JPH06535A - 巻取機の巻取リールの交換方法と交換装置 - Google Patents

巻取機の巻取リールの交換方法と交換装置

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JPH06535A
JPH06535A JP16317092A JP16317092A JPH06535A JP H06535 A JPH06535 A JP H06535A JP 16317092 A JP16317092 A JP 16317092A JP 16317092 A JP16317092 A JP 16317092A JP H06535 A JPH06535 A JP H06535A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス加工時の製品テープ用の巻取リールの
交換作業を、ストックする満巻きや空の巻取リールの数
に無関係に狭い占有面積で行なえ、大がかりな搬送装置
を不要にし、ストックした満巻きや空の巻取リールを、
ストックした順番に取り出すことができる巻取機の巻取
リールの交換方法を提供すること。 【構成】 軸方向を鉛直方向とした状態で巻取リール9
6を下方から保持可能な保持板37を、水平方向に移動
させて、巻取位置A・取出位置B・充填位置Cで停止さ
せる。保持板37が配置された取出位置Bでは、満巻き
の巻取リール96Fを、順次、既に取り出して取出位置
Bの上方で積み上げておいた満巻きの巻取リール96F
の最下段直下に取り入れるように、取り出す。保持板3
7が配置された充填位置Cでは、予め、充填位置Cの上
方で積み上げておいた空巻取リール96Eの最下段のも
のを、順次、保持板37上に載置させて、交換作業を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチールテープ等をプ
レス機で加工した加工済みのテープ、すなわち製品テー
プを、巻取機で巻取リールに巻取らせる際、製品テープ
を満巻きした巻取リールを取り出し、空の巻取リールを
巻取機に充填する巻取機の巻取リールの交換方法と交換
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、巻取機の巻取リールの交換では、
特開昭61−123416号公報に記載されているもの
が知られている。
【0003】上記公報記載の交換方法は、巻取機が巻取
リールの軸方向を水平方向にした状態で製品テープを巻
き取っており、その軸方向を水平方向にした状態で、満
巻きの巻取リールを巻取位置から取り出して所定のスト
ック場所へ移動させ、満巻きの巻取リールを並列的に並
べてストックし、また、並列状態で並べてストックして
おいた空の巻取リールを一つずつ取り出して巻取機の巻
取位置に配置させ、巻取リールを交換していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の巻取
リールの交換では、満巻きの巻取リールと空の巻取リー
ルとがそれぞれ軸方向を水平方向にして並列的に並べら
れ、また、移動する際も水平方向に移動しているため、
水平方向に広い占有面積が必要となっていた。
【0005】また、満巻きや空の巻取リールを移動させ
る際、水平方向の他に上下方向の移動も行なうため、巻
取リールの搬送装置が大がかりなものとなっていた。
【0006】さらに、従来の巻取リールの交換では、空
の巻取リールをストックしておく場合に、前方側から空
の巻取リールを充填しておき、取り出す際も前方側から
空の巻取リールを取り出すこととなるため、新たにスト
ックした巻取リールから順に取り出され、古い巻取リー
ルが常時後方側の奥に留まる場合が生じ、巻取リールの
フランジ部が紙製であると、そのフランジ部が変形する
虞れがある。この点は、満巻きの巻取リールをストック
する場合にも生ずる課題である。
【0007】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、巻取リールの交換作業を、ストックする満巻きや空
の巻取リールの数に無関係に狭い占有面積で行なえ、大
がかりな搬送装置を不要にし、ストックした満巻きや空
の巻取リールを、ストックした順番に取り出すことが可
能となる巻取機の巻取リールの交換方法と交換装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る巻取リール
の交換方法は、巻取リールの軸方向を鉛直方向とした状
態で前記巻取リールを下方から保持可能な保持板を、水
平方向に移動させるとともに、巻取機によって製品テー
プを巻取リールに巻取らせる巻取位置と、製品テープを
満巻きした巻取リールを取出す取出位置と、空の巻取リ
