JPH065270Y2 - 自動車用ドアのトリムパネル構造 - Google Patents

自動車用ドアのトリムパネル構造

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JPH065270Y2
JPH065270Y2 JP1988016020U JP1602088U JPH065270Y2 JP H065270 Y2 JPH065270 Y2 JP H065270Y2 JP 1988016020 U JP1988016020 U JP 1988016020U JP 1602088 U JP1602088 U JP 1602088U JP H065270 Y2 JPH065270 Y2 JP H065270Y2
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JP
Japan
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trim panel
door
panel
harness
instrument
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988016020U
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English (en)
Other versions
JPH01120453U (ja
Inventor
尚広 間々田
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車用ドアのトリムパネル構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
自動車用ドアにおいては、ドアのトリムパネル側に電気
機器を取付け、これをドア本体側に設けた電源に接続す
るようになっており、この結線を容易にかつ確実にする
ために、種々の機構が案出されている(たとえば実開昭
58−39355号公報参照)。
すなわち一般に、トリムパネルにパワーウィンド、パワ
ードアロック、スピーカ等の電気機器を取付けて、それ
ぞれのハーネスをトリムパネルの内面に配線し、これを
ドア本体に設けた電源側のハーネスに接続するようにな
っている。
そしてドア本体側のハーネスとトリムパネル側のハーネ
スとを接続してから、トリムパネルをドア本体に取付け
るようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の取付時には、トリムパネル側のハーネスが見えな
いから、このハーネスが所定の位置に納まっているのか
確認できずに取付けられることがある。その結果、ハー
ネスがドア本体とトリムパネルとの間に挟み込まれて、
トリムパネルの浮き上り、ハーネスの損傷、雑音等を生
じることがあり、これらの防止を図らねばならないとい
う課題があった。
一方、最近の自動車の車室は、インストルメントパネル
および側方ドアのトリムパネル窓肩部の室内側正面を、
両者の合せ部を介してラウンド状に連続形成して、一体
感を出すようにしたものが多い。
しかしこれにより合せ部まわりに、特にトリムパネル窓
肩部の側に形成される突状体の内部には、デッドスペー
スを生じるから、その有効利用を図るべきであるという
課題があった。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、前記の課題を解消する自動車用ドアのトリ
ムパネル構造を提供するようにしたものである。
すなわちインストルメントパネルおよび側方ドアのトリ
ムパネル窓肩部の室内側正面を、両者の合せ部を介して
ラウンド状に連続形成するものにおいて、該トリムパネ
ル窓肩部に、前記インストルメントパネルの室内側正面
に連続するようにして車室内側に突出する突状体が設け
られ、該突状体の合わせ部内に開口する作業孔を設ける
ようにしたものである。
〔作用〕
従来デッドスペースとなっていたトリムパネルの突状体
に作業孔を設け、この孔を通してハーネスを接続するか
ら、スペースが有効に利用されて作業性がよく、またド
ア閉扉時には作業孔が全く隠れるようになるから、室内
の美観を損うことがない。
〔実施例〕
この考案の詳細を、図面に示す実施例について説明する
と、次のようになる。
第1図において、インストルメントパネル2(Fは車体
前方、RHは車体右方を示す)は、上面にメータ3を設
置し、右前方のフロントピラー5を介して、その後方に
右側ドア7が位置する。右側ドア7には、ドア本体とな
るドアパネル8の室内側に、トリムパネル9が取付けて
ある。
インストルメントパネル2と、トリムパネル9のトリム
パネル窓肩部9aとは、合せ部(隙間)12を介して隣
接していて、インストルメントパネル2の室内側正面2
aと、トリムパネル窓肩部9aの室内側正面9bとは、
合せ部12を介して、ラウンド状に連続形成される。従
って特にトリムパネル窓肩部9aの側に、突状体9cが
形成される。
