JPH0653346A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0653346A
JPH0653346A JP4336369A JP33636992A JPH0653346A JP H0653346 A JPH0653346 A JP H0653346A JP 4336369 A JP4336369 A JP 4336369A JP 33636992 A JP33636992 A JP 33636992A JP H0653346 A JPH0653346 A JP H0653346A
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JP
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semiconductor device
lead
circuit board
external circuit
substrate
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Eiji Sakota
英治 迫田
Yoshiyuki Yoneda
義之 米田
Kazuto Tsuji
和人 辻
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はプラスチック封止タイプのパッケージ
構造を有する半導体装置に関し、高速化と高密度化を両
立することを目的とする。 【構成】半導体チップ11と、この半導体チップ11を
外部回路基板31と接続するリード12と、一端が半導
体チップ11の電源系接続パッド15と接続されると共
に、他端が外部回路基板31と接続されることにより、
リード12と別個に半導体チップ11を外部回路基板3
1に接続する導通部(電源または接地パターン18〜2
0、接続パターン21〜23、ビア24〜26とにより
構成される)が形成されてなる基板13と、上記半導体
チップ11及び基板13を樹脂封止する樹脂パッケージ
14とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、特に
プラスチック封止タイプのパッケージ構造を有する半導
体装置に関する。
【0002】近年、益々半導体装置に対する高密度化及
び高速化の要求が増大してきている。半導体装置が高密
度化することによりリード数も増大し、また半導体装置
が高速化することにより、リードのインダクタンスの影
響が問題化されるようになってきている。
【0003】従って、リード数の増大及びインダクタン
ス低減に共に対応できる半導体装置が望まれている。
【0004】
【従来の技術】従来の半導体装置の一例を図28に示
す。同図に示す半導体装置1は、いわゆるQFP(Quad
Flat Package) 型のものであり、中央部分に位置するス
テージ2上に半導体チップ3が搭載されている。そし
て、半導体チップ3とリード4のインナーリード部4a
との間にはワイヤ5がボンディングされ、半導体チップ
3とリード4が電気的に接続されている。また、半導体
チップ3とインナーリード部4aは樹脂パッケージ6に
より樹脂封止されている。更に、リード4のアウターリ
ード部4bは、樹脂パッケージ6の外部に延出すると共
に、表面実装に対応すべくガルウイング状に成形されて
いる。
【0005】上記構成を有する半導体装置1は、例えば
ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
用の高密度化された半導体チップ3を搭載したものであ
り、リード4の本数は例えば300ピンを越える数を有
している。また、高速処理化のためスイッチング速度は
非常に高速化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来構
成の半導体装置1では、半導体チップ3を外部回路基板
と接続するための構成としては、リード4が配設される
のみであった。このため、半導体チップ3が高密度化し
て接続電極数が増大すると、これに伴い必然的にリード
数が増大してしまう。
【0007】一方において、半導体装置1には実装効率
を向上させる面より小型化の要求もあり、樹脂パッケー
ジ6を徒に大型化することはできない。従って、リード
数の増大に対応させるには、1本のリード4の形状を小
さくする必要があるが、リード4の形状を小さくするこ
とにより各リード4の1本当たりのインダクタンスは大
きくなってしまう。
【0008】しかるに、各リード4のインダクタンスが
増大すると、半導体チップ3が高速処理を行ってもリー
ド4から侵入する雑音が大きくなり、半導体装置1とし
ての高速化がリード4により阻害されてしまう。
【0009】このように、従来の半導体装置1では、高
速化と高密度化を両立させることができないという問題
点があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、高速化と高密度化を両立しうる半導体装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、半導体チッ
プと、この半導体チップを外部回路基板と接続するリー
ドと、一端が上記半導体チップの電源系接続パッドと接
続されると共に、他端が上記外部回路基板と接続される
ことにより、リードと別個に該半導体チップを外部回路
基板に接続する導通部が形成されてなる基板と、上記半
導体チップ及び基板を樹脂封止する樹脂パッケージとを
具備することを特徴とする半導体装置により解決するこ
とができる。
【0012】また、上記基板をセラミックにより構成す
ることにより、また、上記導通部を、上記基板の半導体
チップの配設側面に形成された電源または接地パターン
と、基板の外部回路基板との対向面に形成された接続パ
ターンと、基板に貫通形成されており電源または接地パ
ターンと接続パターンとを電気的に接続するビアとによ
り構成することにより、また、上記基板の半導体チップ
の配設側面に、リードを支持するリード支持用凸部を形
成することにより、更に、上記基板のリードと対向する
面に、リードに対してマイクロストリップ効果を奏する
パターンを形成すると共に、上記パターンを基板に貫通
形成されたビアにより、上記外部回路基板の電源または
接地パターンと接続することにより、より効果的に解決
することができる。
【0013】また、上記課題は、半導体チップと、この
半導体チップを外部回路基板と接続するリードと、上記
半導体チップを樹脂封止する樹脂パッケージと、導電性
部材により構成されており、上記半導体チップの電源系
接続パッドと接続されると共に上記樹脂パッケージ内に
樹脂封止され、かつ、その一部に樹脂パッケージの外部
に露出され外部回路基板の電源または接地パターンと接
続される電極パッドが形成されてなる電極部材とを具備
することを特徴とする半導体装置により解決することが
