JPH0653204U - キャスターの取付構造 - Google Patents

キャスターの取付構造

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Publication number
JPH0653204U
JPH0653204U JP8930092U JP8930092U JPH0653204U JP H0653204 U JPH0653204 U JP H0653204U JP 8930092 U JP8930092 U JP 8930092U JP 8930092 U JP8930092 U JP 8930092U JP H0653204 U JPH0653204 U JP H0653204U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caster
mounting
peripheral edge
casters
caster mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP8930092U
Other languages
English (en)
Inventor
敏昭 鈴木
Original Assignee
株式会社アーテックスズキ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アーテックスズキ filed Critical 株式会社アーテックスズキ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャスター取付時における操作を簡単にす
る。 【構成】 収納ケース1の底部2に、コ字状のキャスタ
ー取付部3を切欠き形成し、開放部8に抜止片7を設け
る。このキャスター取付部3の側部に爪部6を有する側
板5を取付固定する。一方、キャスター11において、キ
ャスター台15の周縁18が前記爪部6に係止するように形
成する。 【効果】 キャスター11をキャスター取付部3に押圧操
作して、周縁18を爪部6に係止させるだけで、抜止片7
によりキャスター11の脱落を防止して、このキャスター
11を簡単に取付固定できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物品収納ケースや椅子などの各種可動体におけるキャスターの取付 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、可動体の底部に設けられるキャスターの取付構造は、例えば、実公昭5 7−32888号公報のように、キャスター上部に設けられたキャスター取付板 の係合部を本体ケースの周縁部に突設されたキャスター取付部を構成する突部に 係合させ、次いで、ナットを左方に押圧して固定棒を移動させ、この状態を維持 しつつ、キャスター取付板をキャスター取付部の下面に当接させながらナットか ら手を離すことで、ばねの反発力を利用して固定棒をキャスター取付部の係合用 凹部に嵌入させて、キャスターをキャスター取付部に取付ける構造が知られてい る。また、実公昭57−10881号公報には、平ナットを窓孔から水平脚内に 挿入してこれを指先で固定し、キャスターのねじ軸を通孔から挿着して前記平ナ ットのねじ孔に螺合させるキャスターの取付構造が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術において、前述の実公昭57−32888号公報のものは、キャ スターを取付ける際に、いちいちナットを左右に移動させる必要があり、その操 作が煩わしく、取付に時間がかかるといった問題点を有する。また、実公昭57 −10881号公報の場合も、キャスター取付時において、ねじ軸をねじ孔に螺 合させなければならず、取付作業に多くの時間を要する。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、キャスター取付時に おける操作が簡単で、かつ極めて短時間に取付作業を行うことの可能なキャスタ ーの取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成しようとするもので、可動体の底部に略コ字状のキ ャスター取付部を形成し、このキャスター取付部の開放部に抜止部を設けるとと もに、該切欠部の側部に取付受部を設け、この取付受部がキャスターを支持する キャスター台の周縁に係止するように構成したものである。
【0006】
【作用】
上記構成により、単にキャスターを可動体の底部に押圧操作して、取付受部を キャスター台の周縁に係止させるだけで、抜止部によりキャスターが開放部から 脱落することを防止して、キャスターを簡単にキャスター取付部に取付固定する ことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図1および図2を参照して説明する。同図 において、1は可動体として各種物品を収納可能な合成樹脂製の収納ケースであ り、この収納ケース1の底部2には、その四方各周縁部に略コ字状のキャスター 取付部3が切欠き形成されている。このキャスター取付部3の上部には一対の取 付座4が形成され、該取付座4とキャスター取付部3の側部との間に側板5が取 付固定されるとともに、各側板5の一側には取付受部たる爪部6が所定位置に設 けられる。一方、7は前記収納ケース1の底部において、キャスター取付部2の 開放部8に設けられた抜止部としての抜止片である。
