JPH0653736A - 分解式パラボラアンテナ - Google Patents

分解式パラボラアンテナ

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JPH0653736A
JPH0653736A JP4222299A JP22229992A JPH0653736A JP H0653736 A JPH0653736 A JP H0653736A JP 4222299 A JP4222299 A JP 4222299A JP 22229992 A JP22229992 A JP 22229992A JP H0653736 A JPH0653736 A JP H0653736A
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JP
Japan
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fan
engaging
reflecting mirror
members
parabolic antenna
Prior art date
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Application number
JP4222299A
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English (en)
Inventor
Fumiteru Kudo
文輝 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 反射鏡10を複数に分割して形成した扇形部
材11(12〜16)と、これら扇形部材11(12〜
16)の両側辺部に形成した係合片11a(12a〜1
6a)及び係合切欠部11b(12b〜16b)とを有
し、これら係合片11a(12a〜16a)と16b
(11b〜15b)を係合させることによって、各扇形
部材11〜16を結合して、反射鏡10を形成する構成
とした。 【効果】 移動機への搭載効率の向上を図れるととも
に、移動機の機動性を保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輛に搭載
すると好適な分解式パラボラアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動者等の車輛に搭載するパラボ
ラアンテナは、車輛外部に大径の反射鏡を取り付ける構
成となっており、この反射鏡はアンテナの非運用時であ
る車輛の移動中においても、分解することなく車輛外部
に露出した状態となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパラボ
ラアンテナは、自動車等の車輛の搭載効率が悪く、反射
鏡が車幅を越す大きさになることもあった。このため、
市街地の狭い道路あるいは、山間部等をこの車輛で移動
する場合、反射鏡の大きさが車輛の機動性を阻害すると
いった問題があった。
【0004】本発明は上述した問題点にかんがみてなさ
れたものであり、自動車等の移動機への搭載効率の向上
が図れるとともに、移動機の機動性を阻害することのな
い分解式パラボラアンテナの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分解式パラボラアンテナは反射鏡を複数に
分割して形成した扇形部材と、これら扇形部材の両側辺
部に形成した扇形部材どうしを結合させるための係合片
及び/又は係合切欠部とを有し、これら係合片と係合切
欠部を係合させることによって、各扇形部材を一体的に
結合して反射鏡を形成する構成とし、好ましくは、前記
複数の扇形部材の基部付近に垂下片を設け、この垂下片
の上縁及び下縁に嵌合溝又は嵌合凸部を対にして形成
し、収納時にこれら嵌合溝と嵌合凸部が嵌合して各扇部
材が互いに重なった状態となる構成とする。さらに、周
面部から突出したフック部を有するとともに、一端を電
動機に接続することによって上下動及び回動自在とした
軸部材と、前記フック部と対応する係合手段を設けた前
記扇形部材とを備え、前記軸部材によって、各扇形部材
の結合及び分離を自動的に行なう構成としてもよい。
【0006】
【作用】上記構成からなる本発明の分解式パラボラアン
テナは、アンテナの運用時には、各扇形部材の係合片と
係合切欠部を係合させることによって円形の反射鏡を形
成し、一方、アンテナの非運用時には、各扇形部材の係
合を解除することによって反射鏡を数個の扇部材として
収納できる。また、これら扇形部材に嵌合溝と嵌合凸部
を形成した場合には、各扇形部材の嵌合溝に他の扇形部
材の嵌合凸部をそれぞれ嵌合させることによって、これ
ら部材を重ね合わせた状態で収納することができる。さ
らに、フック部を有するとともに、上下動及び回動自在
の軸部材と、このフック部に対応する係合手段を設けた
前記扇形部材を備えた構成とした場合には、この軸部材
を上下動及び回動させることによって、フック部と扇形
