JPH0653195A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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Publication number
JPH0653195A
JPH0653195A JP21982892A JP21982892A JPH0653195A JP H0653195 A JPH0653195 A JP H0653195A JP 21982892 A JP21982892 A JP 21982892A JP 21982892 A JP21982892 A JP 21982892A JP H0653195 A JPH0653195 A JP H0653195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
electric circuit
control means
current
spindle housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21982892A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Sekiya
臣二 関家
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Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP21982892A priority Critical patent/JPH0653195A/ja
Publication of JPH0653195A publication Critical patent/JPH0653195A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エアースピンドルの先端に取り付けた回転砥
石で半導体ウェーハ等を研磨する研磨装置において、ス
ピンドルの下降し過ぎによる噛り現象や衝突事故による
損傷を最小限に抑えられるようにする。 【構成】 先端に回転砥石2を取り付けるスピンドル1
と、このスピンドルを保持するスピンドルハウジング5
に電極を配設して電気回路を形成し、この電気回路に電
流検出手段14及び制御手段15を設ける。スピンドル
とスピンドルハウジングとが接触した時に流れる電流を
電流検出手段で検出し、この検出に基づいて制御手段を
働かせてスピンドルの動きを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェーハ等を研
磨する研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウェーハ等は先端に回転
砥石等の研磨部材を取り付けた研磨装置によって所定の
厚さに研磨加工される。このような研磨装置は、例えば
図2に示すようにエアースピンドル1の先端に砥石2を
取り付けて回転させ、この回転砥石2を保持テーブル3
上に固定した半導体ウェーハ4等の被加工物に適圧で接
触させることによりその表面を研磨するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記研磨装置は、スピ
ンドル1を保持するスピンドルハウジング5が保持テー
ブル3に対して相対的に進退(上下動)し、これは移動
手段によって自動制御されるようになっているが、条件
や設定等はオペレーターにより操作されるため、時には
操作ミスによってスピンドルハウジング5が下降し過ぎ
ると図2に二点鎖線で示すようにスピンドル1のスラス
トプレート1aとスピンドルハウジング5のエアースラ
スト軸受部5aとが接触し、所謂噛り現象が生じる。こ
の状態のままスピンドル1の回転を続けたり、又はスピ
ンドルハウジング5の下降を続けると、スラストプレー
ト1aやエアースラスト軸受部5aの損傷に留まらず、
スピンドル1と保持テーブル3とが衝突して機械本体を
大きく損傷し精密研磨装置としての機能を失うことにな
る。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされ、オペレーターの操作ミスがあったとし
ても、前記のような噛り現象又は衝突事故による損傷を
最小限に抑えられるようにした、研磨装置を提供するこ
とを課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、先端に研磨部材を取
り付けるスピンドルと、このスピンドルをエアーを介し
て保持するスピンドルハウジングに電極を配設して電気
回路を形成し、この電気回路に電流検出手段及び制御手
段を設け、電流検出手段による電流の検出に基づいて前
記制御手段を制御することを要旨とするものである。
【0006】
【作 用】正常研磨時には、スピンドルとスピンドルハ
ウジングとはエアーによって非接触で電気的に絶縁され
ているため電気回路には電流が流れないが、噛り等の異
常時にはスピンドルとスピンドルハウジングとが接触し
て電気的に導通するため電気回路に電流が流れ、この電
流を電流検出手段が瞬間的に検出して制御手段を働か
せ、噛りや衝突による損傷を最小限に抑えることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する(但し、従来例と同一部材は同一符号を付け
る)。図1において、1はスピンドルであり、スピンド
ルハウジング5に保持され、先端(下端)部には研磨ホ
イール6を介して回転砥石2が取り付けられている。
【0008】7はスピンドル1の駆動用モーターであ
り、前記スピンドルハウジング5内の上端部に配設され
ている。
【0009】8は基台9の側部に設けられた移動手段で
あり、送りモーター8aと、この送りモーターにより軸
回転するボールスクリュー8bと、ガイドレール8cと
を備え、前記スピンドルハウジング5の胴部中央に取り
付けられたボールナット5bがボールスクリュー8bに
螺合すると共に、スピンドルハウジング5の胴部の上下
部に取り付けた摺動片5cが前記ガイドレール8cに摺
動自在に係合しており、前記ボールスクリュー8bの正
逆回転によりスピンドルハウジング5を上下方向に自在
に移動できるようにしてある。
【0010】前記スピンドルハウジング5の上部には、
第1の電極10と第2の電極11が設けられ、第1の電
極は絶縁材12を介して取り付けられると共に、前記ス
ピンドル1の上端部に電気的に接続されている。
