JPH065323U - 配線・配管用ダクト - Google Patents

配線・配管用ダクト

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JPH065323U
JPH065323U JP356391U JP356391U JPH065323U JP H065323 U JPH065323 U JP H065323U JP 356391 U JP356391 U JP 356391U JP 356391 U JP356391 U JP 356391U JP H065323 U JPH065323 U JP H065323U
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昭八 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクト内へのケーブルや管の引き込みを容易
に行えるとともに、照明器具等の取付けも簡単に行える
ようにした配線・配管用ダクトを提供する。 【構成】 配線・配管用ダクト1はダクトの長さ方向に
連続して設けられた細幅開口11と、ダクトの外周壁を
凹設させたビス挿入溝12とを備えて構成されている。
細幅開口11はダクトの通路部10へのケーブルCの引
き込みに使用され、ケーブルCを連結した引込具の柄を
細幅開口11を通して通路部10から外部へ突出させ、
この突出した柄を引っ張ることによりケーブルCを通路
部10へ引き込むようになっている。そして、ビス挿入
溝12を利用して、照明器具Gをビス20によって簡単
に取付けることができるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物内における照明器具等へのケーブルの配線や電線管等の配管に 使用され、内部にケーブルや管が配線又は配管されるとともに、照明器具や配線 用の中継ボックス等の取付物の取付けが可能な配線・配管用ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、上面を開口させ、U字形に曲げ加工されたダクト本体と、このダク ト本体の上面開口部を覆うカバー体とからなる配線用ダクトが知られている。そ して、このような配線用ダクト内へケーブルを配線する場合には、ダクト本体よ りカバー体をはずして、ダクト本体の上面開口部よりケーブルを収納し、カバー 体をダクト本体に取付けることにより配線作業が行われていた。
【0003】 しかしながら、かかる配線作業は、カバー体の取外し、取付け作業が面倒であ るとともに、配線用ダクトが天井壁や高い位置に吊り下げられて設置されている 場合に、ダクト本体からのカバー体の取外しやケーブルの収納作業が困難となり 、作業に大変手間どるという問題があった。
【0004】 又、従来、天井壁に吊り下げ配設された配線用ダクトに照明器具を取付ける場 合には、例えば、図8に示すように、配線用ダクトの外周壁に引っ掛け可能なカ ギ状の引掛部を先端に有するU字形の金具71を取付け、その金具71の底面に 突設するネジ72を照明器具のカバーに設けられた孔に挿通させ、外側からナッ ト73で締付けるようにした止め具70が使用されている。同様に配線用ボック スの取付けにおいても止め具が使用されている。
【0005】 しかしながら、このような止め具を用いた照明器具等の取付けは作業が面倒 であると共に、一旦照明器具等を取付けた後は、後に位置を変更したくても容易 でなく、取扱いに不便であるという問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところ は、ケーブルの配線あるいは電線管等の配管作業に手間どらず、又、配線・配管 作業を効率よく行うことができるとともに、照明器具や配線用ボックス等の取付 物をビスによって容易に取付けでき、その作業を効率よく行うことができる配線 ・配管用ダクトを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、本考案は、 「内部にケーブルや管が配線又は配管される通路部を有する配線・配管用ダクト であって、 ダクトの外周壁を長さ方向に凹設して設けられたビス挿入溝と、 外部とダクトの通路部とを連通させ、長さ方向に連続して設けられた、配線又 は配管のための案内機能を有する細幅開口と、 を備えたことを特徴とする配線・配管用ダクト」 を、その要旨としている。
【0008】
【作用】
本考案に係る配線・配管用ダクトにあっては、外部とダクトの通路部とを連通 させ、長さ方向に連続した細幅開口が設けられているので、ケーブルを配線する 場合には、例えば図3又は図5に示すように、ダクト1に設けられた細幅開口1 1を通り抜けることができる柄41を備えた引込具40を用いて、引込具40の 一端にケーブルC1、C2を連結し、引込具40の柄41をダクト1の細幅開口 11から外部に突出させた状態で、引込具40を細幅開口11に沿ってダクト1 の長さ方向に引っ張ることにより、ケーブルC1、C2をダクト1の通路部10 に引き込み、配線作業を容易に行なうことができるようになっている。電線管等 の管を配管する場合も同様に行うことができる。
