JPH065292U - スピーカの取付構造 - Google Patents

スピーカの取付構造

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JPH065292U
JPH065292U JP4868292U JP4868292U JPH065292U JP H065292 U JPH065292 U JP H065292U JP 4868292 U JP4868292 U JP 4868292U JP 4868292 U JP4868292 U JP 4868292U JP H065292 U JPH065292 U JP H065292U
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JP
Japan
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mounting
speaker
frame
gasket
rear surface
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Application number
JP4868292U
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English (en)
Inventor
勉 和田
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Onkyo Corp
Original Assignee
Onkyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 スピーカボックスの取付板1の後面における
スピーカ用開口2の周囲に、後方に突出する4個の取付
ボス3が周方向等間隔に形成されている。スピーカ4の
フレーム6の外周部がガスケット17を介して取付板1
の後面と当接すると共に、該外周部には、主・副取付部
23,24を有する4個の取付片20が周方向等間隔に
形成されている。主取付部23前面とガスケット17前
面間の前後方向に関する距離L1は、副取付部24前面
とガスケット17前面間の前後方向に関する距離L2よ
りも長くされている。取付板1にスピーカ4を取付ける
際に、取付ボス3の後方突出量が大である場合には、各
取付片20の主取付部23が、又、上記後方突出量が小
である場合には、副取付部24が、夫々、各取付ボス3
の後面にネジ22により取付けられる。 【効果】 フレーム6の汎用性を向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スピーカボックス等に取付けられるスピーカの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
スピーカボックスとしては、最近、プラスチック製のものが多用されている。 このようなスピーカボックスにスピーカを取付けた従来例としては、例えば、図 8及び図9に示すものがある。 このものでは、スピーカボックスの前面の取付板41は、ヒケを防止するため に、全体的に薄肉とされて、スピーカ取付部分には、スピーカ用開口42が形成 されると共に、取付板41の後面におけるスピーカ用開口42の周囲には、後方 に突出する一対の取付ボス43が周方向等間隔に形成されている。
【0003】 一方、スピーカ44のフレーム45の外周部は、取付板41の後面におけるス ピーカ用開口42の周囲とガスケット46を介して当接すると共に、フレーム4 5の外周部には、一対の取付片47が周方向等間隔に形成され、この取付片47 は、フレーム45の外周部から後方に突出する突出部48と、突出部48の後端 部からフレーム45の径方向外方に突設され且つ各取付ボス43の後面にネジ4 9により着脱自在に取付けられる取付部50とから構成されている。 ところで、従来においては、フレーム45には、単一種類の取付片47が形成 されているだけであって、フレーム45の両取付部50とガスケット46前面間 の前後方向に関する距離L3は同一とされ、この距離L3は、取付ボス43の後 方突出量と対応する距離とされていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このため、上記従来においては、フレーム45を、取付ボス43の後方突出量 が相違する複数種類のスピーカボックスに取付けることができず、フレーム45 の汎用性に欠けるという問題があった。 即ち、もし、フレーム45をスピーカボックスに取付けた際に、フレーム45 の取付部50とガスケット46前面間の前後方向に関する距離L3が、スピーカ ボックスの取付ボス43の後方突出量と対応する距離でないと、下記のような不 具合が生じる。 つまり、上記距離L3が、取付ボス43の後方突出量よりも大であると、フレ ーム45が歪んだ状態で、取付板41に取付けられることとなって、音質の低下 を招来する。又、上記距離L3が、取付ボス43の後方突出量よりも小であると 、ガスケット46前面と取付板41後面間に隙間ができて、上記同様に音質の低 下を招来する。
