JPH0653734A - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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Publication number
JPH0653734A
JPH0653734A JP20149792A JP20149792A JPH0653734A JP H0653734 A JPH0653734 A JP H0653734A JP 20149792 A JP20149792 A JP 20149792A JP 20149792 A JP20149792 A JP 20149792A JP H0653734 A JPH0653734 A JP H0653734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
radiating
sheet
feeding
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20149792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Takano
修三 高野
Hiroaki Imaizumi
博晶 今泉
Toshimasa Koike
利昌 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yagi Antenna Co Ltd filed Critical Yagi Antenna Co Ltd
Priority to JP20149792A priority Critical patent/JPH0653734A/ja
Publication of JPH0653734A publication Critical patent/JPH0653734A/ja
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  • Waveguide Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、衛星放送あるいは衛星通信用のア
ンテナとして利用される平面アンテナにおいて、給電ラ
インに分岐形成した放射端部に対し放射スロットを1対
1に対応させて形成することなく、加工時間を大幅に短
縮して安価な平面アンテナを提供することを目的とす
る。 【構成】 地導体板11の一面上に、給電回路シート1
3と放射回路板17とを、それぞれ誘電体シートを介し
て積層配置したもので、上記給電回路シート13の給電
ライン14における4個ずつの放射端部15a〜15
d,15e〜15h,16a〜16d,16e〜16h
に対し、上記放射回路板17にそれぞれ1個の放射スロ
ット18a,18b,19a,19bを対応して開孔形
成し、同位相で放射される各4個の放射端部からの直線
偏波を1個の放射スロットを共用して外部放射させる構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送あるいは衛星
通信用のアンテナとして利用され、放射スロットを介し
衛星電波の送信あるいは受信を行なう平面アンテナに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば衛星放送の受信アンテナには、平
面アンテナが利用される。
【0003】この平面アンテナは、例えば地導体板の一
面上に、給電ラインを形成した給電回路シートと、放射
スロットを形成した放射回路板とを、それぞれ誘電体シ
ートを介して積層配置して構成したもので、この場合、
上記放射スロットは、上記給電ラインが有する放射端部
の1つ1つに対して1つずつ対応して形成されている。
【0004】すなわち、上記放射回路板の複数の放射ス
ロットのそれぞれに受信された衛星電波は、該放射スロ
ットの個々に対応して備えられた給電ラインの放射端部
に結合され、給電端部に導出されて受信機に供給され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の平面アンテナでは、給電回路シートに形成した
給電ラインの1つずつの放射端部に対応して1つずつの
専用の放射スロットを形成しているため、例えば放射特
性を向上させるのに給電ラインの放射端部をより多く分
岐させると、これに対応して非常に多くの放射スロット
を放射回路板に対し開孔形成しなければならず、加工時
間の延長と共に、高価格化を招く要因となる。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
給電ラインに分岐形成した放射端部に対し放射スロット
を1対1に対応させて形成することなく、加工時間を大
幅に短縮することが可能になる安価な平面アンテナを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る平面アンテナは、地導体板と、この地導体板に対し誘
電体シートを介して積層配置された給電回路シートと、
この給電回路シートのシート面に形成され、複数の放射
端部を有する給電ラインと、この給電ラインが形成され
た給電回路シートに対し誘電体シートを介して積層配置
された放射回路板と、この放射回路板に上記給電ライン
の少なくとも2ずつの放射端部に対し1つずつ対応して
開孔形成され、その放射端部からの放射波を外部に放射
させる放射スロットとを備えて構成したものである。
【0008】
【作用】つまり、上記給電ラインの複数の放射端部で1
つの放射スロットを共用することにより、その放射端部
の数に応じて加工時間の短縮化が図れるようになる。
【0009】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は平面アンテナの組立て構成を示す部分斜
視図である。図2は上記平面アンテナの組立て構成を示
すA−A線部分断面図である。図1及び図2において、
11は地導体板であり、この地導体板11の一面上に
は、誘電体シート12aを介して給電回路シート13が
積層配置される。
【0010】この給電回路シート13の一面側には、給
電ライン14がパターン形成されるもので、この給電ラ
イン14は、その破線aで示す給電端子側から見て、2
分岐パターンが4回繰返され、給電ライン14の幹線を
中心にして左右に8個ずつ、計16(24 )個の放射端
部15a〜15h,16a〜16hに分岐形成される。
また、上記給電ライン14が形成された給電回路シート
13の一面上には、誘電体シート12bを介して放射回
路板17が積層配置される。
【0011】この放射回路板17には、上記給電ライン
14における放射端部15a〜15h,16a〜16h
からの放射波を外部放射させるための楕円形状の放射ス
ロット18a,18b,19a,19bが開孔形成され
るもので、この場合、給電ライン14における相互に隣
接する4個ずつの放射端部15a〜15d,15e〜1
5h,16a〜16d,16e〜16hに対し、それぞ
れ1個の放射スロット18a,18b,19a,19b
が対応して開孔形成される。
【0012】ここで、上記各放射スロット18a,18
b,19a,19bの開孔径や配置間隔は、放射電波あ
