端子、端子eはD−フリップフロップ14の出力端子である。さてアンテナ1に
S=cos{ω+P(t)・Δω}・t P(t):1または−1の符号列
ω:搬送波角周波数 Δω:角周波数偏移であり極性は正
で表わされるFSK信号Sが入力した場合について考える。FSK信号Sは高周波増幅手段2により増幅された後、第一及び第二のミキシング手段3、8に入力する。信号発生手段6では
Q=COS{ω+x}・t x:搬送波角周波数ωからの角周波数誤差
で表わされる信号Qを発生する。90゜位相シフターでは信号発生手段6からの信号Qが90゜位相シフトされQ’=SIN{ω+x}tとなる。第一のミキシング手段3では信号発生手段6からの信号QとFSK信号Sのかけ算が行なわれる。第二のミキシング手段8では90゜位相シフター7からの信号Q’とFSK信号のかけ算が行なわれる。そして第一及び第二の低域フィルター4、9により希望信号以外の高周波成分が除去され、第一及び第二の低周波増幅手段5、10により希望信号が増幅される。従って端子a及び端子cには次の信号が出力する。
【0003】
端子a:S×Q =COS{P(t)・Δωーx}・t
端子c:S×Q’=SIN{P(t)・Δωーx}・t
信号発生手段6は発振周波数安定度の高い水晶が用いられており、Δω》xに選ばれている。説明を簡単にするためにx=0として以下説明する。符号列P(t)と各端子a、b、c、d、eの信号波形の関係を図8に示し、図8を参照しながら説明する。図8から明かなように符号列P(t)が−1の時には端子aの信号に比べ端子cの信号は位相が90゜進んでいる。一方符号列P(t)が1の時には端子aの信号に比べ端子cの信号は位相が90゜遅れている。従って位相差検出手段11において端子aの信号と端子cの信号の位相差を検出することによりもとの符号列P(t)を再生することができる。位相差検出手段11の位相の進み遅れ検出方法としてD−フリップフロップを用いて図7の端子b,端子cに示す波形より、端子eの出力波形を得ることができる。図8において端子bの立ち下がりエッジで端子dのレベル(丸印)をラッチして端子eに出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、信号発生手段6の発振周波数の搬送波周波数からの誤差xが角周波数偏移Δωより大きい場合や、符号列P(t)の符号変化速度が角周波数偏移Δωに比べ無視できない大きさの場合には以下の問題を有していた。
【0005】
(1)誤差xが角周波数偏移Δωより大きい場合
符号列P(t)が変化しても、端子aと端子cの信号間で位相の進み、遅れの変化が生じない。そのため符号列P(t)を再生できない
(2)符号変化速度が角周波数偏移Δωに比べ無視できない大きさの場合
1ビット伝送時間内に端子a及び端子cの信号が1周期に満たなくなってくる。そのため位相の進み、遅れの判定がむずかしくなってくるため符号列P(t)の正確な再生ができない。
という課題があった。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、誤差xの影響をなくし、正確なデータの復調を可能とするFM受信装置を実現することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のFM受信装置は、受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、前記第一のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第一のコンパレータと、前記第二のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第二のコンパレータと、前記第一のコンパレータからの信号のエッジを検出し一定のパルス幅のパルス信号を出力する第一のパルス信号発生手段と、前記第一のコンパレータからの信号及び前記第二のコンパレータからの信号及び前記第一のパルス信号発生手段からの信号を入力とし前記第一のコンパレータからの信号と前記第二のコンパレータからの信号が同相の時と逆相の時で前記第一のパルス信号発生手段からの信号を二つの出力端子のどちらに出力するかを制御する第一のパルス出力制御手段と、前記第二のコンパレータからの信号のエッジを検出し一定のパルス幅のパルス信号を出力する第二のパルス信号発生手段と、前記第一のコンパレータからの信号及び前記第二のコンパレータからの信号及び前記第二のパルス信号発生手段からの信号を入力とし前記第一のコンパレータからの信号と前記第二のコンパレータからの信号が同相の時と逆相の時で前記第二のパルス信号発生手段からの信号を二つの出力端子のどちらに出力するかを制御する第二のパルス出力制御手段と、前記第一のパルス出力制御手段の出力と前記第二のパルス出力制御手段の出力を加算あるいは減算する演算手段を備えている。