できる。
【0014】また、上記電極部材を、複数の電極部と、
この複数の電極部が短絡しないよう複数の電極を絶縁す
る絶縁部とにより構成することにより、また、上記電極
部材を、上記リードと対向する位置まで広く延在形成
し、リードに対してマイクロストリップ効果を奏するよ
う構成することにより、また、上記電極パッドと該外部
回路基板を、電極ワイヤにて接続することにより、更に
は、上記電極部材にネジ孔を形成すると共に、上記電極
ワイヤにネジ孔と螺合するネジ部を形成することによ
り、より効果的に解決することができる。
【0015】
【作用】請求項1の構成によれば、半導体チップの電源
系接続パッドは、リードを用いることなく、基板に形成
された導通部を介して外部回路基板と接続される。導電
部は、樹脂パッケージに樹脂封止された基板を貫通して
形成されているため、その長さはリードに比べて短くイ
ンダクタンスも小さくなっており、半導体装置の高速化
に対応することができる。また、導通部は樹脂パッケー
ジに樹脂封止された基板に形成されているため、リード
と導通部は離間配設された構成となり、信号用のリード
に電源系のノイズが重畳することを防止することができ
る。
【0016】また、請求項2の構成によれば、基板を放
熱性の良好なセラミックとすることにより、半導体チッ
プで発生した熱を効率よく外部に放熱することができ
る。
【0017】また、請求項3の構成によれば、半導体チ
ップと導電部との接続性、及び外部回路基板と導電部と
の接続性を共に良好とすることができる。
【0018】また、請求項4の構成によれば、基板によ
りリードを支持することができるため、樹脂モールド時
におけるリードの変形発生を防止することができる。
【0019】更に、請求項5の構成によれば、リードと
パターンとの間で疑似的にマイクロストリップ構造を実
現できるため、リードについても低インダクタンスとす
ることができ、またパターンはシールド材としても機能
し、クロストーク雑音等を低減することができる。
【0020】請求項6によれば、半導体装置と外部回路
基板とをネジにより接続でき、半導体装置と外部回路基
板とを確実に固定できると共に、容易に外部回路基板の
両面で半導体装置との接続が行なえ、QFPなどにおい
て、半導体チップの電極が多い場合などにおいてもその
引き出し配線が容易に行なえる。
【0021】一方、請求項7の構成によれば、外部回路
基板に接続する電極部材は、樹脂パッケージ内に埋設さ
れる比較的形状の大なる部材であるためインダクタンス
を小さくすることができ、半導体装置の高速化に対応さ
せることができる。また、電極部材は樹脂パッケージ内
に埋設されているため、リードと電極部材は離間配設さ
れた構成となり、信号用のリードに電源系のノイズが重
畳することを防止することができる。
【0022】また、請求項8の構成によれば、電極部材
に複数の電極が形成されるため、半導体チップと回路基
板との電気的接続本数を増大することかできる。
【0023】また、請求項9の構成によれば、リードと
電極部材との間でマイクロストリップ構造を実現できる
ため、リードについても低インダクタンスとすることが
できる。
【0024】また、請求項10の構成によれば、電極パ
ッドと外部回路基板を電極ワイヤにて接続することによ
り、外部回路基板における電極ワイヤの接続位置を設定
する際における自由度を向上させることができ、外部回
路基板上におけるパターン設定を容易に行うことができ
る。
【0025】更に、請求項11の構成によれば、電極部
材に形成したネジ孔と電極ワイヤに形成したネジ部とを
螺合させることにより電極パッドと電極ワイヤは接続さ
れるため、電極ワイヤの電極パッドからの離脱を防止で
きると共に電気的接続を確実に行うことができる。
【0026】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例である半導体
装置10-1を示している。図1は半導体装置10-1の断
面図であり、図2は樹脂パッケージを取り除いた状態の
平面図である。この半導体装置10-1は、大略すると半
導体チップ11,リード12,基板13,及び樹脂パッ
ケージ14等により構成されている。
【0027】半導体チップ11は、例えばASICマイ
コンのような高密度化された半導体チップである。この
半導体チップ11は、その上部に電源電極,接地電極,
信号電極等の複数の電極パッド15を有しており、後述
する基板13の略中央位置にダイ付けされている。
【0028】リード12はインナーリード部12aとア
ウターリード部12bとにより構成されており、半導体
チップ11を囲繞するよう複数配設されている。インナ
ーリード部12aは半導体チップ11に形成された電極
パッド15とボンディングワイヤ16により電気的に接
続されており、またアウターリード部12bは樹脂パッ
ケージ14の外部に延出し、表面実装に対応すべくガル
ウイング状に成形されている。
【0029】基板13は本発明の特徴となるものであ
り、セラミックにより形成された基板本体17に、接地
パターン18,19、電源パターン20、接続パターン
21〜23、ビア24〜26、リード支持用凸部27等
が形成された構成とされている。図3及び図4はこの基
板17を拡大して示す図である。図3は基板17の底面
図であり、図4は基板17の平面図である。
【0030】基板13の半導体チップ配設側の面(以
下、上面という。また、上面と対向する反対側の面を下
面という)には、図4に示すように、中央部に半導体チ
ップ11を搭載するチップ搭載部28が形成されると共
に、このチップ搭載部28の外周位置には内側より順に
接地パターン18、電源パターン20、接地パターン1
9、リード支持用凸部27が形成されている。
【0031】接地パターン18,19及び電源パターン
20は、例えば導電性金属である鉛合金よりなる薄膜で
あり、スパッタリング,メッキ,或いは厚膜印刷等によ
り形成されている。また、各パターン18〜20の境界
部には絶縁部29,30が設けられており、各パターン
18〜19が短絡しないよう構成されている。
【0032】ここで、電極パッド15とリード12、及
び電極パッド15と各パターン18〜20の接続につい
て図2を用いて説明する。同図において、電極パッド1
5-1は接地電極であり、電極パッド15-2は電源電極で
あり、電極パッド15-3は信号電極である。本実施例で
は、接地電極である電極パッド15-1は接地パターン1
8,19にボンディングワイヤ16により接続されると
共に、接地用リード12-1にも接続されている。尚、信
号電極である信号パッド15-3は信号用リード12-3と
一対一の関係で接続されている。
【0033】従って、接地パターン18,19は半導体
チップ11の接地電極と接続され、電源パターン20は
半導体チップ11の電源電極と接続される。また、リー
ド12も全てが信号用リード12-3となるのではなく、
