JPH065320Y2 - 枚葉印刷機の排紙紙揃え装置 - Google Patents
枚葉印刷機の排紙紙揃え装置Info
- Publication number
- JPH065320Y2 JPH065320Y2 JP8508088U JP8508088U JPH065320Y2 JP H065320 Y2 JPH065320 Y2 JP H065320Y2 JP 8508088 U JP8508088 U JP 8508088U JP 8508088 U JP8508088 U JP 8508088U JP H065320 Y2 JPH065320 Y2 JP H065320Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- plate
- auxiliary
- pad
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
- Forming Counted Batches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は枚葉印刷機において紙積板や板取り板(以下、
紙積板と板取り板とを紙積用板と総称する。)の上に落
下積載される紙の前端を当接させ、紙積用板とその上方
の紙当てとの間のすき間へ紙が侵入するのを防止して紙
端を揃える紙揃え装置に関するものである。
紙積板と板取り板とを紙積用板と総称する。)の上に落
下積載される紙の前端を当接させ、紙積用板とその上方
の紙当てとの間のすき間へ紙が侵入するのを防止して紙
端を揃える紙揃え装置に関するものである。
枚葉印刷機において排紙チェーンの爪でくわえられて搬
送される紙は、搬送終端部において爪のくわえから解放
され、紙積用板へ落下、積載される。この紙積みに際し
ては、終端が正しく揃えられて積まれないと、そのあと
の断裁工程や折り工程において支障があるので、落下す
る紙の前端を紙当てに当てて紙端を揃えることが従来か
ら行われている。この場合、紙は紙積板上に積載される
こともあるが、一般に水平方向からガイドレールへ挿入
される板取り板上に積載されることが多く、この板取り
板と上記紙当てとの間が密接していると、板取り板が挿
入しにくかったり、紙当てが破損したりすることがある
ので、紙当てと板取り板との間にすき間を設ける必要が
ある。また、前当ては、刷見本を抜き取ったりするとき
にこれを倒伏させるので、このためにも上記すき間を設
ける必要がある。ところが、このすき間があると、積載
される下層の紙がこのすき間へ入り込んで紙揃えを乱す
ので、このすき間を遮断しかつ板取り板の挿入を妨げな
いような補助紙当てと呼ばれる紙揃え装置が従来から設
けられている。
送される紙は、搬送終端部において爪のくわえから解放
され、紙積用板へ落下、積載される。この紙積みに際し
ては、終端が正しく揃えられて積まれないと、そのあと
の断裁工程や折り工程において支障があるので、落下す
る紙の前端を紙当てに当てて紙端を揃えることが従来か
ら行われている。この場合、紙は紙積板上に積載される
こともあるが、一般に水平方向からガイドレールへ挿入
される板取り板上に積載されることが多く、この板取り
板と上記紙当てとの間が密接していると、板取り板が挿
入しにくかったり、紙当てが破損したりすることがある
ので、紙当てと板取り板との間にすき間を設ける必要が
ある。また、前当ては、刷見本を抜き取ったりするとき
にこれを倒伏させるので、このためにも上記すき間を設
ける必要がある。ところが、このすき間があると、積載
される下層の紙がこのすき間へ入り込んで紙揃えを乱す
ので、このすき間を遮断しかつ板取り板の挿入を妨げな
いような補助紙当てと呼ばれる紙揃え装置が従来から設
けられている。
しかしながら、従来におけるこの種の紙揃え装置は、紙
当てと同軸上に、内孔が縦長楕円形で重心が偏心位置に
ある複数個の補助紙当てを嵌装して自重と偏心作用とで
下がるこの補助紙当ての下端平面を紙積用板に対接さ
せ、この補助紙当てに落下紙の前端を当てるものである
ために、次のような欠点が残されている。すなわち、紙
積用板が上昇するときに複数個の補助紙当て中の何個か
がこの紙積用板でわずかに回動させられ、紙の前端に対
し補助紙当て全体がジグザグ状になったり紙端との間に
