JP2582964B2 - 平面アンテナ - Google Patents
平面アンテナInfo
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- JP2582964B2 JP2582964B2 JP3203084A JP20308491A JP2582964B2 JP 2582964 B2 JP2582964 B2 JP 2582964B2 JP 3203084 A JP3203084 A JP 3203084A JP 20308491 A JP20308491 A JP 20308491A JP 2582964 B2 JP2582964 B2 JP 2582964B2
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- Japan
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Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 5
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000005388 cross polarization Methods 0.000 description 3
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 3
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は平面アンテナに関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来垂直及び水平偏波の電波を受信する
平面アンテナとしては、図４に示すように地導体板１上
に、第１の給電回路板２ａ、第１の放射回路板３ａ、第
２の給電回路板２ｂ及び第２の放射回路板３ｂを順に夫
々の間隔が全て等間隔となるように夫々誘電体層８を介
して積層したものがある。この平面アンテナは第１の給
電回路板２ａ及び第１の放射回路板３ａと、第２の給電
回路板２ｂ及び第２の放射回路板３ｂとの偏波が互いに
直交するように形成されている。即ち、第１の給電回路
板２ａと第２の給電回路板２ｂとを重ねて給電線パター
ンの関係を示した図５から明らかなように第１の給電回
路板２ａと第２の給電回路板２ｂは給電線パターンを９
０度回転させて直交させた給電線４ａ，４ｂを備え、ま
た給電回路板２ａ，２ｂ上に形成されている給電線４
ａ、４ｂと対応する各々の放射回路板３ａ、３ｂのスロ
ット型の放射素子５ａ，５ｂとは電磁気的に結合されて
いる。給電線４ａ、４ｂに対する給電点６ａ、６ｂは各
給電回路板２ａ、２ｂ中央部に形成されているので、図
６に示すように第１の給電回路板２ａでの給電点６ａと
第２の給電回路板２ｂとが上下に重複することになり、
各給電回路板２ａ、２ｂに直交する方向に給電線用リー
ドライン７ａ、７ｂの端を給電回路板２ａ、２ｂの周縁
まで延長して給電点６ａ、６ｂとする構成が提案されて
いる。
平面アンテナとしては、図４に示すように地導体板１上
に、第１の給電回路板２ａ、第１の放射回路板３ａ、第
２の給電回路板２ｂ及び第２の放射回路板３ｂを順に夫
々の間隔が全て等間隔となるように夫々誘電体層８を介
して積層したものがある。この平面アンテナは第１の給
電回路板２ａ及び第１の放射回路板３ａと、第２の給電
回路板２ｂ及び第２の放射回路板３ｂとの偏波が互いに
直交するように形成されている。即ち、第１の給電回路
板２ａと第２の給電回路板２ｂとを重ねて給電線パター
ンの関係を示した図５から明らかなように第１の給電回
路板２ａと第２の給電回路板２ｂは給電線パターンを９
０度回転させて直交させた給電線４ａ，４ｂを備え、ま
た給電回路板２ａ，２ｂ上に形成されている給電線４
ａ、４ｂと対応する各々の放射回路板３ａ、３ｂのスロ
ット型の放射素子５ａ，５ｂとは電磁気的に結合されて
いる。給電線４ａ、４ｂに対する給電点６ａ、６ｂは各
給電回路板２ａ、２ｂ中央部に形成されているので、図
６に示すように第１の給電回路板２ａでの給電点６ａと
第２の給電回路板２ｂとが上下に重複することになり、
各給電回路板２ａ、２ｂに直交する方向に給電線用リー
ドライン７ａ、７ｂの端を給電回路板２ａ、２ｂの周縁
まで延長して給電点６ａ、６ｂとする構成が提案されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、リードライン７ａ、７ｂが比較的長くなる
ので、リードライン７ａ、７ｂにおける損失が大きくな
り、アンテナ効率が低下するという問題点があった。本
発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、その目的と