信号用リード12-3内に接地用リード12-1が介在した
リード配置となる。
【0034】続いて、基板本体17に形成されたビア2
4〜26について図1を用いて説明する。ビアは、多層
セラミック基板において、各層に形成されているパター
ンを接続するため、生地状態の各セラミック層に孔を形
成し、この孔に導電材(例えば、銅の粉末)を充填した
上で焼成した構成を有するものである。このビアを設け
ることにより、積層された各セラミック層間において電
気的接続が行えるため、セラミックパッケージ等では多
用されている技術である。
【0035】本実施例におけるビア24〜26は、基板
本体17を上面から下面に貫通して形成されており、上
面においては各パターン18〜20に電気的に接続され
ている。具体的には、ビア24は内側に配設されている
接地パターン18と接続されており、ビア25は中央に
配設されている電源パターン20と接続されており、更
にビア26は外側に配設されている接地パターン19と
接続されている。
【0036】一方、基板13の底面(下面)に注目する
と、図3に示されるように、ビア24〜26の形成位置
と対応する位置には接続パターン21〜23が形成され
ている。この接続パターン21〜23も上面に形成され
ている各パターン18〜20と同様に、導電性金属をス
パッタリング,メッキ,或いは厚膜印刷等により形成さ
れる。この複数形成された接続パターン21〜23の
内、接続パターン21,23は接地用のパターンであ
り、上面に形成されている接地パターン18,19と対
向する位置に形成されている。また、接続パターン22
は電源用のパターンであり、上面に形成されている電源
パターン20と対向する位置に形成されている。
【0037】更に、接地パターン18と接続されビア2
4は、下面において接続パターン21と接続されてお
り、同様に接地パターン19と接続されたビア26は接
続パターン23と、電源パターン20と接続されたビア
25は接続パターン22と夫々電気的に接続されてい
る。
【0038】従って、上記構成とすることにより、半導
体チップ11の接地用電極パッド15-1は接地パターン
18,19及びビア24,26を介して接続パターン2
1,23に引き出され、また半導体チップ11の電源用
電極パッド15-2は電源パターン20及びビア25を介
して接続パターン22に引き出される。即ち、従来構成
の半導体装置では半導体チップと外部回路基板を接続す
るのにリードのみを用いる構成であったのに対し、本願
発明の構成ではリード12に加え、基板13を用いて半
導体チップ11と外部回路基板31(図1及び図6参
照)を電気的に接続することが可能となる。
【0039】また、リード支持用凸部27は、セラミッ
ク製の基板本体17の形成時に一体的に形成されるもの
であり、上面の外周近傍位置を囲繞するよう形成された
突起である(図5に詳しい)。図1及び図5に示される
ように、リード12は組立てられた状態においてこのリ
ード支持用凸部27上に載置される。また、リード12
と接地パターン19との間には絶縁性接着材32が配設
され、リード12と接地パターン19との短絡を防止し
ている。このように、リード12をリード支持用凸部2
7により支持することにより樹脂パッケージ14のモー
ルド時における変形を防止できる。
【0040】続いて、樹脂パッケージ14について説明
する。樹脂パッケージ14は、例えばエポキシ系樹脂に
より形成されており、半導体チップ11,リード12の
インナーリード部12a,及び基板13を樹脂封止する
ことにより、これらを保護している。また、基板13は
樹脂パッケージ14内に樹脂封止された状態において、
その下面が樹脂パッケージ14から露出するよう構成さ
れている。従って、基板13の下面に形成されている接
続パターン21〜23も外部に対して露出しており、外
部回路基板31と電気的に接続できる構成となってい
る。
【0041】図6は、上記構成を有する半導体装置10
-1が実装される外部回路基板31を示している。外部回
路基板31の半導体装置10-1の実装位置には、複数の
リードパターン33〜36が形成されている。この複数
のリードパターン33〜36の内、一番内側に配設され
ている接地用リードパターン33(黒塗りで示す)は半
導体装置10の基板下面に形成されている接続パターン
21(図3参照)に対応するよう形成されており、電源
用リードパターン34(ハッチングで示す)は接続パタ
ーン22に対応するよう形成されており、接地用リード
パターン35(黒塗りで示す)は接続パターン23に対
応するよう夫々形成されている。また、最外周に位置す
る信号用パターン36(白抜きで示す)は、リード12
に対応するよう形成されている。
【0042】上記構成とされた外部回路基板31に半導
体装置10-1を実装するには、リード12に対しては通
常の表面実装と同様にハンダクリームをリード12に塗
布し、また基板13の下面に形成されている各パターン
18〜20に対しては半田バンプを形成し、これを外部
回路基板31の所定位置(各対応するリード同士が対向
する位置)に載置した上でリフロー処理を行い各パター
ン18〜19及びリード12を外部回路基板31上の所
定のリードパターン33〜36に半田付けする。
【0043】図1は半導体装置10-1が外部回路基板3
1に半田付けされた実装状態を示している。同図を用い
て、上記構成とされた半導体装置10-1の動作について
説明する。
【0044】前記したように、半導体装置10-1は、接
地パターン18,19、電源パターン20、接続パター
ン21〜23、及びビア24〜26を形成してなる基板
13を設けることにより、リード12を用いることなく
半導体チップ11の電源系電極パッド15-1,15-2と
外部回路基板31とを電気的に接続することができる。
ここで、リード12を用いて半導体チップ11と外部回
路基板31とを接続する場合に作用するインダクタンス
と、ビア24〜26等により半導体チップ11と外部回
路基板31とを接続する場合に作用するインダクタンス
とを比較する。リード12を用いた場合には、リード1
2が側方に長く延出されており、かつ前記のように半導
体チップ11は高密度化されておりリード本数も多数と
されて各リード12の形状は小さくなっている。従っ
て、各リード12が単体で持つインダクタンスは大きい
値となっている。
【0045】これに対して、基板13を用いて半導体チ
ップ11と外部回路基板31とを接続する本願構成で
は、基板本体17を貫通してビア24〜26が形成され
ているため、電源系電極パッド15-1,15-2を半導体
チップ11の略直下位置に引き出すことが可能となる。
これにより、半導体チップ11から外部回路基板31に
至る電気的経路(配線長)を短くすることができ、電源
系インダクタンスの値を小さくすることができる。これ
により、同時スイッチングに伴う電源ノイズの発生を抑
制することができ、また半導体チップ11の高速処理に