部材を係合させ、再び軸部材を回動及び上下動させるこ
とによって、反射鏡の組立て及び分解を自動的に行なえ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の分解式パラボラアンテナの一
実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は、
本実施例のパラボラアンテナを示すものであり、同図
(a)は斜視図、同図(b)は平面図である。図2およ
び図3はこのパラボラアンテナを構成する各部の斜視図
である。
【0008】また、本実施例においては、反射鏡を構成
する各扇形部材に、一対の嵌合溝と嵌合凸部を形成し、
反射鏡の収納時において、各扇形部材が互いに重なり合
う構成としてあり、さらに、反射鏡の組立て及び分解
は、一端を電動機に接続することによって、上下動及び
回動自在な「ト」字形の軸部材を用いて、自動的に行な
う構成としてある。
【0009】これら図面において、10は反射鏡であ
り、六個の扇形部材11〜16によって構成される。各
扇形部材11〜16の扇の角度はそれぞれ60°となっ
ており、一側辺には係合片11a(12a〜16a)
が、他側辺には係合切欠部11b(12b〜16b)が
形成してある。
【0010】扇形部材11は図示しない固定手段によっ
て定位置に固定してあり、その基部には、中心に貫通孔
11fを有する円形状の中心板11eが一体的に形成し
てある(図2(a))。また、扇形部材11〜16の基
部には、垂下片11c(12c〜16c)が形成してあ
り、垂下片16cを除く垂下片11C(12c〜15
c)の下縁部には、嵌合溝11d(12d〜15d)が
設けてある(図2(a),(b))。さらに、扇形部材
12(13〜16)の垂下片12c(13c〜16c)
の上縁部には、前記嵌合溝11d(12d〜16d)と
嵌合する嵌合凸部12e(13e〜16e)が形成して
あり(図2(b))、裏面部には、十字溝12f(13
f〜16f)が形成してある(図3(a))。
【0011】20は「ト」字型の軸部材であり、軸部材
本体に直角に固着したフック部21を有する。このフッ
ク部21は、前記扇形部材12(13〜16)の十字溝
12f(13f〜16f)の横溝と嵌合する構成となっ
ている(図3(b))。また、この軸部材20の一端部
は、扇形部材11の貫通孔11fに貫入し、他端部は、
図示しない電動機に接続してある。この電動機によって
軸部材20は、上下動及び回動自在となっている。
【0012】以下、上述した構成からなる本実施例のパ
ラボラアンテナの組立て及び収納動作について、図4,
図5を参照しつつ説明する。図4(a),(b)は反射
鏡10の収納状態を示すものであり、分離された各扇形
部材11〜16は、互いの嵌合溝11d(12d〜15
d)と嵌合凸部12e(13e〜16e)を嵌合させる
ことにより、縦一列に重なり合った状態で結合してい
る。この状態において、軸部材20は、フック部21が
扇形部材16の十字溝16fの横溝と横方向において一
致する位置まで下降し、ここで回転することによって、
フック部21を十字溝16fの横溝に嵌合させる(図4
(c))。次に、軸部材20はフック部21を横溝16
fに嵌合させたままの状態で回転し、嵌合凸部16eと
嵌合溝15dの嵌合を解除することともに、扇形部材1
1の係合片11a,11aと扇形部材16の係合切欠部
16b,16bが縦方向において一致する位置に扇形部
材16を配置する。ここで、軸部材20は上昇し、係合
片11a,11aと係合切欠部16b,16bを係合さ
せ、扇形部材11と扇形部材16を結合させる。ここ
で、軸部材20は、フック部21が縦溝と横溝の交叉部
に位置するまで回転し、縦溝に沿って下降することによ
り、十字溝16fとの嵌合を解除する。この後、軸部材
20は図5(a),(b)に示すように、上記一連の動
作を他の扇形部材15〜12についても同様に行ない、
扇形部材11〜16の全てが互いに結合したとき、反射
鏡10の組立ては完了する(図1)。
【0013】次に、反射鏡10の収納動作について説明
する。図1に示す反射鏡10の組立て状態において、ま
ず、軸部材20は扇形部材12の十字溝12fの縦溝と
対応する位置まで回転し、フック部21が十字溝12f
の縦溝と横溝の交叉部に位置するまで上昇する。ここ
で、軸部材20は回転し、フック部21を十字溝12f
の横溝に嵌合させる。次いで、軸部材20は、十字溝1
2fの横溝との嵌合を保った状態で下降することにより
扇形部材12の係合を解除し、嵌合凸部12eと、扇形
部材11の嵌合溝11dが対応する位置に扇形部材12
を配置する。ここで、軸部材20は回転し、嵌合凸部1
2eと嵌合溝11dを嵌合させることによって、扇形部
材12を扇形部材11に結合させる。
【0014】この後、軸部材20は上記一連の動作を他
の扇形部材13〜16についても行ない、扇形部材11
〜16の全てが互いに結合したとき、反射鏡10は収納
状態となる(図4(a))。
【0015】上述した構成からなる本実施例の分解式パ