すき間ができたりするので、紙端の揃いが悪くなるとい
う問題がある。また紙積用板の昇降に対して補助紙当て
が追従して昇降しないことが多く、補助紙当てと紙積用
板との間にすき間ができて紙がこのすき間に入ることに
より揃いが悪くなるばかりでなく、紙積板の停止位置や
板取り板の厚みに対する補助紙当て下端面の適正高さが
設定できないためにこれまたすき間ができて紙の揃いが
悪くなるという問題がある。さらに、積載紙の上層のも
のから刷見本を取出すときなどに紙当てを倒伏させる
と、これと同軸上の補助紙当てが連れ回りし、紙当てを
起立させても補助紙当てが正常姿勢に復帰せず、紙端が
乱れ易い。
当てと同軸上に、内孔が縦長楕円形で重心が偏心位置に
ある複数個の補助紙当てを嵌装して自重と偏心作用とで
下がるこの補助紙当ての下端平面を紙積用板に対接さ
せ、この補助紙当てに落下紙の前端を当てるものである
ために、次のような欠点が残されている。すなわち、紙
積用板が上昇するときに複数個の補助紙当て中の何個か
がこの紙積用板でわずかに回動させられ、紙の前端に対
し補助紙当て全体がジグザグ状になったり紙端との間に
すき間ができたりするので、紙端の揃いが悪くなるとい
う問題がある。また紙積用板の昇降に対して補助紙当て
が追従して昇降しないことが多く、補助紙当てと紙積用
板との間にすき間ができて紙がこのすき間に入ることに
より揃いが悪くなるばかりでなく、紙積板の停止位置や
板取り板の厚みに対する補助紙当て下端面の適正高さが
設定できないためにこれまたすき間ができて紙の揃いが
悪くなるという問題がある。さらに、積載紙の上層のも
のから刷見本を取出すときなどに紙当てを倒伏させる
と、これと同軸上の補助紙当てが連れ回りし、紙当てを
起立させても補助紙当てが正常姿勢に復帰せず、紙端が
乱れ易い。
このように、従来の補助紙当てには上下方向と回動方向
とへの確実な規制手段と、補助紙当てを最適位置に設定
する手段とがないために、紙が揃い難く、印刷面が傷つ
き易いという問題があった。
とへの確実な規制手段と、補助紙当てを最適位置に設定
する手段とがないために、紙が揃い難く、印刷面が傷つ
き易いという問題があった。
このような課題を解決するために本考案では、フレーム
側に両端を回動自在に軸支された紙当て軸と、この紙当
て軸上に固定され落下紙を摺接させて揃える紙当てとを
備えた枚葉印刷機の排紙紙揃え装置において、両端をフ
レーム側に固定したステーを設けてこのステーに支持部
材を上下方向へ進退調節自在に支持させ、この支持部材
に、縦長の内孔を有する補助紙当てを、回動不能かつ下
端平面が紙積用板に接するように上下動自在に支持させ
るとともに、この補助紙当ての縦長内孔下端と前記ステ
ーとの間に、この補助紙当てを紙積用板への圧接方向に
付勢する弾性部材を介装した。
側に両端を回動自在に軸支された紙当て軸と、この紙当
て軸上に固定され落下紙を摺接させて揃える紙当てとを
備えた枚葉印刷機の排紙紙揃え装置において、両端をフ
レーム側に固定したステーを設けてこのステーに支持部
材を上下方向へ進退調節自在に支持させ、この支持部材
に、縦長の内孔を有する補助紙当てを、回動不能かつ下
端平面が紙積用板に接するように上下動自在に支持させ
るとともに、この補助紙当ての縦長内孔下端と前記ステ
ーとの間に、この補助紙当てを紙積用板への圧接方向に
付勢する弾性部材を介装した。
排紙チェーンから解放されて落下する紙は紙当てに前端
を当接させこれに摺接しながら落下することにより前端
を揃えられて紙積用板上に落ち着き積載される。このと
き、補助紙当ての下端平面が弾性部材の弾発力で紙積用
板に圧接されているので、下層の積載紙が補助紙当てと
紙積用板との間に侵入することなく揃えられる。また補
助紙当てが支持部材で回動を規制されているので、紙積
用板の昇降、板取り板の挿入、紙当て軸の回動時等にお
いて補助紙当てが回動しない。ボルトを回動操作する
と、補助紙当てが上下動調節され、紙積台の高さや板取
り板の厚み等に対応する。
を当接させこれに摺接しながら落下することにより前端
を揃えられて紙積用板上に落ち着き積載される。このと
き、補助紙当ての下端平面が弾性部材の弾発力で紙積用
板に圧接されているので、下層の積載紙が補助紙当てと
紙積用板との間に侵入することなく揃えられる。また補