対応させることができる。
【0046】また、本実施例では接地用の電源系電極パ
ッド15-1は基板13を介してのみ外部回路基板31に
接続されているのではなく、リード12-1を介しても外
部回路基板31に接続されている。即ち、半導体チップ
11の電源系の外部回路基板31への接続は、基板13
とリード12の双方により行われる構成となっている。
従って、前記したように基板13を設けることにより、
半導体チップ11と外部回路基板31を接続することに
より電源ノイズを低減することができると共に、信号リ
ード12-3内に接地リード12-1を介装させておくこと
により、信号系ノイズの低減を図ることができる。この
ように、本実施例の半導体装置10では電源ノイズ及び
信号系ノイズの双方を有効に低減することができる。
【0047】尚、電源の供給配線として実質的に機能す
るのは、配線経路の短い基板13である。従って、電源
の供給配線となるビア24〜26等と信号リード12-3
は実質的に離間した構造となるため、電源ノイズが信号
リード12-3に重畳するようなことはない。
【0048】一方、半導体装置10-1は、基板13上に
おいて各リード12と対向する位置に、接地パターン1
9が形成されている(図1及び図5参照)。このよう
に、各リード12のインナーリード部12aの下部に半
導体チップ11と接続を行わない接地パターン19を形
成することにより、インナーリード部12a部分で擬似
的にマイクロストリップ構造を形成できるため、信号用
リード12-3についても低インダクタンスとすることが
でき、半導体装置10の高速化に寄与することができ
る。また、接地パターン19はシールド効果をも奏する
ため、リード12のみを配設した構成に比べて、クロス
トーク雑音等の接続に関連して生じる雑音についても低
減することができる。尚、接地パターン19は半導体チ
ップ11と直接接続を行わないため、特にその形状にこ
だわる必要はないが、シールド効果を向上される面よ
り、その面積はできるだけ大きい方が望ましい。
【0049】また、高密度化された半導体チップ11は
作動時において発熱をするが、本実施例では、半導体チ
ップ11は放熱性の良好なセラミック製の基板13上に
搭載されているため効率良く半導体チップ11の放熱を
行うことができる。また、基板13の下面は樹脂パッケ
ージ14の外部に露出された構成であるため、熱はこの
露出部分を介して外部に放熱され、これによっても放熱
性を向上させることができる。
【0050】続いて、半導体装置10-1の製造方法につ
いて説明する。半導体装置10は、大略して樹脂パッケ
ージタイプの半導体装置の製造方法と同様の工程にて製
造することができる。従って、以下の製造方法の説明に
おいては、半導体装置10を製造するに際し、従来の製
造工程と異なるところについてのみ説明する。
【0051】半導体装置10-1は、従来の半導体装置と
異なり基板13を有している点を特徴とする。図7
(A)は、基板13をリードフレーム37に接合する工
程を示している。基板13はこの接合工程前において、
各パターン13〜23及びビア24〜26が形成されて
いる。また、リードフレーム37にもプレス処理が行わ
れ、リード12等が形成されている。尚、本実施例に係
る半導体装置10-1では、半導体チップ11が基板13
に搭載されるため、リードフレーム37にステージは形
成されていない。
【0052】基板13とリードフレーム37との接合
は、絶縁性接着剤32にて行われる。この際、接着位置
はリードフレーム37のインナーリード部12aと接地
パターン19との間に選定されている。これにより、後
述するモールド工程におけるインナーリード部12aの
変形を防止できると共に、インナーリード部12aと接
地パターン19の短絡を防止できる。また、接地パター
ン19は図4及び図5に示すように比較的広い面積を有
しているため、基板13とリードフレーム37との接合
力は大となる。
【0053】尚、基板13とリードフレーム37との接
合は、接着剤32に限定されるものではなく、例えば接
着テープ等を用いて接合する構成としてもよい。更に、
図7(B)に示されるように、リードフレーム37に基
板13を支持する支持部38を形成すると共に、基板1
3の所定位置にメタライジング部39を形成しておき、
この支持部38とメタライジング部39を溶接すること
により、基板13とリードフレーム37とを接合する構
成としてもよい。また、上記接合工程を行うタイミング
は、半導体チップ11を基板13に搭載する前でも、ま
た半導体チップ11を基板13に搭載後ワイヤボンディ
ング処理前でもよいが、接合工程における半導体チップ
11の損傷発生の可能性を考慮すると、半導体チップ1
1を基板13に搭載する前の方が望ましい。
【0054】上記の如くリードフレーム37に基板13
が接合されると、基板13のチップ搭載部28に半導体
チップ11がダイ付けされ、続いて半導体チップ11に
形成されている電極パッド15とインナーリード部12
aとの間でワイヤボンディングが実施される。上記の各
処理が実施されると、基板13が接合されたリードフレ
ーム37は、金型40に装着され樹脂パッケージ14を
形成するための樹脂モールド工程が実施される。
【0055】図8は、リードフレーム37が金型40
(上型40aと下型40bとにより構成される)に装着
された状態を示している。前記したように、半導体装置
10は、外部回路基板31と電気的に接続する必要があ
ることより、基板13の下面を樹脂パッケージ14の外
部に露出させる必要がある。このため、金型40を構成
する下型40bの基板13と対向する面には、真空吸引
を行うための吸引配管41が設けられている。
【0056】樹脂モールド時において吸引配管41は基
板13を真空吸引し、基板13は下型40bのキャビテ
ィ面に強く押圧されるため、基板13の下面と下型40
bのキャビティ面との間にモールド樹脂が侵入するよう
なことはない。従って、基板13の下面にモールド樹脂
が付着することはなく、実装時における各接続パターン
21〜23と外部回路基板31との電気的接続を確実に
行うことができる。また、加熱される樹脂モールド時に
おいてセラミック製の基板13は下型40bのキャビテ
ィ面に押圧付勢されるため、基板13に反りが発生する
ことも合わせて防止することができる。
【0057】また、基板13の下面に樹脂が付着するの
を更に確実に防止する手段として、金型40にリードフ
レーム37を装着する前に基板13の下面に耐熱性を有
するテープを貼付したり、或いは樹脂をコーティングし
ておき、モールド工程終了後にこのテープやコーティン
グした樹脂を除去する構成としてもよい。これにより、
より確実にモールド樹脂が基板13の下面に付着するの
を防止することができる。
【0058】更に、図9に示すように、下型40bに位
置決め突起42を形成すると共に、基板13の所定部位
に位置決め孔43を形成しておき、金型40にリードフ