ラボラアンテナは、反射鏡10を六個の扇形部材11〜
16に分解することができ、これら六個の扇形部材11
〜16を重ね合わせてコンパクト化することが可能であ
る。したがって、本パラボラアンテナの反射鏡が、移動
機の幅より大きくなることはなく、移動機の機動性を保
持できる。また、反射鏡10の組立て及び、分解を自動
的に行なえるので、作業効率を低下させることもない。
【0016】なお、本発明の分解式パラボラアンテナは
上述した実施例に限定されるものではない。例えば、軸
部材20を用いずに、反射鏡10の組立て及び分解を手
作業で行なう構成として、ローコスト化を図ることもで
きる。また、反射鏡10の分割数すなわち、扇形部材の
個数は上述した実施例に限定されるものではなく、適宜
増減させてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分解式パ
ラボラアンテナによれば、移動機への搭載効率の向上を
図れるとともに、移動機の機動性を保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る分解式パラボラアンテ
ナを示すものであり、同図(a)は斜視図,同図(b)
は平面図である。
【図2】図1に示す分解式パラボラアンテナを構成する
各部を示すものであり、同図(a)及び(b)は、形状
の異なる二種類の扇部材を示す斜視図である。
【図3】図1に示す分解式パラボラアンテナを構成する
各部を示すものであり、同図(a)は図2(b)に示す
扇形部材の背面斜視図、同図(b)は軸部材の斜視図で
ある。
【図4】収納状態にある本実施例の分解式パラボラアン
テナを示すものであり、同図(a)はアンテナ全体の斜
視図,同図(b),(c)は部分拡大図である。
【図5】本実施例に係るパラボラアンテナの組立て動作
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…反射鏡 11〜16…扇形部材 11a〜16a…係合片 11b〜11b…係合切欠部 20…軸部材 21…フック部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射鏡を複数に分割して形成した扇形部
    材と、 これら扇形部材の両側辺部に形成した扇形部材どうしを
    結合させるための係合片及び/又は係合切欠部とを有
    し、 これら係合片と係合切欠部を係合させることによって、
    各扇形部材を一体的に結合して反射鏡を形成する構成と
    したことを特徴とする分解式パラボラアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記複数の扇形部材の基部付近に垂下片
    を設け、この垂下片の上縁及び下縁に嵌合溝又は嵌合凸
    部を対にして形成し、収納時にこれら嵌合溝と嵌合凸部
    が嵌合して各扇部材が互いに重なった状態となる構成と
    した請求項1記載の分解式パラボラアンテナ。
  3. 【請求項3】 周面部から突出したフック部を有すると
    ともに、一端を電動機に接続することによって上下動及
    び回動自在とした軸部材と、 前記フック部と対応する係合手段を設けた前記扇形部材
    とを備え、前記軸部材によって、各扇形部材の結合及び
    分離を自動的に行なう構成とした請求項1及び2記載の
    分解式パラボラアンテナ。
JP4222299A 1992-07-30 1992-07-30 分解式パラボラアンテナ Pending JPH0653736A (ja)

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JP4222299A JPH0653736A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 分解式パラボラアンテナ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101041465B1 (ko) * 2008-11-24 2011-06-16 국방과학연구소 신속체결형 조립식 파라볼릭 안테나
JP2020161918A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 日本無線株式会社 パラボラアンテナ及びパラボラアンテナの反射板の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101041465B1 (ko) * 2008-11-24 2011-06-16 국방과학연구소 신속체결형 조립식 파라볼릭 안테나
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Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20040914

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424