助紙当てが支持部材で回動を規制されているので、紙積
用板の昇降、板取り板の挿入、紙当て軸の回動時等にお
いて補助紙当てが回動しない。ボルトを回動操作する
と、補助紙当てが上下動調節され、紙積台の高さや板取
り板の厚み等に対応する。
第1図ないし第3図は本考案に係る枚葉印刷機の排紙紙
揃え装置の実施例を示し、第1図はその平面図、第2図
は第1図のII II拡大断面図、第3図は本考案を実施し
た枚葉印刷機の排紙装置の概要側面図である。図におい
て、左右の排紙フレーム1に枢着されたスプロケット
2,3と図示しない印刷ユニットのスプロケットとの間
には、左右一対の排紙チェーン4が張架されており、左
右の排紙チェーン4間に一定間隔で支架された複数個の
爪竿上には、爪と爪台とからなる複数組のくわえ爪装置
5(以下爪5という)が並設されている。そして、印刷
後の紙6は、爪5でくわえられて排紙チェーン4の走行
により第3図に矢印Aで示す方向に搬送され、搬送端部
で爪5のくわえから解放されて落下する。紙6の落下径
路下方には、一対の昇降バー7がフレーム1から垂下さ
れた昇降チェーン8で前後を吊下されており、これら左
右の昇降バー7に支承された紙積用板としての紙積板9
が載置されている。この紙積板7上には、同じく紙積用
板としての板取り板10が載置されており、前記落下紙
6はこの板取り板10上に積載される。なお、落下紙6
が紙積板7上に直接積載されることもあるが、本実施例
では、板取り板10を介して積載する場合について説明
する。11は搬送される紙6のくわえ端以外の箇所を摺
接させて搬送速度を減速し、紙6を緊張させる複数個の
吸引車である。また、12は落下、積載される紙6の側
端縁に振動を付与して紙端を揃える横寄せ装置である。
左右のフレーム1下方には、水平方向へ開閉自在なガイ
ドレール13が支架されており、図示のように板取り板
10上に紙6が所定量積まれたときに、このガイドレー
ル13が閉じられ、次の板取り板がこの閉じたガイドレ
ール13に前方から挿入されてその上に紙6が積載され
るように構成されている。
揃え装置の実施例を示し、第1図はその平面図、第2図
は第1図のII II拡大断面図、第3図は本考案を実施し
た枚葉印刷機の排紙装置の概要側面図である。図におい
て、左右の排紙フレーム1に枢着されたスプロケット
2,3と図示しない印刷ユニットのスプロケットとの間
には、左右一対の排紙チェーン4が張架されており、左
右の排紙チェーン4間に一定間隔で支架された複数個の
爪竿上には、爪と爪台とからなる複数組のくわえ爪装置
5(以下爪5という)が並設されている。そして、印刷
後の紙6は、爪5でくわえられて排紙チェーン4の走行
により第3図に矢印Aで示す方向に搬送され、搬送端部
で爪5のくわえから解放されて落下する。紙6の落下径
路下方には、一対の昇降バー7がフレーム1から垂下さ
れた昇降チェーン8で前後を吊下されており、これら左
右の昇降バー7に支承された紙積用板としての紙積板9
が載置されている。この紙積板7上には、同じく紙積用
板としての板取り板10が載置されており、前記落下紙
6はこの板取り板10上に積載される。なお、落下紙6
が紙積板7上に直接積載されることもあるが、本実施例
では、板取り板10を介して積載する場合について説明
する。11は搬送される紙6のくわえ端以外の箇所を摺
接させて搬送速度を減速し、紙6を緊張させる複数個の
吸引車である。また、12は落下、積載される紙6の側
端縁に振動を付与して紙端を揃える横寄せ装置である。
左右のフレーム1下方には、水平方向へ開閉自在なガイ
ドレール13が支架されており、図示のように板取り板
10上に紙6が所定量積まれたときに、このガイドレー
ル13が閉じられ、次の板取り板がこの閉じたガイドレ
ール13に前方から挿入されてその上に紙6が積載され
るように構成されている。
紙6の落下径路前方には、中空状に形成された紙当て軸
14がフレーム1の軸孔に両端を回動自在に軸支されて
軸架されていて、この紙当て軸14上には、垂直面を有
する複数個の紙当て15が並列して軸着されており、落
下する紙6はこれらの紙当て15に前端を当接させるこ
とにより揃えられるように構成されている。16は紙当
て軸14の一端に固定されたハンドルであって、これを