レーム37を装着する際に、この位置決め突起42に位
置決め孔43を係合させることにより、金型40内にお
けるリードフレーム37の位置決めを行う構成としても
よい。
【0059】樹脂モールド工程が終了すると、外装半田
工程,リードフレーム37の不要部切断工程,アウター
リード部12bの成形工程等が実施されるが、これらの
工程は従来実施されている周知の方法により行われるた
め、その説明は省略する。
【0060】図10は本発明の第2実施例である半導体
装置の断面図を示す。同図中、図1と同一構成部分には
同一符号を付し、その説明は省略する。
【0061】本実施例の半導体装置10-2は第1実施例
の半導体装置10-1におけるビア24〜26が接続され
た接続パターン21〜23と外部回路基板31のリード
パターン33〜35との接続を半田ペースト100によ
り行なう構成とする。
【0062】半導体装置10-2を外部回路基板31に実
装する際には、リード12に対して通常の表面実装と同
様にハンダクリームを塗布し、基板13の接続パターン
21〜23又はこれに対向する接続パターン33〜35
に半田ペーストを塗布しておき、半導体装置10-2を外
部回路基板31の所定位置(各対応するリード同士が対
向する位置)に載置した上でリフロー処理を行うことに
より、リード12と外部回路基板31上の所定のリード
パターン35とが半田付けされ、接続されると共に、半
田ペースト100によりパターン21,22,23と、
これに対向する接続パターン33〜35が接続される。
【0063】以上の構成によれば、第1実施例よりさら
に容易に接続が可能となる。
【0064】図11は本発明の第3実施例である半導体
装置の断面図、図12は本発明の第3実施例の分解斜視
図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。
【0065】本実施例の半導体装置10-3は半導体装置
10-1におけるビア24〜26と外部回路基板31との
接続を導電性を有するネジ101,102,103によ
り行なう構成とする。
【0066】このため、本実施例では基板13の裏面に
はパターン21〜23を形成せず、代わりにビア24〜
26にネジ穴24a〜26aを形成すると共に、外部回
路基板31にはビア24〜26に対向してスルーホール
33a,34a,35aを形成し、リードパターン3
3,34,35をリード12との接続パターン36の形
成面とは反対側の面に形成する。
【0067】半導体装置10-3を外部回路基板31に実
装する際には半導体装置10-3をリード12と外部回路
基板31のパターン36とが対向する所定の位置に配置
し、外部回路基板31の接続パターン33,34,35
の形成面よりネジ101,102,103をスルーホー
ル33a,34a,35aを貫通させ半導体装置10に
形成されたネジ穴24a,25a,26aに螺入した
後、リード12とパターン36とを半田により固着して
接続する。
【0068】このとき、ネジ101,102,103の
頭部101a,102a,103aが接続パターン3
3,34,35と接続され、ネジ部101b,102
b,103bを介してネジ穴24a,25a,26aが
形成されたビア24,25,26と接続される。
【0069】本実施例によれば、半導体装置10-3は外
部回路基板31にネジ締めされることになるため、外部
回路基板31に確実に保持されると共にビア24,2
5,26は外部回路基板31の裏面に引き出すことがで
きるため、QFPなどにおいて、外部回路基板31表面
で半導体装置10-3,底面からリード21外方への引き
出し配線等が困難な場合においても、自由に配線が行な
い得る。
【0070】続いて、本発明の第4実施例について説明
する。図13及び図14は、本発明の第4実施例である
半導体装置50-1を示している。図13 は半導体装置5
0-1の断面図であり、また図14は半導体装置50-1の
平面図である。尚、半導体装置50-1の各構成要素にお
いて、第1実施例に係る半導体装置10の構成と対応す
る構成については同一符号を附して説明する。
【0071】第1実施例に係る半導体装置10は、基板
13を用いてリード12とは異なる電気的経路を介して
半導体チップ11と外部回路基板31を接続し、これに
より電源ノイズを低減する構成とした。第2実施例に係
る半導体装置50-1は、基板13に代えて電極部材51
-1を設け、この電極部材51-1を介して半導体チップ1
1と外部回路基板31を接続したことを特徴とするもの
である。
【0072】電極部材51-1は、導電性及び放熱性に優
れた例えば無酸素銅或いは高導電性銅合金により構成さ
れており、支持リード52-1に固定されている。この電
極部材51-1は、図13に示すように比較的大きな形状
を有しており、電気が通る経路も十分なものであるた
め、そのインダクタンスはリード12と比べると微小と
なっている。
【0073】半導体チップ11は、この電極部材51-1
上に絶縁性のダイ付け材53(テープ等でもよい)を介
して搭載されている。また、半導体チップ11に設けら
れている電極パッド(図13及び図14には現れず)の
内、接地用の電極パッドは接地用ボンディングワイヤ5
4により電極部材51と接続されている。また、他の電
極パッドはボンディングワイヤ16によりリード12の
インナーリード部12aに接続されている。
【0074】上記電極部材51は樹脂パッケージ14内
に封止されるが、その一部は電極パッド55として樹脂
パッケージ14の外部に露出した構造となっている。本
実施例では、この電極パッド55は樹脂パッケージ14
の上部に露出した構成とされている。この樹脂パッケー
ジ14から露出する電極パッド55の上面には、表面の
酸化等により電気的な接続不良を生じさせないために、
樹脂パッケージ14のモールド工程前に金(Au), 銀(A
g), パラジウム(Pg), 或いはニッケル(Ni)等のメッキ処
理が実施されている。尚、この電極パッド55のメッキ
処理は、リード12の外装メッキ工程時に合わせて行う
構成としてもよい。
【0075】図15は、上記半導体装置50を外部回路
基板31に実装した状態を示している。同図に示される
ように、リード12を外部回路基板31に接続するには
従来と同様に半田56を用いて行うが、電極パッド55
と外部回路基板31との接続は電気コード57を用いて
行う。この電極パッド55と電気コード57との接続、
及び電気コード57と外部回路基板31との接続は、共
に半田付けにより行われている。
【0076】上記のように配設される電気コード57
は、リード12と異なり隣接する構成物がないため、低
インダクタンスの太い銅線やシールド効果の大きい同軸
ケーブルを使用することが可能となる。また、前記した
ように電極部材51自体も低インダクタンスとされてい
る。従って、半導体チップ11を電極部材51及び電気
コード57を介して外部回路基板31に接続する構成と