ールを充填する充填位置と、の少なくとも三位置で停止
させ、前記取出位置上方において、前記保持板が前記取
出位置に配置された際、前記満巻きの巻取リールを、順
次、既に取り出して軸方向を鉛直方向に積み上げた満巻
きの巻取リールの最下段直下に、軸方向を鉛直方向とし
て取り入れるように、前記保持板から取り出し、前記充
填位置上方において、予め軸方向を鉛直方向とした状態
で複数の空の巻取リールを積み上げておき、前記保持板
が前記充填位置に配置された際、最下段の前記空の巻取
リールを、順次、前記保持板上に載置させる、ことによ
り行なうものである。
【0009】本発明に係る一番目の巻取リールの交換装
置は、巻取機が、巻芯と該巻芯の両端に配置されるフラ
ンジ部とを有する巻取リールをその軸方向を鉛直方向と
した状態で下方から保持可能とし、製品テープを巻取リ
ールの巻芯に巻取らせる巻取位置と、製品テープを満巻
きした巻取リールを取出す取出位置と、空の巻取リール
を充填する充填位置と、の少なくとも三位置で停止させ
る保持板を備え、前記取出位置の上方に、水平方向で対
向して配置されかつ相互に接近して前記巻取リールのフ
ランジ部を下方から支持可能な二つの爪部と、該二つの
爪部を上下方向に昇降させる昇降装置と、が配設され、
前記充填位置の上方に、水平方向で対向して配置されか
つ相互に接近して前記巻取リールのフランジ部を下方か
ら支持可能な二つの爪部と、該二つの爪部を上下方向に
昇降させる昇降装置と、が配設される、構成より成る。
【0010】本発明に係る二番目の巻取リールの交換装
置は、前記取出位置と前記充填位置上方との昇降装置
が、前記取出位置上方の二つの爪部と前記充填位置上方
の二つの爪部とを同時に同一ストロークで昇降させる、
共通した一個から構成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の作用・効果】本発明に係る交換方法では、ま
ず、巻取位置で製品テープを巻き取った満巻きの巻取リ
ールが巻取機の保持板で支持された状態で取出位置に移
動する。そして、満巻きの巻取リールを、順次、既に取
り出した満巻きの巻取リールの最下段直下に取り入れ
て、保持板から取り出す。また、予め軸方向を鉛直方向
とした状態で複数の空の巻取リールを積み上げておいた
充填位置に、保持板が配置されると、最下段の空の巻取
リールを、順次、保持板上に載置させて、巻取リールの
交換を行なうものである。
【0012】したがって、本発明に係る交換方法では、
満巻きの巻取リールが取出位置上方で軸方向を鉛直方向
としてストックされ、空の巻取リールが充填位置上方で
軸方向を鉛直方向としてストックされるため、巻取機の
保持板が水平方向を移動する面積を確保しさえすれば、
交換作業が行なえ、交換作業の占有面積を、ストックす
る満巻きや空の巻取リールの数に無関係に小さくするこ
とができる。
【0013】また、巻取リールの水平方向の移動は、保
持板上で保持板とともに移動するだけであり、巻取リー
ルの搬送を保持板の移動装置で構成できるため、従来の
ような大きな搬送装置を不要にすることができる。
【0014】さらに、ストックする満巻きの巻取リール
は、下段側から補充されるため、上段側から取り出せ
ば、ストックした順番で満巻きの巻取リールを取り出
せ、また、空の巻取リールは下段側から保持板上に載置
されるため、上段側から補充でき、ストックした順番で
空の巻取リールを充填することができる。
【0015】また、本発明の一番目の交換装置では、ま
ず、満巻きの巻取リールを保持した保持板が巻取位置か
ら取出位置まで移動して停止する。すると、取出位置上
方の二つの爪部が、既にストックしていた最下段の満巻
き巻取リールのフランジ部を支持した状態で下降し、最
下段の満巻き巻取リールを、保持板上の満巻き巻取リー
ルの直上に配置させる。
【0016】そして、二つの爪部が開いて、保持板上で
支持された巻取リール上に、既にストックされていた満
巻きの巻取リールを、一旦、全て載置させる。
【0017】その後、二つの爪部は、下降した後接近
し、保持板上の巻取リールのフランジ部下面に配置され
て上昇する。その際、新たな満巻きの巻取リールが、二
つの爪部に支持されて、既にストックされていた満巻き
巻取リールの最下段に取り入れられてストックされるこ
ととなる。
【0018】そしてまた、保持板が充填位置に移動して
停止すると、充填位置上方の二つの爪部が、既にストッ
クしていた最下段の空巻取リールのフランジ部を支持し
た状態で下降し、最下段の空巻取リールを、保持板の直
上に配置させる。
【0019】そして、二つの爪部が開いて、保持板上
に、既にストックされていた空巻取リールを、一旦、全
て載置させる。