把持して紙当て軸14を回動操作することにより紙当て
15が90°回動して倒伏し、例えば積載紙6から刷見
本を前方へ抜き取るときにこの見本紙と紙当て15とが
干渉しないように構成されている。17は紙当て15が
起立時と倒伏時とに移動しないように紙当て軸14の回
動を固定するクリック機構である。
14がフレーム1の軸孔に両端を回動自在に軸支されて
軸架されていて、この紙当て軸14上には、垂直面を有
する複数個の紙当て15が並列して軸着されており、落
下する紙6はこれらの紙当て15に前端を当接させるこ
とにより揃えられるように構成されている。16は紙当
て軸14の一端に固定されたハンドルであって、これを
把持して紙当て軸14を回動操作することにより紙当て
15が90°回動して倒伏し、例えば積載紙6から刷見
本を前方へ抜き取るときにこの見本紙と紙当て15とが
干渉しないように構成されている。17は紙当て15が
起立時と倒伏時とに移動しないように紙当て軸14の回
動を固定するクリック機構である。
紙当て軸14の中空部内には断面正方形の角ステー18
が貫通されており、その両端部は、フレーム1に固定さ
れたプレート19にボルト止めされて回動不能に固定さ
れている。20は側面視を馬蹄形状に形成された外形と
相似形の縦長内孔20aを有する複数個の補助紙当てであ
って、内孔20aを紙当て軸14に上下動自在に嵌装され
て紙当て15とは軸方向に位相を違えた位置に並列され
ており、その下端平面20bを、ガイドレール13に挿
入された板取り板10の上面に対接されている。また、
補助紙当ての下端面には、板取り板10の挿入を容易に
する傾斜面20cが設けられている。補助紙当て20の
下端面から穿設された孔20dには、ボルト21が挿入
されており、このボルト21のねじ部は、角ステー18
のねじ孔に進退調節自在に螺入されている。この結果、
補助紙当て20はボルト21と孔20dとの係合により
紙当て軸14上での回動を規制されており、またボルト
21の回動により高さが調節されるように構成されてい
る。22は角ステー18のねじ孔に合成樹脂製等のブッ
シュ23を介して螺入されボルト21を調節位置で固定
する押しねじである。そして、ボルト21と係合する紙
当て軸14の孔14aは、前記紙当て軸14の90°回
動に支障のないように長孔状に形成されている。角ステ
ー18と内孔20aの下面との間には、圧縮コイルばね
24がボルト21上に位置して介装されており、補助紙
当て20は下端平面20bを板取り板10の上面に圧接
させる方向に付勢されている。
が貫通されており、その両端部は、フレーム1に固定さ
れたプレート19にボルト止めされて回動不能に固定さ
れている。20は側面視を馬蹄形状に形成された外形と
相似形の縦長内孔20aを有する複数個の補助紙当てであ
って、内孔20aを紙当て軸14に上下動自在に嵌装され
て紙当て15とは軸方向に位相を違えた位置に並列され
ており、その下端平面20bを、ガイドレール13に挿
入された板取り板10の上面に対接されている。また、
補助紙当ての下端面には、板取り板10の挿入を容易に
する傾斜面20cが設けられている。補助紙当て20の
下端面から穿設された孔20dには、ボルト21が挿入
されており、このボルト21のねじ部は、角ステー18
のねじ孔に進退調節自在に螺入されている。この結果、
補助紙当て20はボルト21と孔20dとの係合により
紙当て軸14上での回動を規制されており、またボルト
21の回動により高さが調節されるように構成されてい
る。22は角ステー18のねじ孔に合成樹脂製等のブッ
シュ23を介して螺入されボルト21を調節位置で固定
する押しねじである。そして、ボルト21と係合する紙
当て軸14の孔14aは、前記紙当て軸14の90°回
動に支障のないように長孔状に形成されている。角ステ
ー18と内孔20aの下面との間には、圧縮コイルばね
24がボルト21上に位置して介装されており、補助紙
当て20は下端平面20bを板取り板10の上面に圧接
させる方向に付勢されている。
以上のように構成された排紙紙揃え装置の動作を説明す
る。排紙チェーン4の爪5でくわえられ排紙チェーン4
の走行により搬送された紙6は、搬送終端部において爪
5のくわえから解放され、前端を紙当て15に当接させ
てこれに摺接させながら落下することにより前端を揃え
