JPH0653671A - 蓋開閉装置 - Google Patents

蓋開閉装置

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Publication number
JPH0653671A
JPH0653671A JP20489292A JP20489292A JPH0653671A JP H0653671 A JPH0653671 A JP H0653671A JP 20489292 A JP20489292 A JP 20489292A JP 20489292 A JP20489292 A JP 20489292A JP H0653671 A JPH0653671 A JP H0653671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
guide hole
shaft
opening
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP20489292A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Takeuchi
信治 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP20489292A priority Critical patent/JPH0653671A/ja
Publication of JPH0653671A publication Critical patent/JPH0653671A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋の開成動作に必要な蓋と本体間の隙間を小
さくできる蓋開閉装置を提供する。 【構成】 蓋8の閉成状態からラッチ装置12によるロ
ックを解除すると、当初は、バネ13の付勢力を受けて
軸受部5に当接支承状態にある半円弧状突部9を回転軸
として蓋2が開成動作し、軸部11が円弧状ガイド孔7
の上端に達した後、該軸部11を回転軸として開成動作
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に音響機器の操作部
等に用いられる蓋開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の蓋開閉装置の一例を図5乃至図
6に従って説明すると、蓋51の下端縁より適宜上方位
置に軸52を設けて、該蓋51を本体53の操作面53
aを被うように開閉自在に枢支すると共に、蓋51の下
端縁のバネ係止部54と本体53のバネ係止部55との
間に蓋51を常時開成方向に付勢するバネ56を介設
し、蓋51をバネ56に抗して閉成状態にロックするラ
ッチ装置57を設けた構成であり、ラッチ装置57によ
るロックを解除することに伴い蓋51はバネ56の付勢
力により開成動作し操作面53aの前方を開放するよう
なされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、蓋51
の下端縁に設けたバネ係止部54にバネ56の一端を係
止し、下端縁より上方に離間した位置にある軸52を回
転軸として蓋51が開成動作する構成のものにあって
は、蓋51の前面下端縁の点Aが開閉動作時に描く軌跡
を考慮して、蓋51の点Aと本体53の点B間に隙間s
を設ける必要があり、この隙間sが大きくなると、外観
上好ましくなく、美観を損なうこととなり、デザイン面
に問題を残すものであった。一方、上記隙間sを小さく
する方策としては、蓋51の前面と回転中心との距離m
を小さくすることが知られている。
【0004】ところが、従来の蓋開閉装置のように、蓋
51に軸52を設ける構成のものでは、その加工上、強
度上等の問題があって、上記距離mの縮小にはおのずと
限度があり、その結果、蓋51の点Aと本体53の点B
間には比較的大きな隙間sが生じるという問題があり、
特に、デザイン面から蓋51の前面形状を中央部が膨ら
むようにした場合には、上記隙間sがさらに拡大し、外
観上見苦しさを与えることになっていた。
【0005】又、蓋51は開成状態において操作面53
aの下方に接近した位置にあり、特に操作面53aの下
方部位の操作が行い難く、操作性の面からも今一つ良好
なものと称し得ないものになっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決を目的としてなされたものであって、蓋を閉成状態に
ロックし、該ロック解除により蓋をバネの付勢力により
開成動作させるものにおいて、本体にあって円弧状軸受
面を有する第1の軸受部と、上記本体に上記軸受面と同
心的に設けられた円弧状ガイド孔と、上記蓋の一方の端
縁より他方側に適宜離間した位置の裏面側に突設した円
弧状突部からなり、蓋の閉成時上記バネの付勢力を受け
て上記軸受面に当接支承され、上記蓋の開成動作開始当
初上記蓋の回転軸として作用する第1の軸部と、上記蓋
にあって上記ガイド孔に挿通し、蓋が上記第1の軸部を
回転軸として開成動作することに伴い上記ガイド孔の第
1の端部から第2の端部に向かって移動する第2の軸部
とを備え、上記第2の軸部は、上記蓋の開成動作時、上
記ガイド孔の第2の端部に達した後、上記蓋の回転軸と
して作用するものである。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、円弧状突部を軸部として
用い、蓋の開成動作開始当初、回転中心として作用させ
ることにより、上記距離mをより小さく抑えることがで
き、隙間sの縮小が図られ、外観の改善もなされる。
【0008】その上、蓋の開閉動作途中から第2の軸部
を回転中心として動作させ開成状態とすることにより、
蓋により被われていた面例えば操作面を大きく開放で
き、又蓋が本体側に引き込まれる量も増加することにな
り、操作性の改善も図られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明蓋開閉装置の一実施例を図1乃
至図4に従って詳細に説明する。1は音響機器等の本体
で、その前面には各種操作ボタン3を多数配列した操作
面2を一段低くして形成すると共に、この操作面2の下
方部分をさらに一段低くしてその奥壁を後述する蓋開放
時のストッパー4として使用する。
【0010】5は操作面2の下端両側に形成した軸受部
であり、円弧状軸受面6を有する。7は操作面2の両側
に位置する本体1の両側壁に所定角度に渡って形成した
円弧状ガイド孔で、上記円弧状軸受面6と同心円的に形
成されている。
【0011】8は操作面2を開閉自在に被うための蓋
で、下端縁より上方側に適宜離間した位置の裏面側に半
円弧状突部(第1の軸部)9を本体1の軸受部5に対向
して形成する一方、下端縁部の一側にバネ係止部10
を、該バネ係止部10と円弧状突部9との間に位置する
ように軸部(第2の軸部)11をそれぞれ備えており、
上記軸部11は円弧状ガイド孔7に挿通される。
【0012】12は蓋8を閉成状態にロックするための
ラッチ装置(ロック手段)で、本体1側に設けた本体部
12aと、蓋8側に設けた係合突起12bとにより構成
されている。13は本体1に設けたバネ係止部14と蓋
