JPH0652860B2 - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
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- JPH0652860B2 JPH0652860B2 JP1055920A JP5592089A JPH0652860B2 JP H0652860 B2 JPH0652860 B2 JP H0652860B2 JP 1055920 A JP1055920 A JP 1055920A JP 5592089 A JP5592089 A JP 5592089A JP H0652860 B2 JPH0652860 B2 JP H0652860B2
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- Japan
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- circuit
- resistor
- mirror
- current
- capacitor
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Description
る。
回路の外部接続端子に発振周波数調整用の抵抗を接続す
る、いわゆる一端子型の発振回路に対して広く用いられ
ている。
成されており、集積回路の外部接続端子PTMに発振周
波数調整用の充電抵抗PRGが接続されている。
は、第4図に示す充電動作が行われる。フリップフロッ
プPFFの出力が“0”のときには、トランジスタPT
Rはオフ状態となる。そのため、キャパシタPCP1
は、充電抵抗PRGを通した充電電流により充電され
る。キャパシタPCP1の端子電圧vbは、第4図に示
すようにしだいに増大する。端子電圧vbが予め設定さ
れた電圧v1よりも大きくなると、コンパレータPCM
1の出力は“1”から“0”になる。その結果、フリッ
プフロップPFFがセットされ、出力が“0”から
“1”になる。
と、第4図に示す放電動作が行われる。フリップフロッ
プPFFの出力が“1”のときには、トランジスタPT
Rはオン状態となる。そのため、キャパシタPCP1に
蓄えられていた電荷は、放電抵抗PRG1を通して放電
される。キャパシタPCP1の端子電圧vbは、第4図
に示すようにしだいに減少する。端子電圧vbが予め設
定された電圧v2よりも小さくなると、コンパレータP
CM2の出力は“1”から“0”になる。その結果、フ
リップフロップPFFがリセットされ、出力が“1”か
ら“0”になる。
の出力は、第4図に示す充放電に従って反転し、発振出
力が得られる。
キャパシタPCP1には、放電抵抗PRG1を通して放
電電流が流れるとともに、充電抵抗PRGを通した充電
電流も流れる。そのため、充電抵抗PRGの値を放電抵
抗PRG1の値に対してある程度大きくしないと、充電
電流の影響で十分な放電動作ができない。また、充電抵
抗PRGの値を小さくしようとして、放電抵抗PRG1
の値を必要以上に小さくすると、放電時間が短くなり、
コンパレータPCM1、PCM2およびフリップフロッ
プPFFでの動作遅延に基くアンダーシュートが生じ、
発振特性に悪影響をもたらす。従って、充電抵抗PRG
の値をあまり小さくすることができず、そのために充電
時の時定数が大きくなり、高い周波数で発振させること
ができなかった。
に形成した場合、以下に示すような問題があった。
ため、放電抵抗PRG1の温度変化が大きくなり、その
ため安定した発振特性を得ることができない。
るため、放電抵抗PRG1の形成面積を大きくする必要
がある。そのため、集積回路のチップ面積が増大する。
できる発振回路を得ることである。
たときに、温度特性にすぐれ、しかも集積回路のチップ
面積を小さくできる発振回路を得ることである。
応じて充電モードまたは放電モードを選択する選択回路
を設け、 充電モードが選択されているときには、第1のスイッチ
ング回路により抵抗と上記キャパシタとに流れる充電電
流の経路を形成し、この充電電流により上記キャパシタ
に電荷を充電し、 放電モードが選択されているときには、第2のスイッチ
ング回路によりカレントミラー回路の基準トランジスタ
と上記抵抗とに流れる基準電流の経路を形成し、第3の
スイッチング回路によりカレントミラー回路のミラート
ランジスタと上記キャパシタとに流れるミラー電流の経
路を形成し、このミラー電流により上記キャパシタの電
荷を放電し、 上記キャパシタにおける充放電に対応して発振出力を得
るものである。
の外部接続端子に発振周波数調整用の抵抗を接続する、
いわゆる一端子型の発振回路に対するものである。
成されており、集積回路の外部接続端子TMに発振周波
数調整用の抵抗RGが接続されている。
たは放電モードを選択するものである。この選択回路S
Lは、入力電圧を予め設定された電圧v1およびv2と
比較するコンパレータCM1およびCM2と、コンパレ
ータCM1およびCM2の出力に応じてセットまたはリ
セットされるRS型のフリップフロップFFからなる。
より放電モードが選択されているときに、基準電流が流
れる基準トランジスタTR1と、ミラー電流が流れるミ
ラートランジスタTR2とからなる。
ドが選択されているときに充電電流が流れ、放電モード
が選択されているときに基準電流が流れる。
電モードが選択されているときに充電電流が流れ、放電
モードが選択されているときにミラー電流が流れる。こ
のキャパシタCPの両端の電圧は、上記コンパレータC
M1およびCM2のの入力電圧となっている。
SLにより充電モードが選択されているときに、上記抵
抗RGと上記キャシパシタCPとに流れる充電電流の経
路を形成するものである。この第1のスイッチング回路
SW1と、後述の第2のスイッチング回路SW2および
第3のスイッチング回路SW3は、例えばトランスミッ
ションゲートにより構成されている。
SLにより放電モードが選択されているときに、上記基
準トランジスタTR1と上記抵抗RGとに流れる基準電
流の経路を形成するものである。
SLにより放電モードが選択されているときに、上記ミ
ラートランジスタTR2と上記キャパシタCPとに流れ
るミラー電流の経路を形成するものである。
う。
“1”ときには、充電モードとなり、第2図に示す充電
動作が行われる。フリップフロップFFの出力により、
第1のスイッチング回路SW1はオン状態に、第2のス