【0008】
【作用】
本発明は直交する2つの受信信号の立ち上がり及び立ち下がりエッジのタイミングで一定のパルス幅のパルス信号を出力する第一及び第二のパルス信号発生手段17、18と、前記受信信号の位相関係により3値信号に変換する第一及び第二のパルス出力制御手段19、20と演算手段21とを有しているので、符号列P(t)を正確に再生することができることとなる。
【0009】
【実施例】
以下本発明の実施例を図1及び図2を参照して説明する。図1は本発明の実施例におけるブロック図、図2は図1のブロック図の各部の動作波形を示す。なお図1において、図7の従来例と同一の機能ブロックには同一の番号を付与している。1はアンテナ、2は高周波増幅手段、3は第一のミキシング手段、4は隣接チャンネル信号を除去するための第一の低域フィルタ、6は信号発生手段、7は90゜位相シフター、8は第二のミキシング手段、9は隣接チャンネル信号を除去するための第二の低域フィルタ、12は第一のコンパレータ、13は第二のコンパレータ、17は第一のパルス信号発生手段、18は第二のパルス信号発生手段、19は第一のパルス出力制御手段、20は第二のパルス出力制御手段、21は演算手段、22はローパスフィルタ、23は周波数補正手段である。さてアンテナ1に入力する信号Sとして従来例と同様、
S=cos{ω+P(t)・Δω}・t P(t):1またはー1の符号列
ω:搬送波角周波数 Δω:角周波数偏移であり極性は正
で表わされるFSK信号Sが入力した場合について考える。
信号発生手段6では、従来例と同様
Q=COS{ω+x}・t x:搬送波角周波数ωからの角周波数誤差
で表わされる信号Qを発生する。90゜位相シフター7では信号発生手段6からの信号Qが90゜位相シフトされQ’=SIN{ω+x}tとなる。従って従来例と同様、第一の低域フィルタ4および第二の低域フィルタ9の出力端子a及びcには
端子a:S×Q =COS{P(t)・Δωーx}・t
端子c:S×Q’=SIN{P(t)・Δωーx}・t
なる信号が生じる。説明を簡単にするためにx=0として以下説明する。符号列P(t)と各端子a、b、c、dの信号波形の関係は従来例の場合と同様である。第一のパルス信号発生手段17では端子bの信号の立ち上がり及び立ち下がりエッジのタイミングで一定パルス幅のパルス信号を端子fに出力する。同様に第二のパルス信号発生手段18では端子dの信号の立ち上がり及び立ち下がりエッジのタイミングで一定パルス幅のパルス信号を端子gに出力する。図4に第一のパルス信号発生手段17及び第二のパルス信号発生手段18の構成の一例を示す。24は遅延手段、25は排他的論理和手段、26は単安定マルチバイブレータである。端子bまたはdの信号は遅延手段24と排他的論理和手段25により立ち上がりと立ち下がりのエッジが検出される。検出されたエッジをトリガーとして単安定マルチバイブレータ26が起動され一定パルス幅のパルス信号を端子fまたは端子gに出力する。次に図1の第一のパルス出力制御手段19では端子bと端子dの信号が逆相の時に端子hに端子fの信号を出力し、端子bと端子dの信号が同相の時には端子iに端子fの信号を出力するように構成されている。同様に、第二のパルス出力制御手段20は端子bと端子dの信号が同相の時に端子jに端子gの信号を出力し、端子bと端子dの信号が逆相の時には端子kに端子gの信号を出力するように構成されている。図5に第一のパルス出力制御手段19及び第二のパルス出力制御手段20の構成の一例を示す。27は排他的論理和手段、28は反転手段、29は第一の論理積手段、30は第二の論理積手段である。排他的論理和手段27において、端子bと端子dの信号の排他的論理和演算が行われ、端子bと端子dの信号が逆相の時に排他的論理和手段27からハイレベルが生じる。第一の論理積手段29において論理積演算が行われ、排他的論理和27の出力信号がハイレベルの時のみ、端子fまたは端子gの信号が第一の論理積手段29の出力に生じる。一方第二の論理積手段30の入力には排他的論理和手段27の出力を反転して入力している。従って端子bと端子dの信号が同相の時にのみ、端子fまたは端子gの信号が第二の論理積手段29の出力に生じる。次に図1の演算手段21において端子mの信号=(端子hの信号+端子端子jの信号)−(端子iの信号+端子kの信号)なる演算が行われる。端子mの信号はローパスフィルタ22で平滑され端子nの信号となる。端子nの信号を2値化することにより送信データP(t)を復元することができる。