8のバネ係止部10との間に介設したバネで、蓋8を常
時開成方向に付勢している。
【0013】尚、上記軸受部5は円弧状軸受面6の下方
に円弧状ガイド面6aを連ねて形成しており、この円弧
状ガイド面6aは軸部11が円弧状ガイド孔7の上端に
達して該軸部11を回転軸として蓋8が開成動作する際
に、半円弧状突部9の先端が描く軌跡に合わせて形成さ
れている。
【0014】次に、上記実施例の蓋開閉装置の動作につ
いて説明する。図1は蓋8の閉成状態を示しており、こ
の状態では、半円弧状突部9がバネ13の付勢力を受け
て軸受部5の円弧状軸受面6に当接支承状態にあり、軸
部11は円弧状ガイド孔7の下端(第1の端部)位置に
ある。
【0015】而して、この状態からラッチ装置12によ
るロックを解除すると、当初は、軸部11が円弧状ガイ
ド孔7の上端方向にフリーな状態にあるため、バネ13
の付勢力により軸受部5に当接支承状態にある半円弧状
突部9を回転軸として蓋8が回転することにより開成動
作が行われ、やがて軸部11は円弧状ガイド孔7の上端
(第2の端部)位置に達する(図2参照)。
【0016】すると、軸部11のそれ以上の移動が阻止
されることに伴い、以後、軸部11を回転軸として蓋8
が回転動作し、開成動作が継続される。この回転動作に
より、半円弧状突部9は軸受部5の軸受面6から離れ、
円弧状ガイド面6aに沿って移動し、蓋8はその下端が
図3に示すようにストッパー4に当接することにより制
止され、開成動作が終了する。
【0017】又、蓋8の閉成動作は、蓋8の先端側を持
ち上げて、蓋8を回転させることにより行うものであ
り、各部の動作は先の開成動作時とは逆の動作となる。
【0018】上述のような蓋開閉装置にあっては、開成
動作開始当初、半円弧状突部9を回転軸として回転する
ため、従来のように軸を設けたものに比較して、蓋8の
前面と回転中心との距離mを少なくとも軸の半径分小さ
くすることができ、これに伴って蓋8の前面下端縁の点
Aと本体1のB点との間に必要な隙間sは縮小されるこ
とになる。
【0019】又、軸部11が円弧状ガイド孔7の上端に
達した後は、軸部11を回転軸として蓋8が回転し開成
動作するため、半円弧状突部9を回転軸として最後まで
開成動作するものに比較して、蓋8の開成位置が下方に
ずれ、本体1側への引き込み量が大きくなることに伴
い、操作面2の前方だけでなくその下方部位までも大き
く開放され、下方部位に配列されているキーの操作も良
好な状態で行え、操作性が向上される。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の蓋開閉装置によれ
ば、蓋の開成動作開始当初は半円弧状突部からなる第1
の軸部を回転軸として蓋が回転動作し、その後、円弧状
ガイド孔の第2の端部に達した第2の軸部を回転軸とし
て開成動作するように構成したことにより、蓋の開成動
作に必要とする蓋と本体間の隙間を縮小でき、外観上の
改善が図られ、しかも蓋開成時蓋が被っていた面例えば
操作面を大きく開放でき、操作性の向上も図られ、実用
上頗る有益な蓋開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は本発明の一実施例における
蓋開閉装置の閉成状態を示す外観斜視図及び断面図
【図2】(a)及び(b)は同装置の開成動作途中の状
態を示す外観斜視図及び断面図
【図3】(a)及び(b)は同装置の開成状態を示す外
観斜視図及び断面図
【図4】同装置の分解構成斜視図
【図5】(a)及び(b)は従来の蓋開閉装置の閉成状
態を示す外観斜視図及び断面図
【図6】(a)及び(b)は同装置の開成状態を示す外
観斜視図及び断面図
【符号の説明】
1 本体 2 操作面 5 軸受部 6 円弧状軸受面 6a 円弧状ガイド面 7 円弧状ガイド孔 8 蓋 9 半円弧状突部(第1の軸部) 11 軸部(第2の軸部) 13 バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋を閉成状態にロックし、該ロック解除
    により蓋をバネの付勢力により開成動作させるものにお
    いて、 本体にあって円弧状軸受面を有する第1の軸受部と、 上記本体に上記軸受面と同心的に設けられた円弧状ガイ
    ド孔と、 上記蓋の一方の端縁より他方側に適宜離間した位置の裏
    面側に突設した円弧状突部からなり、蓋の閉成時上記バ
    ネの付勢力を受けて上記軸受面に当接支承され、上記蓋
    の開成動作開始当初上記蓋の回転軸として作用する第1
    の軸部と、 上記蓋にあって上記ガイド孔に挿通し、蓋が上記第1の
    軸部を回転軸として開成動作することに伴い上記ガイド
    孔の第1の端部から第2の端部に向かって移動する第2
    の軸部とを備え、 上記第2の軸部は、上記蓋の開成動作時、上記ガイド孔
    の第2の端部に達した後、上記蓋の回転軸として作用す
    ることを特徴とする蓋開閉装置。
JP20489292A 1992-07-31 1992-07-31 蓋開閉装置 Pending JPH0653671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20489292A JPH0653671A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 蓋開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20489292A JPH0653671A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 蓋開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0653671A true JPH0653671A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16498128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20489292A Pending JPH0653671A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 蓋開閉装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0653671A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017130279A1 (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 富士通株式会社 ヒンジ及び電子機器
JP2019209482A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017130279A1 (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 富士通株式会社 ヒンジ及び電子機器
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