するところは長いリードラインが不要で、リードライン
による伝送損失が低減され、アンテナ効率が向上し、し
かも交差偏波識別度に優れた平面アンテナを提供するに
ある。
の構成では、リードライン７ａ、７ｂが比較的長くなる
ので、リードライン７ａ、７ｂにおける損失が大きくな
り、アンテナ効率が低下するという問題点があった。本
発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、その目的と
するところは長いリードラインが不要で、リードライン
による伝送損失が低減され、アンテナ効率が向上し、し
かも交差偏波識別度に優れた平面アンテナを提供するに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、地導体板上に、第１の給電回路板、第
１の放射回路板、第２の給電回路板及び第２の放射回路
板を順に夫々誘電体層を介して積層し、第１の給電回路
板及び第１の放射回路板と第２の給電回路板及び第２の
放射回路板との偏波が互いに直交するように形成された
平面アンテナにおいて、第１の給電回路板上に形成され
る給電点と、第２の給電回路板上に形成される給電点と
を各々アンテナ中央部付近で直交配置するように設け、
且つ夫々の給電点に導波管部を設け、これら導波管部よ
り二つの偏波信号を出力するものである。
達成するために、地導体板上に、第１の給電回路板、第
１の放射回路板、第２の給電回路板及び第２の放射回路
板を順に夫々誘電体層を介して積層し、第１の給電回路
板及び第１の放射回路板と第２の給電回路板及び第２の
放射回路板との偏波が互いに直交するように形成された
平面アンテナにおいて、第１の給電回路板上に形成され
る給電点と、第２の給電回路板上に形成される給電点と
を各々アンテナ中央部付近で直交配置するように設け、
且つ夫々の給電点に導波管部を設け、これら導波管部よ
り二つの偏波信号を出力するものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば、第１の給電回路板上に形成さ
れる給電点と、第２の給電回路板上に形成される給電点
とを各々アンテナ中央部付近で直交配置するように設
け、且つ夫々の給電点に導波管部を設け、これら導波管
部より二つの偏波信号を出力することにより、従来のよ
うな長いリードラインを形成することが不要となり、従
来のようなリードラインによる伝送損失が低減され、ア
ンテナ効率が向上する。
れる給電点と、第２の給電回路板上に形成される給電点
とを各々アンテナ中央部付近で直交配置するように設
け、且つ夫々の給電点に導波管部を設け、これら導波管
部より二つの偏波信号を出力することにより、従来のよ
うな長いリードラインを形成することが不要となり、従
来のようなリードラインによる伝送損失が低減され、ア
ンテナ効率が向上する。
【０００６】また２つの偏波信号を独立して導波管部よ
り出力することにより、交差偏波識別度に優れることに
なる。
り出力することにより、交差偏波識別度に優れることに
なる。
【０００７】
【実施例】（実施例１）本発明の実施例としての水平、
垂直偏波受信用平面アンテナは、基本的には図４に示す
平面アンテナと同様に地導体板１の一面側に、第１の給
電回路板２ａ、第１の放射回路板３ａ、第２の給電回路
板２ｂ、第２の放射回路板３ｂを誘電体層８を介して順
次積層され、各給電回路板２ａ、２ｂには各々給電線４
ａ、４ｂを構成するパターンが形成され、また各放射回
路板３ａ、３ｂには放射素子５ａ、５ｂが形成されてい
る点で従来の平面アンテナと同じであるが、互いに９０
度回転した位置関係になるように形成した給電線４ａ、
４ｂの夫々の給電点６ａ，6 ｂには直交配置された導波
管部９ａ，９ｂを図１に示すように設けている。
垂直偏波受信用平面アンテナは、基本的には図４に示す
平面アンテナと同様に地導体板１の一面側に、第１の給
電回路板２ａ、第１の放射回路板３ａ、第２の給電回路
板２ｂ、第２の放射回路板３ｂを誘電体層８を介して順
次積層され、各給電回路板２ａ、２ｂには各々給電線４
ａ、４ｂを構成するパターンが形成され、また各放射回
路板３ａ、３ｂには放射素子５ａ、５ｂが形成されてい
る点で従来の平面アンテナと同じであるが、互いに９０
度回転した位置関係になるように形成した給電線４ａ、
４ｂの夫々の給電点６ａ，6 ｂには直交配置された導波
管部９ａ，９ｂを図１に示すように設けている。
【０００８】そして給電回路板２ａ、２ｂを重ねて給電
線パターンの関係を示した図１に示すように第１の給電
回路板２ａ及び第２の給電回路板２ｂ上に形成される給
電点６ａ，６ｂは夫々アンテナ中央部付近で直交配置さ
れているため、従来のような長いリードラインを形成す
る必要が無くなり、伝送損失が低減される。尚実施例で
は地導体板１を例えば２mm厚さのアルミニウム板で形成