することにより、ノイズの低減及び安定した接地の取得
を行うことが可能となる。また、電気コード57は、そ
の引き回しに自由度を有するため、外部回路基板31上
の任意位置に接続することができる。このため、外部回
路基板31に形成されるリードパターンの設計を容易化
することができる。
【0077】上記した実施例では電極部材51-1を半導
体チップ11の接地用電極パッドに接続した構成を示し
たが、電極部材51-1を半導体チップ11の電源用電極
パッドに接続することも可能であり、この場合には安定
した電源の取得を行うことが可能となる。また、図15
に示す構成では、半導体チップ11と外部回路基板31
を銅線や同軸ケーブル等の電気コード57により接続す
る構成を示したが、銅箔等のパターンが形成されたテー
プ(例えばフレキシブル基板等)を用いて半導体チップ
11と外部回路基板31を接続する構成としてもよい。
【0078】図16は本発明の第5実施例である半導体
装置の断面図を示す。同図中、図15と同一構成部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0079】本実施例である半導体装置50-2は半導体
チップ11が固着された電極部材51-2を支持リード5
2-2により支持し、樹脂パッケージ14の下方に配設す
ると共に、樹脂パッケージ14の下面より外方に露出さ
せ、電極部材51-2を半田ペースト110により外部回
路基板31と接続した構成としてなる。
【0080】以上のような構成とすることにより電気コ
ード57が不要となり、実装しやすくなる。
【0081】図17及び図18は、本発明の第6実施例
である半導体装置60を示している。図17は半導体装
置60-1の断面図であり、図18は半導体装置60-1の
平面図である。尚、同図に示す半導体装置60-1におい
ても、第1実施例に係る半導体装置10の構成要素と対
応する部分については同一符号を附して説明する。
【0082】前記した第2実施例に係る半導体装置50
は、電極部材51が一つの電極してのみ機能する構成で
あったが、第3実施例に係る半導体装置60は、電極部
材61が複数の電極を有していることを特徴とするもの
である。図18,19は電極部材61を拡大して示す図
である。同図において、62〜66は電極部であり、こ
の各電極部62〜66の境界部分には絶縁部67が形成
されている。従って、各電極部62〜66は電気的に夫
々分離された状態となっている。
【0083】上記構成を有する電極部材61は、図17
に示されるように、その上面を外部に露出させた状態で
樹脂パッケージ14内に埋設される。また電極部材61
の下面において、半導体チップ11の電源系電極パッド
(接地用の電極パッド及び電源用の電極パッド)と各電
極部62〜66とは電源系接続用のボンディングワイヤ
68により接続されている。尚、各リード12と半導体
チップ11の信号用電極パッドとの間にもボンディング
ワイヤ16により接続されている。
【0084】図20は、半導体チップ11と電極部材6
1-1、及び半導体チップ11とリード12のボンディン
グワイヤ16,68による接続状態を示している(一部
のみ図示する)。また、上記構成とされた半導体装置6
0-1では、図18に示されるように、樹脂パッケージ1
4より露出した部位に複数の電極パッド62a〜66a
が覗視した構造となっている。
【0085】図21は、上記構成を有する半導体装置6
0-1を外部回路基板31に実装した状態を示している。
前記のように半導体装置60-1は、樹脂パッケージ14
より露出した部位に複数の電極パッド62a〜66aを
有している。このため本実施例では、端部に電極パッド
62a〜66aと対応する接続電極を設けたソケット6
9aが配設されると共に、電極パッド数と同数のリード
線を1本に束ねた構成の電気コード69を用い、この電
気コード69により複数の電極パッド62a〜66aを
一括的に外部回路基板31に接続する構成とした。この
接続構成とすることにより、複数の電極パッド62a〜
66aを一括的に外部回路基板31に接続することがで
きるため、接続作業を容易に行うことができる。
【0086】図22は本発明の第7実施例の断面図を示
す。同図中、第7実施例の半導体装置60-1と同一構成
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0087】本実施例になる半導体装置60-2は電極部
材61-1に対応する電極部材61-2が樹脂パッケージ1
4の下面に配設され、外部回路基板31とは半田ペース
ト120により接続されている。本実施例の構成によれ
ば、電気コード69が不要になり、外部回路基板31と
の実装が容易に行ない得る。
【0088】図23は、本発明の第8実施例である半導
体装置70を示している。同図に示す半導体装置70に
おいても、第1実施例に係る半導体装置10の構成要素
と対応する部分については同一符号を附して説明する。
【0089】半導体装置70は、電極部材71に鍔部7
2を形成したことを特徴とするものである。この鍔部7
2は、リード12の延在方向と同方向に長く延出形成さ
れており、インナーリード部12aと対向するよう構成
されると共に接地されるよう構成されている。
【0090】このように、各リード12のインナーリー
ド部12aの下部に接地された鍔部72が形成されるる
ことにより、インナーリード部12a部分でマイクロス
トリップ構造を形成できるため、各リード12や電極部
材41の電極部分におけるインダクタンスを低減するこ
とができ、よって半導体装置70の高速化に寄与するこ
とができる。また、鍔部72はシールド効果をも奏する
ため、リード12のみを配設した構成に比べて、クロス
トーク雑音等の接続に関連して生じる雑音についても低
減することができる。
【0091】図24は、本発明の第9実施例である半導
体装置80を示している。同図に示す半導体装置80で
は、電極部材81にネジ孔82を形成すると共に、電気
コード83の電極部材81との接続位置にネジ部84を
形成したことを特徴とするものである。上記構成におい
て、電極部材81に電気コード83を接続するには、ネ
ジ孔82にネジ部84を螺合する。この構成することに
より、電極部材81と電気コード83との電気的接続及
び機械的接続を共に強固に行うことが可能となり、電気
コード83の半導体装置80からの離脱及び電気的接続
不良を防止することができる。
【0092】図25は、本発明の第10実施例である半
導体装置90-1を示している。同図に示す半導体装置9
0-1は、本発明をSIP(Single In-line Package)タイ
プの半導体装置に適用したことを特徴とするものであ
る。このため、リード12-1は樹脂パッケージ14の一
方の側部のみより延出した構成とされている。また、電
極部材91にはネジ孔92が形成されており、このネジ
孔92にネジ93を螺着することによりホルダ94が半