【0020】その後、二つの爪部は、上昇した後接近
し、下段から二番目の空巻取リールのフランジ部下面に
配置されて上昇する。その際、空巻取リールの内、最下
段の空巻取リールが保持板上に残され、他の空巻取リー
ルが上昇し、保持板上に空の巻取リールが充填されるこ
ととなる。
【0021】したがって、本発明に係る一番目の交換装
置は、既述した交換方法を実施でき、交換方法と同様
に、巻取リールの交換作業を、ストックする満巻きや空
の巻取リールの数に無関係に狭い占有面積で行なえ、大
がかりな搬送装置を不要にし、ストックした満巻きや空
の巻取リールをストックした順番に取り出すことができ
る。
【0022】さらに、本発明の二番目の交換装置では、
取出位置上方と充填位置上方とに配置される二つずつの
爪部が、略一つ分の巻取リール分上下方向にずらされて
おり、昇降時の上下方向の停止位置、すなわち、爪部の
開きや接近時の配置位置で停止させれば、一つの昇降装
置によって、上下方向に同一ストロークで取出作業と充
填作業とを行なえ、交換装置の駆動部分を簡素化するこ
とができる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0024】実施例で使用する交換装置M1は、図1〜
4に示すように、巻取機M0の後部側に配置され、巻取
位置A・取出位置B・充填位置Cの各位置に保持板30
を配置させる回転装置20と、取出位置B及び充填位置
Cの上方位置に配置されて所定の水平方向に移動可能な
爪部83・85を昇降させる昇降装置50と、を備えて
構成されている。
【0025】巻取機M0について簡単に説明すると、こ
の巻取機M0は、図1・2に示すように、上下のガイド
ローラ2・3によって、断面を水平方向にした状態でプ
レス機から送られてきた製品テープWを、その断面を鉛
直方向に立て、その状態で、軸方向を鉛直方向にした巻
取リール96に巻き取らせるものである。
【0026】4は、台車1上に設けたガイド台であり、
ガイド台4には、製品テープWを所定時に強制的に搬送
可能な繰出ローラ5が設けられるとともに、製品テープ
Wが巻取リール96に満巻きされた際に、製品テープW
を切断するカッタ6が配設されている。
【0027】また、この巻取機M0は、製品テープW
と、紙テープリール7から送られる紙テープPと、を重
合させて巻き取るものであり、ガイド台4に、紙テープ
Pの端末に糊を付ける糊付器8が配設されている。9
は、紙テープPを切断するエアハサミである。4aは、
紙テープPの端末を吸着して、満巻きの巻取リール96
の外周面に紙テープPの終端を止めたり、空の巻取リー
ル96の巻芯97の外周面に紙テープPの始端を止める
ためのガイドロッドである。
【0028】回転装置20は、図1・2に示すように、
台車1の後部側に配置され、下部の基台21から上方へ
延びる回転軸25を備えている。この回転軸25は、上
部に、回転軸25を中心にして120°ずつ分割した三
方へ水平方向に延びる三本のアーム26を備えている。
【0029】基台21内には、回転軸25を回転させる
ための減速機付きの割出用モータ22が配設され、モー
タ22の図示しない出力軸には、回転軸25に接続され
るカムインデックス24が連結されている。そして、割
出用モータ22の出力軸が一回転すると、カムインデッ
クス24によって回転軸25が120°回転するように
構成され、各アーム26の先端部分が、巻取位置A、取
出位置B、及び、充填位置Cに配置されるように構成さ
れている。
【0030】各アーム26の先端には、図1・5・8に
示すように、内周面にボールベアリング28を配置させ
た軸受部27が形成されている。そして、各軸受部27
に、それぞれ、保持板30が配設されている。
【0031】各保持板30は、外側円板部31と内側円
板部37とから構成されている。
【0032】外側円板部31は、略円板状の平板部35
と、平板部35の中央下面側から下方へ延びて軸受部2
7に保持される軸部32と、を備えて構成されている。
軸部32の中央には、平板部35を含めて上下方向に貫
通するスプライン孔33が形成されている。また、平板
部35の中央下面側には、軸部32を覆うように円筒状
の円筒部34が下方へ突設されて、中央上面側には、円
形状に凹んで、内側円板部37の平板部41を収納する
凹部35aが形成されている。平板部35の凹部35a
を除いた上面には、ゴム等から形成される緩衝材36が
固着されている。なお、平板部35の外径寸法は、巻取
リール96のフランジ部99の外径寸法と略等しく構成
されている。
【0033】内側円板部37は、円板状の平板部41
と、平板部41の中央で上下方向に貫通するように配置
される軸部38と、を備えて構成されている。軸部38