【0010】
次に信号発生手段6の発振周波数信号に搬送波各周波数ωからのずれxがある場合について考える。xが大きくずれて、x>角周波数偏移Δω の場合について考える。この場合の図1における各端子の信号波形を図3に示す。P(t)=1の時には端子a及び端子cの信号の角周波数は(Δω+x)と高い周波数になる。一方P(t)=−1のときには端子a及び端子cの信号の角周波数は(x−Δω)と低い周波数になる。さらに(x−Δω)>0であるので端子aの信号と端子cの信号の位相の進み遅れ関係は常に一定である。従ってP(t)=1の時には端子f及び端子gのパルス間隔が狭くなり、P(t)=−1の時には端子f及び端子gのパルス間隔は広くなる。さらに端子j及び端子kにはパルスが生じない。よって端子mの信号は正方向のパルスだけとなる。端子mの信号をローパスフィルタ22により平滑することにより端子nの信号となる。図2のx=0の場合と図3のx≠0の場合の端子nの信号を比較すると単に直流ドリフトが生じているだけであり図3の端子nの信号を適当な基準電圧をもとに2値化すれば送信データP(t)を復元できることとなる。
【0011】
このように本発明の構成を用いれば、信号発生手段6で発生する信号の周波数安定度が悪くアンテナ入力信号の周波数との誤差角周波数xが大きくてももとのデータを復元することができる。本発明の構成を用いれば、周波数補正手段23を用いなくても信号を復元できるが、さらに受信における安定度を向上させるために、端子nの信号の直流電圧を周波数補正手段23で検出し、端子nの直流電圧がある基準値Kになるように信号発生手段6の信号周波数を制御するようにすればなお効果的である。基準値Kは誤差角周波数x=0の時に端子gより出力する電圧値に等しいように設定される。周波数補正手段23は抵抗とコンデンサより構成されるローパスフィルタを用い、ローパスフィルタの出力で信号発生手段6の発生周波数を制御する構成でもよいし、図1には図示していないが端子nの復調出力から信号を受信したことを検知すると、端子nの電圧をA/D変換した後マイクロコンピュータ処理により信号発生手段6の発生周波数を制御する直流電圧をD/A変換で発生する構成にしてもよい。さらに図1には図示していないが端子nの復調出力から信号を受信したことを検知すると、第一の低域フィルタ4及び第二の低域フィルタ9の遮断周波数を低くするように切り換える。このようにすればS/N特性を向上することができる。
【0012】
なお、図1には第一の低域フィルタ4及び第二の低域フィルタ9の後段あるいは前段に増幅手段を図示していないが当然必要に応じて増幅手段を挿入すればよい。
【0013】
図6は図1における第一のパルス出力制御手段19及び第二のパルス出力制御手段20の構成の他の実施例を示す。図5に示すパルス出力制御手段19及び20との違いは、図5における第二の論理積手段30の代わりに図6の例では論理和手段31を用いていることと、反転手段28により端子fまたは端子gの信号を反転させていることである。このように構成することにより負論理のパルス信号が端子i及び端子jに生じる。従って図6に示すパルス出力制御手段19及び20を用いる場合には演算手段21では端子mの信号=(端子hの信号+端子端子jの信号)+(端子iの信号+端子kの信号)なる演算を行えばよい。
【0014】
なお、高周波増幅手段2からの信号を本発明の構成装置の入力信号としているが、高周波増幅手段2の出力信号を周波数変換した中間周波数信号を本発明の構成装置の入力信号としてもかまわない。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の受信装置によれば、簡単な論理演算手段を用いて信号発生手段6の周波数安定度が悪くても正確な復調を行うことができる。従って周波数安定度の良い高価な水晶発振器を信号発生手段6に用いる必要がなく、また高価なメカニカルフィルタも必要がなくかつIC化しやすいため安価に受信装置を実現できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における受信装置のブロック図