【0011】13は電源であり、前記第1の電極10に
接続すると共に電流検出手段14に接続し、この電流検
出手段14は前記第2の電極11に接続し、更に制御手
段15にも接続することにより電気回路を形成してあ
る。但し、この電気回路はスピンドル1とスピンドルハ
ウジング5との非接触時には電流が流れず、両者が接触
した時のみ電流が流れるようになっている。
【0012】前記制御手段15は、スピンドル1の駆動
用モーター7又はスピンドルハウジング5の送りモータ
ー8aにそれぞれ接続して指令信号(制御信号)を発す
るようにしてある。
【0013】尚、3は保持テーブルであり、その上に半
導体ウェーハ4等の被加工物を載置固定してある。
【0014】この発明に係る研磨装置は上記のように構
成され、研磨時には移動手段8の送りモーター8aによ
りスピンドルハウジング5を下降させて回転砥石2を半
導体ウェーハ4に適圧で押し付けて表面を研磨する。こ
の時、スピンドル1はスピンドルハウジング5に接触せ
ず、エアーにより電気的に絶縁されているので前記電気
回路に電流は流れない。従って、電流検出手段14によ
って電流は検出されず、制御手段15は働かない。
【0015】スピンドルハウジング5が下降し過ぎた時
には、スピンドル1の先端の回転砥石2が半導体ウェー
ハ4に強く接触し、その反動によってスピンドル1が押
し上げられ、スピンドル1のスラストプレート1aとス
ピンドルハウジング5のエアースラスト軸受部5aとが
接触して噛り現象が発生する。この時、スピンドル1と
スピンドルハウジング5とは電気的に導通して前記電気
回路に電流が流れ、その電流を電流検出手段14が瞬間
的に検出して制御手段15を作動させる。
【0016】この制御手段15が作動すると指令信号が
発せられ、例えば前記スピンドル駆動用モーター7の回
転を停止させ、或は前記移動手段8の送りモーター8a
を逆回転させる等の制御がなされる。従って、スラスト
プレート1aとエアースラスト軸受部5aの噛りによる
損傷や、スピンドル1と保持テーブル3の衝突による機
械本体の損傷等を最小限に抑えることができる。
【0017】又、制御後にはスラストプレート1aとエ
アースラスト軸受部5aとの接触が離れ、スピンドル1
とスピンドルハウジング5とは電気的に非導通となって
前記電気回路に電流が流れなくなり、制御手段15から
の指令信号が解除されてスピンドル1は再び回転し、或
は送りモーター8aの逆回転が停止させられて正常状態
に復帰するようにしてある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、エアー
スピンドル方式の研磨装置において、そのスピンドルと
スピンドルハウジングとを含む電気回路を形成し、その
電気回路に電流検出手段と制御手段を設けたので、正常
研磨時にはスピンドルとスピンドルハウジングとは接触
せずに非導通状態であるため電気回路に電流が流れず、
噛り現象等の異常時にはスピンドルとスピンドルハウジ
ングとが接触して導通状態になるため電気回路に電流が
流れ、この電流を電流検出手段で検出しこの検出に基づ
いて制御手段を制御するように構成したので、例えオペ
レーターの操作ミスがあったとしても、噛り現象による
スラストプレートとエアースラスト軸受部の損傷や、ス
ピンドルと保持テーブルとの衝突による機械本体の損傷
等を最小限に抑える効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す主要部の概略断面図で
ある。
【図2】 従来の噛り現象を説明するための主要部の概
略断面図である。
【符号の説明】
1…スピンドル 2…回転砥石 3…保持テーブル
4…半導体ウェーハ 5…スピンドルハウジング
5a…スラスト軸受部 5b…ボールナット
5c…摺動片 6…研磨ホイール 7…駆動用モー
ター 8…移動手段 8a…送りモーター 8b
…ボールナット 8c…ガイドレール 9…基台 10…第1の電極 11…第2の電極
12…絶縁材 13…電源 14…電流検出手段 15…制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に回転砥石等の研磨部材を取り付け
    るスピンドルと、このスピンドルをエアーを介して保持
    するスピンドルハウジングに電極を配設して電気回路を
    形成し、この電気回路に電流検出手段及び制御手段を設
    け、電流検出手段による電流の検出に基づいて前記制御
    手段を制御することを特徴とする研磨装置。
JP21982892A 1992-07-27 1992-07-27 研磨装置 Pending JPH0653195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21982892A JPH0653195A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 研磨装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21982892A JPH0653195A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 研磨装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0653195A true JPH0653195A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16741682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21982892A Pending JPH0653195A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 研磨装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0653195A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09285944A (ja) * 1996-04-23 1997-11-04 Toshiba Mach Co Ltd 空気軸受式工作機械の主軸異常検出装置
KR101289853B1 (ko) * 2011-03-25 2013-07-24 오군재 석재 연마기

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