の下部は、外側円板部31のスプライン孔33と対応し
たスプライン軸部39としており、その下端をスプライ
ン孔33から下方へ突出させている。軸部38の上部
は、平板部41から上方へ突出する突出部40としてお
り、この突出部40は、先端に先細りとなるテーパ部4
0aが形成されるとともに、この突出部40は、巻取リ
ール96の中心に形成された中心孔98が外嵌されるこ
ととなる。42は、平板部41の上面に固着される緩衝
材である。
【0034】なお、巻取時には、巻取位置Aに配置され
た保持板30の円筒部34に、図1に示すように、巻取
用モータ11のゴム製の駆動ローラ12が圧接され、巻
取用モータ11の作動により、駆動ローラ12を介して
保持板30が回転し、保持板30上に配置された巻取リ
ール96が保持板30とともに回転し、製品テープWと
紙テープPとを巻き取ることとなる。ちなみに、円筒部
34が回転すると、外側円板部31が回転するととも
に、軸部38(スプライン軸部39)を軸部32にスプ
ライン結合させている内側円板部37も、外側円板部3
1と一体的に回転することとなる。
【0035】巻取用モータ11は、ガイドブロック10
aを固着させたブラケット10に支持されており、この
ブラケット10は、エアシリンダ19の作動により、巻
取時、モータ11の駆動ローラ12を円筒部34に圧接
させるように移動する。そして、巻取時以外には、エア
シリンダ19の作動により、駆動ローラ12が、各軸受
部27の回転移動の支障とならないよう、円筒部34に
接触しない前方に移動されている。18は、ブラケット
10のガイドブロック10aを摺動可能なガイドレール
であり、19aは、ガイドブロック10aに接続される
エアシリンダ19のピストンロッドである。
【0036】また、巻取時には、巻取リール96が保持
板30上で滑らないよう、押え板17が巻取リール96
を保持板30側へ押える構成としている。この押え板1
7は、断面L字形のブラケット16の下部に回動可能に
支持されており、ブラケット16は、ガイドレール15
に対して摺動可能なスライダ16bと、エアシリンダ1
4のピストンロッド14aに連結されるブロック16a
と、を備えている。ガイドレール15と、エアシリンダ
14を支持するブラケット13とは、昇降装置50を支
持するブリッジ51に固定されている。
【0037】昇降装置50は、図3・4に示すように、
台車1上で回転装置20を覆うように配置される門型の
ブリッジ51に保持され、昇降用モータ53、昇降フレ
ーム55、爪部支持フレーム70、エアシリンダ81、
及び、爪部83・85等を備えて構成されている。
【0038】ブリッジ51には、左右方向の縁の後面側
(図3・4中の右側)に、上下方向に延びるガイドレー
ル52・52が固定され、これらのガイドレール52に
は、昇降フレーム55の前面側に固着されたスライダ6
2が摺動可能に嵌合されている。
【0039】昇降フレーム55は、台車2の幅寸法より
僅かに小さい寸法の上横枠56・中横枠58・下横枠5
9と、横枠56・58・59を左右の端部で連結する縦
枠60・60と、昇降フレーム55の前面側(図3・4
中の左側)を覆う前面板61と、昇降フレーム55の後
面側を覆う後面板63・63と、を溶接させて構成され
ている。前面板61の前面側には、スライダ62が固着
されている。
【0040】そして、上横枠56の長手方向中央の内部
には、ナット57が固着され、このナット57には、ブ
リッジ51の上部中央に固定された昇降用モータ53か
ら延びるねじ棒54が螺合されている。したがって、ね
じ棒54を回動させる昇降用モータ53の作動により、
昇降フレーム55がガイドレール52・52に沿って上
下動することとなる。
【0041】昇降フレーム55の後面側の後面板63・
63は、昇降フレーム55の中横枠58と下横枠59と
の間で、中横枠58と下横枠59との間を左右半分ずつ
に分割するように配置されている。そして、各後面板6
3には、上下方向に形成される長孔64が並列的に二つ
ずつ形成され、これらの長孔64を利用して、昇降フレ
ーム55に二つの爪部支持フレーム70が接続されてい
る。
【0042】爪部支持フレーム70は、取出位置Bの上
方に配置される爪部支持フレーム70Bと、充填位置C
の上方に配置される爪部支持フレーム70Cとの二つか
ら構成され、それぞれ、上横枠71、下横枠72、上横
枠71と下横枠72との左右の両端を連結する縦枠73
・73、及び、各支持フレーム70B・70Cの前面側
を覆う蓋板74、を備えて構成されている。
【0043】そして、各支持フレーム70B・70Cの
各上横枠71の上面には、昇降フレーム55の中横枠5
8の上方に突出する二つずつの突片75・75が固着さ