【図2】同各出力端子の信号波形の一例を示す図
【図3】同各出力端子の信号波形の他の一例を示す図
【図4】同第一及び第二のパルス信号発生手段のブロック図
【図5】同第一及び第二のパルス出力制御手段のブロック図
【図6】同第一及び第二のパルス出力制御手段の他のブロック図
【図7】従来の受信装置のブロック図
【図8】同装置における各出力端子の出力図
【符号の説明】
1 アンテナ
2 高周波増幅手段
3 第一のミキシング手段
4 第一の低域濾波手段
6 第一の信号発生手段
7 90゜シフター
8 第二のミキシング手段
9 第二の低域濾波手段
12 第一のコンパレータ
13 第二のコンパレータ
17 第一のパルス信号発生手段
18 第二のパルス信号発生手段
19 第一のパルス出力制御手段
20 第二のパルス出力制御手段
21 演算手段
22 ローパスフィルタ
23 周波数補正手段
22 雑音除去手段
Claims (7)
- 受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、前記第一のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第一のコンパレータと、前記第二のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第二のコンパレータと、前記第一のコンパレータからの信号のエッジを検出し一定のパルス幅のパルス信号を出力する第一のパルス信号発生手段と、前記第一のコンパレータからの信号及び前記第二のコンパレータからの信号及び前記第一のパルス信号発生手段からの信号を入力とし前記第一のコンパレータからの信号と前記第二のコンパレータからの信号が同相の時と逆相の時で前記第一のパルス信号発生手段からの信号を二つの出力端子のどちらに出力するかを制御する第一のパルス出力制御手段と、前記第一のパルス出力制御手段の2つの出力を加算あるいは減算する演算手段で構成されたFM受信装置。
- 受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、前記第一のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第一のコンパレータと、前記第二のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第二のコンパレータと、前記第一のコンパレータからの信号のエッジを検出し一定のパルス幅のパルス信号を出力する第一のパルス信号発生手段と、前記第一のコンパレータからの信号及び前記第二のコンパレータからの信号及び前記第一のパルス信号発生手段からの信号を入力とし前記第一のコンパレータからの信号と前記第二のコンパレータからの信号が同相の時と逆相の時で前記第一のパルス信号発生手段からの信号を二つの出力端子のどちらに出力するかを制御する第一のパルス出力制御手段と、前記第二のコンパレータからの信号のエッジを検出し一定のパルス幅のパルス信号を出力する第二のパルス信号発生手段と、前記第一のコンパレータからの信号及び前記第二のコンパレータからの信号及び前記第二のパルス信号発生手段からの信号を入力とし前記第一のコンパレータからの信号と前記第二のコンパレータからの信号が同相の時と逆相の時で前記第二のパルス信号発生手段からの信号を二つの出力端子のどちらに出力するかを制御する第二のパルス出力制御手段と、前記第一のパルス出力制御手段の出力と前記第二のパルス出力制御手段の出力を加算あるいは減算する演算手段とで構成されたFM受信装置。