られて板取り板10上に積載される。昇降バー7は紙6
の積載量にしたがって自動降下し、積載紙6の上端面が
一定の高さを保持する。第3図に示すように板取り板1
0上に所定量の紙6が積載されると、昇降バー7をわず
かに下降させたのち、ガイドレール13を閉じ、次の板
取り板10を前方からガイドレール13に挿入する。引
続き落下する紙6はガイドレール13上に板取り板10
に積載されるので、この積載中に下方の積載済板取り板
10上の紙6を機外に取出して運搬したのち、昇降バー
7を上昇させる。そしてガイドレール13を開くと、紙
受け中の板取り板10が紙積板9上に乗り移り、自動降
下に切替えることにより通常の排紙に移行する。
る。排紙チェーン4の爪5でくわえられ排紙チェーン4
の走行により搬送された紙6は、搬送終端部において爪
5のくわえから解放され、前端を紙当て15に当接させ
てこれに摺接させながら落下することにより前端を揃え
られて板取り板10上に積載される。昇降バー7は紙6
の積載量にしたがって自動降下し、積載紙6の上端面が
一定の高さを保持する。第3図に示すように板取り板1
0上に所定量の紙6が積載されると、昇降バー7をわず
かに下降させたのち、ガイドレール13を閉じ、次の板
取り板10を前方からガイドレール13に挿入する。引
続き落下する紙6はガイドレール13上に板取り板10
に積載されるので、この積載中に下方の積載済板取り板
10上の紙6を機外に取出して運搬したのち、昇降バー
7を上昇させる。そしてガイドレール13を開くと、紙
受け中の板取り板10が紙積板9上に乗り移り、自動降
下に切替えることにより通常の排紙に移行する。
このようを紙積作業においては、補助紙当て20の下端
平面20bが圧縮コイルばね24のばね力で板取り板1
0の上面に圧接されており、また補助紙当て20がボル
ト21により紙当て軸14上での回動を規制されている
ので、板取り板10が昇降しても補助紙当て20がこれ
に追従して昇降し、補助紙当て20と板取り板10との
間にすき間ができず密着している。したがって紙6がす
き間に侵入するおそれがなく、紙揃えが良好になる。ま
たガイドレール13への板取り板10の挿入に際し、板
取り板10が補助紙当て20を回動させることがなく、
板都営板10との間にすき間ができない。さらに、積載
紙6から刷基本を抜取る場合には、ハンドル16を把持
して紙当て軸14を回動操作すると、起立している紙当
て15がいっせいに倒伏し、刷見本を容易に取出すこと
ができる。この場合補助紙当て20がボルト21で回動
を規制されているので、紙当て軸14を回動させても補
助紙当て20が連れ回りすることがなく常に下端平面2
0aが板取り板10に密着している。また、板取り板1
0の上昇限位置や厚み等が変った場合には、押しねじ2
2を弛めてボルト21を回動操作すると、内孔20aと
紙当て軸14とを摺動させながら補助紙当て20が上下
動し、高さの変化に対応する。
平面20bが圧縮コイルばね24のばね力で板取り板1
0の上面に圧接されており、また補助紙当て20がボル
ト21により紙当て軸14上での回動を規制されている
ので、板取り板10が昇降しても補助紙当て20がこれ
に追従して昇降し、補助紙当て20と板取り板10との
間にすき間ができず密着している。したがって紙6がす
き間に侵入するおそれがなく、紙揃えが良好になる。ま
たガイドレール13への板取り板10の挿入に際し、板
取り板10が補助紙当て20を回動させることがなく、
板都営板10との間にすき間ができない。さらに、積載
紙6から刷基本を抜取る場合には、ハンドル16を把持
して紙当て軸14を回動操作すると、起立している紙当
て15がいっせいに倒伏し、刷見本を容易に取出すこと
ができる。この場合補助紙当て20がボルト21で回動
を規制されているので、紙当て軸14を回動させても補
助紙当て20が連れ回りすることがなく常に下端平面2
0aが板取り板10に密着している。また、板取り板1
0の上昇限位置や厚み等が変った場合には、押しねじ2
2を弛めてボルト21を回動操作すると、内孔20aと
紙当て軸14とを摺動させながら補助紙当て20が上下
動し、高さの変化に対応する。
なお、本実施例では紙積用板として板取り板10を例示
したが、板取り板10を用いずに紙積板9に直接紙6を