れている。これらの突片75の配置位置は、昇降フレー
ム55の後面板63に形成された長孔64の配置位置の
上方としている。これらの突片75には、ねじ孔75a
が形成され、各ねじ孔75aには、クランプノブ66の
ねじ棒66aが螺合している。そして、クランプノブ6
6のねじ棒66aは、その下端を中横枠58の上面に固
定させた当板65に当接させている。
【0044】また、各支持フレーム70B・70Cの蓋
板74には、昇降フレーム55の各後面板63に形成さ
れた長孔64に挿入されるクランプレバー67とガイド
ローラ68とが固定されている。クランプレバー67
は、各支持フレーム70B・70Cの蓋板74に一つず
つ設けられ、ガイドローラ68は、各支持フレーム70
B・70Cの蓋板74に三つずつ設けられている。クラ
ンプレバー67は、レバー部67aを回転させることに
より、後面板63の長孔64の周縁を押圧して、支持フ
レーム70を後面板63に対して固着することができる
ものである。また、ガイドローラ68は、後面板63の
長孔64内に回動自在に配設され、支持フレーム70が
左右方向に傾斜しないようにするためのものである。
【0045】各支持フレーム70B・70Cの昇降フレ
ーム55に対する上下方向の配置位置調整は、クランプ
レバー67を操作して、後面板63に対する各支持フレ
ーム70B・70Cの固着状態を解除した後、クランプ
ノブ66を回して、各支持フレーム70B・70Cを上
下させて所定位置に配置させ、その後、クランプレバー
67を操作して、後面板63に対して、各支持フレーム
70B・70Cを固着させて行なう。
【0046】そしてさらに、各爪部支持フレーム70B
・70Cには、各下横枠72の左右の両端下面に、後方
側へ延びる突出枠76・77・78・79が固着されて
いる。
【0047】各突出枠76・77・78・79の内部に
は、突出枠の長手方向に延びるガイドレール80と、先
端側と元部側とに配置されるエアシリンダ81・81
と、が固定されている。各エアシリンダ81のピストン
ロッド81aの先端には、ガイドレール80に対して摺
動可能に嵌合するスライダ82・82が連結されてい
る。
【0048】そして、左右方向に配置される相互のスラ
イダ82・82には、爪部83・85が固着されてい
る。爪部83は、後方側に半円弧状に凹む凹部84を備
え、爪部85は、前方側に半円弧状に凹む凹部86を備
えている。これらの爪部83・85は、相互の間の中央
を、充填位置B若しくは取出位置Cの中央と一致させて
いる。そして、これらの爪部83・85は、エアシリン
ダ81が作動してピストンロッド81aを伸ばした際、
凹部84・86の周縁が、保持板30における内側円板
部37の平板部41の外径より大きく、かつ、巻取リー
ル96のフランジ部99の外径より小さくなり、また、
エアシリンダ81が作動してピストンロッド81aを縮
めた際、凹部84・86の周縁が、巻取リール96のフ
ランジ部99の外径より大きくなるように構成されてい
る。
【0049】なお、爪部83・85の周囲には、ブリッ
ジ51若しくは台車1から延びる支持フレーム93に固
定されて、積み上げた巻取リール96の倒れを防止する
倒れ防止用バー90が上下方向に配設されている。爪部
85側の倒れ防止用バー91は、ブラケット92に固定
されており、ブラケット92は、台車2に固定された支
持フレーム94に回動可能に連結されている。
【0050】また、取出位置Bと充填位置Cとの台車2
上には、図1・5・8に示すように、取出位置Bと充填
位置Cとに配置された保持板30における内側円板部3
7を上方へ突出させることができるよう、エアシリンダ
45・46が配設されている。各エアシリンダ45・4
6は、ピストンロッド45a・46aを上下方向に配置
させ、各ピストンロッド45a・46aを伸ばした際、
内側円板部37のスプライン軸部39を押上げることが
できるように配置されている。
【0051】つぎに、この交換装置M1の作動について
説明する。
【0052】なお、この交換装置M1では、ブリッジ5
1の三箇所に、昇降フレーム55の上下方向の位置を検
知する図示しない近接スイッチが配置され、また、各エ
アシリンダ45・46・81に、ピストンロッド45a
・46a・81aの伸びた際と縮んだ際との位置を検知
する二つずつの図示しない近接スイッチが配置され、こ
れらの近接スイッチの信号を入力して、巻取機M0の図
示しない制御装置が自動的に昇降用モータ53やエアシ
リンダ45・46・81を順次作動するように構成され
ている。
【0053】また、クランプレバー67とクランプノブ
66との操作によって、図5・8に示すように、取出位
置Bの上方に配置される爪部支持フレーム70Bの突出
枠76・77は、充填位置Cの上方に配置される爪部支
