JP3435818B2 - スピーカ用サポータ - Google Patents

スピーカ用サポータ

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JP3435818B2 JP16201294A JP16201294A JP3435818B2 JP 3435818 B2 JP3435818 B2 JP 3435818B2 JP 16201294 A JP16201294 A JP 16201294A JP 16201294 A JP16201294 A JP 16201294A JP 3435818 B2 JP3435818 B2 JP 3435818B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は車載用やHi−Fi用等
の複合型スピーカに使用され、主スピーカに副スピーカ
を結合するためのスピーカ用サポータに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来、主スピーカに副スピーカを結合し
て一体化させた複合型スピーカにおいて、主スピーカの
磁気回路の上面にスピーカ用サポータ(以下、サポータ
という)を結合する方法としては、ビスでサポータを固
定するか、またはサポータの凸部と主スピーカの磁気回
路の上面に設けた凹部に高い寸法精度を出して嵌合させ
ていた。 【0003】以下にこのような従来のサポータについて
図面を用いて説明する。図4は従来例における主スピー
カの磁気回路の上面にサポータを取り付ける状態を示し
た断面図であり、図4において、8はビス、9はサポー
タ、10は上部プレート、11はマグネット、12は下
部プレート、13は下部プレート12に設けられたネジ
部である。この例では、ネジ部13にビス8を用いてサ
ポータ9を固定しており、この例は副スピーカが比較的
重い等、強固な結合を必要とする場合に用いられている
ものである。 【0004】また、図5は同じく従来例におけるサポー
タの取り付けの他の例を示した断面図であり、図5にお
いて、14はサポータ、15は上部プレート、16はマ
グネット、17は下部プレート、18は下部プレート1
7のセンターポール部の上部に設けた凹部、19はサポ
ータ14の下方部に設けた凸部である。この例では、凹
部18に凸部19を嵌合させてサポータ14を固定して
おり、この例は上記図4に示した従来例ほど結合強度を
必要としない場合に用いられ、ビスやタップ加工も不要
な簡便な方法として多用されているものであった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、図4に示した方法であればビス8やネジ部
13の加工が必要であるためにコストアップとなり、ま
た図5に示した方法であれば凹部18及び凸部19に嵌
合のための高い寸法精度が必要であり、この寸法精度が
不足すると結合強度が不足したり、スムーズな作業を行
うことができないという課題があった。また、充分な寸
法精度を求めた場合には部品コストがアップするといっ
た問題点があった。 【0006】本発明はこのような従来の課題を解決し、
安定した作業が可能で、コストダウンと品質向上を図る
ことができるスピーカ用サポータを提供することを目的
とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のスピーカ用サポータは、一方を細径部、他方
を太径部とし、この太径部側の端部に鍔部を設けた多段
円筒形に形成され、上記細径部側に長さ方向に向かって
端部が細くなる傾斜を設けると共に複数の切り欠きを設
けて細径部側を径方向に分割し、かつこの細径部側の外
壁部に長さ方向のどの位置においても頂部の高さ寸法が
同一となるように形成された複数のリブを端部近傍まで
設けた構成としたものである。 【0008】 【作用】この構成によりサポータの細径部側を主スピー
カの磁気回路上面に設けた凹部内に挿入する際に、サポ
ータの細径部側を径方向に分割しているために外周方向
にバネ作用で追従し、さらに上記バネ作用に加え複数の
リブが塑性変形を含む摩擦を起こすことで確実な嵌合を
することができる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本実施例におけるサポータと
磁気回路の嵌合部を示した断面図であり、図1におい
て、1はサポータ、2は上部プレート、3はマグネッ
ト、4は下部プレート、5はこの下部プレート4のセン
ターポール部の上部に設けた凹部である。 【0010】また図2はサポータ1の正面図、図3は同
斜視図であり、図2,図3において1aは太径部、1b
は鍔部、1cは細径部、6は垂直リブ、7は細径部側の
円筒外周壁であり、この円筒外周壁7は本実施例では径
方向に4分割しており、分割部に1本ずつ幅の狭い垂直
リブ6を設けている。 【0011】以上のように構成された本発明のサポータ
1を主スピーカの磁気回路に嵌合する方法について、図
1〜図3を用いて説明する。 【0012】本発明では、凹部5の内径寸法に対しサポ
ータ1のリブ6の外径をわずかに大きく設定している。
このため従来の構造では挿入しにくいはずであるが、サ
ポータ1の円筒外周壁7は下端に向かって小さくなる傾
斜を設けているため、円筒外周壁7の最下端部は凹部5
の内径より小さくなっている。さらに複数に分割した細
径部1cの円筒部はバネ作用によって外径が変化し、こ
れらによってスムーズに嵌合させることができる。円筒
外周壁7の最上端部は凹部5の内径と同一か、わずかに
大きく設定しているため、挿入完了後には密着嵌合する
ことになる。また垂直リブ6の幅が狭く、本実施例では
円筒外径φ14mmに対し1mm程度である。このため垂直
リブ6は容易に塑性変形を起こし、円筒部のバネ作用と
あいまって凹部5に強力に密着することができ、機械的
強度結合も充分に得られる。 【0013】なお、サポータ1の円筒外周壁7の傾斜角
度であるが、大きすぎる場合にはバネ性が得られず、小
さすぎる場合には嵌合しにくかったり、成形がむずかし
い。この点を考えて0.5〜3°の範囲の傾斜角度を設
けるのが効果的である。 【0014】また、本実施例では円筒外周壁7の分割数
を4分割としたが、円筒外周壁7の寸法により分割数の
増減をしてもよく、また円筒部分割数と垂直リブ数とは
必ずしも同数でなくてもよい。 【0015】また、本実施例ではサポータ1の材料とし
て超耐熱ABS樹脂を使用したが、磁気回路の温度上昇
や高音用スピーカの支持強度によって他の材料を使用し
てもよい。 【0016】 【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカ用サ
ポータは、中低音用の主スピーカの磁気回路上面中央に
凹部を設けてサポータを介して高音用の副スピーカを結
合する複合型スピーカにおいて、磁気回路中央の凹部寸
法精度を従来のように必要とせず、安価な部材を使用し
ながらサポータ取付作業もスムーズに行うことができ
る。さらに、本発明は、サポータの金型構造のみで実施
できるため、実現性、生産性が高く実用的価値の高いも
のである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例におけるスピーカ用サポータ
と磁気回路の取り付け部を示した断面図 【図2】同サポータの正面図 【図3】同斜視図 【図4】従来のサポータの取り付け例を示した断面図 【図5】従来のサポータの取り付け例を示した断面図 【符号の説明】 1 サポータ 1a 太径部 1b 鍔部 1c 細径部 2 上部プレート 3 マグネット 4 下部プレート 5 凹部 6 垂直リブ 7 円筒外周壁

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一方を細径部、他方を太径部とし、この
    太径部側の端部に鍔部を設けた多段円筒形に形成され、
    上記細径部側に長さ方向に向かって端部が細くなる傾斜
    を設けると共に複数の切り欠きを設けて細径部側を径方
    向に分割し、かつこの細径部側の外壁部に長さ方向のど
    の位置においても頂部の高さ寸法が同一となるように形
    成された複数のリブを端部近傍まで設けてなるスピーカ
    用サポータ。
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