積載する場合にも本考案を実施することができ同様の効
果が得られる。
したが、板取り板10を用いずに紙積板9に直接紙6を
積載する場合にも本考案を実施することができ同様の効
果が得られる。
以上の説明により明らかなように本考案によれば紙当て
軸上に固定され落下紙を摺接させて揃える紙当てを備え
た枚葉印刷機の排紙紙揃え装置において、両端をフレー
ム側に固定したステーに支持部材を上下方向へ進退調節
自在に支持させ、この支持部材に、縦長の内孔を有する
補助紙当てを回動不能かつ下端平面が紙積用板に接する
ように上下動自在に支持させるとともに、この補助紙当
ての縦長内孔下端とステーとの間にこの補助紙当てを紙
積用板への圧接方向に付勢する弾性部材を介装したこと
により、紙積用板の昇降や板取り板の挿入にかかわら
ず、補助紙当てが回動せずにその下端平面がばね部材で
常時紙積用板に圧接されているので、補助紙当てと紙積
用板との間に侵入することがなく、紙揃え機能が向上
し、損紙の発生量が減少する。また、紙積用板の上昇位
置や板取り板の厚み等が変った場合にはボルトの回動操
作によりこれに対応して補助紙受けを上下動調節するこ
とができるので、良好な紙揃え機能を維持するこいとが
でき、損紙が発生しない。
軸上に固定され落下紙を摺接させて揃える紙当てを備え
た枚葉印刷機の排紙紙揃え装置において、両端をフレー
ム側に固定したステーに支持部材を上下方向へ進退調節
自在に支持させ、この支持部材に、縦長の内孔を有する
補助紙当てを回動不能かつ下端平面が紙積用板に接する
ように上下動自在に支持させるとともに、この補助紙当
ての縦長内孔下端とステーとの間にこの補助紙当てを紙
積用板への圧接方向に付勢する弾性部材を介装したこと
により、紙積用板の昇降や板取り板の挿入にかかわら
ず、補助紙当てが回動せずにその下端平面がばね部材で
常時紙積用板に圧接されているので、補助紙当てと紙積
用板との間に侵入することがなく、紙揃え機能が向上
し、損紙の発生量が減少する。また、紙積用板の上昇位
置や板取り板の厚み等が変った場合にはボルトの回動操
作によりこれに対応して補助紙受けを上下動調節するこ
とができるので、良好な紙揃え機能を維持するこいとが
でき、損紙が発生しない。
第1図ないし第3図は本考案に係る枚葉印刷機の排紙紙
揃え装置の実施例を示し、第1図はその平面図、第2図
は第1図のII II拡大断面図、第3図は本考案を実施し
た枚葉印刷機の排紙装置の概要側面図である。 1……フレーム、6……紙、9……紙積板、10……板
取り板、14……紙当て軸、15……紙当て、18……
角ステー、20……補助紙当て、20a……内孔、20
b……下端平面、21……ボルト、24……圧縮コイル
ばね。
揃え装置の実施例を示し、第1図はその平面図、第2図
は第1図のII II拡大断面図、第3図は本考案を実施し
た枚葉印刷機の排紙装置の概要側面図である。 1……フレーム、6……紙、9……紙積板、10……板
取り板、14……紙当て軸、15……紙当て、18……
角ステー、20……補助紙当て、20a……内孔、20
b……下端平面、21……ボルト、24……圧縮コイル
ばね。
Claims (1)
- 【請求項1】フレーム側に回動自在に軸支された紙当て
軸と、この紙当て軸上に固定され落下紙を摺接させて揃
える紙当てとを備えた枚葉印刷機の排紙紙揃え装置にお
いて、両端をフレーム側に固定したステーを設けてこの
ステーに支持部材を上下方向へ進退調節自在に支持さ
せ、この支持部材に、縦長の内孔を有する補助紙当て
を、回動不能かつ下端平面が紙積用板に接するように上
下動自在に支持させるとともに、前記補助紙当ての縦長
内孔下端と前記ステーとの間に、この補助紙当てを前記
紙積用板への圧接方向に付勢する弾性部材を介装したこ
とを特徴とする枚葉印刷機の排紙紙揃え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8508088U JPH065320Y2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 枚葉印刷機の排紙紙揃え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8508088U JPH065320Y2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 枚葉印刷機の排紙紙揃え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027249U JPH027249U (ja) | 1990-01-18 |