し、誘電体層８を介して地導体板１上に積層する第１の
給電回路板２ａはプリント基板からなり、エッチングに
より給電線４ａを形成している。
線パターンの関係を示した図１に示すように第１の給電
回路板２ａ及び第２の給電回路板２ｂ上に形成される給
電点６ａ，６ｂは夫々アンテナ中央部付近で直交配置さ
れているため、従来のような長いリードラインを形成す
る必要が無くなり、伝送損失が低減される。尚実施例で
は地導体板１を例えば２mm厚さのアルミニウム板で形成
し、誘電体層８を介して地導体板１上に積層する第１の
給電回路板２ａはプリント基板からなり、エッチングに
より給電線４ａを形成している。
【０００９】更にこの給電回路板２ａ上に誘電体層８を
介して積層する第１の放射回路板１ａは０．２mm厚のア
ルミニウム板からなり、この第１の放射回路板１ａには
約縦２mm×横１３mmのスロットを一対１３mmの間隔をあ
けて打抜き形成し、このペアスロットで放射素子５ａを
構成している。そしてペアスロットを縦横に夫々２３．
５mmの間隔で２４行２４列に打ち抜き形成してある。
介して積層する第１の放射回路板１ａは０．２mm厚のア
ルミニウム板からなり、この第１の放射回路板１ａには
約縦２mm×横１３mmのスロットを一対１３mmの間隔をあ
けて打抜き形成し、このペアスロットで放射素子５ａを
構成している。そしてペアスロットを縦横に夫々２３．
５mmの間隔で２４行２４列に打ち抜き形成してある。
【００１０】また第１の放射回路板１ａ上に誘電体層８
を介して積層する第２の給電回路板２ｂは第１の給電回
路板２ａと同様にプリント基板からなり、エッチングに
より給電線４ｂを形成している。更に第２の給電回路板
２ｂに誘電体層８を介して積層する第２の放射回路板３
ｂは第１の放射回路板３ａと同様に０．２mm厚のアルミ
ニウム板からなり、一辺が１６mmの正方形のスロットを
２３．５mm間隔で２４行２４列に打抜き形成して、夫々
のスロットで放射素子５ｂを構成している。
を介して積層する第２の給電回路板２ｂは第１の給電回
路板２ａと同様にプリント基板からなり、エッチングに
より給電線４ｂを形成している。更に第２の給電回路板
２ｂに誘電体層８を介して積層する第２の放射回路板３
ｂは第１の放射回路板３ａと同様に０．２mm厚のアルミ
ニウム板からなり、一辺が１６mmの正方形のスロットを
２３．５mm間隔で２４行２４列に打抜き形成して、夫々
のスロットで放射素子５ｂを構成している。
【００１１】そして各給電回路板２ａ、２ｂの給電線４
ａ、４ｂは上記放射素子５ａ，５ｂに対して電磁気的に
結合するように形成される。図２は給電回路板２ａ、給
電回路板２ｂの給電線４ａ、４ｂの関係を示すための実
施例１の模式図である。 （実施例２）本実施例は第２の放射回路板３ｂの放射素
子５ｂの形状を図３に示すように一辺が１６mmの正方形
の環状スロットの内側に縦９mm×横２．５mmのパッチ素
子を有する形状としたもので、第２の放射回路板３ｂと
してはアルミニウム板の代わりにプリント基板を用いて
エッチング加工により放射素子５ｂを形成したものを用
いている。本実施例も実施例１と同様なアンテナ特性が
得られた。
ａ、４ｂは上記放射素子５ａ，５ｂに対して電磁気的に
結合するように形成される。図２は給電回路板２ａ、給
電回路板２ｂの給電線４ａ、４ｂの関係を示すための実
施例１の模式図である。 （実施例２）本実施例は第２の放射回路板３ｂの放射素
子５ｂの形状を図３に示すように一辺が１６mmの正方形
の環状スロットの内側に縦９mm×横２．５mmのパッチ素
子を有する形状としたもので、第２の放射回路板３ｂと
してはアルミニウム板の代わりにプリント基板を用いて
エッチング加工により放射素子５ｂを形成したものを用
いている。本実施例も実施例１と同様なアンテナ特性が
得られた。
【００１２】（実施例３）上記実施例１では第１及び第
２の放射回路板３ａ，３ｂをアルミニウム板で形成して
いるが、本実施例は両放射回路板３ａ、３ｂ共プリント
基板で構成し、エッチング加工により放射素子５ａ、５
ｂを形成したものであり、実施例１と同様なアンテナ特
性が得られた。
２の放射回路板３ａ，３ｂをアルミニウム板で形成して
いるが、本実施例は両放射回路板３ａ、３ｂ共プリント
基板で構成し、エッチング加工により放射素子５ａ、５
ｂを形成したものであり、実施例１と同様なアンテナ特
性が得られた。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、第１の給電回路板上に形成さ
れる給電点と、第２の給電回路板上に形成される給電点
とを各々アンテナ中央部付近で直交配置するように設
け、且つ夫々の給電点に導波管部を設け、これら導波管
部より二つの偏波信号を出力するので、第１の給電回路
板上の給電点及び第２の給電回路板上の給電点を、夫々
アンテナ中央部付近に設けることができ、結果従来のよ