【0005】 従って、上記従来においては、取付ボス43の後方突出量が相違するスピーカ ボックス毎に、これと対応するフレーム45を製造する必要があり、フレーム製 造用の金型代等が高くつくという問題があった。 特に、上記問題は、スピーカ44とスピーカボックスとの製造業者が相違する 場合、即ち、スピーカボックスに、元からあったスピーカ44に代えて、他社の スピーカ44を取付けようとする場合に、顕著となっていた。 本考案は、上記問題を解決できるスピーカの取付構造を提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とするところは、取付板にスピーカ 用開口が形成されると共に、取付板の後面におけるスピーカ用開口の周囲に、後 方に突出する取付ボスが周方向に複数形成され、スピーカのフレームの外周部が 、取付板の後面におけるスピーカ用開口の周囲とガスケットを介して当接すると 共に、フレームの外周部に、取付片が周方向に複数形成され、各取付片の取付部 が各取付ボスの後面に取付けられるものにおいて、各取付片に、ガスケット前面 から後方に所定距離離間した主取付部と、ガスケット前面から後方に上記所定距 離よりも短い所定距離離間した副取付部が形成され、各取付片に形成された主取 付部群と副取付部群が、夫々、取付ボス群と対応するように配置された点にある 。
【0007】
【作用】
取付板にスピーカを取付ける際に、取付板の取付ボスの後方突出量が大である 場合には、各取付片の主取付部を各取付ボスの後面に取付ける。 又、取付ボスの後方突出量が小である場合には、各取付片の副取付部を各取付 ボスの後面に取付ける。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を円形スピーカに適用した第1実施例を図1乃至図6の図面に基 づき説明すると、図1、図3及び図5はスピーカボックスに取付けられたスピー カを示し、これらの図面において、1はスピーカボックス前面の取付板で、該取 付板1には、円形のスピーカ用開口2が形成されると共に、取付板1の後面にお けるスピーカ用開口2の周囲には、後方に突出する4個の取付ボス3が周方向等 間隔に形成されている。
【0009】 4は円形スピーカで、図2及び図6にも示すように、取付板1に着脱自在に取 付けられるもので、後方に突出する皿状とされ且つ中央部に開口5を有するフレ ーム6と、フレーム6の後面に固着されたリング状の上部プレート7と、上部プ レート7の後面に固着されたリング状のマグネット8と、マグネット8の後面に 下部プレート9が固着され且つ中央ポールピース部10と上部プレート7間で磁 気空隙11が形成されるセンターポール12と、磁気空隙11に挿入されるボイ スコイル15と、ボイスコイル15の内周に備えられるボイスコイルボビン13 と、ボイスコイルボビン13の外周に備えられるダンパー18及び振動板14と 、ボイスコイルボビン13の前面をカバーし且つ振動板14の内周部に装着され るダストキャップ16と、ガスケット17等から成る。
【0010】 フレーム6は金属製或いは樹脂製とされて、プレス成形或いは射出成形される もので、フレーム6の外周部には、段付き状とされた当接部19がリング状に形 成され、この当接部19に、振動板14の外周部を介して、ガスケット17が固 着され、このガスケット17が取付板1の後面におけるスピーカ用開口2の周囲 と当接する。フレーム6の外周部には、4個の取付片20が、周方向等間隔に形 成されており、図4にも示すように、各取付片20は、フレーム6の外周部から 後方に突出する突出部21と、突出部21の後端部からフレーム6の径方向外方 に突設され且つ各取付ボス3の後面にネジ22により着脱自在に取付けられる主 ・副取付部23,24とから成る。各取付片20には、主取付部23と副取付部 24が、周方向に関して同一方向に連設されており、各取付片20に形成された 主取付部23群と副取付部24群は、フレーム6に対して、周方向に所定角度ず れた状態で形成されると共に、夫々、取付ボス3群と対応するように配置されて いる。又、主取付部23は副取付部24よりも後方に位置して、両者は段付き状 とされている。そして、各主取付部23前面とガスケット17前面間の前後方向 に関する距離L1は同一とされ、又、各副取付部24前面とガスケット17前面 間の前後方向に関する距離L2は同一とされているが、距離L1は距離L2より も長くされている。又、主・副取付部23,24には、夫々、取付孔23A,2 4Aが形成されて、これら取付孔23A,24Aが同心円上に配置されている。 ガスケット17はリング状とされ、周方向に所望角度回動させた際に、ガスケ ット17の前方への投影形状が回動前と一致するものとされている。