トリムパネル9には、第2図に示すように、アームレス
ト部14にパワーウィンドスィッチ15を設置し、これ
にトリムパネル9の内面にクランプ17で固定したハー
ネス18を接続する。
またトリムパネル9に、ドア開扉ハンドル20、パワー
ドアロック21を設置し、これらにトリムパネル9の内
面にクランプ23で固定したハーネス24を接続する。
さらにトリムパネル9に、スピーカ27を設置し、これ
にトリムパネル9の内面にクランプ28で固定したハー
ネス30を接続する。
これらの電気機器に対して、電源(図示しない)は車体
側に位置され、これに接続するハーネス33は、ドアパ
ネル8(ドア本体)に取付けられる。
この考案は、電気機器側のハーネス18,24,30
と、電源側のハーネス33とを接続するために、トリム
パネル窓肩部9aにおいてインストルメントパネルの室
内側正面に連続するようにして車室内側に突出した突状
体の合わせ部12の内に位置するところに、作業孔9d
を設ける。
すなわちこの作業孔9dのところで、電気機器側のハー
ネス18,24,30を取りまとめて、クランプ36で
ドアパネル8に固定するとともに、これらのハーネスの
先端にコネクタ38を接続し、また電源側のハーネス3
3の先端にコネクタ40を接続するようにする。そして
両方のコネクタ38と40とを、作業孔9dを通して連
結するようにする。
従ってトリムパネル9に、電気機器およびそれぞれのハ
ーネスを固定しておき、このようにしたトリムパネル9
をドアパネル8(ドア本体)に取付けてから、作業孔9
dを通して、電源側のハーネスとの接続作業を行うよう
にしてある。
なお作業孔9dは合せ部12の内に位置するから、ドア
開扉状態にして作業孔9dを通しての作業を行い、ドア
閉扉時には作業孔9dは隠されて車室内からは見られな
い。しかしドア開扉時に体裁を整えるために、作業孔9
dに蓋をするようにしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、前述のようになっていて、側方ドアのトリ
ムパネル窓肩部において、インストルメントパネルの室
内側正面に連続するようにして車室内側に突出する突状
体が設けられ、その突状体の合わせ部の内に作業孔を設
けたものであるから、ドア閉扉時にはこの作業孔が全く
隠れ、室内美観を損うことがない。
そしてこの作業孔によって、ハーネスが所定の位置に納
まっていることが確認できるから、トリムパネルの浮き
上り、ハーネスの損傷、雑音の発生等が防止される。
さらにこの作業孔は、合せ部まわりの突状体に設けられ
るから、デットスペースが有効に利用されて、ハーネス
の連結作業がきわめて容易になる。
またトリムパネルの成形に際して、突状部の形成はもっ
とも困難なところであるが、この作業孔を設けることに
よって成形加工が容易になり、歩留りが向上するととも
に、造形デザインの自由度が大幅に拡大するという利点
がある。
【図面の簡単な説明】 図面はこの考案の実施例を示し、第1図はトリムパネル
窓肩部まわりの斜視図、第2図は第1図A方向から見た
トリムパネルまわりの正面図である。 1……インストルメントパネル、 2a……室内側正面、 7……右側ドア、 9……トリムパネル、 9a……トリムパネル窓肩部、 9b……室内側正面、 9d……作業孔、 12……合せ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インストルメントパネルおよび側方ドアの
    トリムパネル窓肩部の室内側正面を、両者の合わせ部を
    介してラウンド状に連続形成するものにおいて、該トリ
    ムパネル窓肩部に、前記インストルメントパネルの室内
    側正面に連続するようにして車室内側に突出する突状体
    が設けられ、該突状体の合わせ部内に開口する作業孔を
    設けるようにしたことを特徴とする自動車用ドアのトリ
    ムパネル構造。
JP1988016020U 1988-02-09 1988-02-09 自動車用ドアのトリムパネル構造 Expired - Lifetime JPH065270Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01120453U JPH01120453U (ja) 1989-08-15
JPH065270Y2 true JPH065270Y2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588425A (ja) * 1981-07-06 1983-01-18 Nissan Motor Co Ltd 車両用ハ−ネスの配設構造
JPH0246438Y2 (ja) * 1985-09-27 1990-12-07

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JPH01120453U (ja) 1989-08-15

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