持フレーム70Cの突出枠78・79に比べて、巻取リ
ール96の略一個分の厚さ寸法H(詳しくは、巻取リー
ル96の厚さ寸法から片側のフランジ部99Uの厚さ寸
法を差し引いた寸法)だけ、下方に配置されている。そ
して、爪部支持フレーム70Bの爪部83B・85B
は、当初、製品テープWを満巻きした満巻き巻取リール
96Fにおける最下段の、満巻き巻取リール96F2の
下方側のフランジ99D下面を支持し、爪部支持フレー
ム70Cの爪部83C・85Cは、当初、空巻取リール
96Eにおける最下段の、空巻取リール96E1の上方
側のフランジ部99U下面を支持している。
【0054】さらに、昇降フレーム55の上下動時に停
止する三位置は、各爪部支持フレーム70B・70Cの
突出枠76・77・78・79が、図5・8に示す通常
位置I、図6・10に示す中間位置II、及び、図7・9
に示す最下端位置III となる位置である。
【0055】まず、巻取機M0の巻取用モータ11が作
動して巻取位置Aの保持板30上の巻取リール96に製
品テープWと紙テープPとが満巻きされると、巻取用モ
ータ11の駆動ローラ12がエアシリンダ19の作動に
より保持板30の円筒部34から前方側へ移動して離
れ、割出用モー22が図示しない出力軸を一回転させ
る。すると、回転装置20の各アーム26が120°回
転し、巻取位置Aに配置されていた保持板30が取出位
置Bに回転移動し、既に満巻き巻取リール96Fを取り
出されて取出位置Bに配置されていた保持板30が充填
位置Cに回転移動し、既に空巻取リール96Eを充填さ
れて充填位置Cに配置されていた保持板30が巻取位置
Aに回転移動する。
【0056】そして、取出位置Bと充填位置Cに所定の
保持板30が配置されると、それぞれ、図5・8に示す
ように、ピストンロッド45a・46aを伸ばすように
エアシリンダ45・46が作動し、スプライン軸部39
を介して内側円板部37が上昇する。この時、取出位置
Bの保持板30では、満巻き巻取リール96F1が内側
円板部37とともに上昇することとなる。
【0057】その後、昇降装置50の昇降用モータ53
が昇降フレーム55を下降させるように作動し、爪部支
持フレーム70B・70Cを通常位置Iから中間位置II
へ移動させる。
【0058】ちなみに、通常位置Iは、図5・8に示す
ように、各爪部支持フレーム70B・70Cが、取出位
置Bや充填位置Cの上方で待機する位置である。
【0059】中間位置IIは、通常位置Iから下降して、
爪部支持フレーム70B側では、図6に示すように、爪
部83B・85B下面が満巻き巻取リール96F1の上
方側フランジ部99Uの直上に配置される位置である。
【0060】なお、爪部支持フレーム70C側では、こ
の下降し始めの中間位置IIは、何も作動しないため、意
味を持たない。しかし、最下端位置III から中間位置II
に上昇した際、中間位置IIでは、後述する図10に示す
ようにエアシリンダ81Cが作動するため、意味を持
ち、その際の中間位置IIは、ストックされた空巻取リー
ル96Eが全て内側円板部37の平面部41上に載置さ
れた状態で、最下段から二番目の空巻取リール96E2
の上方側フランジ部99Uの僅か下方に、爪部83C・
85Cが配置される位置である。
【0061】そして、中間位置IIにおいて、爪部支持フ
レーム70B側では、ピストンロッド81aを縮めるよ
うにエアシリンダ81B・81Bが作動し、爪部83B
・85Bの凹部84・86周縁を、満巻き巻取リール9
6F2のフランジ部99の外径寸法より大きくさせる。
すると、既にストックされていた満巻き巻取リール96
Fが、一旦、全部、取出位置Bに配置されかつ内側円板
部37上で支持されている満巻き巻取リール96F1上
に載置されることとなる。ちなみに、この時、既にスト
ックされていた満巻き巻取リール96F2・96F3等
は、巻芯97の中心孔98に突出部40を挿入させた
り、倒れ防止用バー90・91に保持されているため、
くずれることは無い。
【0062】なお、爪部支持フレーム70C側では、こ
の下降し始めの中間位置IIでは、エアシリンダ81C・
81Cは作動しない。すなわち、爪部83C・85C
が、水平方向での位置では図8と同じ位置として、最下
段の空巻取リール96E1のフランジ部99Uを支持し
たままとしている。
【0063】その後、再び、昇降装置50の昇降用モー
タ53が昇降フレーム55を下降させるように作動し、
爪部支持フレーム70B・70Cを中間位置IIから最下
端位置III へ移動させる。
【0064】この最下端位置III は、爪部支持フレーム
70B側では、図7に示すように、爪部83B・85B
が保持板30上の満巻き巻取リール96F1の下方側フ