るいは受信電波の波長λに関係して、予め(λ/2)や
(λ/4)等に設定されるもので、上記給電ライン14
が有する16個の放射端部15a〜15h,16a〜1
6hそれぞれの分岐配列間隔は、例えば上記放射スロッ
ト18a,18b,19a,19bの設計寸法に応じて
予め微細に設定される。
【0013】すなわち、給電回路シート13の給電ライ
ン14に給電された送信信号は、さらに、16個の放射
端部15a〜15h,16a〜16hに対し分配給電さ
れ、放射回路板17の方向に放射されるもので、この場
合、放射端部15a〜15dからの直線偏波は、放射ス
ロット18aを共用して外部放射され、放射端部15e
〜15hからの直線偏波は、放射スロット18bを共用
して外部放射され、また、放射端部16a〜16dから
の直線偏波は、放射スロット19aを共用して外部放射
され、放射端部16e〜16hからの直線偏波は、放射
スロット19bを共用して外部放射される。
【0014】したがって、上記構成の平面アンテナによ
れば、給電ライン14における4個ずつの放射端部15
a〜15d,15e〜15h,16a〜16d,16e
〜16hに対し、それぞれ1個の放射スロット18a,
18b,19a,19bを対応して開孔形成し、同位相
で放射される各4個の放射端部からの直線偏波を1個の
放射スロットを共用して外部放射させる構成としたの
で、給電ラインの放射端部と放射スロットとを1対1に
対応させて構成する従来の平面アンテナに較べ、放射ス
ロットの開孔加工時間を4分の1に短縮することがで
き、作業工数の削減により安価な平面アンテナを得るこ
とができる。
【0015】なお、上記実施例では、4個の給電放射端
部を1個の放射スロットで共用する場合について述べた
が、2個の放射端部で1個の放射スロットを共用する場
合は約2分の1、8個の放射端部で1個の放射スロット
を共用する場合は約8分の1の加工時間短縮が可能であ
る。
【0016】また、上記実施例では、楕円形の放射スロ
ット18a,18b,19a,19bを形成して構成し
たが、例えば図3(A)で示すような長方形の放射スロ
ット21や、図3(B)または図3(C)で示すような
4個の放射端部15a〜15dに対応させて開孔径を広
げた変形放射スロット22または23を形成して構成し
てもよい。
【0017】さらに、上記実施例では、直線偏波を放射
する平面アンテナについて述べたが、図4で示すよう
に、給電ラインにおける放射端部31の先端に円形パッ
チ素子32を接続して構成すれば、円偏波を放射する平
面アンテナを得ることができる。この場合、給電ライン
の放射端部31に対し、円形パッチ素子32の切欠き部
32a,32bは、45°の方向に傾斜して設定され
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、地導体板
と、この地導体板に対し誘電体シートを介して積層配置
された給電回路シートと、この給電回路シートのシート
面に形成され、複数の放射端部を有する給電ラインと、
この給電ラインが形成された給電回路シートに対し誘電
体シートを介して積層配置された放射回路板と、この放
射回路板に上記給電ラインの少なくとも2ずつの放射端
部に対し1つずつ対応して開孔形成され、その放射端部
からの放射波を外部に放射させる放射スロットとを備え
て構成したので、給電ラインに分岐形成した放射端部に
対し放射スロットを1対1に対応させて形成することな
く、加工時間を大幅に短縮することが可能になる安価な
平面アンテナを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる平面アンテナの組立
て構成を示す部分斜視図。
【図2】上記平面アンテナの組立て構成を示すA−A線
部分断面図。
【図3】上記平面アンテナにおける放射スロットの他の
実施例を示す図。
【図4】上記平面アンテナにおける給電ライン先端部に
接続した円偏波放射用の円形パッチ素子を示す図。
【符号の説明】
11…地導体板、12a,12b…誘電体シート、13
…給電回路シート、14…給電ライン、15a〜15
h,16a〜16h…放射端部、17…放射回路板、1
8a,18b,19a,19b…楕円形放射スロット、
21…長方形放射スロット、22,23…変形放射スロ
ット、31…放射端部、32…円形パッチ素子、32
a,32b…切欠き部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地導体板と、 この地導体板に対し誘電体シートを介して積層配置され
    た給電回路シートと、 この給電回路シートのシート面に形成され、複数の放射
    端部を有する給電ラインと、 この給電ラインが形成された給電回路シートに対し誘電
    体シートを介して積層配置された放射回路板と、 この放射回路板に上記給電ラインの少なくとも2ずつの
    放射端部に対し1つずつ対応して開孔形成され、その放
    射端部からの放射波を外部に放射させる放射スロットと
    を具備し、 上記給電ラインの複数の放射端部で1つの放射スロット
    を共用することを特徴とする平面アンテナ。
JP20149792A 1992-07-28 1992-07-28 平面アンテナ Pending JPH0653734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20149792A JPH0653734A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 平面アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

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JP20149792A JPH0653734A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 平面アンテナ

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JPH0653734A true JPH0653734A (ja) 1994-02-25

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ID=16442040

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20149792A Pending JPH0653734A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 平面アンテナ

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JP (1) JPH0653734A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005083840A1 (ja) * 2004-03-02 2005-09-09 Hitachi Chemical Co., Ltd. トリプレート型平面アレーアンテナ

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