【0008】 10はキャスター11を構成する金属または硬質ゴム、合成樹脂などの粘弾性材料 で形成された一対の車輪であり、各車輪10は図示しない軸を介して、キャスター 本体12の下端部に回動自在に軸支される。キャスター本体12の上部には車輪11を 覆うようにフード部13が設けられるとともに、上端部には円筒状の支持部14が突 出形成され、この支持部14がキャスター台15の略中央部に設けられた軸部16に回 動自在に支持される。キャスター台15の底部17は略正方形状をなし、かつ、この 周縁18の一部が前記爪部6に係止するように形成されている。
【0009】 上記構成において、キャスター台15における底部17の外側部と側板5の側部と を当接させながら、取付座4の上面が底部17の底面に当接するように、キャスタ ー11を収納ケース1の取付座4に向かって押圧操作すると、側板5の爪部6と取 付座4との間に周縁18が係止されるとともに、かつ、開放部8側に位置するキャ スター台15の一側周縁が抜止片7に当接して、キャスター11がキャスター取付部 3に装着される。このとき、キャスター11は、キャスター台15の底部17が側板5 に当接して、左右方向Aに対する動きが規制される。また、抜止片7が底部17の 外側部に当接して、特に開放部8に向かうキャスター11の動きが規制されると同 時に、抜止片7に対向するキャスター取付部3の側部が、底部17の外側部に当接 することで、前記左右方向Aに直交する前後方向Bの動きが規制され、かつ、爪 部6と取付座4との間に周縁18が係止されることで、上下方向Cに対する動きも 同時に規制され、結果的に、キャスター取付部3への装着が一層確実で強固なも のになる。
【0010】 以上のように上記実施例によれば、単にキャスター11を収納ケース1の取付座 4に向かって押圧操作するだけで、爪部6と取付座4間に周縁18が係止して簡単 にキャスター11をキャスター取付部3に取付固定することが可能となり、極めて 短時間にキャスター11の取り付け作業を行うことができる。しかも、開放部8に 抜止片7を突設させることによって、この開放部8からキャスター11が脱落する ことを防止できるとともに、底部17と側板5およびキャスター取付部3の側部が それぞれ当接して、キャスター11の各方向への動きを規制することで、キャスタ ー取付部3への装着を確実で強固なものにすることが可能となる。
【0011】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲に おいて種々の変形実施が可能である。例えば、実施例中においては、取付受部を 凸状の爪部に形成したが、溝あるいは孔を形成して、キャスター台の周縁に係止 させるようにしてもよい。さらに、可動体は収納ケースのみならず、各種物品を 適用できる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、可動体の底部に略コ字状のキャスター取付部を形成し、このキャス ター取付部の開放部に抜止部を設けるとともに、該切欠部の側部に取付受部を設 け、この取付受部がキャスターを支持するキャスター台の周縁に係止するように 構成したものであり、キャスター取付時における操作が簡単で、かつ極めて短時 間に取付作業を行うことの可能なキャスターの取付構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上キャスターの取付状態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 収納ケース(可動体) 3 キャスター取付部 6 爪部(取付受部) 7 抜止片(抜止部) 11 キャスター 12 キャスター本体 15 キャスター台 18 嵌合孔(嵌合部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動体の底部に略コ字状のキャスター取
    付部を形成し、このキャスター取付部の開放部に抜止部
    を設けるとともに、該切欠部の側部に取付受部を設け、
    この取付受部がキャスターを支持するキャスター台の周
    縁に係止するように構成したことを特徴とするキャスタ
    ーの取付構造。
JP8930092U 1992-12-28 1992-12-28 キャスターの取付構造 Pending JPH0653204U (ja)

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JP8930092U JPH0653204U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 キャスターの取付構造

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JP8930092U JPH0653204U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 キャスターの取付構造

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JPH0653204U true JPH0653204U (ja) 1994-07-19

Family

ID=13966824

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JP8930092U Pending JPH0653204U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 キャスターの取付構造

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