うな長いリードラインを形成することが不要になるた
め、リードラインによる伝送損失が低減され、アンテナ
効率が向上するという効果があり、また２つの偏波信号
を独立して導波管部より出力することにより、交差偏波
識別度に優れるという効果がある。
れる給電点と、第２の給電回路板上に形成される給電点
とを各々アンテナ中央部付近で直交配置するように設
け、且つ夫々の給電点に導波管部を設け、これら導波管
部より二つの偏波信号を出力するので、第１の給電回路
板上の給電点及び第２の給電回路板上の給電点を、夫々
アンテナ中央部付近に設けることができ、結果従来のよ
うな長いリードラインを形成することが不要になるた
め、リードラインによる伝送損失が低減され、アンテナ
効率が向上するという効果があり、また２つの偏波信号
を独立して導波管部より出力することにより、交差偏波
識別度に優れるという効果がある。
【図１】本発明の実施例１の給電パターンの関係説明図
である。
である。
【図２】本発明の実施例１の給電線の関係を示す模式図
である。
である。
【図３】本発明の実施例２の第２の放射回路板の放射素
子部位の一部省略した正面図である。
子部位の一部省略した正面図である。
【図４】平面アンテナの一部省略した分解斜視図であ
る。
る。
【図５】従来例の給電パターンの関係説明図である。
【図６】別の従来例の給電パターンの関係説明図であ
る。
る。
２ａ 給電回路板 ２ｂ 給電回路板 ４ａ 給電線 ４ｂ 給電線 ６ａ 給電点 ６ｂ 給電点 ９ａ 導波管部 ９ｂ 導波管部
Claims (1)
- 【請求項１】地導体板上に、第１の給電回路板、第１の
放射回路板、第２の給電回路板及び第２の放射回路板を
順に夫々誘電体層を介して積層し、第１の給電回路板及
び第１の放射回路板と第２の給電回路板及び第２の放射
回路板との偏波が互いに直交するように形成された平面
アンテナにおいて、第１の給電回路板上に形成される給
電点と、第２の給電回路板上に形成される給電点とを各
々アンテナ中央部付近で直交配置するように設け、且つ
夫々の給電点に導波管部を設け、これら導波管部より二
つの偏波信号を出力することを特徴とする平面アンテ
ナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3203084A JP2582964B2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 平面アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3203084A JP2582964B2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 平面アンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548326A JPH0548326A (ja) | 1993-02-26 |
| JP2582964B2 true JP2582964B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=16468100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3203084A Expired - Lifetime JP2582964B2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 平面アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582964B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6318392B2 (ja) | 2013-06-18 | 2018-05-09 | 日本無線株式会社 | ２ポートトリプレート線路−導波管変換器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02134004A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 平面アンテナ |
| JP2595339B2 (ja) * | 1988-12-23 | 1997-04-02 | 松下電工株式会社 | 平面アンテナ |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP3203084A patent/JP2582964B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548326A (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961008 |