JPH065295Y2 - 異種ワ−ク共用自動移載装置 - Google Patents

異種ワ−ク共用自動移載装置

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JPH065295Y2
JPH065295Y2 JP1985043422U JP4342285U JPH065295Y2 JP H065295 Y2 JPH065295 Y2 JP H065295Y2 JP 1985043422 U JP1985043422 U JP 1985043422U JP 4342285 U JP4342285 U JP 4342285U JP H065295 Y2 JPH065295 Y2 JP H065295Y2
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JP
Japan
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suspension
main shaft
transfer device
automatic transfer
swings
Prior art date
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Application number
JP1985043422U
Other languages
English (en)
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JPS61160114U (ja
Inventor
晃 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS61160114U publication Critical patent/JPS61160114U/ja
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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種サスペンションなどの異種ワークの移載
に共用することのできる自動移載装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、車両の組立ラインにおいて、異種のサスペンショ
ンを組み付ける車種を同一組立ラインにて生産する場合
がある。たとえば、4リンク式サスペンションを組み付
ける車両とセミトレーリングアーム式サスペンションを
組み付ける車両とを同一組立ラインにおいて交互もしく
は適当な順序で組み立てていくものである。
組立用に使われる各サスペンションは、搬送用ベルトコ
ンベアで適宜搬入された後、搬送用ベルトコンベアから
吊り具によって吊り下げられて搭載用台車に移載され、
組立ラインまで運ばれる。ここで、この吊り具の吊り治
具は、サスペンションの適正な位置にて把持し吊り下げ
なければならないため、形状の異なるサスペンションで
は、それぞれ専用のものが必要となっている。
第11〜12図は、この専用吊り治具を示したものであ
る。これを説明すると、第11図は、4リンク式サスペ
ンション用の吊り治具を示すもので、この吊り治具40
は、4リンク式サスペンション41のリアアクスルハウ
ジング42の左右2ケ所を支持するものである。第12
図は、セミトレーリングアーム式サスペンションの吊り
治具を示すもので、この吊り治具43は、セミトレーリ
ングアーム式サスペンション44の左右のコイルスプリ
ングロアシート45のフランジ部とサスペンションメン
バ46の中央前部のフランジ部46aの3ケ所を支持す
るものである。
そして、これらの吊り治具はホイスト等によって各サス
ペンションを把持した状態で安定に吊り下げて移載する
ものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このように、サスペンションを移載するための
吊り具は、サスペンションの形状によって吊り治具が異
なるため、その都度交換して用いなければならなく手間
がかかるという問題があった。
また、これらの吊り具では、サスペンションの取りはず
しを全て手動で行なわなければならず効率が悪かった。
本考案は、以上の問題を解決して形状の異なるサスペン
ションを自動に把持して移載することができる共用自動
移載装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、以上の問題点を解決するための手段として、
車両のサスペンションを吊り上げて移載する装置であっ
て、 駆動手段によって回動可能な主軸と交差させて、該主軸
の回動に連動して互いに反対方向に回動する一対の支軸
をそれぞれ平行に複数対配置し、前記主軸には、その一
方向への回動時に前記サスペンションの中央前部を支持
する方向へ揺動する支持部材を取付け、前記支軸の各対
には、前記主軸の前記一方向への回動時に互いに接近し
て前記サスペンションの車軸両端部および中央部を挟持
する方向に揺動する挟持部材を取付けてなることを特徴
とするものである。
(作用) このような構成とすると、主軸が一方向に回動すると、
主軸に取り付けられた支持部材がサスペンションの前側
から揺動して中央前部を支持すると共に、支軸も互いに
反対方向に回動し、この支軸に取り付けられた挟持部材
が互いに接近する方向に揺動してサスペンションの車軸
両端部および中央部を支持する。
また、主軸が他方向に回転すると、主軸に取り付けられ
ている支持部材はサスペンションから離間するように揺
動すると共に、支軸に取り付けられた挟持部材も互に離
間するように揺動してサスペンションを放すことにな
る。そして、支持部材および各挟持部材を適宜使用する
ことにより、複数種類のサスペンションの移載が可能と
なる。(実施例) 第1〜10図は、本考案の一実施例を示すものである。
第1〜2図は、この実施例の全体図である。これを説明
すると、1は、サスペンション2の共用自動移載装置
で、この共用自動移載装置1には、サスペンション2を
把持するための把持機構3と、この把持機構3を上下に
移動させる第2のシリンダ機構4およびレールに沿って
左右に移動させる第3のシリンダ機構6とで構成されて
いる。7はレール5を架設するための天井等から吊設さ
れた柱である。
次にこの装置の作動について説明する。搬送ベルトコン
ベア8によって搬入されたサスペンション2は、第2の
シリンダ機構4のピストンロッド9が伸張することによ
り下降した把持機構3により把持される。この把持機構
3のサスペンション2の把持方法について第3〜10図
を用いて説明する。
第3図で、この把持機構3の作動方法を説明する。駆動