導体装置90-1に固定されている。ホルダ94は、略L
字形状をした部材であり、導電性及び熱伝導性の良好な
金属により形成されている。このホルダ94は、電極部
材91を外部回路基板31に電気的に接続する機能、半
導体装置90-1を外部回路基板31に立設状態に保持す
る機能、及び放熱機能を奏するものである。
【0093】上記構成とされた半導体装置90-1によれ
ば、半導体装置の高速化に対応でき、またノイズ低減を
図ることができるという本発明の効果に加え、SIPタ
イプであるため外部回路基板31上における半導体装置
90-1の実装密度を向上させることができ、また放熱効
率効率を向上することができる。
【0094】図26は本発明の第11実施例である半導
体装置90-2を示している。同図に示す半導体装置90
-2は、本発明をVSMP(Varfical Surface Mount Pac
kage)タイプの半導体装置に適用したことを特徴とする
ものである。このため、リード12-2は樹脂パッケージ
14の一方の側部のみより延出し、L字状に折曲された
構成とされている。上記構成とされた半導体装置90-2
によれば半導体装置90-1の効果に加え、VSMPタイ
プであるため外部回路基板31の裏面への突出がなくな
る分薄型化が行ない得る。
【0095】尚、上記した第2乃至第11実施例におい
ては、半導体チップ11を各電極部材51-1,51-2,
61-1,61-2,71,81,91に直接搭載した構成
を示したが、図27(A)に示すように半導体チップ1
1をステージ95に搭載すると共に、電極部材96を接
着剤97を用いてステージ95に接合する構成としても
よく、また同図(B)に示すように半導体チップ11を
搭載するステージ95に加えて支持部材98をリードフ
レームに形成し、この支持部材98に電極部材96を搭
載する構成としてもよい。
【0096】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次のような
効果を得ることができる。
【0097】請求項1の構成によれば、半導体チップの
電源系接続パッドは、リードを用いることなく、基板に
形成された導通部を介して外部回路基板と接続される。
導電部は、樹脂パッケージに樹脂封止された基板を貫通
して形成されているため、その長さはリードに比べて短
くインダクタンスも小さくなっており、半導体装置の高
速化に対応することができる。また、導通部は樹脂パッ
ケージに樹脂封止された基板に形成されているため、リ
ードと導通部は離間配設された構成となり、信号用のリ
ードに電源系のノイズが重畳することを防止することが
できる。
【0098】また、請求項2の構成によれば、基板を放
熱性の良好なセラミックとすることにより、半導体チッ
プで発生した熱を効率よく外部に放熱することができ
る。
【0099】また、請求項3の構成によれば、半導体チ
ップと導電部との接続性、及び外部回路基板と導電部と
の接続性を共に良好とすることができる。
【0100】また、請求項4の構成によれば、基板によ
りリードを支持することができるため、樹脂モールド時
におけるリードの変形発生を防止することができる。
【0101】更に、請求項5の構成によれば、リードと
パターンとの間でマイクロストリップ構造を実現できる
ため、リードについても低インダクタンスとすることが
でき、またパターンはシールド材としても機能し、クロ
ストーク雑音等を低減することができる。
【0102】請求項6の構成によれば、半導体装置と外
部回路基板とはネジにより固定されると共に電気的接続
が行なわれるため、半導体装置を外部回路基板に強固に
保持できると共に、半導体チップの電極が多い場合など
においても半導体装置底面から容易に外部回路基板裏面
への引き出しが行ない得る。
【0103】一方、請求項7の構成によれば、外部回路
基板に接続する電極部材は、樹脂パッケージ内に埋設さ
れる比較的形状の大なる部材であるためインダクタンス
を小さくすることができ、半導体装置の高速化に対応さ
せることができる。また、電極部材は樹脂パッケージ内
に埋設されているため、リードと電極部材は離間配設さ
れた構成となり、信号用のリードに電源系のノイズが重
畳することを防止することができる。
【0104】また、請求項8の構成によれば、電極部材
に複数の電極が形成されるため、半導体チップと回路基
板との電気的接続本数を増大することかできる。
【0105】また、請求項9の構成によれば、リードと
電極部材との間で擬似的にマイクロストリップ構造を実
現できるため、リードについても低インダクタンスとす
ることができる。
【0106】また、請求項10の構成によれば、電極パ
ッドと外部回路基板を電極ワイヤにて接続することによ
り、外部回路基板における電極ワイヤの接続位置を設定
する際における自由度を向上させることができ、外部回
路基板上におけるパターン設定を容易に行うことができ
る。
【0107】更に、請求項11の構成によれば、電極パ
ッドに形成したネジ孔と電極ワイヤに形成したネジ部と
を螺合させることにより電極パッドと電極ワイヤは接続
されるため、電極ワイヤの電極パッドからの離脱を防止
できると共に電気的接続を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である半導体装置の断面図
である。
【図2】本発明の第1実施例である半導体装置の樹脂パ
ッケージを取り除いた状態の平面図である。
【図3】基板の底面図である。
【図4】基板の平面図である。
【図5】基板の斜視図である。
【図6】外部回路基板の斜視図である。
【図7】リードフレームと基板を接合する工程を示す図
である。
【図8】モールド工程を示す図である。
【図9】モールド工程を示す図である。
【図10】本発明の第2実施例である半導体装置の断面
図である。
【図11】本発明の第3実施例である半導体装置の断面
図である。
【図12】本発明の第3実施例の実装時の分解斜視図で
ある。
【図13】本発明の第4実施例である半導体装置の断面
図である。
【図14】本発明の第4実施例である半導体装置の平面
図である。
【図15】本発明の第4実施例である半導体装置を外部
回路基板に実装した状態を示す図である。
【図16】本発明の第5実施例である半導体装置の断面
図である。
【図17】本発明の第6実施例である半導体装置の断面
図である。
【図18】本発明の第6実施例である半導体装置の平面
図である。
【図19】電極部材を拡大して示す図である。
【図20】半導体チップ,電極部材,リードの接続を示
す図である。
【図21】本発明の第6実施例である半導体装置を外部
回路基板に実装した状態を示す図である。
【図22】本発明の第7実施例である半導体装置の断面
図である。
【図23】本発明の第8実施例である半導体装置の断面
図である。
【図24】本発明の第9実施例である半導体装置の断面
図である。
【図25】本発明の第10実施例である半導体装置の断