- 受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、前記第一のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第一のコンパレータと、前記第二のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第二のコンパレータと、前記第一のコンパレータからの信号のエッジを検出し一定のパルス幅のパルス信号を出力する第一のパルス信号発生手段と、前記第一のコンパレータからの信号及び前記第二のコンパレータからの信号及び前記第一のパルス信号発生手段からの信号を入力とし前記第一のコンパレータからの信号と前記第二のコンパレータからの信号が同相の時と逆相の時で前記第一のパルス信号発生手段からの信号を二つの出力端子のどちらに出力するかを制御する第一のパルス出力制御手段と、前記第一のパルス出力制御手段の2つの出力を加算あるいは減算する演算手段と、前記演算手段からのパルス信号の高調波成分を取り除くローパスフィルタと、前記ローパスフィルタ出力電圧に応じて前記信号発生手段の出力周波数を前記受信信号の搬送波周波数と等しくなる方向に制御する周波数補正手段とで構成されたFM受信装置。
- 受信すべき搬送波信号周波数に近い周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生手段からの信号と受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号の差の周波数となる信号を取り出す第二のミキシング手段と、前記第一のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第一のコンパレータと、前記第二のミキシング手段からの信号を矩形波に変換する第二のコンパレータと、前記第一のコンパレータからの信号のエッジを検出し一定のパルス幅のパルス信号を出力する第一のパルス信号発生手段と、前記第一のコンパレータからの信号及び前記第二のコンパレータからの信号及び前記第一のパルス信号発生手段からの信号を入力とし前記第一のコンパレータからの信号と前記第二のコンパレータからの信号が同相の時と逆相の時で前記第一のパルス信号発生手段からの信号を二つの出力端子のどちらに出力するかを制御する第一のパルス出力制御手段と、前記第二のコンパレータからの信号のエッジを検出し一定のパルス幅のパルス信号を出力する第二のパルス信号発生手段と、前記第一のコンパレータからの信号及び前記第二のコンパレータからの信号及び前記第二のパルス信号発生手段からの信号を入力とし前記第一のコンパレータからの信号と前記第二のコンパレータからの信号が同相の時と逆相の時で前記第二のパルス信号発生手段からの信号を二つの出力端子のどちらに出力するかを制御する第二のパルス出力制御手段と、前記第一のパルス出力制御手段の出力と前記第二のパルス出力制御手段の出力を加算あるいは減算する演算手段と、前記演算手段からのパルス信号の高調波成分を取り除くローパスフィルタと、前記ローパスフィルタ出力電圧に応じて前記信号発生手段の出力周波数を前記受信信号の搬送波周波数と等しくなる方向に制御する周波数補正手段とで構成されたFM受信装置。
- 第一または第二のパルス信号発生手段は、第一のコンパレータからの信号または第二のコンパレータからの信号を遅延させる遅延手段と、前記遅延手段からの出力信号と前記遅延手段に入力する信号との排他的論理和を行う排他的論理和手段と、前記排他的論理和手段からの信号により一定パルス幅のパルス信号を出力する第一の単安定マルチバイブレータとで構成された請求項1ないし4いずれか記載のFM受信装置。
- 第一または第二のパルス出力制御手段は、第一のコンパレータからの信号と第二のコンパレータからの信号を入力とする排他的論理和手段と、第一または第二のパルス信号発生手段からの信号と前記排他的論理和手段からの信号を入力とする第一の論理積手段と、前記第一または第二のパルス信号発生手段からの信号と前記排他的論理和手段からの信号を反転した信号とを入力とする第二の論理積手段とで構成された請求項1ないし4いずれか記載のFM受信装置。
- 第一または第二のパルス出力制御手段は、第一のコンパレータからの信号と第二のコンパレータからの信号を入力とする排他的論理和手段と、第一または第二のパルス信号発生手段からの信号と前記排他的論理和手段からの信号を入力とする第一の論理積手段と、前記第一または第二のパルス信号発生手段からの信号の反転信号と前記排他的論理和手段からの信号とを入力とする論理和手段とで構成された請求項1ないし4いずれか記載のFM受信装置。
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