【0009】 又、本考案に係る配線・配管用ダクトにあっては、ダクトの外周壁を凹設させ てビス挿入溝が設けられているので、図6又は図7に示すように、照明器具Gの 取付片60に設けられた取付孔61や、あるいは配線用ボックスBの底壁に設け られたビス挿入孔62にビス20を挿通させ、ビス挿入溝12にねじ込むことに より、照明器具等の取付物を容易に取付けることができるようになっている。又 、前記ビス挿入溝12により、ダクト1内の通路部10が仕切られるため、例え ば図3又は図5に示すように、弱電用ケーブルC1と強電用ケーブルC2とを区 別して配線収納することができるようになっている。したがって、配線や配管を 整理することができ配線・配管後のケーブル等の引出し作業を容易に行なうこと ができる。
【0010】
【実施例】
以下、図1〜図8に基づいて、本考案に係る配線・配管用ダクトを具体化した 実施例について詳細に説明する。
【0011】 図1に示すように、この配線・配管用ダクト1は、アルミニウム等の金属又は 合成樹脂により作製され、全体が四角筒状に形成されて、内部にケーブル又は管 が収納される通路部10を有している。
【0012】 ダクト1の一側面には、外部と通路部10とを連通させた細幅開口11が長さ 方向に連続して形成されている。この細幅開口11はケーブルや管の径よりも小 さな幅で形成されている。従って、通路部10に収納されたケーブルや管は外部 に抜け落ちることはない。
【0013】 又、細幅開口11が形成されたダクト1の一側面の反対側には、その外周壁を 凹設させ、長さ方向に連続したビス挿入溝12が形成されている。このビス挿入 溝12へは、図2に示すように、ビス20をねじ込んで固定することができるよ うになっている。これにより、照明器具や配線用ボックス等の取付物30をビス 20を介して配線・配管用ダクト1に取付けることができるようになっている。 そして、前記ビス挿入溝11により通路部10が仕切られるようになっており、 図3に示すように、通路部10に例えば弱電用のケーブルC1と強電用のケーブ ルC2とに区別して収納することができるようになっている。なお、ビス挿入溝 12はダクト1の長さ方向に連続して設けられた場合に限られるものでなく、ダ クト1の長さ方向に所定間隔おきに設けられていてもよい。
【0014】 この図1に示す配線・配管用ダクト1においてケーブルを引き込んで配線する 場合には、例えば図3に示すように、連結ロープ50を結ぶ突出部43を備えた 板材42と、ダクト1に設けられた細幅開口11を通り抜けることができる薄板 状の柄41とからなる引込具40により、ケーブルC1、C2を連結ロープ50 で板材42の突出部43に結び、柄41をダクト1の細幅開口11より外部に突 出させた状態で、作業者が引込具40を細幅開口11に沿って引っ張ることによ り、ダクト1の通路部10にケーブルC1、C2を区分けした状態で引き込んで 配線することができる。電線管等の管を引き込んで配管する場合も同様に行うこ とができる。
【0015】 なお、ダクト1の通路部10にケーブルC1、C2や管を引き込んで配線・配 管するには、図に示す引込具40の他、ビス挿入溝12によって通路部10内に 突出して形成される仕切部をまたぐように先端が二又状に形成された係止突起を 有する引込具を使用してもよい。又、ケーブルC1、C2や管の一端に引込ロー プを連結し、引込ロープの他端をダクト1の細幅開口11より外部に突出させて 引っ張ることにより、ダクト1の通路部10にケーブルC1、C2や管を引き込 んで配線・配管するようにしてもよい。
【0016】 図1に示す配線・配管用ダクト1の場合、ダクト1の一側面に細幅開口11が 形成され、その細幅開口11が形成されたダクト1の一側面の丁度反対側にビス 挿入溝12が形成されているが、これは、引込具40等によってケーブルや管を 振り分けた状態で配線・配管するのに最も都合がよいからである。
【0017】 そして、照明器具Gを取付ける場合には、図6にしめすように、照明器具Gに 設けられた取付片60の取付孔61にビス20を挿通し、さらにダクト1のビス 挿入溝11へビス20をねじ込む。この場合、ダクト1の下面にはノックアウト 13を所定間隔に設けておき、適宜位置からケーブルCを引き出させるようにす るとよい。
【0018】 また、図7に示すように、配線用ボックスBを取付ける場合には、ボックスB の底壁に設けられたビス挿入孔62にビス20を挿通し、さらにダクト1のビス 挿入溝11へビス20をねじ込む。これにより、照明器具Gや配線用ボックスB の取付けを容易に行うことができる。