ランジ部99Dの下面より僅かに下方に配置される位置
である。
【0065】また、爪部支持フレーム70C側では、図
9に示すように、最下段の空巻取リール96E1の下方
側フランジ部99D下面が内側円板部37の平板部41
の直上に配置される位置である。なお、この時、既にス
トックされていた最下段の空巻取リール96E1の中心
孔98に、充填位置Cに配置されている内側円板部37
の突出部40が挿入されることとなる。
【0066】そして、この最下端位置III において、爪
部支持フレーム70B側では、ピストンロッド81a・
81aを伸ばすようにエアシリンダ81が作動し、爪部
83B・85Bが凹部84・86周縁を巻取リール96
F1の下方側フランジ部99Dの外径より小さくさせて
その直下に配置させる。
【0067】また、爪部支持フレーム70C側では、ピ
ストンロッド81aを縮めるようにエアシリンダ81C
・81Cが作動し、爪部83C・85Cの凹部84・8
6周縁を空巻取リール96E1のフランジ部99Uの外
径寸法より大きくさせる。すると、既にストックされて
いた空巻取リール96Eが、一旦、全部、充填位置Cに
配置された内側円板部37の平板部41上に載置される
こととなる。ちなみに、この時、既にストックされてい
た空巻取リール96E1・96E2等は、巻芯97の中
心孔98に突出部40を挿入させたり、倒れ防止用バー
90・91に保持されているため、くずれることは無
い。
【0068】その後、昇降装置50の昇降用モータ53
が昇降フレーム55を上昇させるように作動し、爪部支
持フレーム70B・70Cを最下端位置III から中間位
置IIへ移動させる。
【0069】すると、爪部支持フレーム70B側では、
爪部83B・85Bが凹部84・86周縁で、取出位置
Bに配置された満巻き巻取リール96F1を、最下段に
取り入れて、内側円板部37の平板部41から取り出す
こととなる。
【0070】また、爪部支持フレーム70C側では、中
間位置IIにおいて、図10に示すように、最下段から二
番目の空巻取リール96E2の上方側フランジ部99U
の僅か下方に、爪部83C・85Cが配置された状態と
なり、そして、ピストンロッド81a・81aを伸ばす
ようにエアシリンダ81C・81Cが作動し、爪部83
C・85Cの凹部84・86周縁が空巻取リール96E
2の上方側フランジ部99Uの直下に配置される。
【0071】その後、再び、昇降装置50の昇降用モー
タ53が昇降フレーム55を上昇させるように作動し、
爪部支持フレーム70B・70Cを中間位置IIから通常
位置Iに復帰させる。
【0072】すると、爪部支持フレーム70B側では、
満巻き巻取リール96F1を最下段に取り入れて、通常
位置Iでストックすることとなる。
【0073】また、爪部支持フレーム70C側では、最
下段の空巻取リール96E1を充填位置Cの内側円板部
37に載置させた状態で、残りの空巻取リール96E2
等を保持した状態で復帰することとなる。
【0074】そして、ピストンロッド45a・46aを
縮めるようにエアシリンダ45・46が作動され、取出
位置Bに配置されていた内側円板部37が、外側円板部
31と一体になり、充填位置Cに配置されていた内側円
板部37が外側円板部31と一体となって、空巻取リー
ル96E1を保持板30に配置させて、それぞれ、取出
作業と充填作業を終了させることとなる。
【0075】その後、新たに巻取位置Aに移動した巻取
リール96が満巻き状態となれば、既述の作動を繰り返
して、満巻き巻取リール96Fの取り出しと空巻取リー
ル96Eの充填が繰り返されることとなる。
【0076】なお、ストックした満巻き巻取リール96
Fの爪部支持フレーム70Bからの取り出しや、爪部支
持フレーム70Cへの空巻取リール96Eの充填は、そ
れぞれ、ブラケット92を回動させて、ブラケット92
に支持されている爪部85B・85C側の倒れ防止用バ
ー91を移動させれば、簡単に行なえる。
【0077】したがって、実施例の交換方向及び交換装
置M1では、既述の発明の作用・効果と同様な作用・効
果を得ることができ、巻取リール96の交換作業を、ス
トックする満巻きや空の巻取リール96の数に無関係に
狭い占有面積で行なえ、大がかりな搬送装置を不要に
し、ストックした満巻きや空の巻取リール96を、スト
ックした順番に取り出すことが可能となる。
【0078】なお、実施例の交換装置M1では、昇降装
置50において、一つの昇降用モータ53によって、同
時に爪部保持フレーム70B・70Cを上下動させるよ
うに構成されているが、それぞれの爪部保持フレーム7
0B・70Cを別々に上下動させるようにしても良い。
爪部保持フレーム70B・70Cを別々に上下動させる
場合には、相互のフレーム70B・70Cの位置をH分