イッチング回路SW2および第3のスイッチング回路S
W3はオフ状態になる。キャパシタCPには、抵抗RG
および第1のスイッチング回路SW1を通して充電電流
のみが流れる。充電によりキャパシタCPの端子電圧v
aは、第2図に示すようにしだいに増大する。端子電圧
vaが予め設定された電圧v1よりも大きくると、コン
パレータCM1の出力は“1”から“0”になる。その
結果、フリップフロップFFがセットされ、出力Qは
“0”から“1”に、出力は“1”から“0”にな
る。
が“0”になり、放電モードになると、第2図に示す放
電動作が行われる。フリップフロップPFFの出力によ
り、第1のスイッチング回路SW1はオフ状態に、第2
のスイッチング回路SW2および第3のスイッチング回
路SW3はオン状態になる。その結果、カレントミラー
回路MRの基準トランジスタTR1には、抵抗RGおよ
び第2のスイッチング回路SW2を通して、基準電流が
流れる。カレントミラー回路MRのミラートランジスタ
TR2には、基準トランジスタTR1に流れる基準電流
とほぼ大きさの等しいミラー電流が流れる。本実施例の
ように、カレントミラー回路MRが集積回路内に形成さ
れている場合には、基準トランジスタTR1とミラート
ランジスタTR2の特性が極めて類似しているため、基
準電流とミラー電流の大きさは一致しているとみなすこ
とができる。ミラー電流は、第3のスイッチング回路S
W3を通してキャパシタCPから流れ、キャパシタCP
の電荷は放電される。第2のスイッチング回路SW2は
オフ状態であるため、キャパシタCPにはミラー電流
(=基準電流)のみが放電電流として流れる。放電によ
りキャパシタCPの端子電圧vaは、第2図に示すよう
にしだいに減少する。端子電圧vaが予め設定された電
圧v2よりも小さくなると、コンパレータCM2の出力
は“1”から“0”になる。その結果、フリップフロッ
プFFがリセットされ、出力Qは、“1”から“0”
に、出力は“0”から“1”になる。
出力は、第2図に示す充放電に従って反転し、発振出力
が得られる。
より、放電時にキャパシタCPに流れる放電電流は、抵
抗RGの値で決まる定電流となる。そのため、第3図で
示した従来例のように、放電抵抗を設ける必要がない。
振が可能となる。また、集積回路内に放電抵抗等を設け
るが必要ないため、温度特性にすぐれた発振回路が得ら
れるとともに、集積回路のチップ面積を小さくできる。
り、放電時にキャパシタに流れる放電電流は、発振周波
数調整用の抵抗の値で決まる定電流となるため、放電抵
抗を設ける必要がない。
周波数での発振が可能となる。
路内に放電抵抗等を設けるが必要ないため、温度特性に
すぐれた発振回路が得られるとともに、集積回路のチッ
プ面積を小さくできる。
は第1図の動作を説明するための説明図、第3図は従来
例を示した電気回路図、第4図は第3図の動作を説明す
るための説明図である。 SL……選択回路 MR……カレントミラー回路 RG……抵抗 CP……キャパシタ SW1……第1のスイッチング回路 SW2……第2のスイッチング回路 SW3……第3のスイッチング回路
Claims (1)
- 【請求項1】入力電圧に応じて充電モードまたは放電モ
ードを選択する選択回路と、 放電モードが選択されているときに、基準電流が流れる
基準トランジスタとミラー電流が流れるミラートランジ
スタとからなるカレントミラー回路と、 充電モードが選択されているときに充電電流が流れ、放
電モードが選択されているときに基準電流が流れる抵抗
と、 充電モードが選択されているときに充電電流が流れ、放
電モードが選択されているときにミラー電流が流れ、そ
の両端の電圧が上記選択回路の入力電圧に対応するキャ
パシタと、 充電モードが選択されているときに、上記抵抗と上記キ
ャパシタとに流れる充電電流の経路を形成する第1のス
イッチング回路と、 放電モードが選択されているときに、上記基準トランジ
スタと上記抵抗とに流れる基準電流の経路を形成する第
2のスイッチング回路と、 放電モードが選択されているときに、上記ミラートラン
ジスタと上記キャパシタとに流れるミラー電流の経路を
形成する第3のスイッチング回路と からなる発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1055920A JPH0652860B2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1055920A JPH0652860B2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 発振回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02235427A JPH02235427A (ja) | 1990-09-18 |
JPH0652860B2 true JPH0652860B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=13012545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1055920A Expired - Fee Related JPH0652860B2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652860B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4655347B2 (ja) * | 2000-09-26 | 2011-03-23 | 東芝ライテック株式会社 | 電圧周波数変換回路および点灯装置 |
JP5423095B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2014-02-19 | 株式会社デンソー | 波形生成回路 |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP1055920A patent/JPH0652860B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02235427A (ja) | 1990-09-18 |
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