【0019】 図4は本考案に係る配線・配管用ダクトの別の実施例を示し、この配線・配管 用ダクト1は、ダクト1の一側面においてその外周壁を凹設させ、長さ方向に連 続したビス挿入溝12が形成され、そのビス挿入溝12の頂部が開口し、この開 口が細幅開口11として形成されている。ビス挿入溝12はビス20をねじ込ん で固定することができる溝幅で形成され、細幅開口11はケーブルや管の径より も小さな幅で形成されている。この例では、ビス挿入溝12の溝幅と細幅開口1 1の幅とは同一幅に形成されているが、前記の条件を満たすものであれば、異な った幅で形成されていてもよい。
【0020】 この図4に示す配線・配管用ダクト1の場合には、例えば図5に示すように、 連結ロープ50を結ぶ突出部43を備えた板材42と、ダクト1に設けられた細 幅開口11を通り抜けることができる薄板状の柄41とからなる引込具40によ り、ケーブルC1、C2を連結ロープ50で板材42の突出部43に結び、柄4 1をダクト1の細幅開口11より外部に突出させた状態で、作業者が引込具40 を細幅開口11に沿って引っ張ることにより、ダクト1の通路部10にケーブル C1、C2を区分けした状態で引き込んで配線することができる。電線管等の管 を引き込んで配管する場合も同様に行うことができる。なお、ダクト1の通路部 10へのケーブルC1、C2や管の引き込みには、前記引込具40の他、一端を ケーブルC1、C2や管に連結し、他端をダクト1の細幅開口11より外部に突 出させた引込ロープを使用してもよい。そして、照明器具Gや配線用ボックスB を、前記図1に示す配線・配管用ダクト1の場合と同様に、配線・配管用ダクト 1のビス挿入溝12へビス20止めすることにより簡単に取付けることができる 。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る配線・配管用ダクトにあっては、従来の配 線・配管用ダクトにおけるようなカバー体の取外しや取付け作業が不要となり、 外部とダクトの通路部とを連通させ、長さ方向に連続した細幅開口が設けられて いるので、これを利用して、ケーブルの配線あるいは電線管等の配管作業を効率 よく行うことができるとともに、ダクトの外周壁を凹設させ、長さ方向に連続し てビス挿入溝が設けられているので、照明器具等の取付物を容易に取付けること ができ、しかも取付作業も効率よく行うことができる。又、ビス挿入溝により、 ダクト内の通路部が仕切られるため、ケーブルを種類別に区分けして配線収納す ることができるため、配線や配管を整理することができ配線・配管後のケーブル 等の引出し作業も容易に行なうことができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る配線・配管用ダクトの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1に示す配線・配管用ダクトのビス挿入溝へ
ビスを取付けた状態を示す断面図である。
【図3】図1に示す配線・配管用ダクトへのケーブルの
引き込み状態を示す斜視図である。
【図4】本考案に係る配線・配管用ダクトの別の実施例
を示す斜視図である。
【図5】図4に示す配線・配管用ダクトへのケーブルの
引き込み状態を示す斜視図である。
【図6】図1に示す配線・配管用ダクトへ照明器具を取
付ける状態を示す斜視図である。
【図7】図1に示す配線・配管用ダクトへ配線用ボック
スを取付ける状態を示す斜視図である。
【図8】従来の配線・配管用ダクトへの取付物の取付け
に使用されている止め具の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 配線・配管用ダクト 10 通路部 11 細幅開口 12 ビス挿入溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にケーブルや管が配線又は配管され
    る通路部を有する配線・配管用ダクトであって、 ダクトの外周壁を長さ方向に凹設して設けられたビス挿
    入溝と、 ダクトの通路部と外部とを連通させ、長さ方向に連続し
    て設けられた、配線又は配管のための案内機能を有する
    細幅開口と、 を備えたことを特徴とする配線・配管用ダクト。
JP1991003563U 1991-02-04 1991-02-04 配線・配管用ダクト Expired - Fee Related JP2568898Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009364A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Itoki Co Ltd 配線装置

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