ずらす必要は無い。また、このようにした場合には、取
出位置B側の爪部83B・85Bを、取出時、満巻き巻
取リール96Fの上方側フランジ部99Uに係止させる
ように構成しても良い。
【0079】また、実施例の交換装置M1では、保持板
30を内側円板部37を上方へ突出させて取出作業や充
填作業を行なうように構成したが、巻取リール96の上
方側フランジ部99Uを爪部83・85で係止するよう
に構成したり、保持板30の外径を巻取リール96のフ
ランジ部99の外径より小さく構成すれば、内側円板部
37が外側円板部31から突出させる構成で無く、保持
板30を一体物から構成しても良い。
【0080】さらに、実施例の交換装置M1では、保持
板30を図2中、時計方向に回転させるものを示した
が、紙テープリール7の配置方向がガイド台4を中心と
した対称位置に配置されるような場合には、取出位置B
と充填位置Cとを入れ替え、保持板30を図2中反時計
方向に回転させるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する交換装置が配置された巻取機
の正面図である。
【図2】同実施例に使用する巻取機の概略平面図であ
る。
【図3】同実施例の交換装置の部分省略平面図である。
【図4】同実施例の交換装置の部分省略縦断面図であ
る。
【図5】同実施例の取出作業当初の状態を示す図であ
る。
【図6】同実施例の取出作業中の状態を示す図である。
【図7】同実施例の取出作業終了間際の状態を示す図で
ある。
【図8】同実施例の充填作業当初の状態を示す図であ
る。
【図9】同実施例の充填作業中の状態を示す図である。
【図10】同実施例の充填作業終了間際の状態を示す図
である。
【符号の説明】
30…保持板、 37…内側円板部、 50…昇降装置、 83・85…爪部、 96…巻取リール、 97…巻芯、 99…フランジ部、 M0…巻取機、 M1…交換装置、 W…製品テープ、 A…巻取位置、 B…取出位置、 C…充填位置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取リールの軸方向を鉛直方向とした状
    態で前記巻取リールを下方から保持可能な保持板を、水
    平方向に移動させるとともに、巻取機によって製品テー
    プを巻取リールに巻取らせる巻取位置と、製品テープを
    満巻きした巻取リールを取出す取出位置と、空の巻取リ
    ールを充填する充填位置と、の少なくとも三位置で停止
    させ、 前記取出位置上方において、前記保持板が前記取出位置
    に配置された際、前記満巻きの巻取リールを、順次、既
    に取り出して軸方向を鉛直方向に積み上げた満巻きの巻
    取リールの最下段直下に、軸方向を鉛直方向として取り
    入れるように、前記保持板から取り出し、 前記充填位置上方において、予め軸方向を鉛直方向とし
    た状態で複数の空の巻取リールを積み上げておき、前記
    保持板が前記充填位置に配置された際、最下段の前記空
    の巻取リールを、順次、前記保持板上に載置させる、 ことにより行なう構成の巻取機の巻取リールの交換方
    法。
  2. 【請求項2】 巻取機が、巻芯と該巻芯の両端に配置さ
    れるフランジ部とを有する巻取リールをその軸方向を鉛
    直方向とした状態で下方から保持可能とし、製品テープ
    を巻取リールの巻芯に巻取らせる巻取位置と、製品テー
    プを満巻きした巻取リールを取出す取出位置と、空の巻
    取リールを充填する充填位置と、の少なくとも三位置で
    停止させる保持板を備え、 前記取出位置の上方に、水平方向で対向して配置されか
    つ相互に接近して前記巻取リールのフランジ部を下方か
    ら支持可能な二つの爪部と、該二つの爪部を上下方向に
    昇降させる昇降装置と、が配設され、 前記充填位置の上方に、水平方向で対向して配置されか
    つ相互に接近して前記巻取リールのフランジ部を下方か
    ら支持可能な二つの爪部と、該二つの爪部を上下方向に
    昇降させる昇降装置と、が配設される、 構成より成る巻取機の巻取リールの交換装置。
  3. 【請求項3】 前記取出位置上方と前記充填位置上方と
    の昇降装置が、前記充填位置上方の二つの爪部と前記取
    出位置上方の二つの爪部とを、上下方向に略一つ分の巻
    取リール分ずらして、同時に同一ストロークで昇降させ
    る、共通した一個から構成されていることを特徴とする
    請求項2記載の巻取機の巻取リールの交換装置。
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