手段である第1のシリンダ機構10のピストンロッド11
が伸縮するとピストンロッド11の先端に軸着している
クランク12を介して主軸13が回動する。この回動運
動により、主軸13の中央に固設してあるL字状支持部
材14が主軸13を中心として円弧状に揺動する。
また、主軸13と直交方向に二対の支軸15,16を配
しており、この支軸15,16は、主軸13の回動運動
を伝動するための伝動機構17を介して主軸13に接続
されている。また、この支軸15,16には、それぞれ
L字状の挟持部材18,19が固着しており、主軸13
の回動運動が支軸15,16に伝わることにより、この
L字状の挟持部材18,19も、支軸15,16を中心
として円弧状に揺動する。
この第3図において各部材14,18,19は実線位置
にてサスペンション2を把持し、一点鎖線位置にて放す
ことになる。
第4〜5図は各サスペンションをこの把持機構3を用い
て把持した時の各部材14,18,19の保持する位置
を示す平面図である。
第4図は、4リンク式サスペンションを保持する位置で
あるが、L字状挟持部材18は、4リンク式サスペンシ
ョン20の車軸両端部であるブレーキドラム部21また
は、ブレーキディスクロータ部22を挟持し、L字状挟
持部材19は中央部であるコンパニオンフランジ部23
が下を向かないように抱持している。
第5図は、セミトレーリングアーム式サスペンションを
保持する位置を示すもので、L字状挟持部材18はセミ
トレーリングアーム式サスペンション24の車軸両端部
であるブレーキドラム部25または、ブレーキディスク
ロータ部26を挟持し、L字状挟持部材19は中央部で
あるデフキャリア27を抱持し、L字状支持部材14
は、サスペンションメンバ28の中央前部フランジ部2
8aを保持している。
第6〜7図は、前述したL字状部材18がブレーキドラ
ム部21またはブレーキディスクロータ部22を挟持し
た状態を示したものである。
第8〜9図は、同様にL字状部材19がコンパニオンフ
ランジ23を抱持した状態を示したものである。
第10図は、セミトレーリングアーム式サスペンション
を把持する場合のL字状支持部材14が、サスペンショ
ンメンバ28の中央前部のフランジ部28aを保持した
状態を示したものである。
このように安定した状態でサスペンションを保持した把
持機構3は、ピストンロッド9が短縮することにより上
方に移動され、次に第3のシリンダ機構6のピストンロ
ッド6aが伸張することにより、レール5に沿って搭載
台車29の上方に移動される。30は、レール5に沿っ
て移動するための車輪である。
把持機構3は、搭載台車29の上方にくると、第2のシ
リンダ機構4のピストンロッド9が伸張して下降する。
そして搭載台車29上にサスペンション2を載置する。
その後、サスペンション2は、搭載台車29に載せられ
て組立ラインまで移動して搬入されることになる。
(考案の効果) 本考案は、以上のような構成としたので、4リンク式サ
スペンションとセミトレーリングアーム式サスペンショ
ンのどちらでも自動的に移載できる自動移載装置を提供
することができる。
これにより、サスペンションの組立ラインへの搬入手段
を合理化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の全体を示す正面図、 第2図は、第1図の右側面図、 第3図は、この実施例に用いられている把持機構を示す
斜視図、 第4図は、4リンク式サスペンションの把持位置を示す
平面図 第5図は、セミトレーリングアーム式サスペンションの
把持位置を示す平面図 第6図は、第4図のA視図、 第7図は、第6図の右側面視図、 第8図は、第4図のII−II断面図、 第9図は、第8図の右側面視図、 第10図は、第5図のB視斜視図、 第11図は、従来の4リンク式サスペンションの吊り治
具を示す斜視図、 第12図は、従来のセミトレーリング式サスペンション
の吊り治具を示す斜視図を示す。 1……共用自動移載装置、3……把持機構、4……第2
のシリンダ機構、6……第3のシリンダ機構、10……
第1のシリンダ機構、11……クランク、13……主
軸、14……L字状支持部材、15,16……支軸、1
7……伝動機構、18,19……L字状の挟持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のサスペンションを吊り上げて移載す
    る装置であって、 駆動手段によって回動可能な主軸と交差させて、該主軸
    の回動に連動して互いに反対方向に回動する一対の支軸
    をそれぞれ平行に複数対配置し、前記主軸には、その一
    方向への回動時に前記サスペンションの中央前部を支持
    する方向へ揺動する支持部材を取付け、前記支軸の各対
    には、前記主軸の前記一方向への回動時に互いに接近し
    て前記サスペンションの車軸両端部および中央部を挟持
    する方向に揺動する挟持部材を取付けてなることを特徴
    とする異種ワーク共用自動移載装置。
JP1985043422U 1985-03-26 1985-03-26 異種ワ−ク共用自動移載装置 Expired - Lifetime JPH065295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985043422U JPH065295Y2 (ja) 1985-03-26 1985-03-26 異種ワ−ク共用自動移載装置

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JPS61160114U JPS61160114U (ja) 1986-10-03
JPH065295Y2 true JPH065295Y2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641915Y2 (ja) * 1988-04-08 1994-11-02 本田技研工業株式会社 車両用ドライブユニットの移載装置
JP6136775B2 (ja) * 2013-08-30 2017-05-31 株式会社ダイフク 搬送装置

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JPS52131362A (en) * 1976-04-28 1977-11-04 Hitachi Ltd Finger mechanism for handling device
JPS5919688A (ja) * 1982-07-24 1984-02-01 オムロン株式会社 産業用ロボツト腕

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