JPH065320Y2 true JPH065320Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31309753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8508088U Expired - Lifetime JPH065320Y2 (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 枚葉印刷機の排紙紙揃え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065320Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55159745A (en) * | 1979-05-29 | 1980-12-12 | Gaburii Uiriamu | Adjustable animal trap |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP8508088U patent/JPH065320Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH027249U (ja) | 1990-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2173411C (en) | Means for a machine for cutting sheet elements, and associated arrangements | |
US4477218A (en) | Offset stacker and method | |
US4828246A (en) | Back-edge stop for sheet stackers of sheet-fed presses | |
JPH065320Y2 (ja) | 枚葉印刷機の排紙紙揃え装置 | |
JPS6365569B2 (ja) | ||
JP2831588B2 (ja) | 主積み紙および副積み紙の枚葉紙後縁部を正確に分離する方法および装置 | |
GB2233964A (en) | Paper stacking system. | |
US4277059A (en) | Sheet feeder for typewriters | |
CN213536771U (zh) | 一种印刷机自动对齐向上收料结构 | |
CN210150431U (zh) | 一种纸箱印刷机的出料装置 | |
JPH03166163A (ja) | 印刷機用の枚葉紙排紙装置 | |
JPH03227876A (ja) | 紙葉堆積体にカバー紙を載置するための装置 | |
JPH0734056Y2 (ja) | 枚葉印刷機の排紙紙揃え装置 | |
JPS5943327Y2 (ja) | 印刷機における板取り作業用紙揃え装置 | |
JP2517275B2 (ja) | 枚葉印刷機の給紙紙積装置 | |
IES930778A2 (en) | A jig | |
JPS60242170A (ja) | 積重紙の空気抜き装置 | |
JPS63295366A (ja) | 紙揃え装置 | |
JPH0748610Y2 (ja) | 枚葉印刷機の排紙紙積装置 | |
JPH0611958Y2 (ja) | 枚葉輪転印刷機の紙積装置 | |
JPH09156809A (ja) | 単枚紙片のオートスタッカー | |
JPS62285848A (ja) | 外出板をもつセリグラフ印刷機に対する自動紙送り装置 | |
JPS61114938A (ja) | 板材のオ−トフイ−ダ | |
JP2514414Y2 (ja) | 枚葉印刷機の給紙搬送装置 | |
JPH0859045A (ja) | 折り丁供給装置 |