【0011】 上記のように構成した実施例によれば、スピーカボックスの取付板1にスピー カ4を取付ける際に、図1及び図3に示すように、取付板1の取付ボス3の後方 突出量が大である場合には、各取付片20の主取付部23を、その取付孔23A に挿入したネジ22により、各取付ボス3の後面に取付ける。 又、図5及び図6に示すように、取付ボス3の後方突出量が小である場合には 、各取付片20の副取付部24を、その取付孔24Aに挿入したネジ22により 、各取付ボス3の後面に取付ける。 これにより、フレーム6の当接部19に固着されたガスケット17が、取付板 1の後面におけるスピーカ用開口2の周囲と好適に当接する。
【0012】 上記のように、一つのフレーム6を、取付ボス3の後方突出量が相違する2種 類のスピーカボックスに取付けることができ、フレーム6の汎用性を向上できる 。 又、ガスケット17がリング状とされ、周方向に所望角度回動させた際に、ガ スケット17の前方への投影形状が回動前と一致するものとされ、又、主取付部 23群と副取付部24群は、フレーム6に対して、周方向に所定角度ずれた状態 で形成されると共に、夫々、取付ボス3群と対応するように配置されているので ガスケット17を、スピーカボックスの種類に関係なく、取付板1の後面におけ るスピーカ用開口2の周囲の同一位置に当接させるために、取付板1の取付ボス 3の位置を、各取付部23,24の位置に応じて変更する必要がなく、フレーム 6の汎用性を極めて高いものとできる。
【0013】 図7は本考案を長方形スピーカに適用した第2実施例を示し、長方形フレーム 6の外周部の短辺部の各端部には、夫々、取付片20がフレームの長手方向に突 出状に形成されている。各取付片20には、主・副取付部23,24と、取付孔 27Aを有する補助副取付部27が、同一周方向に形成されており、各補助取付 部27前面とガスケット前面間の前後方向に関する距離は、各副取付部24前面 とガスケット前面間の前後方向に関する距離L2よりも短くされている。ガスケ ットは長方形の枠状とされる。 第2実施例によれば、取付ボスの後方突出量が相違する3種類のスピーカボッ クスに、フレーム6を取付けることができるが、ガスケットを、スピーカボック スの種類に関係なく、取付板の後面におけるスピーカ用開口の周囲の同一位置に 当接させるためには、各取付部23,24,27の位置に応じて、取付板の取付 ボスの位置を変更する必要があり、フレーム6の汎用性が若干低い。
【0014】 尚、実施例は、本考案を円形や長方形のスピーカの取付構造に適用したもので あるが、本考案は、それ以外のスピーカ、例えば、正方形等の正多角形や楕円形 のスピーカ等の取付構造にも適用可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、フレームの汎用性を向上できて、フレ ームを、取付ボスの後方突出量が相違する複数種類の取付板に取付けることがで き、従って、取付ボスの後方突出量が相違する取付板毎に、これと対応するフレ ームを製造する必要がなく、フレーム製造用の金型代等が高くつくという問題を 解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す一部断面側面図であ
る。
【図2】本考案の第1実施例を示す正面図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】本考案の第1実施例を示すフレームの一部斜視
図である。
【図5】本考案の第1実施例を示す一部断面側面図であ
る。
【図6】図5の要部の縦側断面図である。
【図7】本考案の第2実施例を示すフレームの正面図で
ある。
【図8】従来例を示す縦側断面図である。
【図9】従来例を示すフレームの正面図である。
【符号の説明】
1…取付板、3…取付ボス、4…スピーカ、6…フレー
ム、17…ガスケット、20…取付片、23,24,2
7…主・副・補助副取付部、L1,L2…主・副取付部
前面とガスケット前面間の前後方向に関する距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付板にスピーカ用開口が形成されると共
    に、取付板の後面におけるスピーカ用開口の周囲に、後
    方に突出する取付ボスが周方向に複数形成され、 スピーカのフレームの外周部が、取付板の後面における
    スピーカ用開口の周囲とガスケットを介して当接すると
    共に、フレームの外周部に、取付片が周方向に複数形成
    され、各取付片の取付部が各取付ボスの後面に取付けら
    れるものにおいて、 各取付片に、ガスケット前面から後方に所定距離離間し
    た主取付部と、ガスケット前面から後方に上記所定距離
    よりも短い所定距離離間した副取付部が形成され、各取
    付片に形成された主取付部群と副取付部群が、夫々、取
    付ボス群と対応するように配置されたことを特徴とする
    スピーカの取付構造。
JP4868292U 1992-06-18 1992-06-18 スピーカの取付構造 Pending JPH065292U (ja)

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