面図である。
【図26】本発明の第11実施例である半導体装置の断
面図である。
【図27】本発明の変形例である半導体装置の断面図で
ある。
【図28】従来の半導体装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10-1,10-2,10-3,50-1,50-2,60-1,6
0-2,70,80,90半導体装置 11 半導体チップ 12 リード 12a インナーリード部 12b アウターリード部 13 基板 14 樹脂パッケージ 15,55,62a〜66a 電極パッド 16,68 ボンディングワイヤ 17 基板本体 18,19 接地パターン 20 電源パターン 21〜23 接続パターン 24〜26 ビア 27 リード支持用凸部 28 チップ搭載部 29,30 絶縁部 31 外部回路基板 32 絶縁性接着剤 33〜36 リードパターン 37 リードフレーム 38 支持部 39 メタライジング部 40 金型 40b 下型 41 吸引配管 42 位置決め突起 43 位置決め孔 51-1,51-2,61,71,81,91 電極部材 52-1,52-2 支持リード 53 ダイ付け材 54 接地用ボンディングワイヤ 57,69,83 電気コード 62〜66 電極部 67 絶縁部 72 鍔部 82,92 ネジ孔 84 ネジ部 93 ネジ 94 ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/50 X 9272−4M // H05K 1/18 H 9154−4E

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップ(11)と、 該半導体チップ(11)を外部回路基板(31)と接続
    するリード(12)と、 一端が該半導体チップ(11)の電源系接続パッド(1
    5)と接続されると共に、他端が該外部回路基板(3
    1)と接続されることにより、該リード(12)と別個
    に該半導体チップ(11)を該外部回路基板(31)に
    接続する導通部(18〜26)が形成されてなる基板
    (13)と、 該半導体チップ(11)及び該基板(13)を樹脂封止
    する樹脂パッケージ(14)とを具備することを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 該基板(13)をセラミックにより構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 該導通部を、該基板(13)の該半導体
    チップ(11)の配設側面に形成された電源または接地
    パターン(18〜20)と、該基板(13)の外部回路
    基板(31)との対向面に形成された接続パターン(2
    1〜23)と、該基板(13)に貫通形成されており、
    該電源または接地パターン(18〜20)と該接続パタ
    ーン(21〜23)とを電気的に接続するビア(24〜
    26)とにより構成したことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 該基板(13)の該半導体チップ(1
    1)の配設側面に、該リード(12)を支持するリード
    支持用凸部(27)を形成したことを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 該基板(13)の該リード(12)と対
    向する面に、該リード(12)に対してマイクロストリ
    ップ効果を奏するパターン(19)を形成すると共に、 該パターン(19)を該基板(13)に貫通形成された
    ビア(26)により、該外部回路基板(31)の電源ま
    たは接地パターン(35)と接続したことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記導通部(24〜26)にネジ穴(2
    4a〜26a)を形成し、前記外部回路基板(31)に
    前記ネジ穴(24a〜26a)と対向してスルーホール
    (33a〜35a)を形成し、導通性ネジ(101,1
    02,103)を前記スルーホール(33a〜35a)
    を介して前記ネジ穴(24a〜26a)に螺入すること
    により該ネジ(101,102,103)を介して前記
    導通部(24〜26)と前記外部回路基板(31)とを
    接続することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体チップ(11)と、 該半導体チップ(11)を外部回路基板(31)と接続
    するリード(12)と、 該半導体チップ(11)を樹脂封止する樹脂パッケージ
    (14)と、 導電性部材により構成されており、該半導体チップ(1
    1)の電源系接続パッド(15)と接続されると共に該
    樹脂パッケージ(14)内に樹脂封止され、かつ、その
    一部に該樹脂パッケージ(14)の外部に露出され外部
    回路基板(31)の電源または接地パターン(33〜3
    5)と接続される電極パッド(55,62a〜66a)
    が形成されてなる電極部材(51-1,51-2,61-1,
    61-2,,71,81,91)とを具備することを特徴
    とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 該電極部材を、複数の電極部(62〜6
    6)と、該複数の電極部(62〜66)が短絡しないよ
    う該複数の電極部(62〜66)を絶縁する絶縁部(6
    7)とにより構成してなることを特徴とする請求項7記
    載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 該電極部材(71)を、該リード(1
    2)と対向する位置まで広く延在形成し、該リード(1
    2)に対してマイクロストリップ効果を奏するよう構成
    したことを特徴とする請求項7または8に記載の半導体
    装置。
  10. 【請求項10】 該電極パッド(55)と該外部回路基
    板(31)を、電極ワイヤ(57)にて接続したことを
    特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 該電極部材(81)にネジ孔(82)
    を形成すると共に、該電極ワイヤ(83)に該ネジ孔
    (82)と螺合するネジ部(84)を形成したことを特
    徴とする請求項10に記載の半導体装置。
JP4336369A 1992-06-02 1992-12-16 半導体装置 Withdrawn JPH0653346A (ja)

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